TAYAさん、Gガンナーさん、こばゆいの3名と一緒に、ベスト8景品であるプロモカードの《衰滅》をGETしに、お隣の仙台まで遠征に行ってきました。当日は仙台七夕祭りが開催されており、一番町はものすごい人混みでございました。こんな中、俺らはカードゲームをしにいくんや。祭りじゃ祭り。
参加者は21名。スイスドロー5回戦+トップ8によるシングルエリミネーション3回戦。
ちなみに1Rの時間は45分となります。
持ち込んだデッキは「スゥルタイコントロール(最新版)」
●ゲームデーリプレイ
今回から、各ゲームで最も活躍したカードを、Most Valuable Card=MVCとして紹介したいと思います。
1回戦 赤緑:赤緑信心
1本目 : 相手の先攻でゲームスタート。序盤はマナクリーチャーを展開する相手とこちらの除去の差し合いになる。途中で土地が止まった相手を尻目に、徐々に盤面を整えていく。しかしエルフや《クルフィックスの狩猟者》がペチペチとこちらのライフを削り、ライフは12まで落ち込んでいる。ここで、満を持して《黄金牙、タシグル》が戦場に登場。相手のライフは23だが、手札はかなり消耗しており、戦況は良さそう。そして今回メインから投入している《部族養い》が10点ライフを戻して、ライフは23-22に。これで即死の可能性は無くなった。タシグルさんがそのまま殴り続け、ゲームを決めた。1-0
サイドボード : IN 《思考囲い》1枚、《龍王シルムガル》2枚、《軽蔑的な一撃》1枚。OUT 《棲み家の防御者》3枚、《部族養い》1枚
2本目 : マナクリーチャーの展開から、《クルフィックスの狩猟者》。こちらは手札にある《衰滅》を4ターン目に合わせていきたいプラン。しかしやはり先に《囁きの森の精霊》を置かれる。これは非常にマズイ展開。少し考えて、しょうがなく《衰滅》をプレイ。予示クリーチャーが場に3体残り、次のターンにこちらのライフ6点削る。ライフ19→13。こちらはブロッカーを用意して対応するが、次のターンにブロック後、相討ちかと思いきや、予示から現れたのはなんと《龍王アタルカ》。ここに用意していた《英雄の破滅》を当てるも、なぜか戦闘後に打ってしまい、あげくトランプルであることを忘れており、無駄な5点を受けてしまう。残りライフが8になり、しかし何とか不利な局面を盛り返せそうなところに飛んできたのが、全力で放たれた《火口の爪》。甘いプレイをした罰と言わんばかりに、無情にも残るライフをちょうど0にするのだった。1-1
3本目 : ようやく先手スタート。相手方はマリガンスタートとなる。そこへ《思考囲い》で《歓楽者ゼナゴス》を落とすと、今度は完全にこちらのペースで試合が進む。予定通りに淡々と除去を当てていく。《黄金牙、タシグル》と《アンデッドの大臣、シディシ》が着地し、相手の生物は《軽蔑的な一撃》でシャットアウト。そのままライフを削り切った。2-1
MVCは《胆汁病》。ファッティを連打する相手には不要なカードのように思えますが、土地事故気味な相手のマナクリーチャーを落とす役割は極めて重要だったと思います。
2回戦 白黒緑:アブザンラリー
1本目。相手のデッキは3ターン目からスローな立ち上がりを見せるアブザン。いくつか特徴的なクリーチャーが見え、アブザンラリーであることがわかる。こちらは手札が芳しくなく、カウンター呪文を引けずにいると、案の定《先祖の結集》が飛んできてゲームは終局するのであった。0-1
サイドボード : IN 《思考囲い》1枚、《軽蔑的な一撃》1枚、《否認》2枚、《悪夢の織り手、アショク》2枚。OUT 《胆汁病》3枚、《部族養い》1枚、《頂点捕食者、ガラク》1枚、《精霊龍、ウギン》1枚。
2本目 : 雑なタイミングで《先祖の結集》をプレイする相手に《否認》を合わせた返しのターンに《思考囲い》。手札にあったもう1枚の《先祖の結集》が明らかになり、「ピャー!!」と言わせることに成功する。しかしこちらも《軽蔑的な一撃》があるだけで、手札は心もとない。《包囲サイ》、《アスフォデルの灰色商人》と連打する相手に、こちらは引いた除去で対処していくが、《軽蔑的な一撃》だけはお守りとして死守。残りライフは8まで減少する。ライフは8-30。ここで登場したのが《悪夢の織り手、アショク》。+2能力で落とされたのは、なんと2枚の《先祖の結集》。再び「ピャー!!」と言わせることに成功する。1-1
3本目 : 相手の《サテュロスの道探し》が淡々と殴り続け、こちらのライフが1ずつ減少する。ここで《黄金牙、タシグル》が登場。相手の引きが思わしくないうちに殴り切りたいところ。《棲み家の防御者》を戦線に加え、ライフを落とし込む。《思考囲い》に対応して苦し紛れに放たれた《先祖の結集》に、カウンターを当てたところで決着。2-1
コンボデッキに強いのは、いつの時代でも青だった。今でもそれを信じている。
