最近はこればっかりですが、相変わらずのエスパードラゴンコントロール調整。
正直、メインデッキの調整よりもサイドボードの調整のほうが大事だと思われますが。まぁぼちぼちデッキを完成させていきましょう。
その前に、まずちょっとこの話をさせてください。
●「マジック・オリジン」が「エスパードラゴンコントロール」に与えた影響
《搭載歩行機械》の登場により、多くのデッキがこの除去耐性マシンを使用するようになりました。これはエスパードラゴンにとっては、対処が難しい問題です。これを解決するためには、オジュタイではなくシルムガルの力を借りる必要があります。
《極上の炎技》は、非常に対処が難しいカードです。打ち消すことができない4点火力はエスパードラゴンにとっては不利に働きます。本体に撃たれても、タップ状態のオジュタイに撃たれても、どちらにしても辛い状況です。
《衰滅》は強力なスイーパーですが、使うには《龍王オジュタイ》と相性が悪く、使われるぶんにはオジュタイがやられてしまう厄介なカードです。特に5ターン目にオジュタイを着地させるという強力なムーブに容易く対処されてしまう点が苦しいのです。この動きを「アブザンコントロール」にされてしまうのは、非常に苦しいと言わざるを得ません。
《ヴリンの神童、ジェイス》は、特に「ジェスカイ」や「青白コントロール」を劇的に強化しましたが、エスパードラゴンがメインに採用するべきカードではなく、サイドボードに取るには中途半端なカードです。
《巨森の予見者、ニッサ》は、特に「アブザンコントロール」を更に強化させました。コントロールマッチにおいて土地詰まりの問題を解決するという意味でも有効なカードであり、ほぼ互角のマッチアップであったはずのエスパードラゴンに、一歩差をつけることになったのです。
そして、新カードによって一躍一線に躍り出た「青赤ソプター」に対して有利がつくようなデッキではないのです。
以上のようなことを考えるとおわかりになるかと思いますが、オリジンの登場によってエスパードラゴンは何も得られていないのです。唯一、《意思の激突》というカウンターを得ることができましたがあまり採用する機会はなく、これに喜んでいるのはよっぽど青黒コントロールのほうでしょう。
それでも高い勝率を誇るのは「エスパードラゴンコントロール」というデッキパワーの高さが確かなものであるからですが、「アブザンコントロール」に有利がつくようでなければ、活躍できる可能性は低いと言わざるを得ません。
若干の追い風となっているのは、苦手とする《はじける破滅》を採用できるマルドゥが数を減らしているという点と、《死霧の猛禽》を採用したデッキが以前より数を減らしているという点。そして最も苦手としている赤アグロ系のデッキがアブザンアグロに駆逐されたことが、追い風にはなっています。
●メタゲームをどう読むか
晴れる屋さんのホームページに、高橋純也さんの記事があがっています。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/1792
《搭載歩行機械》に焦点を当てた彼の記事によると、WMCQ名古屋予選では、メタゲームは一周して「アタルカレッド」や「青赤ソプター」のような高速デッキが活躍する?どうなる?という締めで終わっています。
現行スタンダード環境の集大成といえる今回の大会において、七瀬が考えるメタゲームはこれとは異なるものです。
最大勢力となるのはアブザンで間違いないでしょう。アブザンアグロの進化形である「ハンガーバックアブザン」はその形を丸く変えて、長期戦に強い調整がされてきています。このようなデッキは特にハードなトーナメントを戦い抜くには好まれるものです。また、「アブザンコントロール」自体も非常に強いデッキであり、これを集大成として持ち込む人も多いでしょう。
