グランプリトライアル名古屋 in 酒田
2015年12月13日 Magic: The Gatheringジャッジとして参加してまいりました。
参加者は18名、スイスドロー5回戦+シングルエリミネーション3回戦です。
●大会の様子
落ち着いた雰囲気で、順調に進行しました。みなさんありがとうございました。
大会中、警告を出したのは3回で、いずれも「過剰なカードをみてしまった」というもの。デッキのシャッフル中にカードをこぼしてしまうだけで警告をもらってしまうのは残念ですので、相手のデッキをシャッフルする際には特に気をつけてください!
●大会の結果
予選ラウンドは、3勝2分の11ポイントで、
1位がラリゴさん(アタルカレッド)、2位がキアラさん(アブザン)
と、当サークルから参加していたお二人がワンツーフィニッシュでSEを迎えました。
決勝ラウンドでは、《雷破の執政》と《包囲サイ》を使用したミッドレンジを駆使した
怠惰さん(マルドゥタッチ緑)と、Geyser-plusさん(マルドゥタッチ緑)
がそれぞれ勝ち抜いていました。
優勝者は怠惰さんでした。おめでとうございます!
●ルールの質問と回答
ルールについていくつか質問を受けたもので、間違えやすいと思ったものが4点ありましたので、こちらでも改めて掲載させていただきます。
1つ目は、「覚醒」でプレイされた《風への散乱》の点数で見たマナ・コストについて。
「覚醒コスト」でプレイされても、《風への散乱》を点数で見たマナ・コストは「3」ですので、《軽蔑的な一撃》の対象に取ることができません。大会でたまに遭遇するかもしれないシチュエーションですね。
2つ目は、変異でプレイされたクリーチャーのマナ・コストについて。変異は無色3マナを支払うことでプレイできますが、これは点数で見たマナ・コストが「0」のクリーチャー呪文です。どうやら、《手酷い失敗》でカウンターできるかどうかを確認したかった模様。
3つ目は、コントロールを奪った《搭載歩行機械》が死亡した場合の誘発について。クリーチャーが死亡した場合、それはオーナー側の墓地に置かれますが、その際に誘発する能力がある場合、その能力はクリーチャーのコントロール側に誘発します。ですので、トークンが場に出るのはコントロール側になります。
4つ目は、IDについて。IDとは、Intentional Drawの略で、「合意による引き分け」を意味
します。MTGの大会では、「ゲームやマッチが終了していない限り」、対戦相手と合意の上でゲーム、あるいはマッチを引き分けにすることができます。合意によりマッチを引き分けにした場合、マッチの結果は0勝0敗3引き分けとして扱います。ここでいう、「マッチが終了していない限り」とは、結果登録用紙が記入されたか、プレイヤーのいずれかがテーブルを離れたとき、を指します。
七瀬も一部誤って覚えていたのですが、結果登録用紙が記入されていないうちは、マッチは終了したと解釈されません。「マッチの結果を意図的に操作すること」はペナルティの対象なのですが、お互い合意の上でIDを選択する場合は例外として扱われます。なので、対戦が終わって結果の記入前にIDを選択する場合は、問題ないようです。
聞かれたときに自信をもってスムーズに答えられるものなら良いのですが。色々と質問を受けると、ジャッジとしても勉強になります。もし間違ってしまったら、そのときはごめんなさい。ジャッジも日々、学んでいるのです。
●メタゲームブレイクダウン
4 エスパードラゴン
3 マルドゥタッチ包囲サイ
2 アブザン
2 アタルカレッド
1 エスパーメンター
1 マルドゥアグロ
1 白日の下にコントロール
1 ティムールドラゴン
1 グリクシスドラゴン
1 黒緑エルドラージランプ
1 青黒欠色
酒田では、《雷破の執政》と《包囲サイ》を入れたミッドレンジが流行っている模様。
デッキの構成上、「アタルカレッド」や「エスパードラゴン」に強いようです。
優勝者の怠惰さんのデッキリスト等はこちらのリンクから、直接DNへどうぞ。
http://manaclash.diarynote.jp/201512132314495278/
追伸・バスの停留所まで送っていただき、無事山形へ帰ることができました。ありがとうございました。またジャッジが必要なときはいつでも呼んでくださいませ!
