グランプリトライアル東京 at シーガル桜田店
2016年3月13日 Magic: The Gatheringヘッドジャッジとして参加してまいりました。
参加者22名、スイスドロー5回戦のち、トップ8によるSE3回戦です。
●ジャッジ関連について
デッキリスト提出の際に何度も確認したのですが、1名だけ「デッキリストの不備」でGL(ゲームの敗北)を出さなければならなくなってしまったのが残念です。サイドボードの最後の1種類の書き忘れでした。グランプリなどの大きな大会で同様のミスが起こらないよう、今後さらに気をつけてもらえればと思います。
また、重要なマッチでゲームに集中しすぎるあまり、《先頭に立つ者、アナフェンザ》の追放を何度も忘れている場面に出くわしました。最近だと《コラガンの命令》で墓地からクリーチャーを拾ってこれるなど、ゲームを大きく左右する可能性がある部分ですので、その点はじゅうぶんに気をつけてプレイしてほしいところです。
●決勝進出者デッキリスト
優勝者 : T・Kさん デッキ名 「ラリーつかれた」 (マルドゥグリーン)
準優勝者 : H・Mさん (ジェスカイブラック)
ベスト4 ジェスカイブラック(予選1位)
ベスト4 4Cラリー(予選2位)
ベスト8 マルドゥグリーン(予選3位)
ベスト8 ジェスカイエルドラージ(予選5位)
ベスト8 グリクシスドラゴン(予選7位)
ベスト8 エスパードラゴン(予選8位)
●メタゲームブレイクダウン
4 マルドゥグリーン
3 ジェスカイブラック
3 エルドラージストンピィ(白青黒1、白青赤1、青黒赤1)
2 バントカンパニー
2 エルドラージランプ(赤緑)
2 赤黒ドラゴン(赤黒1、青赤黒1)
2 エスパードラゴン
1 エスパーミッドレンジ
1 4Cラリー
1 アタルカレッド
1 青緑ランプ
ラリーが1名と少なめですが、それ以外はほぼ前評判通りの一般的なデッキ分布となったようです。そんな中でも、多色ジェスカイ、多色マルドゥの活躍が目立ちました。フェッチランドとバトルランドに支えられたマナ基盤で4色の呪文を駆使し戦う多色デッキは、現在のスタンダードシーンを象徴する強力なデッキです。プレイングが勝敗を左右するデッキでもあり、特にプレイング巧者が好んで使用していたような印象もあります。
シーズン終盤ではありますが、PPTQやGPTなどの大会もまだ多く残っています。勝利を求めるプレイヤーさんは、この流れに乗るのも良いのではないでしょうか。
参加者22名、スイスドロー5回戦のち、トップ8によるSE3回戦です。
●ジャッジ関連について
デッキリスト提出の際に何度も確認したのですが、1名だけ「デッキリストの不備」でGL(ゲームの敗北)を出さなければならなくなってしまったのが残念です。サイドボードの最後の1種類の書き忘れでした。グランプリなどの大きな大会で同様のミスが起こらないよう、今後さらに気をつけてもらえればと思います。
また、重要なマッチでゲームに集中しすぎるあまり、《先頭に立つ者、アナフェンザ》の追放を何度も忘れている場面に出くわしました。最近だと《コラガンの命令》で墓地からクリーチャーを拾ってこれるなど、ゲームを大きく左右する可能性がある部分ですので、その点はじゅうぶんに気をつけてプレイしてほしいところです。
●決勝進出者デッキリスト
優勝者 : T・Kさん デッキ名 「ラリーつかれた」 (マルドゥグリーン)
4 : 《森の代言者》
1 : 《魂火の大導師》
1 : 《巨森の予見者、ニッサ》
4 : 《包囲サイ》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
3 : 《ゴブリンの闇住まい》
1 : 《黄金牙、タシグル》
15 creatures
2 : 《炎呼び、チャンドラ》
2 planeswalkers
1 : 《焦熱の衝動》
2 : 《焙り焼き》
1 : 《絹包み》
1 : 《光輝の炎》
2 : 《苦い真理》
2 : 《コラガンの命令》
2 : 《アブザンの魔除け》
4 : 《はじける破滅》
2 : 《残忍な切断》
17 other spells
1 : 《平地》
1 : 《沼》
1 : 《山》
1 : 《森》
4 : 《血染めのぬかるみ》
4 : 《樹木茂る山麓》
3 : 《吹きさらしの荒野》
2 : 《燻る湿地》
2 : 《燃えがらの林間地》
1 : 《梢の眺望》
3 : 《乱脈な気孔》
2 : 《遊牧民の前哨地》
26 lands
2 : 《アラシンの僧侶》
2 : 《棲み家の防御者》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
2 : 《自傷疵》
3 : 《精神背信》
2 : 《神聖なる月光》
1 : 《光輝の炎》
1 : 《ムラーサの胎動》
1 : 《衰滅》
15 sideboard cards
準優勝者 : H・Mさん (ジェスカイブラック)
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
2 : 《魂火の大導師》
3 : 《僧院の導師》
1 : 《黄金牙、タシグル》
10 creatures
3 : 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1 : 《炎呼び、チャンドラ》
4 planeswalker
3 : 《焦熱の衝動》
4 : 《強迫》
2 : 《焙り焼き》
4 : 《はじける破滅》
3 : 《苦い真理》
1 : 《残忍な切断》
2 : 《時を越えた探索》
20 other spells
4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《汚染された三角州》
4 : 《血染めのぬかるみ》
3 : 《神秘の僧院》
2 : 《大草原の川》
1 : 《窪み渓谷》
2 : 《燻る湿地》
2 : 《乱脈な気孔》
1 : 《平地》
1 : 《島》
1 : 《沼》
1 : 《山》
26 lands
1 : 《払拭》
1 : 《軽蔑的な一撃》
1 : 《精神背信》
1 : 《焙り焼き》
2 : 《アラシンの僧侶》
1 : 《見えざるものの熟達》
2 : 《光輝の炎》
2 : 《無限の抹消》
2 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
1 : 《完全なる終わり》
1 : 《炎呼び、チャンドラ》
15 sideboard cards
ベスト4 ジェスカイブラック(予選1位)
ベスト4 4Cラリー(予選2位)
ベスト8 マルドゥグリーン(予選3位)
ベスト8 ジェスカイエルドラージ(予選5位)
ベスト8 グリクシスドラゴン(予選7位)
ベスト8 エスパードラゴン(予選8位)
●メタゲームブレイクダウン
4 マルドゥグリーン
3 ジェスカイブラック
3 エルドラージストンピィ(白青黒1、白青赤1、青黒赤1)
2 バントカンパニー
2 エルドラージランプ(赤緑)
2 赤黒ドラゴン(赤黒1、青赤黒1)
2 エスパードラゴン
1 エスパーミッドレンジ
1 4Cラリー
1 アタルカレッド
1 青緑ランプ
ラリーが1名と少なめですが、それ以外はほぼ前評判通りの一般的なデッキ分布となったようです。そんな中でも、多色ジェスカイ、多色マルドゥの活躍が目立ちました。フェッチランドとバトルランドに支えられたマナ基盤で4色の呪文を駆使し戦う多色デッキは、現在のスタンダードシーンを象徴する強力なデッキです。プレイングが勝敗を左右するデッキでもあり、特にプレイング巧者が好んで使用していたような印象もあります。
シーズン終盤ではありますが、PPTQやGPTなどの大会もまだ多く残っています。勝利を求めるプレイヤーさんは、この流れに乗るのも良いのではないでしょうか。
明日3月13日(日)午前10時スタートで、グランプリトライアル東京が開催されます。
きたる5月6~8日のグランプリ東京での2Byeをかけた予選会です。
フォーマットはスタンダード、ルール適用度は競技、デッキリストの提出が必要です。
場所はシーガル桜田店(山形県山形市)、定員24名、参加費は1500円とのことです。
ヘッドジャッジは私、七瀬(L1)が担当させていただきます。
皆さんが真剣にかつ気持ちよくプレイしていただけるよう善処致しますので、よろしくお願いします。気になることがあれば、気軽に聞いてくださいね。私自身もまだまだジャッジとして学ぶことが多いだけに、どうかお手柔らかに!
昨日確認した時点で、22名の予約があったそうです。あと2名空きがありますね。
電話予約も可能ですので、日曜日の予定が決まっていない方は、いかがでしょう?
参加予定の皆さんは、明日お会いしましょう^^
追伸
ちなみに七瀬はGP東京はプレイヤーとして参加予定です!GPT出たかった!
今シーズンのPWPが1411点で、何とか1Byeはいただけるようなので、それでガマン。
グランプリ東京に参加予定の皆さん、会場でお会いしたらぜひ声をかけてくださいね!
きたる5月6~8日のグランプリ東京での2Byeをかけた予選会です。
フォーマットはスタンダード、ルール適用度は競技、デッキリストの提出が必要です。
場所はシーガル桜田店(山形県山形市)、定員24名、参加費は1500円とのことです。
ヘッドジャッジは私、七瀬(L1)が担当させていただきます。
皆さんが真剣にかつ気持ちよくプレイしていただけるよう善処致しますので、よろしくお願いします。気になることがあれば、気軽に聞いてくださいね。私自身もまだまだジャッジとして学ぶことが多いだけに、どうかお手柔らかに!
昨日確認した時点で、22名の予約があったそうです。あと2名空きがありますね。
電話予約も可能ですので、日曜日の予定が決まっていない方は、いかがでしょう?
参加予定の皆さんは、明日お会いしましょう^^
追伸
ちなみに七瀬はGP東京はプレイヤーとして参加予定です!GPT出たかった!
今シーズンのPWPが1411点で、何とか1Byeはいただけるようなので、それでガマン。
グランプリ東京に参加予定の皆さん、会場でお会いしたらぜひ声をかけてくださいね!