MVCは《軽蔑的な一撃》。《包囲サイ》《アスフォデルの灰色商人》《先祖の結集》それぞれに対応できるカウンターは非常に心強いカードだった。
3回戦 白青黒緑:4色シディシウィップ
1本目 : 相手の《サテュロスの道探し》からスタート。アブザンコントロールを想定したこちらの予想とは裏腹、《思考囲い》から明かされた手札には、《エレボスの鞭》、《血の暴君、シディシ》、《ドロモカの命令》、《包囲サイ》。「ウィップダー!」と心の中の叫ぶ。少し悩んでからシディシ君を落とし、その代わりに《包囲サイ》がこちらのライフを削る。残り9まで落ち込んだところで、2体目の《包囲サイ》に対応するのは、メイン採用で地味に活躍する《部族養い》。ライフを11残す。精神的に助かる。相手の《エレボスの鞭》には準備していた《スゥルタイの魔除け》をあわせ、仕事をさせない。それから場は《ヴリンの神童、ジェイス》と《棲み家の防衛者》が強固なロック体制を築き上げ、ライフを25点残したまま相手は投了を宣言した。変身待ちジェイス君に《英雄の破滅》を撃つなどの相手のミスプもあったのが大きかった。1-0
サイドボード : IN 《思考囲い》1枚、《軽蔑的な一撃》1枚、《否認》2枚、《悪夢の織り手、アショク》2枚、《自然に帰れ》1枚。OUT 《胆汁病》3枚、《部族養い》1枚、《衰滅》3枚。
2本目 : 相手の《思考囲い》からゲームは動き出す。公開されたこちらの手札には、《棲み家の防御者》、《否認》、《サテュロスの道探し》と残りは土地。選ばれたのは《棲み家の防御者》だったが、個人的には《否認》を落とされたほうが状況が悪かった。以後、少しずつライフを削ってはいくものの、引きに恵まれないようで渋い顔の相手。こちらのライフは13まで減っているが、盤面に《黄金牙、タシグル》が登場して状況は一変。タシグルの能力が次々と有効牌を拾い上げ、ゲームは完全に決した。2-0
MVCは《黄金牙、タシグル》。2ゲーム目のタシグルさんがあまりに強すぎた。
なんとか3連勝で、ベスト8がほぼ確定する。あとは2回握手するだけである。
4回戦 白青赤:ジェスカイバーン (こばゆい)
こばゆい が あらわれた。
こばゆい は トスしてほしそうなめで こちらをみている。
かちを ゆずりますか ?
▷はい
いいえ
2勝1敗で困っている後輩に勝ち星を譲らざるを得ないのが先輩というものである。
5回戦 ID
握手して終了。10ポイントで4位抜け。正直なところ、スロースタートなデッキであるので、少しでも順位を上げておきたかった。まぁ、止む無しである。
ここからはデッキリストの提出が必要になるようで、自分で書いた、スゥルタイコントロール(最新版)のリストをそのまま書いて提出。FNM結果の下部に記載したものそのままですが、提出リストをここで掲載しておきます。
●スゥルタイコントロール(最新版)
SE 1回戦 白青赤:ジェスカイバーン (こばゆい)
結局、SEで当たるオチ。さきほどの恩などそっちのけで襲い掛かってくる元気な後輩。これは勝たねばならぬ。マッチアップ的には厳しいが、2戦目以降は自信がある。
デッキシートを交換するが、雑すぎて全く読めない。相手に読ませる文字は、丁寧に書こうね。
1本目 : 順位差でこちらの先手で始まったゲーム。《僧院の速槍》や《カマキリの乗り手》を走らせてくる動きに対して、きっちりと除去を合わせて丁寧に対応していく。相手の手札には火力がたまっているのだろう。こちらのライフが12まで減少したところで、《部族養い》。これがメイン採用の強さだ、と言って叩きつけ、ライフを17まで戻す。ここからはライフを火力で詰めにくるバーンプランの相手に対し、《精霊龍、ウギン》が+2能力で3点火力砲台となって攻める。この忠誠値が10を超えれば、奥義によりライフを大幅に回復することができる。忠誠値がたまるのが先か、ライフが0になるのが先か、といった戦いは、1枚のカウンター呪文によって解消されるのであった。1-0
サイドボード : IN 《部族養い》3枚、《否認》2枚、《護法の宝珠》1枚。OUT 《思考囲い》2枚、《軽蔑的な一撃》1枚、《解消》2枚、《精霊龍、ウギン》1枚。
2本目 : 2ターン目に展開した《ケラル砦の修道院長》と火力呪文で積極的にライフを削る相手。《カマキリの乗り手》には除去をあわせたが、ガリガリと音を立てて減り続けるライフ。壁をつくるこちらの動きには、《紅蓮の達人チャンドラ》でブレイクスルー。ライフは10⇒5まで落ち込む。こちらの6ターン目、フェッチを切ってから《英雄の破滅》で《紅蓮の達人チャンドラ》を落とし、墓地を5枚にして《黄金牙、タシグル》を1マナ+探査で召喚。残り2マナで《部族養い》をキャスト。3ムーブでライフを14まで戻す。これでだいぶ場は落ち着いたが、《黄金牙、タシグル》を《ジェスカイの魔除け》でバウンスするという可能性を警戒して、2枚目の《部族養い》を気軽に撃てない。3枚目となる《部族養い》を山札から手にしたところで、思い切ってプレイすると、対応するカードはない模様。これでライフは安全圏を大きく上回り、もう1発プレイして10⇒20⇒30。暴力的な回復力に守られ、勝負は決した。2-0
