●なんかアクセス数が増えてるんだけれど…

放課後まじっく倶楽部
http://www.houkago-magic.jpn.org/

というサイトに見つかってしまったようです。
もしこれをきっかけに雑記帳という名の日記を見てくださる方がいらっしゃいましたら、何卒よろしくお願いします。


●デッキ選択

先週の土曜日はGPT神戸のスゥルタイコントロールで3勝1敗1分、SE1没
先週の日曜日はPPTQ#2のジェスカイウィンズで4勝2敗

この結果を受けて、WMCQに持ち込むデッキを選択するために、色々なデッキをひたすら回していたわけなのですが、

どうやら今、エスパードラゴンが強いらしい

という結論に落ち着きました。メインデッキの対戦成績(勝率)は、

80%:対 アブザンコントロール
70%:対 赤緑信心
65%:対 ハンガーバックアブザン
60%:対 ジェスカイウィンズ
60%:対 スゥルタイコントロール
35%:対 赤アグロ

という感じに。主要どころに大きく勝ち越せるのは重要なことです。

現在のレシピはこんな感じです。


3 : 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2 : 《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》
5 creatures

4 : 《思考囲い/Thoughtseize》
2 : 《予期/Anticipate》
4 : 《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
3 : 《胆汁病/Bile Blight》
2 : 《雲散霧消/Dissipate》 または 《解消/Dissolve》
3 : 《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
2 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
3 : 《命運の核心/Crux of Fate》
4 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
1 : 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
28 other spells

1 : 自由枠
1 free card

3 : 《島/Island》
2 : 《沼/Swamp》
2 : 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
4 : 《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
4 : 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4 : 《華やかな宮殿/Opulent Palace》
4 : 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 : 《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》
1 : 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth 》
26 lands

3 : 《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
2 : 《否認/Negate》
2 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
2 : 《龍王の大権/Dragonlord’s Prerogative》
2 : 《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
2 : 《龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka》
2 : 《危険な櫃/Perilous Vault》
15 sideboard cards


これは七瀬が今シーズン当初、約2か月にわたってずっと使っていたデッキリスト、ほとんどそのままです。

タッチドロモカは、してもしなくてもデッキの安定性にはさして影響せず、同型と赤アグロに対するサイド後のマッチアップが劇的に良くなる、という七瀬オリジナルの調整です。別に居ても居なくてもいい気がしますが。

変更点は、《龍王シルムガル》を《漂う死、シルムガル》に変更しています。これはアブザンやジェスカイ、《搭載歩行機械》に劇的に効くカードだからです。そして、1枚自由枠をとっています。これが土地だったり、除去だったり、カウンターだったり、アショク先生だったりするわけです。現在、悩んでいて決まっていない枠です。

エスパードラゴンは強いデッキで、7月の成績も11勝2敗とかなり勝てていました。

オリジン参入後、《ヴリンの神童、ジェイス》は強いんだよ!というのを証明するために、スゥルタイコントロールやらジェスカイウィンズやらを使っていたここ最近の七瀬なのですが、結局のところ《龍王オジュタイ》は真に強かったわけです。そんなわけで、

「おかえり、オジュタイ。」


●エスパードラゴンの長所

デッキの根幹をなす3種類の強力なカードを4枚ずつ積むことができています。

最強の手札破壊呪文《思考囲い》

現代の対抗呪文こと《シルムガルの嘲笑》

最強クラスのドロー呪文《時を越えた探索》

これに加えて、スタンダード最強生物である《龍王オジュタイ》による完全な制圧力が加わり、非常に高いデッキパワーを実現しています。

これらがエスパードラゴンというデッキを組む上での基礎になっているわけです。

そして、《胆汁病》、《英雄の破滅》、《忌呪の発動》、《命運の核心》という豊富な除去呪文がこのデッキを支えてくれています。

また、エスパードラゴンコントロールのレシピを見ていただければわかると思いますが、まず呪禁もちのクリーチャーしか入っていません。つまり、《マグマのしぶき》や《灼熱の血》、《究極の価格》、《胆汁病》といった除去カードを完全に腐らせることができます。


●エスパードラゴンの弱点

以上だけ見ると非常に強力なデッキですが、もちろんのこと弱点も多いです。

赤アグロのような高速デッキにはメイン戦で勝つことは至難の業です。特に《思考囲い》が足をひっぱります。サイドボード後に2本勝つことを考えなければなりません。

呪禁に関係のない最強除去である《はじける破滅》を積むことができるマルドゥにも相性が悪いです。《悪夢の織り手、アショク》プランもあまり有効ではなく、抜本的な対策ができていません。

そしてアブザン大変異の主軸として活躍していた《死霧の猛禽》は接死をもっており特に苦手なカードです。そのために《雲散霧消》を採用していたほどです。

あとは、《悪夢の織り手、アショク》をメインに据えるような純正の青黒コントロールには相性が悪いです。

環境的にこれらのデッキが鳴りを潜めており、今こそエスパードラゴンコントロールがほぼ全てのデッキに対して有利を取れるタイミングなのは、間違いないでしょう。いわゆる「メタゲームに合っているデッキ」ということです。


●今後検討すべきこと

自由枠をどうするか、本当に難しいところです。これはマッチを重ねることで決めていく枠になると思います。よくわからなければ、27枚目の土地でいいかと思います。

そして七瀬のオリジナル要素である《龍王ドロモカ》が本当に必要なのか、それとも外すか、ここの判断もあります。個人的には気に入っているのですが、私のリストを見て全員共通してツッコミを入れるところではあります。

そして、《悪夢の織り手、アショク》について、増量を検討する必要があります。それほどにコントロールマッチでのアショク先生は鬼畜ということです。

よく、《ヴリンの神童、ジェイス》がサイドボードにとられていますが、これも本当に実用レベルか、もう少し検討する必要があります。

まずは、酒田で行われるPPTQ#2にて、ボブボブにこれで結果を出していただきましょう。七瀬は、ジャッジのお手伝いをしてきます。

コメント

迅速の帰宅部員
2015年9月3日20:59

上のリンクから来たわけじゃないですが
スタンダード考察①から読ませていただきました。
正直色んなデッキをスパーしてくれる仲間がいるのはうらやましいですね。

リンクさせていただきましたのでよろしくお願いします。

七瀬
2015年9月4日0:01

迅速の帰宅部員さんはじめまして。日記を読んでいただきありがとうございます。

今回、チームらしくデッキリストをシェアして行こうという意気込みで調整しています。こんなことができるのも限られた時期だけでしょうし、精一杯やりきってみたいですね。

意を決してサークルを立ち上げて、良かったといえる結果を出していきたいところです。

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