第5回の金曜日は、七瀬の愛用するデッキのひとつ、「エスパードラゴン」です。
【デッキリスト総評】
今回は七瀬が自分で調整しているリストを紹介しています。とはいえ、メインはサンパウロのRPTQで上位入賞していたレシピとほとんど同じです。時々活躍が見られる「エスパードラゴン」ですが、どのデッキも基本的な構成は極めて似ています。それだけ完成度の高いデッキで、デッキパワーは十分なものがあります。
クリーチャーは、《ヴリンの神童、ジェイス》と《龍王オジュタイ》は4枚フル搭載で、《龍王シルムガル》を2枚採用するのが極めてベーシック。最近では《ゲトの裏切り者、カリタス》を採用しているレシピもあります。
呪文は、《シルムガルの嘲笑》と《時を越えた探索》は4枚フル搭載。《強迫》はふつう2~4枚取られており、七瀬は3枚採用。ドラゴン関連呪文の《忌呪の発動》は3枚、《命運の核心》は2枚という枚数も、極めて一般的です。七瀬は《闇の掌握》を2枚、あとは1枚ずつ除去などを散らしています。《払拭》、《神聖なる月光》などのメタゲームに合ったカードを1枚ずつ挿すレシピもよく見ますが、そのあたりはお好みで。
土地構成は、最近になって《血染めのぬかるみ》を複数枚取る形が流行してきており、自分もわりと気に入って3枚使っています。《乱脈な気孔》は2枚のレシピが多く、3枚よりはそちらのほうが動きやすいかとは思います。
サイドボードは「ダークジェスカイ」などのそれに似ており、だいぶ散らした構成になっています。メタゲーム次第なのですが、本来なら《アラシンの僧侶》や《正義のうねり》といった「赤アグロ」に特に強いカード、《鞭打つ触手》や《衰滅》といった並ぶデッキに強いスイーパーをもう少し採用すべきです。また、《精神背信》も枚数を増やしてもよいカードでしょう。
【デッキの動き】
手札破壊と打ち消し呪文、除去呪文で序盤をしのぎ、最終的には《龍王オジュタイ》を着地させて4回殴って勝つ、というシンプルかつ強力な動きが理想です。
土地は《血染めのぬかるみ》から《窪み渓谷》へとつなぎ、次のターンに《汚染された三角州》と動くと、《シルムガルの嘲笑》と《闇の掌握》の両者にアクセスできるのでキレイです。《溢れかえる岸辺》からはできれば《大草原の川》をひっぱってきたいところ。
とにかく、《強迫》、《シルムガルの嘲笑》、《時を越えた探索》が異常に強いデッキで、《ヴリンの神童、ジェイス》で《強迫》や除去呪文を使い回し始めると勝利は近いです。
初動で不用意に《龍王オジュタイ》を場に出して、《はじける破滅》のような除去で対処されてしまうと途端にペースを握られてしまうので、慎重に。着地させる際には、《強迫》で手札を確認したり、打ち消し呪文を用意できてからのほうが無難かと思います。
サイドボード後は難しく、《無限の抹消》がうっかり通ってしまうと、オジュタイをきれいに抜かれて詰むことがあります。できることなら他のエースクリーチャーをサイドインして、勝ち手段を散らすなどの工夫をしておきたいところです。
また、アグロ系のデッキに滅法弱いので、軽い全体除去や、《アラシンの僧侶》などで対策を立てておく必要があります。
■FNM結果
参加者が5名しか集まらなかったので、カジュアルスタンダード。
1回戦 ○○- 白単エルドラージ(SKGさん)
2回戦 ○×○ ジャンドエルフ (Iさん)
3回戦 ○○- グリクシスドラゴン(班長)
3-0でした。
ドブンで1本落としてしまったので、やはりアグロ対策カードはしっかり取っておくべきだと感じました。
メタゲームなど一切関係のない、自由なデッキがたくさんのシーガル桜田店FNM…
…魔境です。(先週まで変なジャンド使っていた人がそういうことを言ってみる)
明後日、13日の日曜日はGPT東京を開催予定ですが、いったいどうなるのでしょう。
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
4 : 《龍王オジュタイ》
2 : 《龍王シルムガル》
10 creatures
4 : 《シルムガルの嘲笑》
4 : 《時を越えた探索》
3 : 《強迫》
3 : 《忌呪の発動》
2 : 《命運の核心》
2 : 《闇の掌握》
1 : 《究極の価格》
1 : 《神聖なる月光》
1 : 《苦い真理》
1 : 《衰滅》
1 : 《完全なる終わり》
1 : 《残忍な切断》
24 other spells
4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《汚染された三角州》
3 : 《血染めのぬかるみ》
4 : 《窪み渓谷》
2 : 《大草原の川》
2 : 《乱脈な気孔》
3 : 《島》
3 : 《沼》
1 : 《平地》
26 lands
1 : 《払拭》
1 : 《否認》
1 : 《軽蔑的な一撃》
1 : 《正義のうねり》
1 : 《アラシンの僧侶》
1 : 《苦い真理》
1 : 《精神背信》
1 : 《無限の抹消》
1 : 《鞭打つ触手》
2 : 《僧院の導師》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
1 : 《黄金牙、タシグル》
1 : 《保護者、リンヴァーラ》
15 sideboard cards
【デッキリスト総評】
今回は七瀬が自分で調整しているリストを紹介しています。とはいえ、メインはサンパウロのRPTQで上位入賞していたレシピとほとんど同じです。時々活躍が見られる「エスパードラゴン」ですが、どのデッキも基本的な構成は極めて似ています。それだけ完成度の高いデッキで、デッキパワーは十分なものがあります。
クリーチャーは、《ヴリンの神童、ジェイス》と《龍王オジュタイ》は4枚フル搭載で、《龍王シルムガル》を2枚採用するのが極めてベーシック。最近では《ゲトの裏切り者、カリタス》を採用しているレシピもあります。
呪文は、《シルムガルの嘲笑》と《時を越えた探索》は4枚フル搭載。《強迫》はふつう2~4枚取られており、七瀬は3枚採用。ドラゴン関連呪文の《忌呪の発動》は3枚、《命運の核心》は2枚という枚数も、極めて一般的です。七瀬は《闇の掌握》を2枚、あとは1枚ずつ除去などを散らしています。《払拭》、《神聖なる月光》などのメタゲームに合ったカードを1枚ずつ挿すレシピもよく見ますが、そのあたりはお好みで。
土地構成は、最近になって《血染めのぬかるみ》を複数枚取る形が流行してきており、自分もわりと気に入って3枚使っています。《乱脈な気孔》は2枚のレシピが多く、3枚よりはそちらのほうが動きやすいかとは思います。
サイドボードは「ダークジェスカイ」などのそれに似ており、だいぶ散らした構成になっています。メタゲーム次第なのですが、本来なら《アラシンの僧侶》や《正義のうねり》といった「赤アグロ」に特に強いカード、《鞭打つ触手》や《衰滅》といった並ぶデッキに強いスイーパーをもう少し採用すべきです。また、《精神背信》も枚数を増やしてもよいカードでしょう。
【デッキの動き】
手札破壊と打ち消し呪文、除去呪文で序盤をしのぎ、最終的には《龍王オジュタイ》を着地させて4回殴って勝つ、というシンプルかつ強力な動きが理想です。
土地は《血染めのぬかるみ》から《窪み渓谷》へとつなぎ、次のターンに《汚染された三角州》と動くと、《シルムガルの嘲笑》と《闇の掌握》の両者にアクセスできるのでキレイです。《溢れかえる岸辺》からはできれば《大草原の川》をひっぱってきたいところ。
とにかく、《強迫》、《シルムガルの嘲笑》、《時を越えた探索》が異常に強いデッキで、《ヴリンの神童、ジェイス》で《強迫》や除去呪文を使い回し始めると勝利は近いです。
初動で不用意に《龍王オジュタイ》を場に出して、《はじける破滅》のような除去で対処されてしまうと途端にペースを握られてしまうので、慎重に。着地させる際には、《強迫》で手札を確認したり、打ち消し呪文を用意できてからのほうが無難かと思います。
サイドボード後は難しく、《無限の抹消》がうっかり通ってしまうと、オジュタイをきれいに抜かれて詰むことがあります。できることなら他のエースクリーチャーをサイドインして、勝ち手段を散らすなどの工夫をしておきたいところです。
また、アグロ系のデッキに滅法弱いので、軽い全体除去や、《アラシンの僧侶》などで対策を立てておく必要があります。
■FNM結果
参加者が5名しか集まらなかったので、カジュアルスタンダード。
1回戦 ○○- 白単エルドラージ(SKGさん)
2回戦 ○×○ ジャンドエルフ (Iさん)
3回戦 ○○- グリクシスドラゴン(班長)
3-0でした。
ドブンで1本落としてしまったので、やはりアグロ対策カードはしっかり取っておくべきだと感じました。
メタゲームなど一切関係のない、自由なデッキがたくさんのシーガル桜田店FNM…
…魔境です。(先週まで変なジャンド使っていた人がそういうことを言ってみる)
明後日、13日の日曜日はGPT東京を開催予定ですが、いったいどうなるのでしょう。
第4回の木曜日は、多色デッキの代表その2「ダークジェスカイ」です。
【デッキリスト総評】
細かい違いはあれど、基本的な構成はどのデッキもほとんど同じ。
《ヴリンの神童、ジェイス》を中心とした、いわゆる「ジェイスコントロール」というデッキタイプです。ここから白が抜ければ「グリクシスコントロール」に、赤が抜ければ「エスパーミッドレンジ」に、青が抜けてジェイスが抜ければ「マルドゥミッドレンジ」に、それぞれ変化します。《魂火の大導師》が2~3枚とられているタイプがほとんどで、《僧院の導師》は少なくとも2枚、多いデッキだと3~4枚採用されています。《ゲトの裏切り者、カリタス》はサイドに1枚は取られており、メインから採用しても良いカードだと思います。《ゴブリンの闇住まい》を採用しているタイプも多くなってきました。
呪文構成は、《はじける破滅》を主力除去に、《焦熱の衝動》や《焙り焼き》といった火力や《残忍な切断》といった単体除去が取られており、その総枚数は10枚以上です。メインから打ち消しは《払拭》や《軽蔑的な一撃》が採用されていることがあります。手札破壊は《強迫》が2~3枚採用されています。その他、ジェイスで使い回したいユーティリティ呪文が1枚ずつ取られており、あとは《苦い真理》、《宝船の巡航》、《時を越えた探索》といったドローカードがデッキを支えます。
プレインズウォーカーは、全体除去にもなる《炎呼び、チャンドラ》が1枚以上は採用されているのが主流で、デッキタイプにより《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を採用しているものも散見します。
土地は26枚が主流で、フェッチは11枚体制。フェッチで持ってこれる土地が8枚ほどしか入っていないのも特徴的。ミシュラランドが加わったことで構成に若干の変化がみられますが、タップインを嫌う人は抑えめにすると良いかもしれません。
【デッキの動き】
わかりやすい除去コントロールです。盤面のクリーチャーをしっかりさばいて、《ヴリンの神童、ジェイス》と各種ドロー呪文でアドバンテージを取っていきます。
《魂火の大導師》は火力呪文と合わせてライフを支えてくれるだけでなく、細かな呪文を何度も利用できるようにしてくれる心強いクリーチャーです。2ターン目に置くのはどちらかといえばジェイスのほうであり、《魂火の大導師》は火力呪文とセットで使用されることのほうが多いはずです。ジェイスと魂火のどちらから仕掛けるかは、相手のデッキ次第なところもありますが。このあたりからすでに試合展開が大きく変わってしまうので、プレイングが非常に難しいデッキです。
除去が薄いデッキに対しては《僧院の導師》がそのカードパワーを如何なく見せつけてくれることでしょう。メンター着地から連打される除去呪文は悪夢でしかありません。
土地が詰まると厳しいデッキで、無理やり《苦い真理》から引きにいくことも多いです。とにかく淡々と土地を伸ばして、除去をあてて、カードを引く。この中で、どの土地から並べ、どの除去を使い、どのタイミングでカードを引くかという細かいプレイングがデッキの勝敗を分けることが多く、採用カードの調整も含め、たくさんの練習が必要かと思います。
サイドボードも雑然としていますが、1枚1枚に意味があり、その採用理由を理解していないとデッキの運用は難しいでしょう。
「エルドラージランプ」といった明確な苦手デッキもありますが、基本的には様々な相手に対応力のあるデッキですので、特にコントロールが好きなプレイヤーは、このデッキを好んで使用するように思います。
プレイ時間が長くなってしまいがちなので、とにかくスムーズかつ的確にプレイングできるように、練習が必要な、難しいデッキのひとつです。
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
3 : 《魂火の大導師》
2 : 《僧院の導師》
1 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
10 creatures
1 : 《炎呼び、チャンドラ》
1 planeswalker
3 : 《焦熱の衝動》
2 : 《強迫》
1 : 《払拭》
2 : 《焙り焼き》
1 : 《軽蔑的な一撃》
4 : 《はじける破滅》
3 : 《苦い真理》
1 : 《コラガンの命令》
1 : 《オジュタイの命令》
1 : 《完全なる終わり》
1 : 《残忍な切断》
2 : 《宝船の巡航》
1 : 《時を越えた探索》
23 other spells
3 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《汚染された三角州》
4 : 《血染めのぬかるみ》
2 : 《神秘の僧院》
1 : 《大草原の川》
1 : 《窪み渓谷》
2 : 《燻る湿地》
2 : 《乱脈な気孔》
2 : 《鋭い突端》
1 : 《さまよう噴気孔》
1 : 《平地》
1 : 《島》
1 : 《沼》
1 : 《山》
26 lands
1 : 《払拭》
1 : 《神聖なる月光》
1 : 《否認》
1 : 《軽蔑的な一撃》
1 : 《精神背信》
2 : 《焙り焼き》
2 : 《光輝の炎》
1 :《破滅の道》
1 : 《無限の抹消》
1 : 《前哨地の包囲》
1 : 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》
1 : 《炎呼び、チャンドラ》
1 : 《保護者、リンヴァーラ》
15 sideboard cards
【デッキリスト総評】
細かい違いはあれど、基本的な構成はどのデッキもほとんど同じ。
《ヴリンの神童、ジェイス》を中心とした、いわゆる「ジェイスコントロール」というデッキタイプです。ここから白が抜ければ「グリクシスコントロール」に、赤が抜ければ「エスパーミッドレンジ」に、青が抜けてジェイスが抜ければ「マルドゥミッドレンジ」に、それぞれ変化します。《魂火の大導師》が2~3枚とられているタイプがほとんどで、《僧院の導師》は少なくとも2枚、多いデッキだと3~4枚採用されています。《ゲトの裏切り者、カリタス》はサイドに1枚は取られており、メインから採用しても良いカードだと思います。《ゴブリンの闇住まい》を採用しているタイプも多くなってきました。
呪文構成は、《はじける破滅》を主力除去に、《焦熱の衝動》や《焙り焼き》といった火力や《残忍な切断》といった単体除去が取られており、その総枚数は10枚以上です。メインから打ち消しは《払拭》や《軽蔑的な一撃》が採用されていることがあります。手札破壊は《強迫》が2~3枚採用されています。その他、ジェイスで使い回したいユーティリティ呪文が1枚ずつ取られており、あとは《苦い真理》、《宝船の巡航》、《時を越えた探索》といったドローカードがデッキを支えます。
プレインズウォーカーは、全体除去にもなる《炎呼び、チャンドラ》が1枚以上は採用されているのが主流で、デッキタイプにより《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を採用しているものも散見します。
土地は26枚が主流で、フェッチは11枚体制。フェッチで持ってこれる土地が8枚ほどしか入っていないのも特徴的。ミシュラランドが加わったことで構成に若干の変化がみられますが、タップインを嫌う人は抑えめにすると良いかもしれません。
【デッキの動き】
わかりやすい除去コントロールです。盤面のクリーチャーをしっかりさばいて、《ヴリンの神童、ジェイス》と各種ドロー呪文でアドバンテージを取っていきます。
《魂火の大導師》は火力呪文と合わせてライフを支えてくれるだけでなく、細かな呪文を何度も利用できるようにしてくれる心強いクリーチャーです。2ターン目に置くのはどちらかといえばジェイスのほうであり、《魂火の大導師》は火力呪文とセットで使用されることのほうが多いはずです。ジェイスと魂火のどちらから仕掛けるかは、相手のデッキ次第なところもありますが。このあたりからすでに試合展開が大きく変わってしまうので、プレイングが非常に難しいデッキです。
除去が薄いデッキに対しては《僧院の導師》がそのカードパワーを如何なく見せつけてくれることでしょう。メンター着地から連打される除去呪文は悪夢でしかありません。
土地が詰まると厳しいデッキで、無理やり《苦い真理》から引きにいくことも多いです。とにかく淡々と土地を伸ばして、除去をあてて、カードを引く。この中で、どの土地から並べ、どの除去を使い、どのタイミングでカードを引くかという細かいプレイングがデッキの勝敗を分けることが多く、採用カードの調整も含め、たくさんの練習が必要かと思います。
サイドボードも雑然としていますが、1枚1枚に意味があり、その採用理由を理解していないとデッキの運用は難しいでしょう。
「エルドラージランプ」といった明確な苦手デッキもありますが、基本的には様々な相手に対応力のあるデッキですので、特にコントロールが好きなプレイヤーは、このデッキを好んで使用するように思います。
プレイ時間が長くなってしまいがちなので、とにかくスムーズかつ的確にプレイングできるように、練習が必要な、難しいデッキのひとつです。
第3回の水曜日は、多色デッキの代表その1「マルドゥグリーン」です。
【デッキリスト総評】
一般的と思われる構成のリストにしてみました。
クリーチャーは12~13枚のリストが多く、《魂火の大導師》、《包囲サイ》、《ゴブリンの闇住まい》の3種類が主力です。最近だとここに、ラリーなどにも強い《ゲトの裏切り者、カリタス》が採用されることが多いです。また、《焦熱の衝動》や《コラガンの命令》が当たることを嫌って《魂火の大導師》が《永代巡礼者、アイリ》や《森の代言者》に挿し変わっているリストや、いっそ抜いて全体除去をとっているリストなどが存在します。他にも《棲み家の防御者》といった明確に使えるカードも採用でき、これといって構成を固定しなくても十分に強いかと思います。
土地については26枚でほぼ固定されており、多少の差異はあれど、このリストに近い構成になっていると思います。
構成の工夫に最も差が出ているのが呪文ですが、《はじける破滅》を主力除去に、《焦熱の衝動》、《焙り焼き》といった火力や《残忍な切断》といった単体除去、アドバンテージをとりやすい《アブザンの魔除け》や《コラガンの命令》といった3マナ呪文に、手札破壊とドローカードが少々。《炎呼び、チャンドラ》は強さが認識されて以降は着実にその採用枚数を増やしています。4色のカードをデッキに採用できるため、《光輝の炎》といった全体除去や、《神聖なる月光》や《先頭に立つもの、アナフェンザ》といったラリー対策、追加の手札破壊など、多彩な呪文をサイドボードに用意しています。
サイドボードを含めて採用する呪文を考えるべきデッキであり、そのときのベスト構成はメタゲーム次第といったところでしょうか。
【デッキの動き】
基本的な動きは、除去コントロールです。脅威を的確に排除しながら、アドバンテージを取れるカードで確実に差を広げていくイメージ。デッキを生かすも殺すもプレイヤー次第というのが、現在の多色デッキの宿命なのでしょうか。
例えば先に《強迫》や《精神背信》から動かれることで遅れを取ってしまったり、《無限の抹消》で《包囲サイ》と《ゴブリンの闇住まい》を抜かれて万事休したり、《前哨地の包囲》に散々な目にあわされたり、たった1枚のプレインズウォーカーに振り回されたり。
《強迫》で《精神背信》は落とせますが、《精神背信》で《強迫》は落とせません。
《焙り焼き》や《破滅の道》、《自傷疵》はソーサリーなので、《払拭》では消されません。
《苦い真理》は3枚引けますが、《骨読み》は《ゴブリンの闇住まい》で再利用できます。
対戦相手の《搭載歩行機械》にきれいに対処できるのはメインからは《アブザンの魔除け》だけです。
そういった単純なことを頭に入れた上で、デッキを使えているでしょうか?