赤単対策はかなり徹底しておいたので、これが嵌る結果となった。
MVCはもちろん《部族養い》。バーンに対しては、異常な強さだと思う。
SE 2回戦 白:白信心
デッキシートを見て3秒で把握。この手のデッキはよく知っている。白信心である。
1本目 : 思考囲いで覗いた相手の手札には、《徴税の大天使》、《太陽の勇者、エルズペス》、《ヘリオッドの指図》。こちらの手札には除去がなく、かなり心許ない。ここは《徴税の大天使》を選択し、このあとの引きに賭けることにする。しかし、ここからめくってもめくっても土地。そのうち、エルズペスがなんなく着地し、3/3サイズになった兵士トークン3体に殴られて試合は決した。0-1
サイドボード : IN 《否認》2枚、《軽蔑的な一撃》1枚、《自然に帰れ》1枚、《悪性の疫病》2枚、《龍王シルムガル》1枚。OUT 《部族養い》1枚、《胆汁病》2枚、 《衰滅》2枚、《ヴリンの神童、ジェイス》1枚。61枚デッキにする。
2本目 : 《絹包み》でジェイス君を封じ、《ヘリオッドの槍》でこちらの動きを牽制する相手に対し、こちらは《悪性の疫病》でトークンに対策を打つ。《徴税の大天使》に《英雄の破滅》をあわせ、返しのターンで《アンデッドの大臣、シディシ》を召喚してライフを詰めにかかるこちらの動きに対して、《ヘリオッドの指図》でトークンを死なない水準まで引き上げてくる。シディシがライフを12まで減らしたところで、いよいよ《見えざるものの熟達》と《太陽の勇者、エルズペス》が戦場に登場し、場を制圧にかかる相手。こちらは《アンデッドの大臣、シディシ》で攻撃。これを2/2兵士トークン3体でブロックする相手だが、接死の能力を忘れていたようで3体討ち取ることに成功する。墓地に送られたシディシを《棲み家の防衛者》で手札に戻す。ここから難しいのが、《アンデッドの大臣、シディシ》で、山札から何を持ってくるか、というところ。《スゥルタイの魔除け》で《ヘリオッドの指図》を割ればエルズペスの呼ぶトークンを壊滅させられるが、奥義に到達されてはひとたまりもない。《龍王シルムガル》でエルズペスのコントロールを奪えば強そうだが、相手の布陣のほうが強すぎて守り切れない。《衰滅》もただの一時しのぎでしかない。ここで心に決めた1枚が、《自然に帰れ》。これにより相手は一気に場のパーマネントを3枚失い、ジェイスくんが場に戻ってくる。エルズペスがトークンを呼ぶが、次のターンにジェイスが変身し、これに《英雄の破滅》。相手の場に残ったのは予示クリーチャーと3体の1/1兵士トークンだが、トークンをウギンで処理され、相手は万事休す。1-1
《自然に帰れ》は星座やハサミ対策に取っていたカードだが、白信心対策としても威力を発揮することは計算済み(自分で白信心デッキを調整していたので)。それを《アンデッドの大臣、シディシ》でサーチできたのは、このデッキだからできた勝ち筋だと思う。
3本目 : 動きが鈍い相手に対して《思考囲い》スタート。《払拭の光》2枚と《太陽の神、ヘリオッド》、《太陽の勇者、エルズペス》という手札が明かされる。ここは《太陽の神、ヘリオッド》を選択。こんなのに仕事をされた日にはひとたまりもない。こちらは《解消》で相手のカードを打ち消し、《棲み家の防御者》を変異で召喚、更に《解消》を手札に戻しては打ち消し、《棲み家の防御者》2体目を変異で召喚というループを形成。1ターンに複数の動きをつくれない相手は、静かに投了を宣言した。2-1
白信心という意外なデッキが相手だったが、同様のデッキを調整し続けていたおかげで、対処は比較的しっかりできたと思う。MVCは《自然に帰れ》。この1枚で勝てたといっても過言ではない。
SE 決勝戦 赤緑:グルールドラゴン
デッキシートを見て思ったのは、ドラゴンかっこいい、ということ。《雷破の執政》4枚、《嵐の息吹のドラゴン》4枚。実に潔い構成である。気になったのは、2枚ほど取られていた《レインジャーの悪知恵》。こういうカードに最大限の注意が必要であると思う。
1本目 : 相手の先手で開幕。こちらは《思考囲い》などから《黄金牙、タシグル》を高速で着地させることに成功する。非常に速いゲーム展開で、《雷破の執政》、《嵐の息吹のドラゴン》と攻撃し、こちらの残りライフも7まで落ち込む。際どいライフレースとなるが、最後にはツモ勝ちした相手の勝利。セットランド、《嵐の息吹のドラゴン》と《乱撃斬》で手札をちょうど使い切り、《エルフの神秘家》とともにこちらのライフをちょうど0に落とし込んだ。0-1
サイドボード : IN 《軽蔑的な一撃》1枚、《龍王シルムガル》2枚、《部族養い》2枚。OUT 《頂点捕食者、ガラク》1枚、《胆汁病》3枚、《棲み家の防御者》1枚。
