オリジナル ： 白黒人間
2016年8月28日 Magic: The Gathering本日紹介するのは、以前から何度か紹介してきた、「白黒人間」です。現在、七瀬がFNMに持ち込んでいるのはこのデッキで、大きな大会に参加するとしたら、おそらくこれを持っていくことでしょう。
● 七瀬式 ： 白黒人間 （最新版）
●デッキ解説
メインボードのクリーチャー達から。
《スレイベンの検査官》、《町のゴシップ屋》、《サリアの副官》、《白蘭の騎士》の４種類１６枚に関しては、前の日記でも詳しく書きましたので、そちらを参照ください。《アクロスの英雄、キテオン》、《ドラゴンを狩る者》、《探検隊の特使》、《徴税の大天使》の４種類８枚に関しても同様です。
オリジナル ： 白青人間
http://infiniteblue.diarynote.jp/201608311001533716/
《永代巡礼者、アイリ》 は、単純にスペックの高いクリーチャー。接死もちなので、気にすることなく積極的に攻撃に参加できます。
《族樹の精霊、アナフェンザ》 は、デッキとの噛み合わせが良いクリーチャー。後続のクリーチャーを次々と強化していく様子は、精霊になっても尚、リーダーっぽさを感じます。
どちらも伝説のクリーチャーであるため、１枚ずつの採用にとどめています。
次に、メインボードの呪文。
《石の宣告》と《永遠の見守り》に関しては、前の日記を参照ください。
《集団的努力》 は、こちらのデッキではメインから２枚採用。除去呪文かつ強化呪文、そしてエンチャントに対策できるユーティリティは素晴らしいものです。
《苦渋の破棄》 は、ライフを３点失う代わりに土地以外のパーマネントすべてに対処できる強力な呪文。バーンデッキの流行により、採用は２枚にとどめてあります。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》をメインから２枚採用しています。「白青」は打ち消し呪文を採用することにより、全体除去へ対策することができましたが、こちらはそうはいきません。なので、元々コントロールに強いカードを少し採用しておく必要があります。
土地に、《乱脈な気孔》を採用できるのが「白黒」の強み。特に《永遠の見守り》とのかみ合わせが良く、長期戦を制することもしばしば。コントロールデッキに強いカードでもあります。
残りは、サイドボードの解説。
《搭載歩行機械》 は、特に目を引く採用かと思います。このカード、除去コントロールに強いのは言うまでもありませんが、今回の構成はこのカードのために調整したといっても過言ではありません。人間デッキ最大のストロングポイントである《サリアの副官》４枚と入れ替える形になります。まずは《永代巡礼者、アイリ》と《族樹の精霊、アナフェンザ》との相性の良さ。前者により、いつでも解体可能ですし、後者が立っていれば、おまけのカウンターが乗って登場です。《永遠の見守り》との相性がとりわけ優秀で、トークンこそ強化されませんが、警戒で攻撃しながら成長できる強力クリーチャーとなるのです。《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が紋章化すれば、飛行機械トークンも強化することができます。そして最大の売りが、《集団的努力》により、飛行機械全体を強化する流れです。もちろん、《搭載歩行機械》本体にカウンターを乗せるのも相性が良い動きなのですが、特に飛行機械トークンを全体強化する動きは読みづらく、場合によっては、自身を解体してトークンにカウンターを乗せる動きも可能です。
《強迫》 は対コントロールに最適な軽い呪文で、《集団的蛮行》は１マナ重いものの汎用性が高いのが特徴です。
《自傷疵》 は、「バントカンパニー」を意識した追加の除去呪文。特に本体に２点ルーズができるので、削り切れなかったときに重宝することでしょう。
《究極の価格》 および 《停滞の罠》は、貴重なインスタントタイミングの除去呪文。特に、《集団的努力》があまり有効でないときに入れ替えます。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 は、基本的には《強迫》と一緒に採用します。対コントロールとして強力なフィニッシャーです。
今回はサイドに入っていませんが、対トークンに《悪性の疫病》を採用することができるのも、「白黒」の強みかもしれません。
一見変わった構成かとは思いますが、デッキとしての完成度は非常に高くなってきたと思います。環境も終盤に近いですが、《搭載歩行機械》や《コイロスの洞窟》を使った人間デッキを、楽しみたいと思っています。最後に、サイドボード後の対カンパニー構成と、対コントロール構成をご覧ください。
● 対「バントカンパニー」（例）
● 対コントロール（例）
● 七瀬式 ： 白黒人間 （最新版）
４ ： 《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 [SOI]
４ ： 《町のゴシップ屋/Town Gossipmonger》 [SOI]
２ ： 《アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros》 [ORI]
２ ： 《ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter》 [DTK]
２ ： 《探検隊の特使/Expedition Envoy》 [BFZ]
１ ： 《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim》 [OGW]