デッキを回すにあたって、ラリーやカンパニーといったトップメタに対する戦い方は、サイドも含めてイメージしやすいと思いますので、そこは十分に準備しておきましょう。
それよりなにより、特に練習すべきは、同型とダークジェスカイ戦です。
手札破壊で落とすべきカードは?除去の使いどころは?効果的なサイドボードは?
現在のスタンダードにおける「多色消耗戦」のすべてが詰まっているマッチアップです。
上手なプレイヤーと使い慣れていないプレイヤーでは、明らかに勝率に差が出るマッチアップですので、練習のしがいがあると思います。場合によっては、何度やっても上手なプレイヤーが勝ってしまうかもしれないほどです。
このデッキを上手に使いこなせるプレイヤーは、それだけ基本がしっかりしているか、現在のスタンダードというものをよく理解しているプレイヤーなのだと七瀬は思います。
3 : 《魂火の大導師》
4 : 《包囲サイ》
2 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
3 : 《ゴブリンの闇住まい》
12 creatures
4 : 《焦熱の衝動》
2 : 《強迫》 or 《精神背信》
2 : 《焙り焼き》
4 : 《はじける破滅》
2 : 《アブザンの魔除け》
2 : 《コラガンの命令》
2 : 《苦い真理》 or 《骨読み》
2 : 《残忍な切断》
2 : 《炎呼び、チャンドラ》
22 other spells
4 : 《血染めのぬかるみ》
4 : 《樹木茂る山麓》
4 : 《吹きさらしの荒野》
4 : 《乱脈な気孔》
2 : 《燻る湿地》
2 : 《燃えがらの林間地》
1 : 《梢の眺望》
1 : 《遊牧民の前哨地》
1 : 《平地》
1 : 《沼》
1 : 《山》
1 : 《森》
26 lands
2 : 《精神背信》 or 《強迫》
2 : 《神聖なる月光》
1 : 《破滅の道》
1 : 《苦い真理》
2 : 《光輝の炎》
2 : 《無限の抹消》
2 : 《先頭に立つもの、アナフェンザ》
1 : 《完全なる終わり》
1 : 《前哨地の包囲》
1 : 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》
15 sideboard cards
【デッキリスト総評】
一般的と思われる構成のリストにしてみました。
クリーチャーは12~13枚のリストが多く、《魂火の大導師》、《包囲サイ》、《ゴブリンの闇住まい》の3種類が主力です。最近だとここに、ラリーなどにも強い《ゲトの裏切り者、カリタス》が採用されることが多いです。また、《焦熱の衝動》や《コラガンの命令》が当たることを嫌って《魂火の大導師》が《永代巡礼者、アイリ》や《森の代言者》に挿し変わっているリストや、いっそ抜いて全体除去をとっているリストなどが存在します。他にも《棲み家の防御者》といった明確に使えるカードも採用でき、これといって構成を固定しなくても十分に強いかと思います。
土地については26枚でほぼ固定されており、多少の差異はあれど、このリストに近い構成になっていると思います。
構成の工夫に最も差が出ているのが呪文ですが、《はじける破滅》を主力除去に、《焦熱の衝動》、《焙り焼き》といった火力や《残忍な切断》といった単体除去、アドバンテージをとりやすい《アブザンの魔除け》や《コラガンの命令》といった3マナ呪文に、手札破壊とドローカードが少々。《炎呼び、チャンドラ》は強さが認識されて以降は着実にその採用枚数を増やしています。4色のカードをデッキに採用できるため、《光輝の炎》といった全体除去や、《神聖なる月光》や《先頭に立つもの、アナフェンザ》といったラリー対策、追加の手札破壊など、多彩な呪文をサイドボードに用意しています。
サイドボードを含めて採用する呪文を考えるべきデッキであり、そのときのベスト構成はメタゲーム次第といったところでしょうか。
【デッキの動き】
基本的な動きは、除去コントロールです。脅威を的確に排除しながら、アドバンテージを取れるカードで確実に差を広げていくイメージ。デッキを生かすも殺すもプレイヤー次第というのが、現在の多色デッキの宿命なのでしょうか。
例えば先に《強迫》や《精神背信》から動かれることで遅れを取ってしまったり、《無限の抹消》で《包囲サイ》と《ゴブリンの闇住まい》を抜かれて万事休したり、《前哨地の包囲》に散々な目にあわされたり、たった1枚のプレインズウォーカーに振り回されたり。
《強迫》で《精神背信》は落とせますが、《精神背信》で《強迫》は落とせません。
《焙り焼き》や《破滅の道》、《自傷疵》はソーサリーなので、《払拭》では消されません。
《苦い真理》は3枚引けますが、《骨読み》は《ゴブリンの闇住まい》で再利用できます。
対戦相手の《搭載歩行機械》にきれいに対処できるのはメインからは《アブザンの魔除け》だけです。
そういった単純なことを頭に入れた上で、デッキを使えているでしょうか?
デッキを回すにあたって、ラリーやカンパニーといったトップメタに対する戦い方は、サイドも含めてイメージしやすいと思いますので、そこは十分に準備しておきましょう。
それよりなにより、特に練習すべきは、同型とダークジェスカイ戦です。
手札破壊で落とすべきカードは?除去の使いどころは?効果的なサイドボードは?
現在のスタンダードにおける「多色消耗戦」のすべてが詰まっているマッチアップです。
上手なプレイヤーと使い慣れていないプレイヤーでは、明らかに勝率に差が出るマッチアップですので、練習のしがいがあると思います。場合によっては、何度やっても上手なプレイヤーが勝ってしまうかもしれないほどです。
このデッキを上手に使いこなせるプレイヤーは、それだけ基本がしっかりしているか、現在のスタンダードというものをよく理解しているプレイヤーなのだと七瀬は思います。
第2回の火曜日は、もうひとつのトップメタ「バントカンパニー」です。
【デッキリスト総評】
最も完成されていると思ったリストをサンプルリストにしました。
《森の代言者》と《反射魔道士》はすべてのデッキで4枚採用されています。
《棲み家の防御者》+《死霧の猛禽》パッケージは強く使いたいので、特に《死霧の猛禽》は4枚フル搭載をオススメします。《棲み家の防御者》は強いカードですが、ラリーの対策を考えると《層雲の踊り手》と散らすと良いかな、と。特に《跳ねる混成体》の採用を諦めて《層雲の踊り手》をフル搭載したリストは、非常に良い決断だと思います。
《風番いのロック》はメインかサイドに採用して突破力をもたせます。飛行が強い環境ですので、できればメインから採用したいクリーチャーです。
《始まりの木の管理人》を採用しているリストも散見しますが、個人的には不要かと思います。《巨森の予見者、ニッサ》を採用しているリストもありますが、こちらは調整が上手にできていれば面白い動きを見せてくれるでしょう。
時より《オジュタイの命令》を採用しているリストがあるので、《集合した中隊》を構えていると思ってクリーチャーを展開すると痛い目にあうことがあるので注意が必要です。
またこれ以外にも、《集合した中隊》を採用せずに《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》と《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を使ったバントカラーのデッキもあるので、デッキを見誤らないようにしたいところです。
【デッキの動き】
白・青・緑の優秀なクリーチャーをふんだんに採用したビートダウンデッキで、《集合した中隊》がその勢いを加速させます。《棲み家の防御者》+《死霧の猛禽》パッケージにより長期戦にも強く、サイドボード後はコントロールにかなり強いデッキです。
2、3ターン目とクリーチャーを展開させたら、4ターン目は《集合した中隊》、5ターン目は《棲み家の防御者》または《風番いのロック》と動くのがこのデッキの強い動き。
単純ではありますが展開力があるデッキで、打ち消し呪文まで想定に入れないといけないので、相手にすると思った以上に戦いにくいデッキです。
2ターン目は《森の代言者》か《ヴリンの神童、ジェイス》をプレイすることになると思いますが、《棲み家の防御者》や《層雲の踊り手》を通常プレイすることを躊躇ってはいけません。特にこのデッキがビートダウンであることを意識すれば、2ターン目にパワー2を出すのと、パワー0を出すのではどちらが良いかはわかるはずです。つまり、2ターン目に《ヴリンの神童、ジェイス》を出すのは「《死霧の猛禽》を捨てて変異をひっくり返す」という動きがきっちりと手札で定まっているときや、手札が弱いのでルートしたいとき、と決めておくべきです。
3ターン目に不用意に《反射魔道士》をプレイしてしまうと、除去手段に困ることになるので、《死霧の猛禽》や《空中生成エルドラージ》が手札にあればこちらから展開していきましょう。また、《層雲の踊り手》はできれば5ターン目にまるで《棲み家の防御者》であるかのように設置するのがよいでしょう。特に相手が除去コンだとわかったなら、《層雲の踊り手》はアドバンテージを稼ぐためにプレイしたいところです。
《跳ねる混成体》は扱いがちょっと難しいクリーチャーで、基本的にはブロッカーをタップして無理やり攻撃を通すために使うのですが、「瞬速」3ターン目にこれを構えるのがあまりに弱いのです。できることなら、4ターン目に《集合した中隊》だと思わせておいたタイミングで上手に使うのが良いでしょう。相手が「ジェスカイ」だった場合は《カマキリの乗り手》の攻撃を1手遅らせるのに構えるのはアリかと思います。
サイドボードは明確で、インスタント対策の打消し呪文と、《包囲サイ》などの大型クリーチャーへの対処カードで占められています。どのマッチでどのカードと入れ替えるか、事前にしっかりと考えておきましょう。またこのリストには含まれていませんが、《見えざるものの熟達》は非常に相性の良いカードですので、試す価値があると思います。
「4色ラリー」と「バントカンパニー」ならどっちが強いだろう?と聞かれることが多いのですが、デッキの動きとしてはまるで別物であるので、比較するのが難しいです。こちらのほうがプレイングが単純かつ太い動きができるので、細かい動きがあまり得意じゃない方はこちらを選択したほうが楽しく戦うことができると思います。
4 : 《森の代言者》
3 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
3 : 《棲み家の防御者》
2 : 《層雲の踊り手》
4 : 《死霧の猛禽》
4 : 《反射魔道士》
2 : 《跳ねる混成体》
4 : 《空中生成エルドラージ》
2 : 《風番いのロック》
28 creatures
3 : 《ドロモカの命令》
4 : 《集合した中隊》
7 other spells
4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《吹きさらしの荒野》
1 : 《樹木茂る山麓》
2 : 《大草原の川》
2 : 《梢の眺望》
4 : 《伐採地の滝》
2 : 《ヤヴィマヤの沿岸》
3 : 《平地》
1 : 《島》
2 : 《森》
25 lands
3 : 《払拭》
3 : 《軽蔑的な一撃》
3 : 《アラシンの僧侶》
2 : 《勇敢な姿勢》
1 : 《正義のうねり》
1 : 《層雲の踊り手》
1 : 《隠れたる龍殺し》
1 : 《風番いのロック》
15 sideboard cards
【デッキリスト総評】
最も完成されていると思ったリストをサンプルリストにしました。
《森の代言者》と《反射魔道士》はすべてのデッキで4枚採用されています。
《棲み家の防御者》+《死霧の猛禽》パッケージは強く使いたいので、特に《死霧の猛禽》は4枚フル搭載をオススメします。《棲み家の防御者》は強いカードですが、ラリーの対策を考えると《層雲の踊り手》と散らすと良いかな、と。特に《跳ねる混成体》の採用を諦めて《層雲の踊り手》をフル搭載したリストは、非常に良い決断だと思います。
《風番いのロック》はメインかサイドに採用して突破力をもたせます。飛行が強い環境ですので、できればメインから採用したいクリーチャーです。
《始まりの木の管理人》を採用しているリストも散見しますが、個人的には不要かと思います。《巨森の予見者、ニッサ》を採用しているリストもありますが、こちらは調整が上手にできていれば面白い動きを見せてくれるでしょう。
時より《オジュタイの命令》を採用しているリストがあるので、《集合した中隊》を構えていると思ってクリーチャーを展開すると痛い目にあうことがあるので注意が必要です。
またこれ以外にも、《集合した中隊》を採用せずに《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》と《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を使ったバントカラーのデッキもあるので、デッキを見誤らないようにしたいところです。
【デッキの動き】
白・青・緑の優秀なクリーチャーをふんだんに採用したビートダウンデッキで、《集合した中隊》がその勢いを加速させます。《棲み家の防御者》+《死霧の猛禽》パッケージにより長期戦にも強く、サイドボード後はコントロールにかなり強いデッキです。