参加者は18名、スイスドロー5回戦+シングルエリミネーション3回戦です。
●大会の様子
落ち着いた雰囲気で、順調に進行しました。みなさんありがとうございました。
大会中、警告を出したのは3回で、いずれも「過剰なカードをみてしまった」というもの。デッキのシャッフル中にカードをこぼしてしまうだけで警告をもらってしまうのは残念ですので、相手のデッキをシャッフルする際には特に気をつけてください!
●大会の結果
予選ラウンドは、3勝2分の11ポイントで、
1位がラリゴさん(アタルカレッド)、2位がキアラさん(アブザン)
と、当サークルから参加していたお二人がワンツーフィニッシュでSEを迎えました。
決勝ラウンドでは、《雷破の執政》と《包囲サイ》を使用したミッドレンジを駆使した
怠惰さん(マルドゥタッチ緑)と、Geyser-plusさん(マルドゥタッチ緑)
がそれぞれ勝ち抜いていました。
優勝者は怠惰さんでした。おめでとうございます!
●ルールの質問と回答
ルールについていくつか質問を受けたもので、間違えやすいと思ったものが4点ありましたので、こちらでも改めて掲載させていただきます。
1つ目は、「覚醒」でプレイされた《風への散乱》の点数で見たマナ・コストについて。
覚醒N-[コスト]/Awaken N—[コスト]は、「あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、[コスト]を支払ってもよい。」と「この呪文の覚醒コストが支払われていたなら、あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それの上に+1/+1カウンターをN個置く。その土地は、速攻を持つ0/0のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。」を意味する。
「覚醒コスト」でプレイされても、《風への散乱》を点数で見たマナ・コストは「3」ですので、《軽蔑的な一撃》の対象に取ることができません。大会でたまに遭遇するかもしれないシチュエーションですね。
2つ目は、変異でプレイされたクリーチャーのマナ・コストについて。変異は無色3マナを支払うことでプレイできますが、これは点数で見たマナ・コストが「0」のクリーチャー呪文です。どうやら、《手酷い失敗》でカウンターできるかどうかを確認したかった模様。
3つ目は、コントロールを奪った《搭載歩行機械》が死亡した場合の誘発について。クリーチャーが死亡した場合、それはオーナー側の墓地に置かれますが、その際に誘発する能力がある場合、その能力はクリーチャーのコントロール側に誘発します。ですので、トークンが場に出るのはコントロール側になります。
4つ目は、IDについて。IDとは、Intentional Drawの略で、「合意による引き分け」を意味
します。MTGの大会では、「ゲームやマッチが終了していない限り」、対戦相手と合意の上でゲーム、あるいはマッチを引き分けにすることができます。合意によりマッチを引き分けにした場合、マッチの結果は0勝0敗3引き分けとして扱います。ここでいう、「マッチが終了していない限り」とは、結果登録用紙が記入されたか、プレイヤーのいずれかがテーブルを離れたとき、を指します。
七瀬も一部誤って覚えていたのですが、結果登録用紙が記入されていないうちは、マッチは終了したと解釈されません。「マッチの結果を意図的に操作すること」はペナルティの対象なのですが、お互い合意の上でIDを選択する場合は例外として扱われます。なので、対戦が終わって結果の記入前にIDを選択する場合は、問題ないようです。
聞かれたときに自信をもってスムーズに答えられるものなら良いのですが。色々と質問を受けると、ジャッジとしても勉強になります。もし間違ってしまったら、そのときはごめんなさい。ジャッジも日々、学んでいるのです。
●メタゲームブレイクダウン
4 エスパードラゴン
3 マルドゥタッチ包囲サイ
2 アブザン
2 アタルカレッド
1 エスパーメンター
1 マルドゥアグロ
1 白日の下にコントロール
1 ティムールドラゴン
1 グリクシスドラゴン
1 黒緑エルドラージランプ
1 青黒欠色
酒田では、《雷破の執政》と《包囲サイ》を入れたミッドレンジが流行っている模様。
デッキの構成上、「アタルカレッド」や「エスパードラゴン」に強いようです。
優勝者の怠惰さんのデッキリスト等はこちらのリンクから、直接DNへどうぞ。
http://manaclash.diarynote.jp/201512132314495278/
追伸・バスの停留所まで送っていただき、無事山形へ帰ることができました。ありがとうございました。またジャッジが必要なときはいつでも呼んでくださいませ!
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