次点で青系コントロールが多いと七瀬は予想しています。これはGPプラハで「青黒コントロールが結果を残したことから、「今なら青いコントロールデッキで勝てる」と判断する人が多いという読みです。日本人は青いコントロールデッキが大好きなので、特に「ハンガーバックアブザン」に優位を取れる構成の「青白コントロール」や「青黒コントロール」はその数を増やすものと思っています。隙さえあればコントロールを使うのが日本人です。「エスパードラゴンコントロール」も青系コントロールデッキに分類されるわけですが、純正青白ないし青黒と戦うと不利になりやすいので、この相性差を改善できるような工夫が必ず必要かと考えます。
その他の勢力の筆頭は、「ジェスカイ」と「赤緑」です。「ジェスカイウィンズ」はかなり苦戦してはいますがまだまだ使用者が多く、調整の上で持ち込む人は多いでしょう。特に《ゴブリンの熟練扇動者》はコントロール相手に強く、《嵐の息吹のドラゴン》はアブザン相手に強いカードです。それらを使うもうひとつのデッキとして「赤緑」があります。様々なバリエーションがありますが、《エルフの神秘家》から《ゴブリンの熟練扇動者》という強力な動きができるタイプは多く見かけることになるでしょう。《雷破の執政》と《嵐の息吹のドラゴン》という飛行クリーチャーが多く取れるため、アブザンに優位を取るためには確実です。これらに特化したのが「黒赤ドラゴン」というデッキであり、ある程度見かけることになるでしょう。
「赤アグロ」「アタルカレッド」や「青赤ソプター」のようなデッキは、かなり対策が取られており、活躍は難しいはず(それでも運良く勝ち抜く人は一定数いる)。ハンガーバックアブザンがまだまだ強いので、青系コントロールを倒しにきた赤アグロが、アブザンに叩かれて消えていく可能性のほうが高いと予想します。「赤いアグロ系のデッキは新環境初期に強い」という傾向があるので、「戦乱のゼンディカー」後のスタンダードは、アブザンとジェスカイと赤アグロに焦点が集まりそうではあります。
その他にも数多くのアーキタイプが存在する現行スタンダード。各自、思い入れのあるデッキを持ち込む人も多いはずですから、メタゲームによってデッキを尖らせるのは正解とは言えません。
七瀬のメタ予想は、
アブザン全般 (25%) > 青系コントロール(青黒+青白+白青黒) (20%) > ジェスカイ (10%)&ドラゴン系 (赤緑、赤黒等) (10%) > その他アーキタイプ色々 (5%前後ずつ)
です。これらの予想が当たるかどうか、実際にどうなったかは、来週以降に結果報告致しますので、お楽しみにお待ちください。
●これらの予想を基に…
デッキの最終調整をしていこうと思います。
アブザンに乗ることは鼻から考えていない七瀬とこばゆいの二人は、「ジェスカイ」というデッキがあまりに辛すぎたため、「エスパードラゴンコントロール」というパワーデッキを調整してシェアしようという計画で練習を重ねてきましたが、思いのほか「アブザンコントロール」に勝てないとわかり、悪戦苦闘中。
さて、どのようなデッキリストに落ち着くのでしょうか。
そして、各マッチアップのサイドボードプランはどうするのでしょうか。 続く!
正直、メインデッキの調整よりもサイドボードの調整のほうが大事だと思われますが。まぁぼちぼちデッキを完成させていきましょう。
その前に、まずちょっとこの話をさせてください。
●「マジック・オリジン」が「エスパードラゴンコントロール」に与えた影響
《搭載歩行機械》の登場により、多くのデッキがこの除去耐性マシンを使用するようになりました。これはエスパードラゴンにとっては、対処が難しい問題です。これを解決するためには、オジュタイではなくシルムガルの力を借りる必要があります。
《極上の炎技》は、非常に対処が難しいカードです。打ち消すことができない4点火力はエスパードラゴンにとっては不利に働きます。本体に撃たれても、タップ状態のオジュタイに撃たれても、どちらにしても辛い状況です。
《衰滅》は強力なスイーパーですが、使うには《龍王オジュタイ》と相性が悪く、使われるぶんにはオジュタイがやられてしまう厄介なカードです。特に5ターン目にオジュタイを着地させるという強力なムーブに容易く対処されてしまう点が苦しいのです。この動きを「アブザンコントロール」にされてしまうのは、非常に苦しいと言わざるを得ません。