１ ： 《族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit》 [DTK]
４ ： 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 [ORI]
４ ： 《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》 [SOI]
２ ： 《徴税の大天使/Archangel of Tithes》 [ORI]
26 creatures
２ ： 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》 [BFZ]
2 planeswalkers
４ ： 《石の宣告/Declaration in Stone》 [SOI]
２ ： 《集団的努力/Collective Effort》[EMN]
２ ： 《苦渋の破棄/Anguished Unmaking》[SOI]
４ ： 《永遠の見守り/Always Watching》[SOI]
12 other spells
１０ ： 《平地》
２ ： 《沼》
４ ： 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》 [ORI]
４ ： 《乱脈な気孔/Shambling Vent》 [BFZ]
20 lands
４ ： 《搭載歩行機械/Hangarback Walker》 [ORI]
３ ： 《強迫/Duress》[DTK]
１ ： 《集団的蛮行/Collective Brutality》 [EMN]
３ ： 《自傷疵/Self-Inflicted Wound》 [DTK]
１ ： 《究極の価格/Ultimate Price》 [DTK]
１ ： 《停滞の罠/Stasis Snare》[BFZ]
２ ： 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》 [BFZ]
15 sideboard cards
●デッキ解説
メインボードのクリーチャー達から。
《スレイベンの検査官》、《町のゴシップ屋》、《サリアの副官》、《白蘭の騎士》の４種類１６枚に関しては、前の日記でも詳しく書きましたので、そちらを参照ください。《アクロスの英雄、キテオン》、《ドラゴンを狩る者》、《探検隊の特使》、《徴税の大天使》の４種類８枚に関しても同様です。
オリジナル ： 白青人間
http://infiniteblue.diarynote.jp/201608311001533716/
《永代巡礼者、アイリ》 は、単純にスペックの高いクリーチャー。接死もちなので、気にすることなく積極的に攻撃に参加できます。
《族樹の精霊、アナフェンザ》 は、デッキとの噛み合わせが良いクリーチャー。後続のクリーチャーを次々と強化していく様子は、精霊になっても尚、リーダーっぽさを感じます。
どちらも伝説のクリーチャーであるため、１枚ずつの採用にとどめています。
次に、メインボードの呪文。
《石の宣告》と《永遠の見守り》に関しては、前の日記を参照ください。
《集団的努力》 は、こちらのデッキではメインから２枚採用。除去呪文かつ強化呪文、そしてエンチャントに対策できるユーティリティは素晴らしいものです。
《苦渋の破棄》 は、ライフを３点失う代わりに土地以外のパーマネントすべてに対処できる強力な呪文。バーンデッキの流行により、採用は２枚にとどめてあります。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》をメインから２枚採用しています。「白青」は打ち消し呪文を採用することにより、全体除去へ対策することができましたが、こちらはそうはいきません。なので、元々コントロールに強いカードを少し採用しておく必要があります。
土地に、《乱脈な気孔》を採用できるのが「白黒」の強み。特に《永遠の見守り》とのかみ合わせが良く、長期戦を制することもしばしば。コントロールデッキに強いカードでもあります。
残りは、サイドボードの解説。
《搭載歩行機械》 は、特に目を引く採用かと思います。このカード、除去コントロールに強いのは言うまでもありませんが、今回の構成はこのカードのために調整したといっても過言ではありません。人間デッキ最大のストロングポイントである《サリアの副官》４枚と入れ替える形になります。まずは《永代巡礼者、アイリ》と《族樹の精霊、アナフェンザ》との相性の良さ。前者により、いつでも解体可能ですし、後者が立っていれば、おまけのカウンターが乗って登場です。《永遠の見守り》との相性がとりわけ優秀で、トークンこそ強化されませんが、警戒で攻撃しながら成長できる強力クリーチャーとなるのです。《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が紋章化すれば、飛行機械トークンも強化することができます。そして最大の売りが、《集団的努力》により、飛行機械全体を強化する流れです。もちろん、《搭載歩行機械》本体にカウンターを乗せるのも相性が良い動きなのですが、特に飛行機械トークンを全体強化する動きは読みづらく、場合によっては、自身を解体してトークンにカウンターを乗せる動きも可能です。
《強迫》 は対コントロールに最適な軽い呪文で、《集団的蛮行》は１マナ重いものの汎用性が高いのが特徴です。
《自傷疵》 は、「バントカンパニー」を意識した追加の除去呪文。特に本体に２点ルーズができるので、削り切れなかったときに重宝することでしょう。
