第2回の火曜日は、もうひとつのトップメタ「バントカンパニー」です。
【デッキリスト総評】
最も完成されていると思ったリストをサンプルリストにしました。
《森の代言者》と《反射魔道士》はすべてのデッキで4枚採用されています。
《棲み家の防御者》+《死霧の猛禽》パッケージは強く使いたいので、特に《死霧の猛禽》は4枚フル搭載をオススメします。《棲み家の防御者》は強いカードですが、ラリーの対策を考えると《層雲の踊り手》と散らすと良いかな、と。特に《跳ねる混成体》の採用を諦めて《層雲の踊り手》をフル搭載したリストは、非常に良い決断だと思います。
《風番いのロック》はメインかサイドに採用して突破力をもたせます。飛行が強い環境ですので、できればメインから採用したいクリーチャーです。
《始まりの木の管理人》を採用しているリストも散見しますが、個人的には不要かと思います。《巨森の予見者、ニッサ》を採用しているリストもありますが、こちらは調整が上手にできていれば面白い動きを見せてくれるでしょう。
時より《オジュタイの命令》を採用しているリストがあるので、《集合した中隊》を構えていると思ってクリーチャーを展開すると痛い目にあうことがあるので注意が必要です。
またこれ以外にも、《集合した中隊》を採用せずに《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》と《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を使ったバントカラーのデッキもあるので、デッキを見誤らないようにしたいところです。
【デッキの動き】
白・青・緑の優秀なクリーチャーをふんだんに採用したビートダウンデッキで、《集合した中隊》がその勢いを加速させます。《棲み家の防御者》+《死霧の猛禽》パッケージにより長期戦にも強く、サイドボード後はコントロールにかなり強いデッキです。
2、3ターン目とクリーチャーを展開させたら、4ターン目は《集合した中隊》、5ターン目は《棲み家の防御者》または《風番いのロック》と動くのがこのデッキの強い動き。
単純ではありますが展開力があるデッキで、打ち消し呪文まで想定に入れないといけないので、相手にすると思った以上に戦いにくいデッキです。
2ターン目は《森の代言者》か《ヴリンの神童、ジェイス》をプレイすることになると思いますが、《棲み家の防御者》や《層雲の踊り手》を通常プレイすることを躊躇ってはいけません。特にこのデッキがビートダウンであることを意識すれば、2ターン目にパワー2を出すのと、パワー0を出すのではどちらが良いかはわかるはずです。つまり、2ターン目に《ヴリンの神童、ジェイス》を出すのは「《死霧の猛禽》を捨てて変異をひっくり返す」という動きがきっちりと手札で定まっているときや、手札が弱いのでルートしたいとき、と決めておくべきです。
3ターン目に不用意に《反射魔道士》をプレイしてしまうと、除去手段に困ることになるので、《死霧の猛禽》や《空中生成エルドラージ》が手札にあればこちらから展開していきましょう。また、《層雲の踊り手》はできれば5ターン目にまるで《棲み家の防御者》であるかのように設置するのがよいでしょう。特に相手が除去コンだとわかったなら、《層雲の踊り手》はアドバンテージを稼ぐためにプレイしたいところです。
《跳ねる混成体》は扱いがちょっと難しいクリーチャーで、基本的にはブロッカーをタップして無理やり攻撃を通すために使うのですが、「瞬速」3ターン目にこれを構えるのがあまりに弱いのです。できることなら、4ターン目に《集合した中隊》だと思わせておいたタイミングで上手に使うのが良いでしょう。相手が「ジェスカイ」だった場合は《カマキリの乗り手》の攻撃を1手遅らせるのに構えるのはアリかと思います。
サイドボードは明確で、インスタント対策の打消し呪文と、《包囲サイ》などの大型クリーチャーへの対処カードで占められています。どのマッチでどのカードと入れ替えるか、事前にしっかりと考えておきましょう。またこのリストには含まれていませんが、《見えざるものの熟達》は非常に相性の良いカードですので、試す価値があると思います。
「4色ラリー」と「バントカンパニー」ならどっちが強いだろう?と聞かれることが多いのですが、デッキの動きとしてはまるで別物であるので、比較するのが難しいです。こちらのほうがプレイングが単純かつ太い動きができるので、細かい動きがあまり得意じゃない方はこちらを選択したほうが楽しく戦うことができると思います。
4 : 《森の代言者》
3 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
3 : 《棲み家の防御者》
2 : 《層雲の踊り手》
4 : 《死霧の猛禽》
4 : 《反射魔道士》
2 : 《跳ねる混成体》
4 : 《空中生成エルドラージ》
2 : 《風番いのロック》
28 creatures
3 : 《ドロモカの命令》
4 : 《集合した中隊》
7 other spells
4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《吹きさらしの荒野》
