ヘッドジャッジとして参加してまいりました。

参加者22名、スイスドロー5回戦のち、トップ8によるSE3回戦です。


●ジャッジ関連について

デッキリスト提出の際に何度も確認したのですが、1名だけ「デッキリストの不備」でGL(ゲームの敗北)を出さなければならなくなってしまったのが残念です。サイドボードの最後の1種類の書き忘れでした。グランプリなどの大きな大会で同様のミスが起こらないよう、今後さらに気をつけてもらえればと思います。

また、重要なマッチでゲームに集中しすぎるあまり、《先頭に立つ者、アナフェンザ》の追放を何度も忘れている場面に出くわしました。最近だと《コラガンの命令》で墓地からクリーチャーを拾ってこれるなど、ゲームを大きく左右する可能性がある部分ですので、その点はじゅうぶんに気をつけてプレイしてほしいところです。


●決勝進出者デッキリスト

優勝者 : T・Kさん デッキ名 「ラリーつかれた」 (マルドゥグリーン)

4 : 《森の代言者》
1 : 《魂火の大導師》
1 : 《巨森の予見者、ニッサ》
4 : 《包囲サイ》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
3 : 《ゴブリンの闇住まい》
1 : 《黄金牙、タシグル》
15 creatures

2 : 《炎呼び、チャンドラ》
2 planeswalkers

1 : 《焦熱の衝動》
2 : 《焙り焼き》
1 : 《絹包み》
1 : 《光輝の炎》
2 : 《苦い真理》
2 : 《コラガンの命令》
2 : 《アブザンの魔除け》
4 : 《はじける破滅》
2 : 《残忍な切断》
17 other spells

1 : 《平地》
1 : 《沼》
1 : 《山》
1 : 《森》
4 : 《血染めのぬかるみ》
4 : 《樹木茂る山麓》
3 : 《吹きさらしの荒野》
2 : 《燻る湿地》
2 : 《燃えがらの林間地》
1 : 《梢の眺望》
3 : 《乱脈な気孔》
2 : 《遊牧民の前哨地》
26 lands

2 : 《アラシンの僧侶》
2 : 《棲み家の防御者》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
2 : 《自傷疵》
3 : 《精神背信》
2 : 《神聖なる月光》
1 : 《光輝の炎》
1 : 《ムラーサの胎動》
1 : 《衰滅》
15 sideboard cards



準優勝者 : H・Mさん (ジェスカイブラック)

4 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
2 : 《魂火の大導師》
3 : 《僧院の導師》
1 : 《黄金牙、タシグル》
10 creatures

3 : 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1 : 《炎呼び、チャンドラ》
4 planeswalker

3 : 《焦熱の衝動》
4 : 《強迫》
2 : 《焙り焼き》
4 : 《はじける破滅》
3 : 《苦い真理》
1 : 《残忍な切断》
2 : 《時を越えた探索》
20 other spells

4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《汚染された三角州》
4 : 《血染めのぬかるみ》
3 : 《神秘の僧院》
2 : 《大草原の川》
1 : 《窪み渓谷》
2 : 《燻る湿地》
2 : 《乱脈な気孔》
1 : 《平地》
1 : 《島》
1 : 《沼》
1 : 《山》
26 lands

1 : 《払拭》
1 : 《軽蔑的な一撃》
1 : 《精神背信》
1 : 《焙り焼き》
2 : 《アラシンの僧侶》
1 : 《見えざるものの熟達》
2 : 《光輝の炎》
2 : 《無限の抹消》
2 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
1 : 《完全なる終わり》
1 : 《炎呼び、チャンドラ》
15 sideboard cards




ベスト4 ジェスカイブラック(予選1位)
ベスト4 4Cラリー(予選2位)

ベスト8 マルドゥグリーン(予選3位)
ベスト8 ジェスカイエルドラージ(予選5位)
ベスト8 グリクシスドラゴン(予選7位)
ベスト8 エスパードラゴン(予選8位)


●メタゲームブレイクダウン

4 マルドゥグリーン
3 ジェスカイブラック
3 エルドラージストンピィ(白青黒1、白青赤1、青黒赤1)
2 バントカンパニー
2 エルドラージランプ(赤緑)
2 赤黒ドラゴン(赤黒1、青赤黒1)
2 エスパードラゴン
1 エスパーミッドレンジ
1 4Cラリー
1 アタルカレッド
1 青緑ランプ

ラリーが1名と少なめですが、それ以外はほぼ前評判通りの一般的なデッキ分布となったようです。そんな中でも、多色ジェスカイ、多色マルドゥの活躍が目立ちました。フェッチランドとバトルランドに支えられたマナ基盤で4色の呪文を駆使し戦う多色デッキは、現在のスタンダードシーンを象徴する強力なデッキです。プレイングが勝敗を左右するデッキでもあり、特にプレイング巧者が好んで使用していたような印象もあります。

シーズン終盤ではありますが、PPTQやGPTなどの大会もまだ多く残っています。勝利を求めるプレイヤーさんは、この流れに乗るのも良いのではないでしょうか。

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