《ヴリンの神童、ジェイス》は、特に「ジェスカイ」や「青白コントロール」を劇的に強化しましたが、エスパードラゴンがメインに採用するべきカードではなく、サイドボードに取るには中途半端なカードです。
《巨森の予見者、ニッサ》は、特に「アブザンコントロール」を更に強化させました。コントロールマッチにおいて土地詰まりの問題を解決するという意味でも有効なカードであり、ほぼ互角のマッチアップであったはずのエスパードラゴンに、一歩差をつけることになったのです。
そして、新カードによって一躍一線に躍り出た「青赤ソプター」に対して有利がつくようなデッキではないのです。
以上のようなことを考えるとおわかりになるかと思いますが、オリジンの登場によってエスパードラゴンは何も得られていないのです。唯一、《意思の激突》というカウンターを得ることができましたがあまり採用する機会はなく、これに喜んでいるのはよっぽど青黒コントロールのほうでしょう。
それでも高い勝率を誇るのは「エスパードラゴンコントロール」というデッキパワーの高さが確かなものであるからですが、「アブザンコントロール」に有利がつくようでなければ、活躍できる可能性は低いと言わざるを得ません。
若干の追い風となっているのは、苦手とする《はじける破滅》を採用できるマルドゥが数を減らしているという点と、《死霧の猛禽》を採用したデッキが以前より数を減らしているという点。そして最も苦手としている赤アグロ系のデッキがアブザンアグロに駆逐されたことが、追い風にはなっています。
●メタゲームをどう読むか
晴れる屋さんのホームページに、高橋純也さんの記事があがっています。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/1792
《搭載歩行機械》に焦点を当てた彼の記事によると、WMCQ名古屋予選では、メタゲームは一周して「アタルカレッド」や「青赤ソプター」のような高速デッキが活躍する?どうなる?という締めで終わっています。
現行スタンダード環境の集大成といえる今回の大会において、七瀬が考えるメタゲームはこれとは異なるものです。
最大勢力となるのはアブザンで間違いないでしょう。アブザンアグロの進化形である「ハンガーバックアブザン」はその形を丸く変えて、長期戦に強い調整がされてきています。このようなデッキは特にハードなトーナメントを戦い抜くには好まれるものです。また、「アブザンコントロール」自体も非常に強いデッキであり、これを集大成として持ち込む人も多いでしょう。
次点で青系コントロールが多いと七瀬は予想しています。これはGPプラハで「青黒コントロールが結果を残したことから、「今なら青いコントロールデッキで勝てる」と判断する人が多いという読みです。日本人は青いコントロールデッキが大好きなので、特に「ハンガーバックアブザン」に優位を取れる構成の「青白コントロール」や「青黒コントロール」はその数を増やすものと思っています。隙さえあればコントロールを使うのが日本人です。「エスパードラゴンコントロール」も青系コントロールデッキに分類されるわけですが、純正青白ないし青黒と戦うと不利になりやすいので、この相性差を改善できるような工夫が必ず必要かと考えます。
その他の勢力の筆頭は、「ジェスカイ」と「赤緑」です。「ジェスカイウィンズ」はかなり苦戦してはいますがまだまだ使用者が多く、調整の上で持ち込む人は多いでしょう。特に《ゴブリンの熟練扇動者》はコントロール相手に強く、《嵐の息吹のドラゴン》はアブザン相手に強いカードです。それらを使うもうひとつのデッキとして「赤緑」があります。様々なバリエーションがありますが、《エルフの神秘家》から《ゴブリンの熟練扇動者》という強力な動きができるタイプは多く見かけることになるでしょう。《雷破の執政》と《嵐の息吹のドラゴン》という飛行クリーチャーが多く取れるため、アブザンに優位を取るためには確実です。これらに特化したのが「黒赤ドラゴン」というデッキであり、ある程度見かけることになるでしょう。