2、3ターン目とクリーチャーを展開させたら、4ターン目は《集合した中隊》、5ターン目は《棲み家の防御者》または《風番いのロック》と動くのがこのデッキの強い動き。
単純ではありますが展開力があるデッキで、打ち消し呪文まで想定に入れないといけないので、相手にすると思った以上に戦いにくいデッキです。
2ターン目は《森の代言者》か《ヴリンの神童、ジェイス》をプレイすることになると思いますが、《棲み家の防御者》や《層雲の踊り手》を通常プレイすることを躊躇ってはいけません。特にこのデッキがビートダウンであることを意識すれば、2ターン目にパワー2を出すのと、パワー0を出すのではどちらが良いかはわかるはずです。つまり、2ターン目に《ヴリンの神童、ジェイス》を出すのは「《死霧の猛禽》を捨てて変異をひっくり返す」という動きがきっちりと手札で定まっているときや、手札が弱いのでルートしたいとき、と決めておくべきです。
3ターン目に不用意に《反射魔道士》をプレイしてしまうと、除去手段に困ることになるので、《死霧の猛禽》や《空中生成エルドラージ》が手札にあればこちらから展開していきましょう。また、《層雲の踊り手》はできれば5ターン目にまるで《棲み家の防御者》であるかのように設置するのがよいでしょう。特に相手が除去コンだとわかったなら、《層雲の踊り手》はアドバンテージを稼ぐためにプレイしたいところです。
《跳ねる混成体》は扱いがちょっと難しいクリーチャーで、基本的にはブロッカーをタップして無理やり攻撃を通すために使うのですが、「瞬速」3ターン目にこれを構えるのがあまりに弱いのです。できることなら、4ターン目に《集合した中隊》だと思わせておいたタイミングで上手に使うのが良いでしょう。相手が「ジェスカイ」だった場合は《カマキリの乗り手》の攻撃を1手遅らせるのに構えるのはアリかと思います。
サイドボードは明確で、インスタント対策の打消し呪文と、《包囲サイ》などの大型クリーチャーへの対処カードで占められています。どのマッチでどのカードと入れ替えるか、事前にしっかりと考えておきましょう。またこのリストには含まれていませんが、《見えざるものの熟達》は非常に相性の良いカードですので、試す価値があると思います。
「4色ラリー」と「バントカンパニー」ならどっちが強いだろう?と聞かれることが多いのですが、デッキの動きとしてはまるで別物であるので、比較するのが難しいです。こちらのほうがプレイングが単純かつ太い動きができるので、細かい動きがあまり得意じゃない方はこちらを選択したほうが楽しく戦うことができると思います。
スタンダードデッキ概要解説①4色ラリー
2016年3月7日 Magic: The Gathering第1回の月曜日は、トップメタデッキである「4色ラリー」です。
【デッキリスト総評】
デッキリストには多少の差異はあるものの、基本的構成はほぼ一致。デッキとしては「完成されている」といっても良いでしょう。土地と呪文についてはほぼすべてのリストで同じでした。若干の差がみられるのは28枚のクリーチャーの内訳です。
《ヴリンの神童、ジェイス》、《ズーラポートの殺し屋》、《反射魔道士》の3種類はすべてのリストで4枚ずつ採用されています。デッキの主軸といっても過言ではありません。《エルフの幻想家》は3枚採用が多いですが、これは他のカードを採用したいための苦渋の決断で、いまだ4枚のリストも数多いです。
《ナントゥーコの鞘虫》は《永代巡礼者、アイリ》と散らし3:2または4:1、《シディシの信者》は《反射魔道士》の採用により枚数を若干減らしています。
《地下墓地の選別者》は4枚採用しているレシピもあれば1枚でとどめるレシピもあり枚数差があります。《不気味な腸卜師》は枚数を減らしているレシピが多いのが最近の特徴で不採用のリストも散見されます。
《異端の癒し手、リリアナ》は1枚挿すリストがチラホラ。使っていて明確に強い瞬間があるので、個人的には採用を推したいです。
《スゥルタイの使者》や《空中生成エルドラージ》を採用したレシピが最近流行りましたが、結果を残したのは旧型のオーソドックスなものだったようです。
サイドボードに関しては各自の工夫がみられることが多いですが、オーソドックスなものはこのリストのようなものです。《神聖なる月光》や《ゲトの裏切り者、カリタス》を採用して同型対策しているものや、《冷酷な軍族》を採用したアグレッシブなもの、《アブザンの隆盛》で粘り強く戦うものなど様々です。あんまり変わったことをする必要はないと思うのですけれどね。
【デッキの動き】
《先祖の結集》と《集合した中隊》の2つの強力なインスタントを上手に使うことで、最終的には《ズーラポートの殺し屋》のドレイン能力を使って相手のライフを詰めていくデッキです。よって、通常の戦闘で1点でもライフを削っておくことが勝利条件を引き下げてくれるので重要になってきます。
《ヴリンの神童、ジェイス》は一度使用した《集合した中隊》を再利用したり、捨てさせられたり打ち消されたりして墓地に落ちた《先祖の結集》を再利用したりと、獅子奮迅の活躍をみせてくれます。特に《先祖の結集》で釣ったジェイスを自分のターンのアップキープに追放前に変身させる動きは強力です。
《ナントゥーコの鞘虫》または《永代巡礼者、アイリ》の「クリーチャーを生け贄に捧げる」能力はデッキの中心的な部分で 、これに対策をされると戦いは苦しくなります。
《先頭に立つもの、アナフェンザ》と《ゲトの裏切り者、カリタス》の2枚はそういった意味で天敵であり、《シディシの信者》や《反射魔道士》は主にこれらに使用することになるでしょう。また、《先祖の結集》と《集合した中隊》に効果的な《払拭》や《神聖なる月光》は明確な対策になるので、サイドボード後には同じく《払拭》で対抗することになります。
デッキを動かす上で特に気をつけたいのは、戦闘でライフを減らすのが重要なデッキであることを認識しておくことです。1枚の《先祖の結集》で勝とうというデッキではなく、ほとんどはアドバンテージを稼ぐために《集合した中隊》と同様、何度も使用します。
上手に戦えば、単純に殴り勝つこともあるでしょう。
あとはもう一つ、非常に粘り強いデッキですので、最終的に勝てばいい!ぐらいのノリで必死に耐える姿勢です。アグロ系デッキの猛攻は苦手ですが、上手にブロックを繰り返していくことで、勝利条件を整えていくこともできます。
そして、相手の握っているかもしれない《神聖なる月光》は常に意識しておきたいところです。この1枚で敗北を確定させてしまうような愚かなプレイングはしたくないですよね。
最後に、プレイングで重要なのは「プレイ速度を上げること」と「ミスを減らすこと」です。対極にあるこの2点の内容はラリーというデッキを使う上で極めて重要です。
強いデッキであっても、モタモタして引き分けてしまうようではいけません。動きの多いデッキですのでしっかり練習してモノにしておきましょう。そして誘発も極めて多いデッキですので誘発忘れが起こらないようにしたいです。占術?1ドロー?ドレイン?バウンス?濫用?死亡誘発?どういう順番でスタックに積むのが良いのか自分なりに考えておきましょう。あと《先祖の結集》は使用したら追放されるので墓地においてはいけませんよ!
勝ちたいなら使えば良い感じデッキですが、キチンと練習しておかないとプレイミスが多くなるデッキでもあります。そしてもちろん、ほとんどのデッキで意識されていることをお忘れなく。
対戦する人にとっては、ラリーは常に意識しておきたいところですね。
3 : 《シディシの信者》
3 : 《エルフの幻想家》
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
4 : 《ズーラポートの殺し屋》
2 : 《永代巡礼者、アイリ》
4 : 《反射魔道士》
3 : 《ナントゥーコの鞘虫》
2 : 《地下墓地の選別者》
2 : 《不気味な腸卜師》
1 : 《異端の癒し手、リリアナ》
28 creatures
4 : 《先祖の結集》
4 : 《集合した中隊》
8 other spells
4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《汚染された三角州》
4 : 《吹きさらしの荒野》
3 : 《進化する未開地》
1 : 《大草原の川》
2 : 《窪み渓谷》
2 : 《梢の眺望》
1 : 《平地》
1 : 《島》
1 : 《沼》
1 : 《森》
24 lands
2 : 《払拭》
2 : 《強迫》
2 : 《アラシンの僧侶》
2 : 《先頭に立つもの、アナフェンザ》
1 : 《精神背信》
1 : 《軽蔑的な一撃》
1 : 《肉袋の匪賊》
1 : 《無慈悲な処刑人》
1 : 《苦痛の公使》
2 : 《残忍な切断》
15 sideboard cards
【デッキリスト総評】
デッキリストには多少の差異はあるものの、基本的構成はほぼ一致。デッキとしては「完成されている」といっても良いでしょう。土地と呪文についてはほぼすべてのリストで同じでした。若干の差がみられるのは28枚のクリーチャーの内訳です。
《ヴリンの神童、ジェイス》、《ズーラポートの殺し屋》、《反射魔道士》の3種類はすべてのリストで4枚ずつ採用されています。デッキの主軸といっても過言ではありません。《エルフの幻想家》は3枚採用が多いですが、これは他のカードを採用したいための苦渋の決断で、いまだ4枚のリストも数多いです。
《ナントゥーコの鞘虫》は《永代巡礼者、アイリ》と散らし3:2または4:1、《シディシの信者》は《反射魔道士》の採用により枚数を若干減らしています。
《地下墓地の選別者》は4枚採用しているレシピもあれば1枚でとどめるレシピもあり枚数差があります。《不気味な腸卜師》は枚数を減らしているレシピが多いのが最近の特徴で不採用のリストも散見されます。
《異端の癒し手、リリアナ》は1枚挿すリストがチラホラ。使っていて明確に強い瞬間があるので、個人的には採用を推したいです。
《スゥルタイの使者》や《空中生成エルドラージ》を採用したレシピが最近流行りましたが、結果を残したのは旧型のオーソドックスなものだったようです。
サイドボードに関しては各自の工夫がみられることが多いですが、オーソドックスなものはこのリストのようなものです。《神聖なる月光》や《ゲトの裏切り者、カリタス》を採用して同型対策しているものや、《冷酷な軍族》を採用したアグレッシブなもの、《アブザンの隆盛》で粘り強く戦うものなど様々です。あんまり変わったことをする必要はないと思うのですけれどね。
【デッキの動き】
《先祖の結集》と《集合した中隊》の2つの強力なインスタントを上手に使うことで、最終的には《ズーラポートの殺し屋》のドレイン能力を使って相手のライフを詰めていくデッキです。よって、通常の戦闘で1点でもライフを削っておくことが勝利条件を引き下げてくれるので重要になってきます。
《ヴリンの神童、ジェイス》は一度使用した《集合した中隊》を再利用したり、捨てさせられたり打ち消されたりして墓地に落ちた《先祖の結集》を再利用したりと、獅子奮迅の活躍をみせてくれます。特に《先祖の結集》で釣ったジェイスを自分のターンのアップキープに追放前に変身させる動きは強力です。
《ナントゥーコの鞘虫》または《永代巡礼者、アイリ》の「クリーチャーを生け贄に捧げる」能力はデッキの中心的な部分で 、これに対策をされると戦いは苦しくなります。
《先頭に立つもの、アナフェンザ》と《ゲトの裏切り者、カリタス》の2枚はそういった意味で天敵であり、《シディシの信者》や《反射魔道士》は主にこれらに使用することになるでしょう。また、《先祖の結集》と《集合した中隊》に効果的な《払拭》や《神聖なる月光》は明確な対策になるので、サイドボード後には同じく《払拭》で対抗することになります。
デッキを動かす上で特に気をつけたいのは、戦闘でライフを減らすのが重要なデッキであることを認識しておくことです。1枚の《先祖の結集》で勝とうというデッキではなく、ほとんどはアドバンテージを稼ぐために《集合した中隊》と同様、何度も使用します。
上手に戦えば、単純に殴り勝つこともあるでしょう。
あとはもう一つ、非常に粘り強いデッキですので、最終的に勝てばいい!ぐらいのノリで必死に耐える姿勢です。アグロ系デッキの猛攻は苦手ですが、上手にブロックを繰り返していくことで、勝利条件を整えていくこともできます。
そして、相手の握っているかもしれない《神聖なる月光》は常に意識しておきたいところです。この1枚で敗北を確定させてしまうような愚かなプレイングはしたくないですよね。
最後に、プレイングで重要なのは「プレイ速度を上げること」と「ミスを減らすこと」です。対極にあるこの2点の内容はラリーというデッキを使う上で極めて重要です。
強いデッキであっても、モタモタして引き分けてしまうようではいけません。動きの多いデッキですのでしっかり練習してモノにしておきましょう。そして誘発も極めて多いデッキですので誘発忘れが起こらないようにしたいです。占術?1ドロー?ドレイン?バウンス?濫用?死亡誘発?どういう順番でスタックに積むのが良いのか自分なりに考えておきましょう。あと《先祖の結集》は使用したら追放されるので墓地においてはいけませんよ!
