●対戦のやり直し

アブザンコントロール vs エスパードラゴン

後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ○-×M先手七瀬
後手こば ×-〇 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬

後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ○-×M先手こば
後手七瀬M×-○ 先手こば

先手こば ○-×M後手七瀬
先手こば ×-○M後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ○-×M後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬

先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば

アブザンコントロール 13勝-7勝 エスパードラゴン

M印は、マリガンしたマッチを表しています。


●あれ、おかしいな…

前回はエスパードラゴンの8勝、アブザンコントロールの2勝、という圧倒的な相性差で決着したマッチ。数枚のカードを入れ替えただけで、立場が逆転してしまいました。

練習マッチ数が不足していたのは間違いないですが、それにしてもこの相性差は、プレイしていてもはっきりと感じられるほどに、逆転していました。

…いや、真面目に検証したんだよ?!許してよ!!

「エスパードラゴンコントロール」を使う最大の理由のつもりでいたアブザンとの相性の良さが完全に否定された今、我々に課せられた使命はひとつ。

「アブザンコントロールに勝てる調整をせよ!」です。


●アブザンコントロールに強いカードを考えよう

真っ先に思いつくのが、《悪夢の織り手、アショク》。同型への圧倒的な強さももちろんのこと、遅いデッキ全般に非常に強いプレインズウォーカー。呪禁もちのドラゴン相手に腐った火力や《英雄の破滅》が全部向かってしまうのが欠点ではありますが、それにしてもクリーチャー除去が腐るのは確かなので、メインデッキ採用の価値は高いかと。

そして《ヴリンの神童、ジェイス》。こちらは除去が抜かれたであろうサイドボード後に採用されるカードですが、これで《英雄の破滅》などを使い回す動きは実に強力です。

そして、プレインズウォーカーとクリーチャーの両者に同時に対応できる《危険な櫃》は、やはり対アブザン戦では重要なカードです。

あとは、《ジェイスの創意》などのドローカードは特に有利をつけやすいカードです。青黒コントロールの時によく採用していたカードなのですが、アドバンテージ差を大きく埋めることができるカードです。パーミッション対策の《龍王の大権》がサイドボードに採用されているので、ひとまずこちらでも良いでしょう。


●アショクさん、少し回してみたけれど

調整をする前に、とりあえず雑にアショクを3枚入れた構成でアブザンコントロールと5本ほどやってみたのですが、さすがにアショクが強く、勝ち越すことはできました。

果たして3枚も取る必要があるのかどうか、そしてそれによってバランスは崩れてはいないか、色々と考える余地は多いです。


●「エスパードラゴンコントロール」のカード再評価

・ 土地26枚

おそらく、27枚のほうが安定するのでしょう。使っていて何となくそう感じます。しかし土地は26枚でどうにかする、と心に決めたんや。

・ 《龍王オジュタイ》 3枚維持

《衰滅》で死ぬ。《太陽の勇者、エルズペス》で死ぬ。腐りまくった《英雄の破滅》で死ぬ。ついでに《アブザンの魔除け》でも死ぬ。とにかく死ぬ未来しか見えない俺たちのアイドル・オジュタイちゃんですが、勝てたマッチでは、ぬるっとそれらをくぐり抜けて殴っていることが多いです。エスパードラゴンの根幹をなすカードなので、最低3枚の採用は問題ないでしょう。

・ 《漂う死、シルムガル》 2枚維持

対エルズペス最強生物という評価に変化はありません。一度出てしまえば対応するカードは非常に少なく、アブザンに強いのも間違いありません。その他、ジェスカイに対しても強いカードなので、2枚残しておいても問題ないでしょう。

・ 《思考囲い》 《シルムガルの嘲笑》 《時を越えた探索》 4枚ずつ維持

エスパードラゴンの主軸呪文は減らす必要はありません。唯一、《思考囲い》だけ4積みは怪しいところですが、アブザンコントロール戦のことを考えると、減らす必要はないでしょう。

ここから、残り17枚の枠を調整していきます。

・ 《悪夢の織り手、アショク》 3枚採用

サイドボードカードをメインから採用するのは、非常に恐ろしいです。しかし、対アブザンコントロールおよび同型対決を優位に進めることができる数少ないカードであり、WMCQでは、ジェスカイとアブザンが多数を占めるだろう、という予想です。ハサミと赤単が減った環境ならば、メインに取られても良いカードだと思っています。そして実はこのアショクさん、ハンガーバックアブザン相手でも強いカードです。《搭載歩行機械》は非常に立ち上がりの遅いカードであり、アショクを倒しにいくには若干、役不足なところがあります。そしてそっちに気を取られているうちに、プレイヤーのライフを守りながら態勢を整えることができます。

・ 《胆汁病》、《英雄の破滅》 2:4に変更

《胆汁病》を減らしたくはないのですが、対アブザンではサイドアウト第一候補のカードです。《英雄の破滅》は4枚採用したいシーンが非常に多かったカードですので、ここのバランスを変えてみましょう。

・ 《解消》、《忌呪の発動》 2枚ずつ採用

個人的には《雲散霧消》を推していたのですが、序盤の土地事故を少しでも改善するために《解消》に変更しました。《忌呪の発動》は2枚に。アグロ系に強いカードなのですが、《搭載歩行機械》との相性があまり良くないため、減らし気味に。

・ 《衰滅》 2枚採用

アショクからの流れを考えたときに強いであろう《衰滅》を採用してみましょう。できれば3枚取りたいかもしれないけど、ひとまず2枚。

・ 《危険な櫃》 0枚

アショクとの相性を考えて《危険な櫃》を1枚挿しするプランは考えておきたいです。お守りみたいな存在です。

・ 《精霊龍、ウギン》 0枚

出てしまえば逆転の芽をつくれる最強プレインズウォーカーは、デッキに1枚残しておくべきです。《精霊龍の安息地》で再利用できる点からも、重要なカードかと。しかしかなり重いカードなので、ひとまずサイドボードに下げてもいいかもしれません。

・ 《意思の激突》 2枚採用

上の2枚を押しのけて入れてみました。マナ域のバランスを取るための採用です。

ひとまず以上の構成を基本に、調整していきたいと思います。

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