参加者16名、予選スイスドロー4回戦+決勝SE2回戦です。

前日のゲームデーで準優勝という結果を残したデッキをこばゆいに渡し、自分は手持ちで作れる赤単かジェスカイを使うことにしよう。で、まだゲームデーで勝負に出るには不安要素が大きいオリジナルのジェスカイコントロールはFNMにとっておくとして、今回はプロツアーで結果を残していたジェスカイミッドレンジを使ってみることにしました。レシピは比較的自分好みのものだったので、どこかの機会で使ってみたかったのです。サイドボードだけちょっとアレンジして、以下のようなレシピで乗り込みました。

●ジェスカイミッドレンジ (お試し版)

4 : 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
4 : 《魂火の大導師/Soulfire Grand Master》
4 : 《カマキリの乗り手/Mantis Rider》
3 : 《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
1 : 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
16 creatures

2 : 《乱撃斬/Wild Slash》
4 : 《稲妻の一撃/Lightning Strike》
3 : 《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
1 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
3 : 《オジュタイの命令/Ojutai’s Command》
2 : 《かき立てる炎/Stoke the Flames》
1 : 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
2 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
18 other spells

2 : 《平地/Plains》
2 : 《島/Island》
2 : 《山/Mountain》
4 : 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3 : 《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
3 : 《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
4 : 《神秘の僧院/Mystic Monastery》
3 : 《凱旋の神殿/Temple of Triumph》
3 : 《天啓の神殿/Temple of Epiphany》
26 lands

3 : 《ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram》
3 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
3 : 《層雲の踊り手/Stratus Dancer》
3 : 《神々の憤怒/Anger of the Gods》
1 : 《マグマのしぶき/Magma Spray》
1 : 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
15 sideboard cards



●変更点とその理由

・ 《天啓の神殿》1枚を《凱旋の神殿》1枚に変更。土地バランスわからないので、ひとまずバランス良くして様子見。
・ サイドボードの《解消》1枚と《見えざるものの熟達》2枚を、追加の《層雲の踊り手》1枚と《軽蔑的な一撃》1枚、そして《跳ね返す掌》に変更。《見えざるものの熟達》が効果的な相手はコントロールだけ。《解消》はサイドボードに入れるカードとしては中途半端な印象。なので個人的に使いやすいように変更。
・ サイドボードの《乱撃斬》を《マグマのしぶき》に変更。《搭載歩行機械》を少し意識。
・ できれば《存在の破棄》を2枚ほどサイドボードに入れておきたかった。

●ゲームデーリプレイ

1回戦 白:白単信心 (K・Sさん)

己の調整したデッキに当たる。これもまた運命。というかまぁ、最近人のデッキにちょっかい出してばっかりなんで、高確率で当たるんですけどね。

1本目 : 3連で並ぶ《シヴの浅瀬》。白マナを引けず、動けばダメージを食らい、終盤食い下がるも時すでに遅し。0-1

2本目 : 土地なしマリガン後、土地4枚でキープ。土地4枚引いて終了。0-2

こういう日もある。気を取り直して頑張ろう。


2回戦 白黒緑:アブザン大変異 (A・Sさん)

ずっとアブザンを使っているY-Magicのメンバーとの1戦。お互い勝負意識が強いので真剣勝負に緊張感があります。

1本目 : 《魂火の大導師》、《カマキリの乗り手》という強いムーブからスタートする。《カマキリの乗り手》には除去を当てられるが、相手の《包囲サイ》には《軽蔑的な一撃》。「メインから入ってるのか!」の声に答えるならば「割と入っている」と。残るライフを火力で押し切ろうというときに、《思考囲い》。手札を確認して、打つ手がないことを確認すると投了を宣言した。1-0

2本目 : 先手スタートの相手は《強迫》からスタート。《時を越えた探索》を選ぶ。対するこちらは《カマキリの乗り手》を走らせる幸先の良いスタート。《クルフィックスの狩猟者》でアドバンテージを稼ぎにいくとともに、悩んだ末に《アブザンの魔除け》で4/6まで強化させてクロックにする。《魂火の大導師》を展開するも除去を当てられ、対応して《稲妻の一撃》。15-15から18-12と、ライフレースを有利に進めていく。その後、《オジュタイの命令》で帰ってきた《魂火の大導師》がライフを維持し続け、相手のライフを削り、《かき立てる炎》が13-13を17-9とする。そこから大変異した《層雲の踊り手》が空を駆け、残るライフを詰め切った。2-0