2本目 : 相手側の土地が止まり気味なうちに着実に試合を展開し、《雷破の執政》の除去の際に3点のダメージを受ける以外、ほぼ完璧な試合展開。あっという間に試合は決した。1-1
3本目 : 2枚で土地が詰まる相手のマナクリーチャーに除去を当てながら、《ヴリンの神童、ジェイス》が変身して場を有利にする。対する相手は《歓楽者ゼナゴス》を展開。これには《英雄の破滅》を当てて対処するが、サテュロストークンが場に残る。こちらは《龍王シルムガル》を展開させ、選んだターゲットは《エルフの神秘家》。ライフを詰めに行きながら相手のマナを縛りに行くプラン。更に《部族養い》を使って落ち込んだライフを7⇒12に回復。更に再び8まで落ち込んだライフを13に回復。ジェイスの-3能力で18まで回復し、ライフを安全圏まで持ってきた。ここでプレイミスがあったのが、エルフをジェイスの盾にしながらシルムガルで殴っていくが、《火口の爪》がシルムガルを除去し、ブロッカーがいなくなったところで、忠誠値2まで下がっていたジェイス君が除去されてしまう。完全な油断であった。どうせなら《時を越えた探索》をフラッシュバックしておくべきだったのだ。一進一退の攻防が続き、お互いの手札が尽きて、トップ勝負になる。《頂点捕食者、ガラク》をサイドアウトしなければ、ここで引けていたかもしれない。2枚目の《龍王シルムガル》が相手のクリーチャーを奪って勝ちが近づくが、相手もドラゴンを展開してギリギリのライフレースになる。ここで登場したのが、《ガイアの復讐者》。しかしこちらのシルムガルは接死をもっており、まだ対処できる。そこから2枚目の《ガイアの復讐者》。これで完全に勝利の天秤は相手に傾いたのであった。1-2
細かいところで判断ミスがあったな、と思うのが反省点。プレイでは、特に3戦目はジェイスを生かすことができたはずで、そこで落とされたのが敗因だと思う。あとはサイドボードミス。今ならおそらくこういうサイドボードにしたと思う。
IN 《軽蔑的な一撃》1枚、《龍王シルムガル》2枚、《部族養い》1枚。
OUT 《胆汁病》3枚、《精霊龍、ウギン》1枚。
大差ないんだけれど、こういうところで勝敗の差が出る。俺もまだまだお下手なんや。練習あるのみやな。
●結果
予選スイスラウンド3勝1トス1分、決勝SEラウンド2勝1敗で準優勝。
もらった2パックから、リリアナさんがこんにちはしたので、よしとしましょう。
●感想
前日のFNMでの3勝1敗に続き、今回のゲームデーも5勝1敗1分ということで、十分結果を残せたかな、と思います。それもこれも、スゥルタイコントロールの可能性を追い続け、調整し続けた結果。調整の記録は日記のほうを見ていただければと思います。
今回のデッキレシピで変更点があるとすれば、《軽蔑的な一撃》をメインに入れ直し、61枚のデッキにするかな、という感じです。空いたサイドの1スロットには、ハサミ対策に《帰化》のような、2マナでアーティファクトとエンチャントに対応できるカードを1枚取りたいですね。デッキを60枚に絞るのはなかなか難しいです。参ったね。
明日のゲームデー2日目は、ちょっと使ってみたかったジェスカイテンポのレシピをそのまま持ち込んでみようかと思います。
参加者は21名。スイスドロー5回戦+トップ8によるシングルエリミネーション3回戦。
ちなみに1Rの時間は45分となります。
持ち込んだデッキは「スゥルタイコントロール(最新版)」
●ゲームデーリプレイ
今回から、各ゲームで最も活躍したカードを、Most Valuable Card=MVCとして紹介したいと思います。
1回戦 赤緑:赤緑信心
1本目 : 相手の先攻でゲームスタート。序盤はマナクリーチャーを展開する相手とこちらの除去の差し合いになる。途中で土地が止まった相手を尻目に、徐々に盤面を整えていく。しかしエルフや《クルフィックスの狩猟者》がペチペチとこちらのライフを削り、ライフは12まで落ち込んでいる。ここで、満を持して《黄金牙、タシグル》が戦場に登場。相手のライフは23だが、手札はかなり消耗しており、戦況は良さそう。そして今回メインから投入している《部族養い》が10点ライフを戻して、ライフは23-22に。これで即死の可能性は無くなった。タシグルさんがそのまま殴り続け、ゲームを決めた。1-0
サイドボード : IN 《思考囲い》1枚、《龍王シルムガル》2枚、《軽蔑的な一撃》1枚。OUT 《棲み家の防御者》3枚、《部族養い》1枚
