個人的に注目のカードを紹介していきます。今回は白と青と黒のカード。

まずは白から

●神話レア
・ ゼンディカーの同盟者、ギデオン
殴れる、守れる、強化できる、というどの能力も強力なプレインズウォーカー。過去の4マナプレインズウォーカーの中でも屈指の性能であり、スタンダードでは頻繁に使われるだろう。

・ 隔離の場
4マナで1つ、6マナで2つ、8マナで3つのパーマネントに対処できるが、果たしてどこまで運用できるかはわからない。

●レア

・ 次元の激高
新たな全体除去。5マナという部分は変わりないが、土地でない、という部分に注目したデッキなら重宝するかもしれない。

・ エメリアの番人
悪さができそうな7マナ4/4フライヤー。そもそも出したいクリーチャーをリアニメイトしたほうが強いという話もあるので採用されるかは微妙なところだが、カードパワーの高さは可能性を感じる。

・ フェリダーの君主
再録降格組。EDHに入るクリーチャーとしては破格の性能、かもしれない。

・ ランタンの斥候
同盟者ウィニーのキーカードとなりうるが、やや性能不足か。

●アンコモン

・ 停滞の罠
アンコモン最重要エンチャント。瞬速で使えるという点で、いままでの追放系エンチャントとは一線を画する。白いコントロールデッキでメインから積極的に使われるだろう。

・ 探検隊の特使
同盟者ウィニーの先陣を切る1マナ2/1。サバンナ・ライオンのスペックが普通のアンコモンになるというのは、時代を感じるものです。

・ 物静かな使用人
一風変わった同盟者。《搭載歩行機械》などと相性が良いため、このクリーチャーに注目したデッキが作られる可能性がある。

・ 統一戦線
最大で4体の同盟者トークンを並べることができる。多色が出せるデッキに仕上げないといけないのが難しいが、ワンチャンスありそう。

・ エメリアへの撤退
変なコンボデッキを生み出しそうなエンチャント。

●コモン

・ フェリダーの仔
非常に使い勝手が良いエンチャント対策カード。サイドボードなどに取られる可能性は高い。

・ 城砦化した塁壁
突撃陣形デッキに入りそうなホープ。単純に2マナ0/6壁というのは使い勝手がよく、スタンダードでも見られるかもしれない。

・ギデオンの叱責
実は白い火力が徐々に増えてることに気付いただろうか。今後のカード次第では、赤が入っていなくとも《魂火の大導師》が活かせる可能性がある。


次に青。

●神話レア

・ 水の帳の分離
1マナ重くなった代わりに、覚醒6がついた《時間のねじれ》。《時間への侵入》もあることから、なんだか怪しいデッキの匂いがする。

●レア

・ 風への散乱
今後のスタンダードのメインカウンター。覚醒3の6マナカウンターは実際のところ非常に強力である。

・ ウギンの洞察力
《黄金牙、タシグル》との組み合わせなどが注目される1枚だが、ソーサリードローはあまり強くない。

・ 影響力の行使
おそらく使われることはないだろうが、最大でパワー5以下のカードのコントロールを奪うことができる。やはり、《搭載歩行機械》や《包囲サイ》を奪いたいところ。

・ プリズム結界
スタンダードでコンボデッキが使われるとしたら、その時間稼ぎとパーツサーチができるカードではある。悪さはできそうだが、さすがに悠長にみえる。

●アンコモン

・ ハリマーの潮呼び
非常に綺麗なイラストだが、それ以上に強力な1枚。今回の青のアンコモンでは一番の注目カード。これでカウンターや除去を回収する動きに、弱い部分は一切ない。問題は、目的のカードが墓地に落ちているか、というところだけだ。

・ 珊瑚兜への撤退
《聖遺の騎士》とのコンボで発売前から有名になってしまったカード。書いてあることは弱くないので、他にも悪用できないか考える人もいるだろう。

・ 破滅を導くもの
エルドラージ・末裔・クリーチャートークンを強化する目的でデザインされたカードだが、実は飛行機械トークンを強化してしまうのが一番悪い気がする。新環境のソプターにも採用が検討されるべき1枚だと思われる。

・ 波に漂うもの
メタゲーム次第ではサイドボードに採用される可能性もある。

・ 手酷い失敗
《搭載歩行機械》や《死霧の猛禽》など、多くの厄介なクリーチャーに対処できるカウンター呪文。個人的には《中略》のようなカードがあればそれでよかったんだけど。

●コモン

・ 呪文萎れ
多色デッキに採用されるかもしれないカウンター呪文。

・ 予期
こちらでも再録。現状はあまり採用されていないカードだが、新環境になって、2マナの動きを求めるコントロールデッキが採用する可能性は高い。

・ 払拭
この再録はスタンダードシーンに多少影響を与えそう。

・ 掴み掛かる水流
・ 氷の猛進
ゆったりとした足止めだが、覚醒3というおまけつきである点と、《ハリマーの潮呼び》
との相性が良い点などを考えると、スタンダードでも使われる可能性があるカード。


最後に、黒のカード。

●神話レア

・ 灯の再覚醒、オブ・ニクシリス
ついにPWとなって登場。目立って強くはないが、アドバンテージは生んでくれそうなので、アブザンコントロールなどが採用しそう。正直なところ、あまり強そうには見えない。

・ マラキールの解放者、ドラーナ
軽くてハイスペックな伝説のクリーチャー。自軍を全体強化する動きは胡散臭いの一言。そもそも、自身のサイズがどんどん大きくなってしまうのが胡散臭い上に、これまた《搭載歩行機械》と相性が良いのだからたまらない。これを見て、真っ先にマルドゥカラーの《英雄の刃》デッキを考えついたのは俺だけだと信じたい。


●レア

・ 破滅の道
《英雄の破滅》がソーサリーになって帰ってきました。覚醒4は思ったよりは強力だと思いますが、ソーサリーであることをどこまで克服できるのでしょうか。アブザンなどには普通に入ると思います。

・ 苦い真理
アブザンとマルドゥが新たに手に入れたドロー、と言っても過言ではない。対コントロール用のサイドとしても計算できる。

・ 不毛の地の絞殺者
アドバンテージ兄貴に見えるが、追放領域にカードがなければ始まらない。きちんとした構築の上で使う必要があるだろう。

●アンコモン

・ ズーラポートの殺し屋
トークンでもいいのかよ!とツッコまざるをえない強力な1枚。「アリストクラッツ」の《血の芸術家》を思い出させる上に、自身が殴れる好性能。

・ ハグラへの撤退
これ1枚で勝てる、と考えついたあなたは、相当なマゾコントロールプレイヤーです。おめでとうございます、私と同類です。それぐらい強いカードだと思うのですが、どうでしょうか。

・ 吸血の儀式
これをテーマにしたデッキが組めそうなぐらい、怪しいカード。これまた《搭載歩行機械》などとの相性が良く、簡単にカードアドバンテージを稼げそうです。《異端の癒し手、リリアナ》といったカードとも相性が良さそう。

・ 精神背信
マナコスト調整版の手札破壊。《包囲サイ》とか捨てさせれば強そうにみえるが、おそらくあまり使われないだろう。

・ 捕らわれの宿主
こちらもサクリ台と相性の良いカード。

●コモン

・ 完全無視
おそらくサイドボードに採用されることがあるであろうカード。《搭載歩行機械》や《死霧の猛禽》といった厄介なカード全般に容易に対処できる。

・ 祭壇の刈り取り
・ 骨の粉砕
再録組だが、《搭載歩行機械》や《血に染まりし勇者》といったカードを追加コストにすれば非常に使いやすい1枚。

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