かなりアブザン相手に有利がつく構成になっていると感じた。MVCは《カマキリの乗り手》。明らかにデッキの主軸である。


3回戦 黒赤緑:ジャンド中隊

1本目 : 相手のムーブは3ターン目から、とやや悠長。隙を見て《カマキリの乗り手》を走らせ、相手の最後の抵抗である《集合した中隊》も《軽蔑的な一撃》で打ち消す安定した戦いぶり。1-0

2本目 : 《冷酷な軍族》の5/3というサイズがどうにも除去できない。そして減ったライフを《部族養い》が回復して、戦況は徐々に相手が有利に傾いていく。こちらも《オジュタイの命令》でライフを回復しつつ粘り強く戦うが、《エレボスの鞭》が通ってしまい、ライフレースに大きく差をつけられてしまう。ここからしつこく粘るものの、3-10のライフ差まできたところでゲームが決した。1-1

3本目 : 先手となれば一方的なゲームに。《魂火の大導師》と《カマキリの乗り手》スタートでプレッシャーをかける。相手は《部族養い》で10点ゲインを2回して対抗するも、《太陽の勇者、エルズペス》の着地により万事休す。大きく戻したライフもあっという間に削られ、勝負が決した。2-1

ジャンド中隊は面白いコンセプトでつくられたデッキでしたが、《群れの結集》などを加えることによりもっと完成度を高めることができそうに見えました。


4回戦 赤:赤単ゴブリン (minatoさん)

minatoさんのゴブリンは、以前にちょっと構成をいじらせてもらったもの。ジェスカイにとってかなり相性の良いマッチングではあるが、やっぱりここはお互いに《衰滅》のプロモがほしい。ケンカせず、仲良く握手。今日のゲームデーはここで終戦となりました。

●結果

2勝1敗1分で6位で終了。

●感想

今回使用したジェスカイミッドレンジは、かなり完成度が高く使いやすい印象。細かいことをいえば、《龍王オジュタイ》は雑に強いので2枚に増やしても良いかな、というのと、《ゴブリンの熟練扇動者》は必ずしも取らなくてよいかな、ということ。環境的に《ジェスカイの魔除け》を2枚ぐらい取っておきたいのと、《時を越えた探索》は3枚に増やしたいということ。土地は《山》を1枚減らしてもいいかな、という感じです。

とにかく《ヴリンの神童、ジェイス》と《魂火の大導師》が今までで一番強く感じられたデッキです。

●メタゲーム・ブレイクダウン シーガル桜田店編

3 アブザン大変異
2 ジェスカイミッドレンジ
2 青赤ソプター
2 赤単(ゴブリン、バーン)
1 アブザンアグロ
1 スゥルタイコントロール

~以下ローグデッキ~
1 ジャンド中隊
1 白信心タッチ青
1 黒信心コントロール
1 赤ソプター

★ベスト4デッキ
2 青赤ソプター
1 アブザンアグロ
1 白信心タッチ青

決勝トーナメントでは、青赤ソプターを白信心が斬っていくという面白い終わり方となった。個人的には、メタ読みして対策をとった調整が十分に生きており、白信心の活躍は見ていて嬉しくも感じました。

今後のFNMでも青赤ソプターは活躍が期待されるため、対策カードである《存在の破棄》や《粉々》、《霊気のほころび》といったカードはサイドに取るべきだし、見る機会も多くなることでしょう。

コメント

minato
2015年8月11日10:09

ちょっとどころかかなり調整してもらいましたよー。
デッキまわせるようにがんばります(`・ω・´)
握手ありがとうございました(・∀・)

七瀬
2015年8月12日6:15

赤いデッキも色々バリエーションがあるので、一番手になじむ形が作れるといいですね。
個人的に今オススメなのは赤信心です。

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