2本目 : マナクリーチャーの展開から、《クルフィックスの狩猟者》。こちらは手札にある《衰滅》を4ターン目に合わせていきたいプラン。しかしやはり先に《囁きの森の精霊》を置かれる。これは非常にマズイ展開。少し考えて、しょうがなく《衰滅》をプレイ。予示クリーチャーが場に3体残り、次のターンにこちらのライフ6点削る。ライフ19→13。こちらはブロッカーを用意して対応するが、次のターンにブロック後、相討ちかと思いきや、予示から現れたのはなんと《龍王アタルカ》。ここに用意していた《英雄の破滅》を当てるも、なぜか戦闘後に打ってしまい、あげくトランプルであることを忘れており、無駄な5点を受けてしまう。残りライフが8になり、しかし何とか不利な局面を盛り返せそうなところに飛んできたのが、全力で放たれた《火口の爪》。甘いプレイをした罰と言わんばかりに、無情にも残るライフをちょうど0にするのだった。1-1
3本目 : ようやく先手スタート。相手方はマリガンスタートとなる。そこへ《思考囲い》で《歓楽者ゼナゴス》を落とすと、今度は完全にこちらのペースで試合が進む。予定通りに淡々と除去を当てていく。《黄金牙、タシグル》と《アンデッドの大臣、シディシ》が着地し、相手の生物は《軽蔑的な一撃》でシャットアウト。そのままライフを削り切った。2-1
MVCは《胆汁病》。ファッティを連打する相手には不要なカードのように思えますが、土地事故気味な相手のマナクリーチャーを落とす役割は極めて重要だったと思います。
2回戦 白黒緑:アブザンラリー
1本目。相手のデッキは3ターン目からスローな立ち上がりを見せるアブザン。いくつか特徴的なクリーチャーが見え、アブザンラリーであることがわかる。こちらは手札が芳しくなく、カウンター呪文を引けずにいると、案の定《先祖の結集》が飛んできてゲームは終局するのであった。0-1
サイドボード : IN 《思考囲い》1枚、《軽蔑的な一撃》1枚、《否認》2枚、《悪夢の織り手、アショク》2枚。OUT 《胆汁病》3枚、《部族養い》1枚、《頂点捕食者、ガラク》1枚、《精霊龍、ウギン》1枚。
2本目 : 雑なタイミングで《先祖の結集》をプレイする相手に《否認》を合わせた返しのターンに《思考囲い》。手札にあったもう1枚の《先祖の結集》が明らかになり、「ピャー!!」と言わせることに成功する。しかしこちらも《軽蔑的な一撃》があるだけで、手札は心もとない。《包囲サイ》、《アスフォデルの灰色商人》と連打する相手に、こちらは引いた除去で対処していくが、《軽蔑的な一撃》だけはお守りとして死守。残りライフは8まで減少する。ライフは8-30。ここで登場したのが《悪夢の織り手、アショク》。+2能力で落とされたのは、なんと2枚の《先祖の結集》。再び「ピャー!!」と言わせることに成功する。1-1
3本目 : 相手の《サテュロスの道探し》が淡々と殴り続け、こちらのライフが1ずつ減少する。ここで《黄金牙、タシグル》が登場。相手の引きが思わしくないうちに殴り切りたいところ。《棲み家の防御者》を戦線に加え、ライフを落とし込む。《思考囲い》に対応して苦し紛れに放たれた《先祖の結集》に、カウンターを当てたところで決着。2-1
コンボデッキに強いのは、いつの時代でも青だった。今でもそれを信じている。
MVCは《軽蔑的な一撃》。《包囲サイ》《アスフォデルの灰色商人》《先祖の結集》それぞれに対応できるカウンターは非常に心強いカードだった。
3回戦 白青黒緑:4色シディシウィップ
1本目 : 相手の《サテュロスの道探し》からスタート。アブザンコントロールを想定したこちらの予想とは裏腹、《思考囲い》から明かされた手札には、《エレボスの鞭》、《血の暴君、シディシ》、《ドロモカの命令》、《包囲サイ》。「ウィップダー!」と心の中の叫ぶ。少し悩んでからシディシ君を落とし、その代わりに《包囲サイ》がこちらのライフを削る。残り9まで落ち込んだところで、2体目の《包囲サイ》に対応するのは、メイン採用で地味に活躍する《部族養い》。ライフを11残す。精神的に助かる。相手の《エレボスの鞭》には準備していた《スゥルタイの魔除け》をあわせ、仕事をさせない。それから場は《ヴリンの神童、ジェイス》と《棲み家の防衛者》が強固なロック体制を築き上げ、ライフを25点残したまま相手は投了を宣言した。変身待ちジェイス君に《英雄の破滅》を撃つなどの相手のミスプもあったのが大きかった。1-0
サイドボード : IN 《思考囲い》1枚、《軽蔑的な一撃》1枚、《否認》2枚、《悪夢の織り手、アショク》2枚、《自然に帰れ》1枚。OUT 《胆汁病》3枚、《部族養い》1枚、《衰滅》3枚。
2本目 : 相手の《思考囲い》からゲームは動き出す。公開されたこちらの手札には、《棲み家の防御者》、《否認》、《サテュロスの道探し》と残りは土地。選ばれたのは《棲み家の防御者》だったが、個人的には《否認》を落とされたほうが状況が悪かった。以後、少しずつライフを削ってはいくものの、引きに恵まれないようで渋い顔の相手。こちらのライフは13まで減っているが、盤面に《黄金牙、タシグル》が登場して状況は一変。タシグルの能力が次々と有効牌を拾い上げ、ゲームは完全に決した。2-0
MVCは《黄金牙、タシグル》。2ゲーム目のタシグルさんがあまりに強すぎた。
なんとか3連勝で、ベスト8がほぼ確定する。あとは2回握手するだけである。