「赤アグロ」「アタルカレッド」や「青赤ソプター」のようなデッキは、かなり対策が取られており、活躍は難しいはず(それでも運良く勝ち抜く人は一定数いる)。ハンガーバックアブザンがまだまだ強いので、青系コントロールを倒しにきた赤アグロが、アブザンに叩かれて消えていく可能性のほうが高いと予想します。「赤いアグロ系のデッキは新環境初期に強い」という傾向があるので、「戦乱のゼンディカー」後のスタンダードは、アブザンとジェスカイと赤アグロに焦点が集まりそうではあります。
その他にも数多くのアーキタイプが存在する現行スタンダード。各自、思い入れのあるデッキを持ち込む人も多いはずですから、メタゲームによってデッキを尖らせるのは正解とは言えません。
七瀬のメタ予想は、
アブザン全般 (25%) > 青系コントロール(青黒+青白+白青黒) (20%) > ジェスカイ (10%)&ドラゴン系 (赤緑、赤黒等) (10%) > その他アーキタイプ色々 (5%前後ずつ)
です。これらの予想が当たるかどうか、実際にどうなったかは、来週以降に結果報告致しますので、お楽しみにお待ちください。
●これらの予想を基に…
デッキの最終調整をしていこうと思います。
アブザンに乗ることは鼻から考えていない七瀬とこばゆいの二人は、「ジェスカイ」というデッキがあまりに辛すぎたため、「エスパードラゴンコントロール」というパワーデッキを調整してシェアしようという計画で練習を重ねてきましたが、思いのほか「アブザンコントロール」に勝てないとわかり、悪戦苦闘中。
さて、どのようなデッキリストに落ち着くのでしょうか。
そして、各マッチアップのサイドボードプランはどうするのでしょうか。 続く!
シーガル桜田店FNM結果:アブザンコントロール
2015年9月11日 Magic: The Gathering今日は楽しいフライデーナイトマジック。手にしたるは緑色のデッキケース。
直前までエスパードラゴンの調整をしていたのに、FNMでアブザンコン使う奴。
メインボードは非常に素直な構成にして、サイドボードに色々ピン挿ししてみた。
リストは載せるほどのものではないです…。
ちなみに、ごちゃごちゃ調整を続けていたエスパードラゴンコントロールは、チームメンバーたちの練習のために旅立って行きました。
ボブボブ : 09/09(水)版 http://infiniteblue.diarynote.jp/201509100352433438/
こばゆい : 09/11(金)版 http://infiniteblue.diarynote.jp/201509110530307350/
参加者15名、スイスドロー4回戦、1R40分です。
●リプレイ
1回戦 ハンガーバックマルドゥ (Gガンナーさん)
1本目 : お互いマリガンから。《搭載歩行機械》が3体出てきてGG。0-1
2本目 : 土地を適当に横に並べてGG。0-2
引き弱すぎぃ!
2回戦 ティムールコントロール (TAYAさん)
1本目 : 《思考囲い》で手札を確認すると、相手の手札には《凶暴な拳刃》と《意思の激突》、《稲妻の一撃》のみ。打消呪文を落として、展開したゴリラを《英雄の破滅》で処理すると、そこから土地しか引けず、そのままゲームが終了した。1-0
2本目 : 《搭載歩行機械》、《凶暴な拳刃》と動いて出足は快調な様子だが、同じように《英雄の破滅》で対処するとそこから後続が続かない。後半に《包囲サイ》を連打して決着。2-0
3回戦 青赤ソプター (minatoさん)
1本目 : 《思考囲い》で手札を確認すると、《羽ばたき飛行機械》が場に出ているものを含めて3体。更に、相手のそこからの引きがとても弱いらしい。1-0
2本目 : 《思考囲い》2発と、《霊気のほころび》でほぼ完封。すまねぇ。2-0
4回戦 青赤ソプター
1本目 : 丁寧に除去を当てながら、盤面を《衰滅》で整理し、《クルフィックスの狩猟者》でライフを維持して勝利。1-0
2本目 : 《思考囲い》からキーカードを落としつつ、《悲哀まみれ》などで盤面を整理していく。《棲み家の防御者》のアンブロッカブルが強くてライフを削り切った。2-0
俺がアブザン使うと、とりあえず初戦は引き弱くて負けるジンクスがあるらしい。3色デッキならではの難しさ、ということにしておきましょう…。