《究極の価格》 および 《停滞の罠》は、貴重なインスタントタイミングの除去呪文。特に、《集団的努力》があまり有効でないときに入れ替えます。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 は、基本的には《強迫》と一緒に採用します。対コントロールとして強力なフィニッシャーです。
今回はサイドに入っていませんが、対トークンに《悪性の疫病》を採用することができるのも、「白黒」の強みかもしれません。
一見変わった構成かとは思いますが、デッキとしての完成度は非常に高くなってきたと思います。環境も終盤に近いですが、《搭載歩行機械》や《コイロスの洞窟》を使った人間デッキを、楽しみたいと思っています。最後に、サイドボード後の対カンパニー構成と、対コントロール構成をご覧ください。
● 対「バントカンパニー」（例）
４ ： 《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 [SOI]
４ ： 《町のゴシップ屋/Town Gossipmonger》 [SOI]
２ ： 《アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros》 [ORI]
２ ： 《ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter》 [DTK]
２ ： 《探検隊の特使/Expedition Envoy》 [BFZ]
１ ： 《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim》 [OGW]
１ ： 《族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit》 [DTK]
４ ： 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 [ORI]
４ ： 《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》 [SOI]
２ ： 《徴税の大天使/Archangel of Tithes》 [ORI]
26 creatures
３ ： 《石の宣告/Declaration in Stone》 [SOI]
３ ： 《自傷疵/Self-Inflicted Wound》 [DTK]
１ ： 《究極の価格/Ultimate Price》 [DTK]
１ ： 《集団的蛮行/Collective Brutality》 [EMN]
２ ： 《集団的努力/Collective Effort》[EMN]
２ ： 《苦渋の破棄/Anguished Unmaking》[SOI]
２ ： 《永遠の見守り/Always Watching》 [SOI]
14 other spells
１０ ： 《平地》
２ ： 《沼》
４ ： 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》 [ORI]
４ ： 《乱脈な気孔/Shambling Vent》 [BFZ]
20 lands
● 対コントロール（例）
４ ： 《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 [SOI]
４ ： 《町のゴシップ屋/Town Gossipmonger》 [SOI]
２ ： 《アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros》 [ORI]
２ ： 《ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter》 [DTK]
２ ： 《探検隊の特使/Expedition Envoy》 [BFZ]
１ ： 《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim》 [OGW]
１ ： 《族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit》 [DTK]
４ ： 《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》 [ORI]
４ ： 《搭載歩行機械/Hangarback Walker》 [ORI]
24 creatures
４ ： 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》 [BFZ]
4 planeswalkers
３ ： 《強迫/Duress》 [DTK]
１ ： 《集団的蛮行/Collective Brutality》 [EMN]
１ ： 《究極の価格/Ultimate Price》 [DTK]
１ ： 《停滞の罠/Stasis Snare》 [BFZ]
２ ： 《苦渋の破棄/Anguished Unmaking》 [SOI]
４ ： 《永遠の見守り/Always Watching》 [SOI]
12 other spells
１０ ： 《平地》
２ ： 《沼》
４ ： 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》 [ORI]
４ ： 《乱脈な気孔/Shambling Vent》 [BFZ]
20 lands
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