新環境のスタンダード考察②ジェスカイ
2015年9月29日 Magic: The Gatheringレガシーで《時を越えた探索》が禁止となり、ちょっとした話題になっていますが(というかそればっかりですが)、《時を越えた探索》も《宝船の巡航》も、スタンダードだったら気兼ねなく使うことができますよ。
個人的には、「M15とテーロスブロックがすべて使用禁止になった」というニュースのほうが普通にインパクト強いんですけどね。まぁ、それがスタンダードですけど。
2回目は、オリジンで《ヴリンの神童、ジェイス》を得たジェスカイ。
使用できなくなるカードがあまりに少ないこのアーキタイプが、失ったもの、得たものとは、どのようなものでしょうか。
●失ったもの
《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
《マグマのしぶき/Magma Spray》
《稲妻の一撃/Lightning Strike》
《かき立てる炎/Stoke the Flames》
《凱旋の神殿/Temple of Triumph》
《天啓の神殿/Temple of Epiphany》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《存在の破棄/Revoke Existence》
《神々の憤怒/Anger of the Gods》
《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
特に影響が大きいのは、《稲妻の一撃》と《嵐の息吹のドラゴン》でしょうか。随所で活躍が見られた《神々の憤怒》が落ちるというのも、サイドボード的には痛手です。
●得たもの
<白>
フェリダーの仔
ランタンの斥候
停滞の罠
ゼンディカーの同盟者、ギデオン
<青>
掴み掛かる水流
払拭
手酷い失敗
風への散乱
ハリマーの潮呼び
影響力の行使
<赤>
竜使いののけ者
光輝の炎
<その他>
乱動の噴出
粗暴な排除
大草原の川
《神々の憤怒》が抜けた穴を埋めるように《光輝の炎》が登場。これは場合によって使い分けができる、使いやすい呪文です。あとは、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》がどこまでデッキにフィットするか、という問題もありますね。
●以上から
新環境のジェスカイは、ほとんどそのままの戦力をもって、新しいスタンダードシーンでの活躍が期待されます。特に、《思考囲い》に代表される「軽くて強力なカード」が減り、4マナ圏に新カードが集中しているため、《軽蔑的な一撃》がかなり活躍できそうな感じです。
●オリジナルサンプルデッキ
いかがだったでしょうか?
新環境におけるジェスカイは、使えなくなったカードを上手に補えるだけのプールが残されています。更に《光輝の炎》の登場を受けて、呪文を再利用できる《ヴリンの神童、ジェイス》の存在が光り、かなり柔軟なデッキになったかと思います。また、環境に《衰滅》というスイーパーはあるものの《太陽の勇者、エルズペス》は去ったため、《龍王オジュタイ》がより活躍しやすい環境でもあります。
新カードがあまり採用されず真新しさはありませんが、非常に安定した戦いが期待できるデッキです。
個人的には、「M15とテーロスブロックがすべて使用禁止になった」というニュースのほうが普通にインパクト強いんですけどね。まぁ、それがスタンダードですけど。
2回目は、オリジンで《ヴリンの神童、ジェイス》を得たジェスカイ。
使用できなくなるカードがあまりに少ないこのアーキタイプが、失ったもの、得たものとは、どのようなものでしょうか。
●失ったもの
《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
《マグマのしぶき/Magma Spray》
《稲妻の一撃/Lightning Strike》
《かき立てる炎/Stoke the Flames》
《凱旋の神殿/Temple of Triumph》
《天啓の神殿/Temple of Epiphany》
《異端の輝き/Glare of Heresy》
《存在の破棄/Revoke Existence》
《神々の憤怒/Anger of the Gods》
《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
特に影響が大きいのは、《稲妻の一撃》と《嵐の息吹のドラゴン》でしょうか。随所で活躍が見られた《神々の憤怒》が落ちるというのも、サイドボード的には痛手です。
●得たもの
<白>
フェリダーの仔
ランタンの斥候
停滞の罠
ゼンディカーの同盟者、ギデオン
<青>
掴み掛かる水流
払拭
手酷い失敗
風への散乱
ハリマーの潮呼び
影響力の行使
<赤>
竜使いののけ者
光輝の炎
<その他>
乱動の噴出
粗暴な排除
大草原の川
《神々の憤怒》が抜けた穴を埋めるように《光輝の炎》が登場。これは場合によって使い分けができる、使いやすい呪文です。あとは、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》がどこまでデッキにフィットするか、という問題もありますね。
●以上から
新環境のジェスカイは、ほとんどそのままの戦力をもって、新しいスタンダードシーンでの活躍が期待されます。特に、《思考囲い》に代表される「軽くて強力なカード」が減り、4マナ圏に新カードが集中しているため、《軽蔑的な一撃》がかなり活躍できそうな感じです。
●オリジナルサンプルデッキ
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
3 : 《魂火の大導師/Soulfire Grand Master》
4 : 《カマキリの乗り手/Mantis Rider》
3 : 《雷破の執政/Thunderbreak Regent》
3 : 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
17 creatures
3 : 《龍詞の咆哮/Draconic Roar》
2 : 《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
1 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 : 《焙り焼き/Roast》
2 : 《光輝の炎/Radiant Flames》
2 : 《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm》
3 : 《オジュタイの命令/Ojutai’s Command》
1 : 《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》
2 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
1 : 《隔離の場/Quarantine Field》
18 other spells
2 : 《平地/Plains》
2 : 《島/Island》
3 : 《山/Mountain》
1 : 《大草原の川/Prairie Stream》
4 : 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3 : 《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
3 : 《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
1 : 《風に削られた岩山/Wind-Scarred Crag》
1 : 《急流の崖/Swiftwater Cliffs》
1 : 《進化する未開地/Evolving Wilds》
4 : 《神秘の僧院/Mystic Monastery》
25 lands
3 : 《乱撃斬/Wild Slash》
2 : 《見えざるものの熟達/Mastery of the Unseen》
2 : 《フェリダーの仔/Felidar Cub》
2 : 《層雲の踊り手/Stratus Dancer》
1 : 《否認/Negate》
1 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 : 《焙り焼き/Roast》
1 : 《極上の炎技/Exquisite Firecraft》
1 : 《光輝の炎/Radiant Flames》
1 : 《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》
15 sideboard cards
いかがだったでしょうか?
新環境におけるジェスカイは、使えなくなったカードを上手に補えるだけのプールが残されています。更に《光輝の炎》の登場を受けて、呪文を再利用できる《ヴリンの神童、ジェイス》の存在が光り、かなり柔軟なデッキになったかと思います。また、環境に《衰滅》というスイーパーはあるものの《太陽の勇者、エルズペス》は去ったため、《龍王オジュタイ》がより活躍しやすい環境でもあります。
新カードがあまり採用されず真新しさはありませんが、非常に安定した戦いが期待できるデッキです。
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