4回戦 白青赤:ジェスカイバーン (こばゆい)
こばゆい が あらわれた。
こばゆい は トスしてほしそうなめで こちらをみている。
かちを ゆずりますか ?
▷はい
いいえ
2勝1敗で困っている後輩に勝ち星を譲らざるを得ないのが先輩というものである。
5回戦 ID
握手して終了。10ポイントで4位抜け。正直なところ、スロースタートなデッキであるので、少しでも順位を上げておきたかった。まぁ、止む無しである。
ここからはデッキリストの提出が必要になるようで、自分で書いた、スゥルタイコントロール(最新版)のリストをそのまま書いて提出。FNM結果の下部に記載したものそのままですが、提出リストをここで掲載しておきます。
●スゥルタイコントロール(最新版)
<メインボード>
3 : 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
3 : 《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
3 : 《棲み家の防御者/Den Protector》
2 : 《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
1 : 《アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier》
12 creatures
2 : 《思考囲い/Thoughtseize》
3 : 《胆汁病/Bile Blight》
1 : 《部族養い/Feed the Clan》
1 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2 : 《解消/Dissolve》
3 : 《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
2 : 《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》
3 : 《衰滅/Languish》
4 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
1 : 《頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator》
1 : 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
23 other spells
2 : 《島/Island》
2 : 《沼/Swamp》
4 : 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 : 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
2 : 《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4 : 《華やかな宮殿/Opulent Palace》
3 : 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
3 : 《疾病の神殿/Temple of Malady》
2 : 《神秘の神殿/Temple of Mystery》
1 : 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
25 lands
<サイドボード>
3 : 《部族養い/Feed the Clan》
2 : 《否認/Negate》
1 : 《思考囲い/Thoughtseize》
1 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 : 《護法の宝珠/Orbs of Warding》
1 : 《自然に帰れ/Back to Nature》
2 : 《悪性の疫病/Virulent Plague》
2 : 《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》
2 : 《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
15 sideboard cards
SE 1回戦 白青赤:ジェスカイバーン (こばゆい)
結局、SEで当たるオチ。さきほどの恩などそっちのけで襲い掛かってくる元気な後輩。これは勝たねばならぬ。マッチアップ的には厳しいが、2戦目以降は自信がある。
デッキシートを交換するが、雑すぎて全く読めない。相手に読ませる文字は、丁寧に書こうね。
