グランプリ静岡に向けて③
2017年2月8日 Magic: The Gathering前回に続き、今回は対抗色のお話。
<対抗色>
白黒:ポテンシャルは高い
《致命的な一押し》《闇の掌握》という黒除去のエースを採用でき、更に「黒緑」に強い《燻蒸》を採用できることから、現環境に一石を投じるチャンスがありそうなカラーリング。《最後の望み、リリアナ》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》という強力なPWを採用できるのも強みです。では、なぜ環境にこの手のデッキがないのか?ポイントは2~3マナ枠生物の緑との差、そして「コピーキャット」の存在です。「コピーキャット」相手には除去がしっかり取れているように見えますが、それは「黒緑」も同じこと。《苦渋の破棄》は「機体」が厳しすぎてメインに採用できず、「黒緑」なら優位を築けるマッチも、「白黒」ではそうはいかないのです。個人的には、現在「マルドゥ機体」は「白赤」ベースで組まれていますが、これを「白黒」ベースに変えることで、「黒緑」に対抗するアイデアがあります。
青赤:サイズでかくて除去無理
《電招の塔》に焦点を当てたコントロールデッキなどがありますが、「黒緑」のクリーチャーサイズが大きすぎて、押し切られることが多いです。せめて黒を足して《致命的な一押し》を積むか、白を足して《燻蒸》や「コピーキャット」を内蔵するプランでいかないと、厳しいように思います。
黒緑:除去と《巻きつき蛇》強い
「機体」に強く、「コピーキャット」相手には厳しい、3強の一角。カウンターシナジーを基本とし、他にエネルギー寄りにしたものや、昂揚寄りにしたものがあります。他のデッキが多色であるのに対して、こちらは2色でまとまっているために、他よりも安定感があります。《反射魔道士》という天敵カード去ったため、やりたい放題している印象。この勢いを止めるために《反射魔道士》の解禁もあるのではないかと思うわけですが、それにより他のデッキも影響を大きく受けてしまうのが悩みどころ。個人的には解禁は可能性アリと思っています。それでもなお「黒緑」は強いので、良いバランスだとは思うのですが。
赤白:除去が厳しい
「人間」デッキが環境の解答になろうと努力しているのを知っているのは、「人間」を結構長く使っていたから。それでも解答にならないのは、「黒緑」のサイズに勝てないから。「コピーキャット」に対しては《ショック》でいいのですが、「黒緑」に対しては《石の宣告》でなければならず、だからといって《多勢》でいいかというとそれも違い、どうせなら《稲妻のらせん》でもあればいいんじゃないかと思うわけですが。
緑青:除去なくて無理
《ならず者の精製屋》という優良カードが来てくれて、ようやく出番かと思ったこのカラーリングは、除去がないと死ぬ環境では生きていけません。緑のクリーチャーが強く、青には《バラルの巧技》というソーサリーがあるので「黒緑」にも対抗できそうに見えるのですが、「コピーキャット」に対する対抗手段が《非実体化》ぐらいしかない上に、抜本的な対策になっていないという厳しさ。そしてPWのキオーラは、ほとんどの人に忘れられているという。《導路の召使い》から《深海の主、キオーラ》でプラス能力からもう2マナムーブで《キランの真意号》とか、《バラルの巧技》からの《深海の主、キオーラ》とか、面白いはずなんですけどね。除去がないってだけで即死するのは、本当に厳しい環境です。
<対抗色>
白黒:ポテンシャルは高い
《致命的な一押し》《闇の掌握》という黒除去のエースを採用でき、更に「黒緑」に強い《燻蒸》を採用できることから、現環境に一石を投じるチャンスがありそうなカラーリング。《最後の望み、リリアナ》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》という強力なPWを採用できるのも強みです。では、なぜ環境にこの手のデッキがないのか?ポイントは2~3マナ枠生物の緑との差、そして「コピーキャット」の存在です。「コピーキャット」相手には除去がしっかり取れているように見えますが、それは「黒緑」も同じこと。《苦渋の破棄》は「機体」が厳しすぎてメインに採用できず、「黒緑」なら優位を築けるマッチも、「白黒」ではそうはいかないのです。個人的には、現在「マルドゥ機体」は「白赤」ベースで組まれていますが、これを「白黒」ベースに変えることで、「黒緑」に対抗するアイデアがあります。
青赤:サイズでかくて除去無理
《電招の塔》に焦点を当てたコントロールデッキなどがありますが、「黒緑」のクリーチャーサイズが大きすぎて、押し切られることが多いです。せめて黒を足して《致命的な一押し》を積むか、白を足して《燻蒸》や「コピーキャット」を内蔵するプランでいかないと、厳しいように思います。
黒緑:除去と《巻きつき蛇》強い
「機体」に強く、「コピーキャット」相手には厳しい、3強の一角。カウンターシナジーを基本とし、他にエネルギー寄りにしたものや、昂揚寄りにしたものがあります。他のデッキが多色であるのに対して、こちらは2色でまとまっているために、他よりも安定感があります。《反射魔道士》という天敵カード去ったため、やりたい放題している印象。この勢いを止めるために《反射魔道士》の解禁もあるのではないかと思うわけですが、それにより他のデッキも影響を大きく受けてしまうのが悩みどころ。個人的には解禁は可能性アリと思っています。それでもなお「黒緑」は強いので、良いバランスだとは思うのですが。
赤白:除去が厳しい
「人間」デッキが環境の解答になろうと努力しているのを知っているのは、「人間」を結構長く使っていたから。それでも解答にならないのは、「黒緑」のサイズに勝てないから。「コピーキャット」に対しては《ショック》でいいのですが、「黒緑」に対しては《石の宣告》でなければならず、だからといって《多勢》でいいかというとそれも違い、どうせなら《稲妻のらせん》でもあればいいんじゃないかと思うわけですが。
緑青:除去なくて無理
《ならず者の精製屋》という優良カードが来てくれて、ようやく出番かと思ったこのカラーリングは、除去がないと死ぬ環境では生きていけません。緑のクリーチャーが強く、青には《バラルの巧技》というソーサリーがあるので「黒緑」にも対抗できそうに見えるのですが、「コピーキャット」に対する対抗手段が《非実体化》ぐらいしかない上に、抜本的な対策になっていないという厳しさ。そしてPWのキオーラは、ほとんどの人に忘れられているという。《導路の召使い》から《深海の主、キオーラ》でプラス能力からもう2マナムーブで《キランの真意号》とか、《バラルの巧技》からの《深海の主、キオーラ》とか、面白いはずなんですけどね。除去がないってだけで即死するのは、本当に厳しい環境です。
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