●大会で結果を残したデッキ

10月10~11日に日本で開催されたBIGMAGICオープン(BMO)では、

・ マルドゥ(ドラゴン型含む)
・ アブザン(タッチ青、ラリー含む)
・ ジェスカイ(ドラゴン型、タッチ黒含む)

また、同じ頃に開催された、SCGオープンinアトランタでは、

・ 白緑大変異
・ ジェスカイ(タッチ黒、ドラゴン含む)

などがベスト8に残りました。ベスト8には残らなかったものの、アタルカレッド、白日の下にコントロール、といったデッキも上位にちらほら顔を出していたようです。

<アグロ~ミッドレンジ>
赤単系(アタルカレッド)
白緑大変異
白黒緑系(アブザンアグロ)
白青赤系(ジェスカイブラック、ジェスカイドラゴン)
白黒赤系(マルドゥアグロ、マルドゥドラゴン)

<コントロール>
白青黒(エスパードラゴン)
5色(白日の下にコントロール)

七瀬的に注目していたアーキタイプ、というか色の組み合わせ(氏族)がまずは順当に活躍しているように見えます。

新環境のスタンダード考察
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509290026414529/ ①アブザン
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509290250354148/ ②ジェスカイ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509300409402188/ ③マルドゥ

スタンダードデッキ解説
http://infiniteblue.diarynote.jp/201510061615358920/ ①ジェスカイドラゴン
http://infiniteblue.diarynote.jp/201510090727302269/ ②アタルカレッド
http://infiniteblue.diarynote.jp/201510091101105521/ ③エスパードラゴン

え?デッキレシピが雑?「オリジナルサンプルデッキ」って書いてあるだろうが!!

白緑大変異についての解説をしていないのは、自分が緑系のデッキをあまりやらないから、という雑な理由で、ジェスカイブラックに関してはとりあえず《はじける破滅》突っ込んだだけのグットスタッフにしか見えないから、という後向きな理由です。どちらも強いデッキですので、誰かから何か言われたら解説記事っぽい日記を書こうかな、と思っています。


●多様な環境にみえるけど…

「白黒を含むカードが強いだけなんじゃないか?」という説があります。

代表的なところでは、マルドゥ最強除去である《はじける破滅》、アブザンの代名詞《包囲サイ》が主なるところですね。

これらのカードパワーが高すぎる、というのは間違いないでしょう。


●そういったことを踏まえて

《はじける破滅》と《包囲サイ》に対して強いデッキ、が勝ち組になる可能性が極めて高いと思われます。で、そんなデッキあるのかといえば…

・ アプローチその1 超高速アグロ
・ アプローチその2 トークンデッキ
・ アプローチその3 クロックパーミッション
・ アプローチその4 ノンクリーチャーデッキ

といったデッキが考えられるんじゃないかな、と思っています。

超高速アグロに関しては、アタルカレッドや上陸ビートダウンといったアーキタイプが、それこそ環境初期を象徴するように流行し、アブザンやジェスカイ、マルドゥといったミッドレンジ寄りなアグロデッキはそれらに対策をとりました。すでにデッキとして完成度は高く、メタゲームの一部になっているため、それらを上回るような新しいデッキを考えつくのはかなり難しそうです。

トークンデッキは、かなり可能性のあるデッキだと七瀬は思っています。環境に全体除去が《衰滅》と《光輝の炎》ぐらいしか存在しないため、横並びのデッキが非常に強いのです。そして、そのキーパーツとなりうる《マラキールの解放者、ドラーナ》の評価が、七瀬的に高めなのは、そういった理由です。

クロックパーミッションは、かなり変わった角度からのアプローチをしています。もちろんパーミッションですから青は採用されるとして、七瀬的には青赤欠色、白青アグロというアーキタイプがまさにそれにあたるかと。特に前者には期待できるかと思います。

ノンクリーチャーデッキは、デッキの構造上、《はじける破滅》といったカードを無駄にするデッキです。七瀬が最も期待しているのが《スフィンクスの後見》や《ハグラへの撤退》のみを勝ち手段とするような、超低速のコントロールデッキです。

これ以上、アブザンだのジェスカイだのマルドゥだの、を紹介するのも面白くないかと思いますので、特に11月の「グランプリ神戸」に向けて新しいスタンダードデッキを考えている人向けに、トークンデッキ、クロパデッキ、ノンクリデッキ、といったオリジナルデッキを紹介していこうと思います。

そう、つまりあの企画、オリジナルクソデッキ特集が始まるわけです。

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