1本目 : 順位差でこちらの先手で始まったゲーム。《僧院の速槍》や《カマキリの乗り手》を走らせてくる動きに対して、きっちりと除去を合わせて丁寧に対応していく。相手の手札には火力がたまっているのだろう。こちらのライフが12まで減少したところで、《部族養い》。これがメイン採用の強さだ、と言って叩きつけ、ライフを17まで戻す。ここからはライフを火力で詰めにくるバーンプランの相手に対し、《精霊龍、ウギン》が+2能力で3点火力砲台となって攻める。この忠誠値が10を超えれば、奥義によりライフを大幅に回復することができる。忠誠値がたまるのが先か、ライフが0になるのが先か、といった戦いは、1枚のカウンター呪文によって解消されるのであった。1-0
サイドボード : IN 《部族養い》3枚、《否認》2枚、《護法の宝珠》1枚。OUT 《思考囲い》2枚、《軽蔑的な一撃》1枚、《解消》2枚、《精霊龍、ウギン》1枚。
2本目 : 2ターン目に展開した《ケラル砦の修道院長》と火力呪文で積極的にライフを削る相手。《カマキリの乗り手》には除去をあわせたが、ガリガリと音を立てて減り続けるライフ。壁をつくるこちらの動きには、《紅蓮の達人チャンドラ》でブレイクスルー。ライフは10⇒5まで落ち込む。こちらの6ターン目、フェッチを切ってから《英雄の破滅》で《紅蓮の達人チャンドラ》を落とし、墓地を5枚にして《黄金牙、タシグル》を1マナ+探査で召喚。残り2マナで《部族養い》をキャスト。3ムーブでライフを14まで戻す。これでだいぶ場は落ち着いたが、《黄金牙、タシグル》を《ジェスカイの魔除け》でバウンスするという可能性を警戒して、2枚目の《部族養い》を気軽に撃てない。3枚目となる《部族養い》を山札から手にしたところで、思い切ってプレイすると、対応するカードはない模様。これでライフは安全圏を大きく上回り、もう1発プレイして10⇒20⇒30。暴力的な回復力に守られ、勝負は決した。2-0
赤単対策はかなり徹底しておいたので、これが嵌る結果となった。
MVCはもちろん《部族養い》。バーンに対しては、異常な強さだと思う。
SE 2回戦 白:白信心
デッキシートを見て3秒で把握。この手のデッキはよく知っている。白信心である。
1本目 : 思考囲いで覗いた相手の手札には、《徴税の大天使》、《太陽の勇者、エルズペス》、《ヘリオッドの指図》。こちらの手札には除去がなく、かなり心許ない。ここは《徴税の大天使》を選択し、このあとの引きに賭けることにする。しかし、ここからめくってもめくっても土地。そのうち、エルズペスがなんなく着地し、3/3サイズになった兵士トークン3体に殴られて試合は決した。0-1
サイドボード : IN 《否認》2枚、《軽蔑的な一撃》1枚、《自然に帰れ》1枚、《悪性の疫病》2枚、《龍王シルムガル》1枚。OUT 《部族養い》1枚、《胆汁病》2枚、 《衰滅》2枚、《ヴリンの神童、ジェイス》1枚。61枚デッキにする。
2本目 : 《絹包み》でジェイス君を封じ、《ヘリオッドの槍》でこちらの動きを牽制する相手に対し、こちらは《悪性の疫病》でトークンに対策を打つ。《徴税の大天使》に《英雄の破滅》をあわせ、返しのターンで《アンデッドの大臣、シディシ》を召喚してライフを詰めにかかるこちらの動きに対して、《ヘリオッドの指図》でトークンを死なない水準まで引き上げてくる。シディシがライフを12まで減らしたところで、いよいよ《見えざるものの熟達》と《太陽の勇者、エルズペス》が戦場に登場し、場を制圧にかかる相手。こちらは《アンデッドの大臣、シディシ》で攻撃。これを2/2兵士トークン3体でブロックする相手だが、接死の能力を忘れていたようで3体討ち取ることに成功する。墓地に送られたシディシを《棲み家の防衛者》で手札に戻す。ここから難しいのが、《アンデッドの大臣、シディシ》で、山札から何を持ってくるか、というところ。《スゥルタイの魔除け》で《ヘリオッドの指図》を割ればエルズペスの呼ぶトークンを壊滅させられるが、奥義に到達されてはひとたまりもない。《龍王シルムガル》でエルズペスのコントロールを奪えば強そうだが、相手の布陣のほうが強すぎて守り切れない。《衰滅》もただの一時しのぎでしかない。ここで心に決めた1枚が、《自然に帰れ》。これにより相手は一気に場のパーマネントを3枚失い、ジェイスくんが場に戻ってくる。エルズペスがトークンを呼ぶが、次のターンにジェイスが変身し、これに《英雄の破滅》。相手の場に残ったのは予示クリーチャーと3体の1/1兵士トークンだが、トークンをウギンで処理され、相手は万事休す。1-1
《自然に帰れ》は星座やハサミ対策に取っていたカードだが、白信心対策としても威力を発揮することは計算済み(自分で白信心デッキを調整していたので)。それを《アンデッドの大臣、シディシ》でサーチできたのは、このデッキだからできた勝ち筋だと思う。