勝ちたいなら使えば良い感じデッキですが、キチンと練習しておかないとプレイミスが多くなるデッキでもあります。そしてもちろん、ほとんどのデッキで意識されていることをお忘れなく。
対戦する人にとっては、ラリーは常に意識しておきたいところですね。
現環境スタンダード考察
2016年3月6日 Magic: The Gathering今日はちょっとだけガチな話。
考え方は人それぞれだし、あまり熱くはならないでね!
さて、スタンダードが強いプレイヤーというのは、そのときに「強いデッキ」を「強く使える」プレイヤーであることは間違いありません。しかしそれは「プレイヤー」であって、「ビルダー」とは違いますし「ブレイン」とも違います。
七瀬のぼんやり考える「強い」マジックプレイヤーの役割分類(構築編)
微調整で1枚2枚チューンすることは好きにすればいいかと思います。
クソデッキをつくって大会に持ち込むのも好きにすればいいと思います。
楽しみ方は人それぞれ、そこにケチをつけようなんて思ってはいません。
ただ、大会の結果で大きく差が出るのは、「ブレイン」だと昔から七瀬は考えています。その意味で、優秀な「ブレイン」がいるチームというのはそれだけ強いのです。そしてその「ブレイン」は、「プレイヤー」から信頼されることが最大の名誉なのです。
七瀬の考える理想的な構築環境の勝ち方は、
七瀬は特に①②を兼ねるプレイヤーになりたい、という意識でMTGをやってきました。
まだまだ遊び心の強い、しかも大した結果を残しているわけでもないひよっこなんでしょうが、いずれ上記のような役割をチームの中で担うことが、七瀬の夢なのかもしれません。
===================================
ところで、スタンダードを本当に真面目にやっている熱心なプレイヤーの皆さんにちょっとした質問をしたいのですが、あまり熱くならずに聞いてください。
「この前の各地のRPTQのトップ8デッキ、どれぐらい見た?」
情報があっという間に世界中を駆け巡る現代、「これぐらいのことをせずに何をしろというのだろうか?」と七瀬は思います。誰かがまとめるのを待っていたらダメなんです。
で、「面倒臭いけど興味はある」という人のために、とりあえずまとめておきました。
登録ミスや細かい分類違いとかは大目に見てくださいね。
■RTPQトップ8使用デッキ(240デッキ)
【Tier1】
《集合した中隊》というインスタント呪文の強さが際立つ結果です。現環境では対策を立てづらいというのも躍進の理由のひとつなのでしょう。まだ「ラリー」を触ったことのないプレイヤーは、ぜひとも練習してみることをオススメします。食わず嫌いもほどほどに。
【Tier1.5】
緑系エルドラージランプ、多色マルドゥ、多色アブザン、多色ジェスカイがこれに続きます。特に《包囲サイ》を使ったデッキという分類ならTier1に匹敵する割合でしょう。最も《ヴリンの神童、ジェイス》の使用率には驚かされるばかりではありますが。何より、多色デッキの強さを支えているのは《はじける破滅》といって間違いないでしょう。
【Tier2】
「ドラゴン」に焦点を絞ったデッキが多いです。「黒赤ドラゴン」はその筆頭で、デッキパワーの確かな「エスパードラゴン」、七瀬が以前に紹介していた「ジェスカイドラゴン」などのデッキがみられます。独自のチューンを重ねた「エルドラージビートダウン」も散見しますが、一大勢力とまでは至っていないようです。また、全体除去の流行をうけて赤緑系アグロも苦戦を強いられているようです。
【その他】
PPTQ#3も各地で行われています。参加予定のプレイヤーのちょっとした参考になればと思います。今週は主要デッキのデッキレシピ、デッキの動きの解説などをしたいと思いますので、興味がある方はぜひご覧ください。
考え方は人それぞれだし、あまり熱くはならないでね!
さて、スタンダードが強いプレイヤーというのは、そのときに「強いデッキ」を「強く使える」プレイヤーであることは間違いありません。しかしそれは「プレイヤー」であって、「ビルダー」とは違いますし「ブレイン」とも違います。
七瀬のぼんやり考える「強い」マジックプレイヤーの役割分類(構築編)
「プレイヤー」:デッキを的確にプレイして大会で成績を残す人。
「ビルダー」:魅力的なデッキを構築し実戦レベルまで調整する人。
「ブレイン」:現在の環境をよく理解して適切な判断を下す人。
微調整で1枚2枚チューンすることは好きにすればいいかと思います。
クソデッキをつくって大会に持ち込むのも好きにすればいいと思います。
楽しみ方は人それぞれ、そこにケチをつけようなんて思ってはいません。
ただ、大会の結果で大きく差が出るのは、「ブレイン」だと昔から七瀬は考えています。その意味で、優秀な「ブレイン」がいるチームというのはそれだけ強いのです。そしてその「ブレイン」は、「プレイヤー」から信頼されることが最大の名誉なのです。
七瀬の考える理想的な構築環境の勝ち方は、
①「ビルダー」が様々な面白いデッキをつくり
②「ブレイン」がそれらを判断し、大会を席巻できるデッキを選び
③「プレイヤー」がそのデッキを信頼して大会で使って結果を残す
七瀬は特に①②を兼ねるプレイヤーになりたい、という意識でMTGをやってきました。
まだまだ遊び心の強い、しかも大した結果を残しているわけでもないひよっこなんでしょうが、いずれ上記のような役割をチームの中で担うことが、七瀬の夢なのかもしれません。
===================================
ところで、スタンダードを本当に真面目にやっている熱心なプレイヤーの皆さんにちょっとした質問をしたいのですが、あまり熱くならずに聞いてください。
「この前の各地のRPTQのトップ8デッキ、どれぐらい見た?」
情報があっという間に世界中を駆け巡る現代、「これぐらいのことをせずに何をしろというのだろうか?」と七瀬は思います。誰かがまとめるのを待っていたらダメなんです。
で、「面倒臭いけど興味はある」という人のために、とりあえずまとめておきました。
登録ミスや細かい分類違いとかは大目に見てくださいね。
■RTPQトップ8使用デッキ(240デッキ)
【Tier1】
51名 ラリー(白青黒緑) 使用率21%
42名 バントカンパニー(白青緑) 使用率17.5%
《集合した中隊》というインスタント呪文の強さが際立つ結果です。現環境では対策を立てづらいというのも躍進の理由のひとつなのでしょう。まだ「ラリー」を触ったことのないプレイヤーは、ぜひとも練習してみることをオススメします。食わず嫌いもほどほどに。
【Tier1.5】
21名 エルドラージランプ(赤緑17名、緑4名)
21名 マルドゥグリーン(白黒赤緑:包囲サイ+ゴブリンの闇住まい+はじける破滅)
19名 アブザン(純正およびタッチ赤12名、タッチ青6名、エルドラージ1名)
17名 ダークジェスカイ(白青黒赤ジェイスコントロール)
緑系エルドラージランプ、多色マルドゥ、多色アブザン、多色ジェスカイがこれに続きます。特に《包囲サイ》を使ったデッキという分類ならTier1に匹敵する割合でしょう。最も《ヴリンの神童、ジェイス》の使用率には驚かされるばかりではありますが。何より、多色デッキの強さを支えているのは《はじける破滅》といって間違いないでしょう。
【Tier2】
13名 黒赤ドラゴン
9名 エスパードラゴン
7名 マルドゥ(純正5名、ドラゴン2名)
7名 エルドラージビートダウン(黒1名、白黒1名、青3名、青黒1名、青赤1名)
6名 赤緑アグロ(上陸3名、アタルカレッド3名)
5名 ジェスカイ(ドラゴン)
5名 グリクシスコントロール(青黒赤ジェイスコントロール)
「ドラゴン」に焦点を絞ったデッキが多いです。「黒赤ドラゴン」はその筆頭で、デッキパワーの確かな「エスパードラゴン」、七瀬が以前に紹介していた「ジェスカイドラゴン」などのデッキがみられます。独自のチューンを重ねた「エルドラージビートダウン」も散見しますが、一大勢力とまでは至っていないようです。また、全体除去の流行をうけて赤緑系アグロも苦戦を強いられているようです。
【その他】
3名 白緑鱗
2名 白青黒緑
2名 青緑
1名 赤単ドラゴン
1名 エルフ中隊
1名 白赤緑ビートダウン
1名 白青緑ビートダウン
1名 青黒赤ビートダウン
1名 白青黒ビートダウン
1名 白黒グッドスタッフ
1名 白青黒コントロール
1名 青黒コントロール
1名 白日の下へコントロール
PPTQ#3も各地で行われています。参加予定のプレイヤーのちょっとした参考になればと思います。今週は主要デッキのデッキレシピ、デッキの動きの解説などをしたいと思いますので、興味がある方はぜひご覧ください。
ボブボブトライアル 温泉編
2016年3月5日 Magic: The Gatheringボブボブが東京からやってきまして、温泉にて楽しくぎゃざしてきました。
ボブボブが持ち込んだデッキは「緑白鱗」。《硬化した鱗》をキーカードに、+1/+1カウンターを次々と増やしていくデッキ。《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》の登場により強化されたデッキタイプです。
vs 七瀬 (ジャンド) ○×○
オリジナルジャンドの細かい動きがボブボブのハイドラを超育てるッッッ!!!
《残忍な切断》が引けないと勝てないという残酷なマッチアップ。
個人的に何となくデッキの改善点が見つかったような気もする。
vs やえちゃん(白赤トークン) ○○-
土地が伸びない間にボブボブがやりたい放題して勝ち。
うまくデッキが回らなかったのでかなり悔しかったらしく再戦したんだけれど、
結果、返り討ちにされてました。ちょっとデッキの相性が厳しかったかね…?
vs minato(エスパードラゴン) ××-
酒が入ると強いらしい。全体除去が効果的で、手札が尽きてボブボブ投了。
トータル2勝1敗で、ボブボブの勝ち!
美味しいご飯と温泉で、だいぶ癒されました。
年に1回ぐらい、こういう企画も良いなと思いました。
ボブボブが持ち込んだデッキは「緑白鱗」。《硬化した鱗》をキーカードに、+1/+1カウンターを次々と増やしていくデッキ。《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》の登場により強化されたデッキタイプです。
vs 七瀬 (ジャンド) ○×○
オリジナルジャンドの細かい動きがボブボブのハイドラを超育てるッッッ!!!
《残忍な切断》が引けないと勝てないという残酷なマッチアップ。
個人的に何となくデッキの改善点が見つかったような気もする。
vs やえちゃん(白赤トークン) ○○-
土地が伸びない間にボブボブがやりたい放題して勝ち。
うまくデッキが回らなかったのでかなり悔しかったらしく再戦したんだけれど、
結果、返り討ちにされてました。ちょっとデッキの相性が厳しかったかね…?
vs minato(エスパードラゴン) ××-
酒が入ると強いらしい。全体除去が効果的で、手札が尽きてボブボブ投了。
トータル2勝1敗で、ボブボブの勝ち!
美味しいご飯と温泉で、だいぶ癒されました。
年に1回ぐらい、こういう企画も良いなと思いました。
夜7時前。手にしたのはだいぶ仕上がってきたオリジナルのジャンド。
数ある「やるべきこと」をすべて棚に上げ、七瀬は今夜もフライデーナイトマジックに足を運ぶのであった。
参加者8名。3回戦まったり参りましょう。
●結果
1回戦 ○×× 白青赤緑(Iさん)
2回戦 BYE
3回戦 ○○- 黒欠色(aretiさん)
2勝1敗
●感想
なんだか、遊び足りない!
●使用デッキリスト
「ジャンド」(FNM後調整版)
《アタルカの命令》を攻撃的に使うだけでなく、土地を追加で並べるモードも活用してみよう、という感じのデッキ。「アタルカレッド」のような横並び戦術と、プレインズウォーカーを中心としたカードアドバンテージ戦術を意識した構築になってます。
FNM時は土地が22枚だったんだけれど、さすがに足りないということで、《森》1枚増量。あと《炎呼び、チャンドラ》がイマイチ活躍できなかったので2枚ともアウトして《軍族童の突発》を1枚増量。しかしこの枠は正直怪しいところ。試しに入れていた《地下墓地の選別者》もイマイチだったので、無理にトークン戦術を意識せずに、手札破壊か除去呪文を積んでおくのが良さそうにも思える。たぶん《強迫》とかつんでおくと落ち着きそう。とりあえずもうちょっとデッキを回してみて、そのあたりつめていきたい。
サイドボードもかなり適当なカードが並んでいる。特にライフ回復手段に乏しいデッキなので、そのあたりを上手にできれば良いのだけれど。そのあたりの整備が終わればいよいよ満を持して大会に持ち込む事になるのだろうが、はたしてその日は来るのだろうか。
数ある「やるべきこと」をすべて棚に上げ、七瀬は今夜もフライデーナイトマジックに足を運ぶのであった。
参加者8名。3回戦まったり参りましょう。
●結果
1回戦 ○×× 白青赤緑(Iさん)
2回戦 BYE
3回戦 ○○- 黒欠色(aretiさん)
2勝1敗
●感想
なんだか、遊び足りない!
