GP神戸に向けた調整録④
2015年11月3日 Magic: The Gathering コメント (1)せっかくの祝日をすべて潰しておよそ16時間に及んで行われた、ボブボブのGP神戸に向けた調整会。対戦相手は、ミッドレンジにコントロール、アグロに、アブザンとジェスカイ。対戦の経験不足を埋めるかのように対戦を続けるボブボブと愉快な仲間たち。
プロツアー出場が確定したこばゆいをはじめ、
A-KEYさん、師匠、りくーさん、A・Sさん、granさん、SKGさん…
この場を借りて御礼を言わせてください。調整対戦ありがとうございました。
そしてボブボブ、長時間お疲れさまでした。
ということで、ほとんど隣で見てるだけだった七瀬の、感想を簡単に。
●マウントの取り合い
「先手ゲー」という言葉があるが、今のスタンダードはこれに象徴されるかのようなマウントビートダウン環境に近い。この問題をどうにかしようと、様々な対策が取られているようだ。特に最近、《白蘭の騎士》で先手後手ひっくり返すのが流行ってるみたいだけど、先手と後手の有利不利を覆す手段は他にもある。手札破壊というのは相手の引き次第ではあるものの明確な解答になっている。
●環境の王者はアブザン
「結局アブザンかよ」と思われるかもしれないが、これもまた間違いない。各カードパワーの高さに疑いの余地はなく、苦手とするデッキも実に少ない。デッキビルダーとしては、ここに果敢に挑んでいくデッキをつくるのが大事であり、ジェスカイのマッチアップ相性をもう少し落としてでも、アブザンを意識すべきだと改めて痛感した。
●有利なはずのダークジェスカイ相手の負けパターン
明らかに有利を取れているはずのダークジェスカイ戦では、いくつか負けパターンがみられた。特に厳しいのが、《竜使いののけ者》のゾンビパターン。これはどうにかしなければ、と思うレベルできつかった。《絹包み》などで追放できれば問題ないのだろうけど、そういうときに限って手札に無いものである。
●コントロールに有利なプレインズウォーカーと手札破壊
白黒ミッドレンジをつくった当初は、コントロール相手には不利がつきやすいと思っていたのだが、プレインズウォーカーを上手に使うことによって、互角ぐらいのマッチアップであることがわかってきた。もちろん、《絹包み》が腐りやすかったりと問題点は多いものの、これに関しては収穫といえる。ランプ相手にも同様であった。
●アタルカレッドへの対処
2マナ生物が充実したことでだいぶ対処がしやすくなった。赤対策といえば《アラシンの僧侶》が簡単かつ明瞭だが、このカードは赤アグロ相手にしか入らないという問題点も抱えている。このカードに頼らずともしっかり勝てるように構成すべきか。
●エスパートークンというデッキ(11/4追記)
七瀬がこうやってあれこれとデッキの調整をしている間に、11月に入って急激に流行の兆しを見せている白黒(+青)トークンデッキ。MOPTQのTOP8に3人を送り込んでおり、そのデッキポテンシャルには確かなものが感じられる。ちなみに、2人が《白蘭の騎士》を使用しており、1人が《ヴリンの神童、ジェイス》を使用している。
●以上のようなことを踏まえて
デッキリストが完成したので、次回分に掲載します!
プロツアー出場が確定したこばゆいをはじめ、
A-KEYさん、師匠、りくーさん、A・Sさん、granさん、SKGさん…
この場を借りて御礼を言わせてください。調整対戦ありがとうございました。
そしてボブボブ、長時間お疲れさまでした。
ということで、ほとんど隣で見てるだけだった七瀬の、感想を簡単に。
●マウントの取り合い
「先手ゲー」という言葉があるが、今のスタンダードはこれに象徴されるかのようなマウントビートダウン環境に近い。この問題をどうにかしようと、様々な対策が取られているようだ。特に最近、《白蘭の騎士》で先手後手ひっくり返すのが流行ってるみたいだけど、先手と後手の有利不利を覆す手段は他にもある。手札破壊というのは相手の引き次第ではあるものの明確な解答になっている。
●環境の王者はアブザン
「結局アブザンかよ」と思われるかもしれないが、これもまた間違いない。各カードパワーの高さに疑いの余地はなく、苦手とするデッキも実に少ない。デッキビルダーとしては、ここに果敢に挑んでいくデッキをつくるのが大事であり、ジェスカイのマッチアップ相性をもう少し落としてでも、アブザンを意識すべきだと改めて痛感した。
●有利なはずのダークジェスカイ相手の負けパターン
明らかに有利を取れているはずのダークジェスカイ戦では、いくつか負けパターンがみられた。特に厳しいのが、《竜使いののけ者》のゾンビパターン。これはどうにかしなければ、と思うレベルできつかった。《絹包み》などで追放できれば問題ないのだろうけど、そういうときに限って手札に無いものである。
●コントロールに有利なプレインズウォーカーと手札破壊
白黒ミッドレンジをつくった当初は、コントロール相手には不利がつきやすいと思っていたのだが、プレインズウォーカーを上手に使うことによって、互角ぐらいのマッチアップであることがわかってきた。もちろん、《絹包み》が腐りやすかったりと問題点は多いものの、これに関しては収穫といえる。ランプ相手にも同様であった。
●アタルカレッドへの対処
2マナ生物が充実したことでだいぶ対処がしやすくなった。赤対策といえば《アラシンの僧侶》が簡単かつ明瞭だが、このカードは赤アグロ相手にしか入らないという問題点も抱えている。このカードに頼らずともしっかり勝てるように構成すべきか。
●エスパートークンというデッキ(11/4追記)
七瀬がこうやってあれこれとデッキの調整をしている間に、11月に入って急激に流行の兆しを見せている白黒(+青)トークンデッキ。MOPTQのTOP8に3人を送り込んでおり、そのデッキポテンシャルには確かなものが感じられる。ちなみに、2人が《白蘭の騎士》を使用しており、1人が《ヴリンの神童、ジェイス》を使用している。
●以上のようなことを踏まえて
デッキリストが完成したので、次回分に掲載します!
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