シーガル桜田店さんで19時から3時間ほどひたすら対戦。

七瀬の持ち込んだデッキは、

「白緑トークン」「白単人間」「バントカンパニー」
「エスパードラゴン」「スゥルタイミッド」「白黒コントロール」

の6つ。「赤緑ランプ」と「黒緑アリスト」と「黒緑コントロール」がないけれど、環境に多そうなデッキはだいたい網羅できてる気がする。

TAYAさんの「ジャンド」と調整対戦しました。通称・ひとりグランプリ。


●TAYAさんの対戦成績(カッコ内は七瀬使用デッキ)

1回戦 ×○× (白単人間)
2回戦 ××- (白緑トークン)
3回戦 ×○○ (バントカンパニー)
4回戦 ××- (エスパードラゴン)
5回戦 ××- (スゥルタイミッド)

TAYAさん、1-4でドロップ。


●「ジャンド」というデッキの問題点

ベースとなっているのは黒緑ミッドレンジなのですが、このカラーリングの特徴はとにかく「丸い」こと。この特徴に1色足すことで、いかに個性を出すかが重要になります。

「スゥルタイ」は青を足すことによって、メインに《龍王シルムガル》というパワーカード、《苦い真理》という優良ドロー、そしてサイドボードに《否認》といったアンチカードを仕込むことができます。

「ジャンド」は赤を足すことによって、はたしてどのような違いをつくることができるのか。そこが課題になるわけです。

特に大きいと思われるのは《コラガンの命令》というアドバンテージの塊を採用できることだけれど、問題は《森の代言者》が処理できないということ。魔巧達成していれば《焦熱の衝動》が間に合うかもしれないけれど、それならばベースを黒緑じゃなくて黒赤にすべきではないだろうか。

また、「ジャンド」の抱える大きな問題点として、「追放除去が少ない」ことと、「ライフゲイン手段が少ない」ことが挙げられます。よって、コントロールよりもミッドレンジ気味にして、なるべく早く試合を決めなければなりません。

おそらく独自路線すぎるとは思いますが、七瀬式のサンプルデッキを書いておきます。

●七瀬の考える「ジャンド」

3 : 《搭載歩行機械》
1 : 《竜使いののけ者》
3 : 《森の代言者》
3 : 《棲み家の防御者》
3 : 《ケラル砦の修道院長》
1 : 《不屈の追跡者》
1 : 《巨森の予見者、ニッサ》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
1 : 《ピア・ナラーとキアン・ナラー》
17 creatures

1 : 《アーリン・コード》
1 : 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》
1 : 《炎呼び、チャンドラ》
3 planeswalkers

3 : 《ウルヴェンワルド横断》
3 : 《ニッサの誓い》
3 : 《焦熱の衝動》
2 : 《究極の価格》
2 : 《コラガンの命令》
2 : 《苦い真理》
2 : 《破滅の道》
17 other spells

2 : 《沼》
2 : 《山》
3 : 《森》
4 : 《進化する未開地》
4 : 《風切る泥沼》
4 : 《燻る湿地》
4 : 《燃えがらの林間地》
23 lands

2 : 《強迫》
1 : 《自然のままに》
1 : 《翼切り》
1 : 《精神背信》
1 : 《無限の抹消》
2 : 《悪性の疫病》
2 : 《光輝の炎》
2 : 《衰滅》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
1 : 《ピア・ナラーとキアン・ナラー》
1 : 《炎呼び、チャンドラ》
15 sideboard cards


まず重要なのは「除去が多いこと」で、次に「手数が多いこと」、そして「アドアドしく息切れしにくいこと」。七瀬が「ジャンド」というカラーリングをスタンダードでやるなら求めたいことはこれらです。もっさりとした鈍い動きのデッキはコントロールで十分なのです。

ちなみにこれ、前環境終盤に七瀬が趣味でやっていたデッキのアップデート版みたいな感じだけれど、誰も強いとは言っていないので、苦情は受け付けませんよ^^


●その後

月曜会は翌朝まで続くのでした。続く。

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