●使用デッキリスト
「ジャンド」(FNM後調整版)
4 : 《ケラル砦の修道院長》
4 : 《森の代言者》
2 : 《棲み家の防御者》
3 : 《巨森の予見者、ニッサ》
2 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
2 : 《ピア・ナラーとキアン・ナラー》
17 creatures
3 : 《焦熱の衝動》
3 : 《ニッサの誓い》
4 : 《アタルカの命令》
3 : 《軍族童の突発》
2 : 《苦い真理》
3 : 《残忍な切断》
2 : 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》
20 other spells
3 : 《森》
1 : 《沼》
1 : 《山》
4 : 《血染めのぬかるみ》
4 : 《樹木茂る山麓》
4 : 《燻る湿地》
3 : 《燃えがらの林間地》
3 : 《風切る泥沼》
23 lands
3 : 《強迫》
2 : 《自傷疵》
2 : 《焙り焼き》
2 : 《光輝の炎》
2 : 《前哨地の包囲》
2 : 《囁きの森の精霊》
1 : 《コラガンの命令》
15 sideboard cards
《アタルカの命令》を攻撃的に使うだけでなく、土地を追加で並べるモードも活用してみよう、という感じのデッキ。「アタルカレッド」のような横並び戦術と、プレインズウォーカーを中心としたカードアドバンテージ戦術を意識した構築になってます。
FNM時は土地が22枚だったんだけれど、さすがに足りないということで、《森》1枚増量。あと《炎呼び、チャンドラ》がイマイチ活躍できなかったので2枚ともアウトして《軍族童の突発》を1枚増量。しかしこの枠は正直怪しいところ。試しに入れていた《地下墓地の選別者》もイマイチだったので、無理にトークン戦術を意識せずに、手札破壊か除去呪文を積んでおくのが良さそうにも思える。たぶん《強迫》とかつんでおくと落ち着きそう。とりあえずもうちょっとデッキを回してみて、そのあたりつめていきたい。
サイドボードもかなり適当なカードが並んでいる。特にライフ回復手段に乏しいデッキなので、そのあたりを上手にできれば良いのだけれど。そのあたりの整備が終わればいよいよ満を持して大会に持ち込む事になるのだろうが、はたしてその日は来るのだろうか。
1月2月FNM戦績
2016年3月3日 Magic: The Gathering1月成績 7勝1敗1分
01月08日 2勝1敗1分 ダークジェスカイ
01月15日 4勝0敗0分 ダークジェスカイ
01月22日 1勝0敗0分 赤単
2月成績10勝5敗0分
02月05日 2勝1敗0分 エスパードラゴン
02月12日 3勝1敗0分 エスパードラゴン
02月19日 3勝1敗0分 ジャンド(初期型)
02月26日 2勝2敗0分 ジャンド(初期型)
変なデッキを調整したがる悪い癖。でも楽しいからしょうがないよね。
3月もジャンドとかいうデッキを調整し続けて、きっとPPTQかGPTでボコられて、最終的にジェスカイあたりに落ち着きそうな気がする。
01月08日 2勝1敗1分 ダークジェスカイ
01月15日 4勝0敗0分 ダークジェスカイ
01月22日 1勝0敗0分 赤単
2月成績10勝5敗0分
02月05日 2勝1敗0分 エスパードラゴン
02月12日 3勝1敗0分 エスパードラゴン
02月19日 3勝1敗0分 ジャンド(初期型)
02月26日 2勝2敗0分 ジャンド(初期型)
変なデッキを調整したがる悪い癖。でも楽しいからしょうがないよね。
3月もジャンドとかいうデッキを調整し続けて、きっとPPTQかGPTでボコられて、最終的にジェスカイあたりに落ち着きそうな気がする。
水曜会@エスパードラゴン
2016年3月2日 Magic: The Gatheringおそらく、コバゆいが参加する最後の水曜会。
参加者は、七瀬、SKG氏、青さん、granさん、コバゆい。
後からEさんも参加して、総勢6名。
七瀬はいつもの「エスパードラゴン」と、試作中の「ジャンド」を用意してみました。
カリタス入りの「エスパードラゴン」は非常に好感触。特に、エスドラが苦手とする《搭載歩行機械》への対処がしやすくなる点、単体除去はもちろんのこと《命運の核心》といった全体除去と相性が良い点、そして何よりコントロールデッキのライフを支えてくれるのが明確に強い。もちろん「ラリー」にとっては相手にしたくないクリーチャーの筆頭であるので、そのマッチアップ相性も向上しているように感じる。エスドラのデッキパワーはわかりやすく高いので、《はじける破滅》が再び枚数を減らしつつある現環境は追い風。
数週間前から試作中の「ジャンド」はだいぶ仕上がってきた印象。中身は「アタルカレッド」をミッドレンジ寄りにシフトさせたデッキなんだけれど、長期戦に強く、運次第でぶん回りもあって、使っていて楽しいデッキ。現環境のトップメタの「ラリー」戦はカリタス頼みなところがちょっと頼りないので、そこが改善できれば、といったところ。実戦数が不足しているので、もうちょっと調整が必要かなと。
スタンダードを淡々と楽しく遊んで、あっという間の数時間、といった感じでした。
コバゆいは来年度からは仙台で活動するとのこと。七瀬の実家も仙台なので、まぁまだまだ付き合いは長くなるような気がします。
最後に、水曜会が終わってから調整した「エスパードラゴン」のデッキレシピ。
ポイントとしては、多めに採用した《強迫》。これで相手の鍵となる除去呪文やプレインズウォーカーをきっちり落として《ゲトの裏切り者、カリタス》や《龍王オジュタイ》といったエースクリーチャーを万全の状態で着地させたい。単純明快なプランだが、それだけ強力な動き。4枚採用にしたい気もするけど、除去とのバランスをとって少し丸くした。
サイドボードはあんまり考えてないので、とりあえず参考までに。
参加者は、七瀬、SKG氏、青さん、granさん、コバゆい。
後からEさんも参加して、総勢6名。
七瀬はいつもの「エスパードラゴン」と、試作中の「ジャンド」を用意してみました。
カリタス入りの「エスパードラゴン」は非常に好感触。特に、エスドラが苦手とする《搭載歩行機械》への対処がしやすくなる点、単体除去はもちろんのこと《命運の核心》といった全体除去と相性が良い点、そして何よりコントロールデッキのライフを支えてくれるのが明確に強い。もちろん「ラリー」にとっては相手にしたくないクリーチャーの筆頭であるので、そのマッチアップ相性も向上しているように感じる。エスドラのデッキパワーはわかりやすく高いので、《はじける破滅》が再び枚数を減らしつつある現環境は追い風。
数週間前から試作中の「ジャンド」はだいぶ仕上がってきた印象。中身は「アタルカレッド」をミッドレンジ寄りにシフトさせたデッキなんだけれど、長期戦に強く、運次第でぶん回りもあって、使っていて楽しいデッキ。現環境のトップメタの「ラリー」戦はカリタス頼みなところがちょっと頼りないので、そこが改善できれば、といったところ。実戦数が不足しているので、もうちょっと調整が必要かなと。
スタンダードを淡々と楽しく遊んで、あっという間の数時間、といった感じでした。
コバゆいは来年度からは仙台で活動するとのこと。七瀬の実家も仙台なので、まぁまだまだ付き合いは長くなるような気がします。
最後に、水曜会が終わってから調整した「エスパードラゴン」のデッキレシピ。
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
2 : 《ゲトの裏切り者、カリタス》
4 : 《龍王オジュタイ》
2 : 《龍王シルムガル》
12 creatures
3 : 《強迫》
4 : 《シルムガルの嘲笑》
3 : 《闇の掌握》
3 : 《忌呪の発動》
1 : 《苦い真理》
1 : 《完全なる終わり》
1 : 《残忍な切断》
2 : 《命運の核心》
4 : 《時を越えた探索》
22 other spells
4 : 《島》
3 : 《沼》
1 : 《平地》
4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《汚染された三角州》
2 : 《血染めのぬかるみ》
2 : 《大草原の川》
4 : 《窪み渓谷》
2 : 《乱脈な気孔》
26 lands
3 : 《アラシンの僧侶》
2 : 《僧院の導師》
1 : 《正義のうねり》
1 : 《神聖なる月光》
1 : 《払拭》
1 : 《精神背信》
1 : 《究極の価格》
1 : 《鞭打つ触手》
1 : 《無限の抹消》
1 : 《苦い真理》
1 : 《衰滅》
1 : 《黄金牙、タシグル》
15 sideboard cards
ポイントとしては、多めに採用した《強迫》。これで相手の鍵となる除去呪文やプレインズウォーカーをきっちり落として《ゲトの裏切り者、カリタス》や《龍王オジュタイ》といったエースクリーチャーを万全の状態で着地させたい。単純明快なプランだが、それだけ強力な動き。4枚採用にしたい気もするけど、除去とのバランスをとって少し丸くした。
サイドボードはあんまり考えてないので、とりあえず参考までに。
DiaryNote再開のお知らせ
2016年3月1日 Magic: The Gatheringここ最近、私事ですが本当に色々な事がありまして、DNを更新する余裕が全くありませんでした。といいつつ、GP名古屋にも参加していたりするのですが。その話も追々。
ようやく一段落しましたので、いつも通りの雑記ではありますが、毎日のようにダラダラと更新していこうと思います。暇な時に読んでいただけたらと思います。
よろしくお願いします!
ようやく一段落しましたので、いつも通りの雑記ではありますが、毎日のようにダラダラと更新していこうと思います。暇な時に読んでいただけたらと思います。
よろしくお願いします!
GPT名古屋2016 at パワーナイン一関
2016年1月10日 Magic: The Gatheringまっつん氏と参加してまいりました。フォーマットはリミテッド。「戦乱のゼンディカー」を用いたシールドデッキで、スイスドロー5回戦のちTOP8によるドラフトでのSE3回戦。参加者数は19名でした。
七瀬のカードプールは以下の通り。
レアに土地が5枚、ウラモグとかいうデカブツが1枚というラインナップに、アンコモンも頼りないカードが多く、コモンもゴミだらけという絶望的なカードプール。
個人的にはリミテッドではミッドレンジデッキや除去コントロールを好む七瀬ですが、この絶望的なプールを前に、作り上げたのが以下のようなデッキです。
●青緑エルドラージランプ
ウラモグ先生にすべてを託したゴミ束。せめてもう1枚ずつ《自然の繋がり》《生命湧きのドルイド》《目なしの見張り》と、《垂直落下》のような飛行対策カードがあればよかったのですが…。ここ最近でも屈指のゴミ束ですが、ウラモグ先生さえ出れば勝てそう。
●結果
1回戦 ○○- 白緑
2回戦 ×○○ 青黒赤
3回戦 ××- 白青黒
4回戦 トス 白黒(まっつん)
5回戦 ×○× 白青
●感想
2勝3敗で予選ラウンド突破ならず、残念。
ウラモグ先生が場に出た試合しか勝てませんでしたが、そこそこ楽しめました。
2勝1敗ラインの4回戦でまっつん氏と当たったのですが、連勝スタートできた自分の方がおそらく順位が上だったというのと、自分のデッキがゴミ束だったというのと、Byeは前日トライアルで取るもの、という考えから快くトスしました。最後勝てば決勝残れるから大丈夫!と思ったらきっちり負けました(笑顔)
まっつんは予選通過して、ドラフトで白緑を組み上げていましたが残念ながら1没。
パワーナインさんは初来店でしたが、ミニ四駆コースがあったりして、楽しそうな店舗でした。せっかく遊びに来たので、デュエルデッキ版の《永遠の証人》を3枚、アリーナ版の《Gaea’s Blessing》を1枚、褒賞プログラム版の《Oxidize》を2枚購入。何に使うというわけでもないのですが、記念に。またお邪魔したいですね。
七瀬のカードプールは以下の通り。
・レア
《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
《燻る湿地》
《燃えがらの林間地》
《同盟者の宿営地》
《ウギンの聖域》
《見捨てられた神々の神殿》
・アンコモン
《取り囲む地割れ》x2
《オンドゥの蜂起》
《風乗りの巡回者》
《手酷い失敗》
《ハヤバイ》
《湧き上がる瘴気》
《不快な集合体》
《ジャディの横枝》x2
《森の占術》
《林番のドルイド》x2
《毅然たる刃の達人》
《地下墓地の選別者》
《板岩の槌》
《タイタンの存在》
《軍団を破壊するもの》
・コモン
60枚書くの面倒なので省略
レアに土地が5枚、ウラモグとかいうデカブツが1枚というラインナップに、アンコモンも頼りないカードが多く、コモンもゴミだらけという絶望的なカードプール。
個人的にはリミテッドではミッドレンジデッキや除去コントロールを好む七瀬ですが、この絶望的なプールを前に、作り上げたのが以下のようなデッキです。
●青緑エルドラージランプ
《ジャディの横枝》x2
《水底の潜入者》
《タジュールの重鎮》
《生命湧きのドルイド》
《培養ドローン》
《目なしの見張り》
《大カマキリ》
《風乗りの巡回者》
《塵の予言者》
《波翼の精霊》
《軍団を破壊するもの》
《エルドラージの壊滅させるもの》
《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
14 creatures
《掴み掛かる水流》
《手酷い失敗》
《巻き締め付け》
《森の占術》
《タイタンの存在》
《自然の繋がり》
《呪文萎れ》x2
8 other spells
《島》x8
《森》x8
《ウギンの聖域》
《見捨てられた神々の神殿》
18 lands
ウラモグ先生にすべてを託したゴミ束。せめてもう1枚ずつ《自然の繋がり》《生命湧きのドルイド》《目なしの見張り》と、《垂直落下》のような飛行対策カードがあればよかったのですが…。ここ最近でも屈指のゴミ束ですが、ウラモグ先生さえ出れば勝てそう。
●結果
1回戦 ○○- 白緑
2回戦 ×○○ 青黒赤
3回戦 ××- 白青黒
4回戦 トス 白黒(まっつん)
5回戦 ×○× 白青
●感想
2勝3敗で予選ラウンド突破ならず、残念。
ウラモグ先生が場に出た試合しか勝てませんでしたが、そこそこ楽しめました。
2勝1敗ラインの4回戦でまっつん氏と当たったのですが、連勝スタートできた自分の方がおそらく順位が上だったというのと、自分のデッキがゴミ束だったというのと、Byeは前日トライアルで取るもの、という考えから快くトスしました。最後勝てば決勝残れるから大丈夫!と思ったらきっちり負けました(笑顔)
まっつんは予選通過して、ドラフトで白緑を組み上げていましたが残念ながら1没。
パワーナインさんは初来店でしたが、ミニ四駆コースがあったりして、楽しそうな店舗でした。せっかく遊びに来たので、デュエルデッキ版の《永遠の証人》を3枚、アリーナ版の《Gaea’s Blessing》を1枚、褒賞プログラム版の《Oxidize》を2枚購入。何に使うというわけでもないのですが、記念に。またお邪魔したいですね。
初心者にぎゃざを
2016年1月9日 Magic: The Gathering教えてきました。時間にして2~3時間。右も左もわからない状態からのスタートでしたが、ベリベリとパックを剥く楽しさ、そして出てくるカードそのものの魅力から教えたつもりです。
はたして、どれぐらいルールを理解してもらえたのかわかりません。
個人的には、ぎゃざの魅力の一部でもわかってもらえれば、それで十分なのですが。
さて、ルールを教えながら、気になったことがいくつか。
①ルールが以前より煩雑になっている
キーワード能力として、「飛行」や「警戒」、「絆魂」といったものがありますが、基本セットでない限りこれらの詳細は記載されていません。更に新キーワード能力にはセットごとに難しいものが並び、「ぎゃざをある程度わかっている人」じゃないとなかなか理解が難しいものが多いように感じました。なお、「マジック・オリジン」は最後の基本セットとなりますが、こういったセットがなくなってしまっては、初心者が参入するのが難しくならないか、心配なところです。過去に「ポータル」といった初心者専用のセットもありましたが、低年齢でもルールが覚えられるよう、あのような存在は必要かと思います。その役割を「デュエルマスターズ」が担っているようには、個人的には思えません。
②エルドラージがキモい
マジックの魅力のひとつに、「美麗なイラスト」「壮大な世界観」などがあると思いますが、「戦乱のゼンディカー」のセットの良い点は、基本土地がフルアートである点です。そして悪い点は、「エルドラージがキモい」ということです。あんな触手ベロベロな宇宙人のようなクリーチャーを「魅力的」だと思う人はごく稀でしょう。キモいにしても、もうちょっと素敵なイラストであればよかったのですが、マジック本来の魅力を伝える上で、困った存在となりました…。まぁ、「これがマジックだ!」といえば、この話は終わりです。
③サプライ品が豊富になった
以前はケースやスリーブも地味なものが多かったのですが、他のカードゲームも増えたことにより、キャラクターもののスリーブやプレイマットをはじめ、周辺アイテムがだいぶ充実したように思えます。好きなイラストのアイテムを使うことでカードゲームを楽しく遊ぶプラス要素になるのでしたら、それは良いことかなと感じました。
④デュエルスペースが多くなった
これもぎゃざ自体ではなく、他のカードゲームの流行による功績といえます。他のカードゲームがあるおかげでこのようなスペースが田舎でもチラホラあることは、とてもありがたいことです。このような場所で定期的にぎゃざのイベントがあればよいのですが、現実はそう甘くはないのでしょうね…。
MTGファンとして、ジャッジとして、ショップの方に声をかけて「ティーチングキャラバン」の真似事を開催してみたいと思うこともありますし、そのためのわかりやすい構築済みデッキを公式がその主催者に提供してはくれないかな、と思うこともあります。
「ティーチングキャラバン」は来てくれても年に1回ぐらいのものです。例えば、資格さえ取れば「ティーチングキャラバン」のような講習会・体験会を開催できるようにしてはもらえないものでしょうか。
新規プレイヤー獲得のために必要なのは「ティーチングキャラバン」や「マジック・リーグ」ではなく、地元のショップがルールの講習会を定期的に簡単に開催できる仕組みづくりと、ティーンエイジャーたちがもっと参加しやすい環境づくりなのではないかと思った七瀬でした。
何かアイデアがある方いましたら、ぜひご意見、ご感想としてコメントしていただければと思います。お気軽にどうぞ!