1 : 《樹木茂る山麓》
2 : 《大草原の川》
2 : 《梢の眺望》
4 : 《伐採地の滝》
2 : 《ヤヴィマヤの沿岸》
3 : 《平地》
1 : 《島》
2 : 《森》
25 lands
3 : 《払拭》
3 : 《軽蔑的な一撃》
3 : 《アラシンの僧侶》
2 : 《勇敢な姿勢》
1 : 《正義のうねり》
1 : 《層雲の踊り手》
1 : 《隠れたる龍殺し》
1 : 《風番いのロック》
15 sideboard cards
【デッキリスト総評】
最も完成されていると思ったリストをサンプルリストにしました。
《森の代言者》と《反射魔道士》はすべてのデッキで4枚採用されています。
《棲み家の防御者》+《死霧の猛禽》パッケージは強く使いたいので、特に《死霧の猛禽》は4枚フル搭載をオススメします。《棲み家の防御者》は強いカードですが、ラリーの対策を考えると《層雲の踊り手》と散らすと良いかな、と。特に《跳ねる混成体》の採用を諦めて《層雲の踊り手》をフル搭載したリストは、非常に良い決断だと思います。
《風番いのロック》はメインかサイドに採用して突破力をもたせます。飛行が強い環境ですので、できればメインから採用したいクリーチャーです。
《始まりの木の管理人》を採用しているリストも散見しますが、個人的には不要かと思います。《巨森の予見者、ニッサ》を採用しているリストもありますが、こちらは調整が上手にできていれば面白い動きを見せてくれるでしょう。
時より《オジュタイの命令》を採用しているリストがあるので、《集合した中隊》を構えていると思ってクリーチャーを展開すると痛い目にあうことがあるので注意が必要です。
またこれ以外にも、《集合した中隊》を採用せずに《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》と《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を使ったバントカラーのデッキもあるので、デッキを見誤らないようにしたいところです。
【デッキの動き】
白・青・緑の優秀なクリーチャーをふんだんに採用したビートダウンデッキで、《集合した中隊》がその勢いを加速させます。《棲み家の防御者》+《死霧の猛禽》パッケージにより長期戦にも強く、サイドボード後はコントロールにかなり強いデッキです。
2、3ターン目とクリーチャーを展開させたら、4ターン目は《集合した中隊》、5ターン目は《棲み家の防御者》または《風番いのロック》と動くのがこのデッキの強い動き。
単純ではありますが展開力があるデッキで、打ち消し呪文まで想定に入れないといけないので、相手にすると思った以上に戦いにくいデッキです。
2ターン目は《森の代言者》か《ヴリンの神童、ジェイス》をプレイすることになると思いますが、《棲み家の防御者》や《層雲の踊り手》を通常プレイすることを躊躇ってはいけません。特にこのデッキがビートダウンであることを意識すれば、2ターン目にパワー2を出すのと、パワー0を出すのではどちらが良いかはわかるはずです。つまり、2ターン目に《ヴリンの神童、ジェイス》を出すのは「《死霧の猛禽》を捨てて変異をひっくり返す」という動きがきっちりと手札で定まっているときや、手札が弱いのでルートしたいとき、と決めておくべきです。
3ターン目に不用意に《反射魔道士》をプレイしてしまうと、除去手段に困ることになるので、《死霧の猛禽》や《空中生成エルドラージ》が手札にあればこちらから展開していきましょう。また、《層雲の踊り手》はできれば5ターン目にまるで《棲み家の防御者》であるかのように設置するのがよいでしょう。特に相手が除去コンだとわかったなら、《層雲の踊り手》はアドバンテージを稼ぐためにプレイしたいところです。
《跳ねる混成体》は扱いがちょっと難しいクリーチャーで、基本的にはブロッカーをタップして無理やり攻撃を通すために使うのですが、「瞬速」3ターン目にこれを構えるのがあまりに弱いのです。できることなら、4ターン目に《集合した中隊》だと思わせておいたタイミングで上手に使うのが良いでしょう。相手が「ジェスカイ」だった場合は《カマキリの乗り手》の攻撃を1手遅らせるのに構えるのはアリかと思います。
サイドボードは明確で、インスタント対策の打消し呪文と、《包囲サイ》などの大型クリーチャーへの対処カードで占められています。どのマッチでどのカードと入れ替えるか、事前にしっかりと考えておきましょう。またこのリストには含まれていませんが、《見えざるものの熟達》は非常に相性の良いカードですので、試す価値があると思います。
「4色ラリー」と「バントカンパニー」ならどっちが強いだろう?と聞かれることが多いのですが、デッキの動きとしてはまるで別物であるので、比較するのが難しいです。こちらのほうがプレイングが単純かつ太い動きができるので、細かい動きがあまり得意じゃない方はこちらを選択したほうが楽しく戦うことができると思います。
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