教えてきました。時間にして2~3時間。右も左もわからない状態からのスタートでしたが、ベリベリとパックを剥く楽しさ、そして出てくるカードそのものの魅力から教えたつもりです。

はたして、どれぐらいルールを理解してもらえたのかわかりません。

個人的には、ぎゃざの魅力の一部でもわかってもらえれば、それで十分なのですが。


さて、ルールを教えながら、気になったことがいくつか。

①ルールが以前より煩雑になっている

キーワード能力として、「飛行」や「警戒」、「絆魂」といったものがありますが、基本セットでない限りこれらの詳細は記載されていません。更に新キーワード能力にはセットごとに難しいものが並び、「ぎゃざをある程度わかっている人」じゃないとなかなか理解が難しいものが多いように感じました。なお、「マジック・オリジン」は最後の基本セットとなりますが、こういったセットがなくなってしまっては、初心者が参入するのが難しくならないか、心配なところです。過去に「ポータル」といった初心者専用のセットもありましたが、低年齢でもルールが覚えられるよう、あのような存在は必要かと思います。その役割を「デュエルマスターズ」が担っているようには、個人的には思えません。

②エルドラージがキモい

マジックの魅力のひとつに、「美麗なイラスト」「壮大な世界観」などがあると思いますが、「戦乱のゼンディカー」のセットの良い点は、基本土地がフルアートである点です。そして悪い点は、「エルドラージがキモい」ということです。あんな触手ベロベロな宇宙人のようなクリーチャーを「魅力的」だと思う人はごく稀でしょう。キモいにしても、もうちょっと素敵なイラストであればよかったのですが、マジック本来の魅力を伝える上で、困った存在となりました…。まぁ、「これがマジックだ!」といえば、この話は終わりです。

③サプライ品が豊富になった

以前はケースやスリーブも地味なものが多かったのですが、他のカードゲームも増えたことにより、キャラクターもののスリーブやプレイマットをはじめ、周辺アイテムがだいぶ充実したように思えます。好きなイラストのアイテムを使うことでカードゲームを楽しく遊ぶプラス要素になるのでしたら、それは良いことかなと感じました。

④デュエルスペースが多くなった

これもぎゃざ自体ではなく、他のカードゲームの流行による功績といえます。他のカードゲームがあるおかげでこのようなスペースが田舎でもチラホラあることは、とてもありがたいことです。このような場所で定期的にぎゃざのイベントがあればよいのですが、現実はそう甘くはないのでしょうね…。


MTGファンとして、ジャッジとして、ショップの方に声をかけて「ティーチングキャラバン」の真似事を開催してみたいと思うこともありますし、そのためのわかりやすい構築済みデッキを公式がその主催者に提供してはくれないかな、と思うこともあります。

「ティーチングキャラバン」は来てくれても年に1回ぐらいのものです。例えば、資格さえ取れば「ティーチングキャラバン」のような講習会・体験会を開催できるようにしてはもらえないものでしょうか。

新規プレイヤー獲得のために必要なのは「ティーチングキャラバン」や「マジック・リーグ」ではなく、地元のショップがルールの講習会を定期的に簡単に開催できる仕組みづくりと、ティーンエイジャーたちがもっと参加しやすい環境づくりなのではないかと思った七瀬でした。

何かアイデアがある方いましたら、ぜひご意見、ご感想としてコメントしていただければと思います。お気軽にどうぞ!

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