はたして、どれぐらいルールを理解してもらえたのかわかりません。
個人的には、ぎゃざの魅力の一部でもわかってもらえれば、それで十分なのですが。
さて、ルールを教えながら、気になったことがいくつか。
①ルールが以前より煩雑になっている
キーワード能力として、「飛行」や「警戒」、「絆魂」といったものがありますが、基本セットでない限りこれらの詳細は記載されていません。更に新キーワード能力にはセットごとに難しいものが並び、「ぎゃざをある程度わかっている人」じゃないとなかなか理解が難しいものが多いように感じました。なお、「マジック・オリジン」は最後の基本セットとなりますが、こういったセットがなくなってしまっては、初心者が参入するのが難しくならないか、心配なところです。過去に「ポータル」といった初心者専用のセットもありましたが、低年齢でもルールが覚えられるよう、あのような存在は必要かと思います。その役割を「デュエルマスターズ」が担っているようには、個人的には思えません。
②エルドラージがキモい
マジックの魅力のひとつに、「美麗なイラスト」「壮大な世界観」などがあると思いますが、「戦乱のゼンディカー」のセットの良い点は、基本土地がフルアートである点です。そして悪い点は、「エルドラージがキモい」ということです。あんな触手ベロベロな宇宙人のようなクリーチャーを「魅力的」だと思う人はごく稀でしょう。キモいにしても、もうちょっと素敵なイラストであればよかったのですが、マジック本来の魅力を伝える上で、困った存在となりました…。まぁ、「これがマジックだ!」といえば、この話は終わりです。
③サプライ品が豊富になった
以前はケースやスリーブも地味なものが多かったのですが、他のカードゲームも増えたことにより、キャラクターもののスリーブやプレイマットをはじめ、周辺アイテムがだいぶ充実したように思えます。好きなイラストのアイテムを使うことでカードゲームを楽しく遊ぶプラス要素になるのでしたら、それは良いことかなと感じました。
④デュエルスペースが多くなった
これもぎゃざ自体ではなく、他のカードゲームの流行による功績といえます。他のカードゲームがあるおかげでこのようなスペースが田舎でもチラホラあることは、とてもありがたいことです。このような場所で定期的にぎゃざのイベントがあればよいのですが、現実はそう甘くはないのでしょうね…。
MTGファンとして、ジャッジとして、ショップの方に声をかけて「ティーチングキャラバン」の真似事を開催してみたいと思うこともありますし、そのためのわかりやすい構築済みデッキを公式がその主催者に提供してはくれないかな、と思うこともあります。
「ティーチングキャラバン」は来てくれても年に1回ぐらいのものです。例えば、資格さえ取れば「ティーチングキャラバン」のような講習会・体験会を開催できるようにしてはもらえないものでしょうか。
新規プレイヤー獲得のために必要なのは「ティーチングキャラバン」や「マジック・リーグ」ではなく、地元のショップがルールの講習会を定期的に簡単に開催できる仕組みづくりと、ティーンエイジャーたちがもっと参加しやすい環境づくりなのではないかと思った七瀬でした。
何かアイデアがある方いましたら、ぜひご意見、ご感想としてコメントしていただければと思います。お気軽にどうぞ!
新年最初のFNMは、気持ち新たにデッキのスリーブをすべて新品に入れ替えて参加。
……そして気がついたらデッキの中身まで入れ替わっていました。
●使用デッキリスト
最近流行りの《僧院の導師》型の「ダークジェスカイ」。基本的には《ヴリンの神童、ジェイス》を中心とした除去コントロールです。特にクリーチャーデッキ相手に強い構成になっており、長期戦を得意とするアーキタイプといえるでしょう。
つまり、「長期戦を得意とする」というところが、すでにフラグだったわけです。
●結果
1回戦 ○△- 5色白日コントロール
2回戦 ××- マルドゥタッチ緑(コバゆい)
3回戦 ×○△ エスパードラゴンコントロール
4回戦 ○○- 青黒ドラゴンコントロール(granさん)
2勝1敗1分、でした。負けた試合以外、すべて時間切れです。
●感想
新年あけまして土地おじさん。20枚中17枚土地を引いたゲームもあったぐらい、負け試合では残念な土地引きっぷりでした。今年も例年通りの引きが期待できるでしょう、というメッセージだと受け取っておきましょう……。
それにしても「ダークジェスカイ」という除去コン、自分が使い慣れていないのもありますが、やはりカマキリ抜きでは40分間ではゲームが終わらない気がします。1試合につきフェッチを8回切るだけで、シャッフル含めて4分ぐらい時間使ってるからなぁ。
あとは、《焦熱の衝動》と《焙り焼き》が腐るマッチが多すぎて辛かったです。おまけにタシグルの能力が劇的に弱くなるのは、さすがに「ご愛敬」とは言えないレベルでした。
基本構造である《ヴリンの神童、ジェイス》と《魂火の大導師》を上手に使ったコントロールという点は問題ないにしろ、サイドボードを含め、構成をもっとしっかりさせないといけないアーキタイプだと思いました。
来週は、少し自己流の調整を入れて持ち込もうと思います。
……そして気がついたらデッキの中身まで入れ替わっていました。
●使用デッキリスト
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
4 : 《魂火の大導師》
2 : 《僧院の導師》
2 : 《黄金牙、タシグル》
12 creatures
4 : 《焦熱の衝動》
2 : 《強迫》
2 : 《焙り焼き》
3 : 《苦い真理》
4 : 《はじける破滅》
2 : 《コラガンの命令》
2 : 《オジュタイの命令》
2 : 《完全なる終わり》
2 : 《宝船の巡航》
23 other spells
3 : 《神秘の僧院》
4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《汚染された三角州》
4 : 《血染めのぬかるみ》
1 : 《大草原の川》
1 : 《窪み渓谷》
2 : 《燻る湿地》
2 : 《乱脈な気孔》
1 : 《平地》
1 : 《島》
1 : 《沼》
1 : 《山》
25 lands
3 : 《アラシンの僧侶》
2 : 《見えざるものの熟達》
2 : 《軽蔑的な一撃》
2 : 《否認》
2 : 《焙り焼き》
3 : 《光輝の炎》
1 : 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》
15 sideboard cards
最近流行りの《僧院の導師》型の「ダークジェスカイ」。基本的には《ヴリンの神童、ジェイス》を中心とした除去コントロールです。特にクリーチャーデッキ相手に強い構成になっており、長期戦を得意とするアーキタイプといえるでしょう。
つまり、「長期戦を得意とする」というところが、すでにフラグだったわけです。
●結果
1回戦 ○△- 5色白日コントロール
2回戦 ××- マルドゥタッチ緑(コバゆい)
3回戦 ×○△ エスパードラゴンコントロール
4回戦 ○○- 青黒ドラゴンコントロール(granさん)
2勝1敗1分、でした。負けた試合以外、すべて時間切れです。
●感想
新年あけまして土地おじさん。20枚中17枚土地を引いたゲームもあったぐらい、負け試合では残念な土地引きっぷりでした。今年も例年通りの引きが期待できるでしょう、というメッセージだと受け取っておきましょう……。
それにしても「ダークジェスカイ」という除去コン、自分が使い慣れていないのもありますが、やはりカマキリ抜きでは40分間ではゲームが終わらない気がします。1試合につきフェッチを8回切るだけで、シャッフル含めて4分ぐらい時間使ってるからなぁ。
あとは、《焦熱の衝動》と《焙り焼き》が腐るマッチが多すぎて辛かったです。おまけにタシグルの能力が劇的に弱くなるのは、さすがに「ご愛敬」とは言えないレベルでした。
基本構造である《ヴリンの神童、ジェイス》と《魂火の大導師》を上手に使ったコントロールという点は問題ないにしろ、サイドボードを含め、構成をもっとしっかりさせないといけないアーキタイプだと思いました。
来週は、少し自己流の調整を入れて持ち込もうと思います。
12月の記事まとめ
2016年1月1日 Magic: The Gatheringあけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします!
記事の見易さを考え、これから先月分のまとめは月初めにしようかと思います。もしまとめて見てくださってる方がいましたら、よろしくお願いします。再開は8日あたりから。
以下、記事まとめ。
==============================
◇スタンダード 今月の成績:15勝9敗
●白赤メンター 6勝5敗 (1Bye)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080039565037/ FNM結果:白赤メンター
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512120244295051/ FNM結果:白赤メンター
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512190628439426/ BMIQ at ホビステ仙台
●白黒メンター 4勝3敗
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080117424977/ PSO 2015 Winter in 岩手
●エスパーメンター 5勝1敗
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512210523262363/ FNM結果:エスパーメンター
◎12月のスタンダード傾向
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512102319172878/
◎スタンダードデッキ概要解説
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512110022207971/ ①アブザンアグロ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512120208451212/ ②エスパー
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512210253088627/ ③アタルカレッド
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512210358418435/ ④ダークジェスカイ
◇FNM(シーガル桜田店)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080039565037/ 1週目:2勝1敗(白赤メンター)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512120244295051/ 2週目:3勝0敗(白赤メンター)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512210523262363/ 3週目:3勝0敗(エスパーメンター)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512000000000000/ 4週目:2勝1敗(エスパーメンター)
◇大会参加
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080117424977/ PSO2015冬 in 岩手 (4勝3敗)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512190628439426/ BMIQ at ホビステ仙台 (1勝4敗)
◇ジャッジ参加
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512190648164819/ GPT名古屋 in 酒田
◇その他
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080231106350/ 半年間を振り返る
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512190834352066/ GPの賞金の受取方法
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先月はスタンダードの大会に2つほど参加したのですが、あまり成績はふるいませんでした。もう少し頑張りたい。うん。
記事の見易さを考え、これから先月分のまとめは月初めにしようかと思います。もしまとめて見てくださってる方がいましたら、よろしくお願いします。再開は8日あたりから。
以下、記事まとめ。
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◇スタンダード 今月の成績:15勝9敗
●白赤メンター 6勝5敗 (1Bye)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080039565037/ FNM結果:白赤メンター
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512120244295051/ FNM結果:白赤メンター
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512190628439426/ BMIQ at ホビステ仙台
●白黒メンター 4勝3敗
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080117424977/ PSO 2015 Winter in 岩手
●エスパーメンター 5勝1敗
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512210523262363/ FNM結果:エスパーメンター
◎12月のスタンダード傾向
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512102319172878/
◎スタンダードデッキ概要解説
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512110022207971/ ①アブザンアグロ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512120208451212/ ②エスパー
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512210253088627/ ③アタルカレッド
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512210358418435/ ④ダークジェスカイ
◇FNM(シーガル桜田店)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080039565037/ 1週目:2勝1敗(白赤メンター)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512120244295051/ 2週目:3勝0敗(白赤メンター)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512210523262363/ 3週目:3勝0敗(エスパーメンター)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512000000000000/ 4週目:2勝1敗(エスパーメンター)
◇大会参加
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080117424977/ PSO2015冬 in 岩手 (4勝3敗)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512190628439426/ BMIQ at ホビステ仙台 (1勝4敗)
◇ジャッジ参加
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512190648164819/ GPT名古屋 in 酒田
◇その他
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512080231106350/ 半年間を振り返る
http://infiniteblue.diarynote.jp/201512190834352066/ GPの賞金の受取方法
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先月はスタンダードの大会に2つほど参加したのですが、あまり成績はふるいませんでした。もう少し頑張りたい。うん。
年末年始はお休みします。
2015年12月19日 Magic: The Gathering7月22日から5か月間、ひたすらに何かしら書き留めてきた雑記帳ではありますが、年末年始ぐらいゆっくりと過ごしたいと思いますので、どうぞよしなに。
(ということを書いてから実家に帰省しようと思っていたら忘れていたでやんす。)
しばらくぎゃざから離れて、頭をリフレッシュしてきたいと思います!