3本目 : 動きが鈍い相手に対して《思考囲い》スタート。《払拭の光》2枚と《太陽の神、ヘリオッド》、《太陽の勇者、エルズペス》という手札が明かされる。ここは《太陽の神、ヘリオッド》を選択。こんなのに仕事をされた日にはひとたまりもない。こちらは《解消》で相手のカードを打ち消し、《棲み家の防御者》を変異で召喚、更に《解消》を手札に戻しては打ち消し、《棲み家の防御者》2体目を変異で召喚というループを形成。1ターンに複数の動きをつくれない相手は、静かに投了を宣言した。2-1
白信心という意外なデッキが相手だったが、同様のデッキを調整し続けていたおかげで、対処は比較的しっかりできたと思う。MVCは《自然に帰れ》。この1枚で勝てたといっても過言ではない。
SE 決勝戦 赤緑:グルールドラゴン
デッキシートを見て思ったのは、ドラゴンかっこいい、ということ。《雷破の執政》4枚、《嵐の息吹のドラゴン》4枚。実に潔い構成である。気になったのは、2枚ほど取られていた《レインジャーの悪知恵》。こういうカードに最大限の注意が必要であると思う。
1本目 : 相手の先手で開幕。こちらは《思考囲い》などから《黄金牙、タシグル》を高速で着地させることに成功する。非常に速いゲーム展開で、《雷破の執政》、《嵐の息吹のドラゴン》と攻撃し、こちらの残りライフも7まで落ち込む。際どいライフレースとなるが、最後にはツモ勝ちした相手の勝利。セットランド、《嵐の息吹のドラゴン》と《乱撃斬》で手札をちょうど使い切り、《エルフの神秘家》とともにこちらのライフをちょうど0に落とし込んだ。0-1
サイドボード : IN 《軽蔑的な一撃》1枚、《龍王シルムガル》2枚、《部族養い》2枚。OUT 《頂点捕食者、ガラク》1枚、《胆汁病》3枚、《棲み家の防御者》1枚。
2本目 : 相手側の土地が止まり気味なうちに着実に試合を展開し、《雷破の執政》の除去の際に3点のダメージを受ける以外、ほぼ完璧な試合展開。あっという間に試合は決した。1-1
3本目 : 2枚で土地が詰まる相手のマナクリーチャーに除去を当てながら、《ヴリンの神童、ジェイス》が変身して場を有利にする。対する相手は《歓楽者ゼナゴス》を展開。これには《英雄の破滅》を当てて対処するが、サテュロストークンが場に残る。こちらは《龍王シルムガル》を展開させ、選んだターゲットは《エルフの神秘家》。ライフを詰めに行きながら相手のマナを縛りに行くプラン。更に《部族養い》を使って落ち込んだライフを7⇒12に回復。更に再び8まで落ち込んだライフを13に回復。ジェイスの-3能力で18まで回復し、ライフを安全圏まで持ってきた。ここでプレイミスがあったのが、エルフをジェイスの盾にしながらシルムガルで殴っていくが、《火口の爪》がシルムガルを除去し、ブロッカーがいなくなったところで、忠誠値2まで下がっていたジェイス君が除去されてしまう。完全な油断であった。どうせなら《時を越えた探索》をフラッシュバックしておくべきだったのだ。一進一退の攻防が続き、お互いの手札が尽きて、トップ勝負になる。《頂点捕食者、ガラク》をサイドアウトしなければ、ここで引けていたかもしれない。2枚目の《龍王シルムガル》が相手のクリーチャーを奪って勝ちが近づくが、相手もドラゴンを展開してギリギリのライフレースになる。ここで登場したのが、《ガイアの復讐者》。しかしこちらのシルムガルは接死をもっており、まだ対処できる。そこから2枚目の《ガイアの復讐者》。これで完全に勝利の天秤は相手に傾いたのであった。1-2
細かいところで判断ミスがあったな、と思うのが反省点。プレイでは、特に3戦目はジェイスを生かすことができたはずで、そこで落とされたのが敗因だと思う。あとはサイドボードミス。今ならおそらくこういうサイドボードにしたと思う。
IN 《軽蔑的な一撃》1枚、《龍王シルムガル》2枚、《部族養い》1枚。
OUT 《胆汁病》3枚、《精霊龍、ウギン》1枚。
大差ないんだけれど、こういうところで勝敗の差が出る。俺もまだまだお下手なんや。練習あるのみやな。
●結果
予選スイスラウンド3勝1トス1分、決勝SEラウンド2勝1敗で準優勝。
もらった2パックから、リリアナさんがこんにちはしたので、よしとしましょう。
●感想
前日のFNMでの3勝1敗に続き、今回のゲームデーも5勝1敗1分ということで、十分結果を残せたかな、と思います。それもこれも、スゥルタイコントロールの可能性を追い続け、調整し続けた結果。調整の記録は日記のほうを見ていただければと思います。
今回のデッキレシピで変更点があるとすれば、《軽蔑的な一撃》をメインに入れ直し、61枚のデッキにするかな、という感じです。空いたサイドの1スロットには、ハサミ対策に《帰化》のような、2マナでアーティファクトとエンチャントに対応できるカードを1枚取りたいですね。デッキを60枚に絞るのはなかなか難しいです。参ったね。
明日のゲームデー2日目は、ちょっと使ってみたかったジェスカイテンポのレシピをそのまま持ち込んでみようかと思います。
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