スタンダードデッキ特集の最後となる8回目のデッキは、七瀬が独自に調整しているデッキのひとつ、オリジナルの「エスパーミッドレンジ」です。


2 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
1 : 《永代巡礼者、アイリ》
2 : 《搭載歩行機械》
2 : 《道の探求者》
2 : 《僧院の導師》
2 : 《反射魔道士》
1 : 《つむじ風のならず者》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
1 : 《風番いのロック》
1 : 《龍王オジュタイ》
15 creatures

3 : 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1 : 《真面目な訪問者、ソリン》
1 : 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》
5 planeswalker

2 : 《強迫》
2 : 《絹包み》
2 : 《闇の掌握》
3 : 《苦い真理》
1 : 《破滅の道》
1 : 《停滞の罠》
1 : 《残忍な切断》
2 : 《宝船の巡航》
1 : 《軽蔑的な一撃》
15 other spells

4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《汚染された三角州》
2 : 《血染めのぬかるみ》
2 : 《吹きさらしの荒野》
2 : 《大草原の川》
2 : 《窪み渓谷》
4 : 《乱脈な気孔》
2 : 《平地》
1 : 《島》
2 : 《沼》
25 lands

1 : 《払拭》
1 : 《否認》
2 : 《精神背信》
1 : 《究極の価格》
1 : 《神聖なる月光》
1 : 《勇敢な姿勢》
1 : 《自傷疵》
1 : 《鞭打つ触手》
1 : 《無限の抹消》
1 : 《完全なる終わり》
1 : 《つむじ風のならず者》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
1 : 《風番いのロック》
1 : 《龍王オジュタイ》
15 sideboard cards


【デッキリスト総評】

「エスパーメンター」と言われることの多いこのデッキ。「対アブザン」のメタデッキの産物としてスタンダードシーンに登場し、GP神戸で大いに活躍したデッキですが、今度は「対ラリー」のメタデッキとしての浮上です。

「エスパーメンター」といったら、何といっても《僧院の導師》を中心とした攻めが特徴のデッキですが、エスパーというカラーは、とにかく対ラリーに取れるカードが多いのが特徴。《払拭》や《ゲトの裏切り者、カリタス》はもちろんのこと、《神聖なる月光》に《無限の抹消》と、その対策カードの種類は徹底的です。

新たに《永代巡礼者、アイリ》と《反射魔道士》、そして《ゲトの裏切り者、カリタス》を得て、なかなか定まらない形となってしまいましたが、例えば《永代巡礼者、アイリ》と《搭載歩行機械》の組み合わせは相性が良く、《反射魔道士》はビートダウンという戦術と相性の良いカード。《ゲトの裏切り者、カリタス》は単純にライフを戻すのに一役買ってくれます。

《つむじ風のならず者》と《風番いのロック》は《はじける破滅》に対して相性が良く、《ゲトの裏切り者、カリタス》と《龍王オジュタイ》あたりを抜いて採用します。逆にその脅威が無い場合は、《ゲトの裏切り者、カリタス》と《龍王オジュタイ》は強力なカードですので、増量していくのが面白そうです。

調整中のデッキリストからもわかるように、デッキの方向性がイマイチ定まっていないのですが、どちらかの方向に寄せることで明確な動きのデッキにまとめることができるでしょう。


【デッキの動き】

白と青と黒の各種パワーカードによるグットスタッフです。序盤はクリーチャーを展開してテンポをとっていき、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が戦場に万全の状態で出せれば、勝利は近いでしょう。

《搭載歩行機械》、《つむじ風のならず者》、《風番いのロック》の3種類は横にクリーチャーを展開できるカード。特に《はじける破滅》を意識したチョイスで、いずれも《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の奥義と合わせることで強い動きとなります。

《道の探求者》、《永代巡礼者、アイリ》、《風番いのロック》の3種類はライフを回復できるクリーチャーで、《真面目な訪問者、ソリン》が更に大きくライフを回復してくれます。これらは《苦い真理》で失ったライフを速やかに回復してくれます。

非常に柔軟性に富んだデッキで、これといって決まったデッキの動きはありません。一言あるとすれば、エンジョイ!エスパーミッドレンジ!

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