ちょっと早いですが、よいお年を!
(ということを書いてから実家に帰省しようと思っていたら忘れていたでやんす。)
しばらくぎゃざから離れて、頭をリフレッシュしてきたいと思います!
ちょっと早いですが、よいお年を!
シーガル桜田店FNM結果:エスパーメンター
2015年12月18日 Magic: The Gathering参加者8名と少し寂しい感じではありますが。スイスドロー3回戦です。
デッキは「エスパーメンター」。以前使っていた「白黒トークン」にいよいよ青を足して3色にしたもの。《苦い真理》を使いたかったので、《搭載歩行機械》ではなく《道の探求者》にした。サイドボードは暫定。
●使用デッキリスト
●結果
1回戦 ○○- 青黒ドラゴンコントロール(Eさん)
2回戦 ×○○ エスパーメンター(みなとさん)
3回戦 ○○- 白日の下に(aretiさん)
先週に引き続き、3-0と全勝することができました。
●感想
2回戦の1本目は白マナが最後まで出ず敗戦。マリガン後だししょうがないね。
シーガル十日町店のほうと人数が分かれて人が少なくなった感じですが、新規で来てくださった人もいるので、これから楽しみです!
●サイドボード稼働率
2P 《軽蔑的な一撃》 : 《衰滅》をカウンターする活躍。
2P 《自傷疵》 : 《先頭に立つもの、アナフェンザ》《包囲サイ》を除去する活躍。
1P 《無限の抹消》 : 《漂う死、シルムガル》を4枚すべて追放した。
1P 《究極の価格》 : 追加除去として「エスパーメンター」戦で仕事。
デッキは「エスパーメンター」。以前使っていた「白黒トークン」にいよいよ青を足して3色にしたもの。《苦い真理》を使いたかったので、《搭載歩行機械》ではなく《道の探求者》にした。サイドボードは暫定。
●使用デッキリスト
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
4 : 《道の探求者/Seeker of the Way》
4 : 《僧院の導師/Monastery Mentor》
12 creatures
4 : 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
2 : 《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》
6 planeswalkers
4 : 《強迫/Duress》
4 : 《絹包み/Silkwrap》
2 : 《破滅の道/Ruinous Path》
3 : 《苦い真理/Painful Truths》
3 : 《残忍な切断/Murderous Cut》
2 : 《荒野の確保/Secure the Wastes》
18 other spells
2 : 《平地/Plains》
2 : 《島/Island》
2 : 《沼/Swamp》
2 : 《大草原の川/Prairie Stream》
2 : 《窪み渓谷/Sunken Hollow》
4 : 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 : 《汚染された三角州/Polluted Delta》
3 : 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
3 : 《乱脈な気孔/Shambling Vent》
24 lands
3 : 《アラシンの僧侶/Arashin Cleric》
2 : 《神聖なる月光/Hallowed Moonlight》
2 : 《正義のうねり/Surge of Righteousness》
2 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2 : 《究極の価格/Ultimate Price》
2 : 《自傷疵/Self-Inflicted Wound》
2 : 《無限の抹消/Infinite Obliteration》
15 sideboard cards
●結果
1回戦 ○○- 青黒ドラゴンコントロール(Eさん)
2回戦 ×○○ エスパーメンター(みなとさん)
3回戦 ○○- 白日の下に(aretiさん)
先週に引き続き、3-0と全勝することができました。
●感想
2回戦の1本目は白マナが最後まで出ず敗戦。マリガン後だししょうがないね。
シーガル十日町店のほうと人数が分かれて人が少なくなった感じですが、新規で来てくださった人もいるので、これから楽しみです!
●サイドボード稼働率
2P 《軽蔑的な一撃》 : 《衰滅》をカウンターする活躍。
2P 《自傷疵》 : 《先頭に立つもの、アナフェンザ》《包囲サイ》を除去する活躍。
1P 《無限の抹消》 : 《漂う死、シルムガル》を4枚すべて追放した。
1P 《究極の価格》 : 追加除去として「エスパーメンター」戦で仕事。
スタンダードデッキ概要解説④ダークジェスカイ
2015年12月17日 Magic: The GatheringGP神戸での、11名の初日全勝者の使用デッキ内訳を見ていただきたい。
4 ダークジェスカイ
4 エスパードラゴン
1 アブザンアグロ
1 ランドフォール(赤緑上陸)
1 ラグドスアグロ(黒赤)
これを見ればわかるように、「ダークジェスカイ」というデッキはベスト8にこそ残れなかったが、勝ち組デッキのひとつであったことは間違いないでしょう。
●ダークジェスカイ(ジェイスコントロール)
※印をつけたメインボードのカードは個別のオリジナル要素として、その人が使うデッキによって採用に差が出るカード。残る部分はほとんど共通しています。特にクリーチャーの部分は枚数に至るまでほぼ固定といっていいほどに、完成しています。
●ダークジェスカイの戦術
このデッキを一言で表現するなら、「ジェイスコントロール」です。《ヴリンの神童、ジェイス》のスペックを最大限に発揮するためにチューンされたようなデッキで、そこにクロックを刻める優良クリーチャーである《カマキリの乗り手》が足され、スピーディーに決着をつけることもできます。しかしこのデッキの本質は、相手の脅威を《はじける破滅》で確実に葬り、《コラガンの命令》と《オジュタイの命令》で着実にアドバンテージを稼ぎながら、それらの呪文を《ヴリンの神童、ジェイス》で再利用するというものです。1マナで召喚され、長期戦に強い《竜使いののけ者》や《黄金牙、タシグル》といったクリーチャーが、戦況を支えます。
環境のコントロールデッキをあげろ、と言われれば「エスパードラゴン」なのでしょうが、「エスパードラゴン」はミッドレンジという感触が強く、むしろ「ダークジェスカイ」のほうがコントロールという感触が強いです。
緑以外の4色の呪文をジェイスで巧みに使うこのデッキはプレイングが非常に難しく、また対峙する際もどの呪文をケアしていけばよいのかわかりづらいため、なかなか難しいものです。
それでも基本的な動きは1枚ずつ着実にアドバンテージをとっていくことで、リソースが切れた相手を前に、最終的には《カマキリの乗り手》ら少数精鋭が速やかに相手のライフを削りきることでしょう。
●デッキ相性
採用する呪文次第で相性は若干変化するものですが、メイン戦は「アブザン」を強く意識しています。それでも有利をつけるほどではない、というのが七瀬の印象です。
対「アブザン」は4:6でやや不利かと思います。
一方で得意とするのは「エスパードラゴン」や「エスパーメンター」といったデッキです。前者には《はじける破滅》がアンチカードであり、後者には細かい火力と《コラガンの命令》が強烈に刺さります。6:4~7:3ほどの有利を築くことができるでしょう。ただし、《風番いのロック》《荒野の確保》といったトークン主体の構成の「エスパートークン」というデッキにはアドバンテージを築きにくく、メイン4:6ほどで不利がつきます。
「アタルカレッド」や「白黒戦士」といったアグロデッキには、メインは不利、サイドは有利がつきます。4色デッキでありフェッチランドを大量に投入しているため、ライフの減りが早く、除去が間に合わないのです。サイドボードからは軽い除去や全体除去を取れるので、かなり戦いやすくなるかと思います。ただ、対策を薄くすればするほど勝率は下がりますので注意が必要です。
「ランプ」デッキは滅法苦手です。基本的に除去コンなので、メイン戦ではなかなか勝てないでしょう。3:7~2:8ほどで不利です。サイドから手札破壊などを投入することで相性差を改善することができます。「4Cラリー」は、厳しい対戦になります。
メインボードおよびサイドボードに採用できる呪文の自由度が高く、ジェイスの強さを実感できるデッキですので、ぜひ一度お試しください。
4 ダークジェスカイ
4 エスパードラゴン
1 アブザンアグロ
1 ランドフォール(赤緑上陸)
1 ラグドスアグロ(黒赤)
これを見ればわかるように、「ダークジェスカイ」というデッキはベスト8にこそ残れなかったが、勝ち組デッキのひとつであったことは間違いないでしょう。
●ダークジェスカイ(ジェイスコントロール)
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス》
2 : 《魂火の大導師》
4 : 《カマキリの乗り手》
3 : 《黄金牙、タシグル》
1 : 《竜使いののけ者》
14 creatures
4 : 《焦熱の衝動》
2 : 《否認》※
1 : 《焙り焼き》
4 : 《はじける破滅》
2 : 《コラガンの命令》
3 : 《オジュタイの命令》
1 : 《完全なる終わり》※
2 : 《時を越えた探索》※
1 : 《龍語りのサルカン》※
20 other spells
1 : 《平地》
1 : 《島》
1 : 《沼》
2 : 《山》
2 : 《大草原の川》
2 : 《窪み渓谷》
1 : 《燻る湿地》
4 : 《溢れかえる岸辺》
4 : 《汚染された三角州》
4 : 《血染めのぬかるみ》
4 : 《神秘の僧院》
26 lands
2 : 《強迫》
1 : 《払拭》
2 : 《アラシンの僧侶》
2 : 《焙り焼き》
2 : 《精神背信》
1 : 《究極の価格》
2 : 《無限の抹消》
1 : 《苦い真理》
1 : 《光輝の炎》
1 : 《影響力の行使》
15 sideboard cards
※印をつけたメインボードのカードは個別のオリジナル要素として、その人が使うデッキによって採用に差が出るカード。残る部分はほとんど共通しています。特にクリーチャーの部分は枚数に至るまでほぼ固定といっていいほどに、完成しています。
●ダークジェスカイの戦術
このデッキを一言で表現するなら、「ジェイスコントロール」です。《ヴリンの神童、ジェイス》のスペックを最大限に発揮するためにチューンされたようなデッキで、そこにクロックを刻める優良クリーチャーである《カマキリの乗り手》が足され、スピーディーに決着をつけることもできます。しかしこのデッキの本質は、相手の脅威を《はじける破滅》で確実に葬り、《コラガンの命令》と《オジュタイの命令》で着実にアドバンテージを稼ぎながら、それらの呪文を《ヴリンの神童、ジェイス》で再利用するというものです。1マナで召喚され、長期戦に強い《竜使いののけ者》や《黄金牙、タシグル》といったクリーチャーが、戦況を支えます。
環境のコントロールデッキをあげろ、と言われれば「エスパードラゴン」なのでしょうが、「エスパードラゴン」はミッドレンジという感触が強く、むしろ「ダークジェスカイ」のほうがコントロールという感触が強いです。
緑以外の4色の呪文をジェイスで巧みに使うこのデッキはプレイングが非常に難しく、また対峙する際もどの呪文をケアしていけばよいのかわかりづらいため、なかなか難しいものです。
それでも基本的な動きは1枚ずつ着実にアドバンテージをとっていくことで、リソースが切れた相手を前に、最終的には《カマキリの乗り手》ら少数精鋭が速やかに相手のライフを削りきることでしょう。
●デッキ相性
採用する呪文次第で相性は若干変化するものですが、メイン戦は「アブザン」を強く意識しています。それでも有利をつけるほどではない、というのが七瀬の印象です。
対「アブザン」は4:6でやや不利かと思います。
一方で得意とするのは「エスパードラゴン」や「エスパーメンター」といったデッキです。前者には《はじける破滅》がアンチカードであり、後者には細かい火力と《コラガンの命令》が強烈に刺さります。6:4~7:3ほどの有利を築くことができるでしょう。ただし、《風番いのロック》《荒野の確保》といったトークン主体の構成の「エスパートークン」というデッキにはアドバンテージを築きにくく、メイン4:6ほどで不利がつきます。
「アタルカレッド」や「白黒戦士」といったアグロデッキには、メインは不利、サイドは有利がつきます。4色デッキでありフェッチランドを大量に投入しているため、ライフの減りが早く、除去が間に合わないのです。サイドボードからは軽い除去や全体除去を取れるので、かなり戦いやすくなるかと思います。ただ、対策を薄くすればするほど勝率は下がりますので注意が必要です。
「ランプ」デッキは滅法苦手です。基本的に除去コンなので、メイン戦ではなかなか勝てないでしょう。3:7~2:8ほどで不利です。サイドから手札破壊などを投入することで相性差を改善することができます。「4Cラリー」は、厳しい対戦になります。
メインボードおよびサイドボードに採用できる呪文の自由度が高く、ジェイスの強さを実感できるデッキですので、ぜひ一度お試しください。