●結果
順位勝負分 点 デッキ
1位 4-0-0 12P ハンガーバックマルドゥ
2位 3-1-0 09P ジェスカイウィンズ
3位 3-1-0 09P アブザンコントロール
4位 3-1-0 09P 赤緑ドラゴン
5位 2-1-1 07P エスパードラゴンコントロール
6位 2-1-1 07P エスパードラゴンコントロール
7位 2-2-0 06P 緑白大変異
8位 2-2-0 06P 青赤アーティファクト
●シーガル桜田店「メタゲームブレイクダウン」
3 白青黒:エスパードラゴンコントロール
2 白黒赤:マルドゥミッドレンジ
2 青赤ソプター
1 白青赤:ジェスカイウィンズ
1 白黒緑:アブザンコントロール
1 青赤緑:ティムールコントロール
1 青黒赤:グリクシスコントロール
1 赤緑ドラゴン
1 緑白大変異
1 白単
1 黒単
山形からティムールの霊圧が、消えた。(ひとりいるけど)
みんな突然コントロール使い始めたんだけど、さすがにアブザンが少なすぎる。
環境終盤のなんでもアリな構築を、それぞれ楽しんだ今週のFNMでした。
●余談
「エスパードラゴンコントロール」に乗ったボブボブとこばゆいは初戦で当たって、結局、時間切れで引き分けだったらしい。なんだかWMCQが不安になってきたでござる。
直前までエスパードラゴンの調整をしていたのに、FNMでアブザンコン使う奴。
メインボードは非常に素直な構成にして、サイドボードに色々ピン挿ししてみた。
リストは載せるほどのものではないです…。
ちなみに、ごちゃごちゃ調整を続けていたエスパードラゴンコントロールは、チームメンバーたちの練習のために旅立って行きました。
ボブボブ : 09/09(水)版 http://infiniteblue.diarynote.jp/201509100352433438/
こばゆい : 09/11(金)版 http://infiniteblue.diarynote.jp/201509110530307350/
参加者15名、スイスドロー4回戦、1R40分です。
●リプレイ
1回戦 ハンガーバックマルドゥ (Gガンナーさん)
1本目 : お互いマリガンから。《搭載歩行機械》が3体出てきてGG。0-1
2本目 : 土地を適当に横に並べてGG。0-2
引き弱すぎぃ!
2回戦 ティムールコントロール (TAYAさん)
1本目 : 《思考囲い》で手札を確認すると、相手の手札には《凶暴な拳刃》と《意思の激突》、《稲妻の一撃》のみ。打消呪文を落として、展開したゴリラを《英雄の破滅》で処理すると、そこから土地しか引けず、そのままゲームが終了した。1-0
2本目 : 《搭載歩行機械》、《凶暴な拳刃》と動いて出足は快調な様子だが、同じように《英雄の破滅》で対処するとそこから後続が続かない。後半に《包囲サイ》を連打して決着。2-0
3回戦 青赤ソプター (minatoさん)
1本目 : 《思考囲い》で手札を確認すると、《羽ばたき飛行機械》が場に出ているものを含めて3体。更に、相手のそこからの引きがとても弱いらしい。1-0
2本目 : 《思考囲い》2発と、《霊気のほころび》でほぼ完封。すまねぇ。2-0
4回戦 青赤ソプター
1本目 : 丁寧に除去を当てながら、盤面を《衰滅》で整理し、《クルフィックスの狩猟者》でライフを維持して勝利。1-0
2本目 : 《思考囲い》からキーカードを落としつつ、《悲哀まみれ》などで盤面を整理していく。《棲み家の防御者》のアンブロッカブルが強くてライフを削り切った。2-0
俺がアブザン使うと、とりあえず初戦は引き弱くて負けるジンクスがあるらしい。3色デッキならではの難しさ、ということにしておきましょう…。
●結果
順位勝負分 点 デッキ
1位 4-0-0 12P ハンガーバックマルドゥ
2位 3-1-0 09P ジェスカイウィンズ
3位 3-1-0 09P アブザンコントロール
4位 3-1-0 09P 赤緑ドラゴン
5位 2-1-1 07P エスパードラゴンコントロール
6位 2-1-1 07P エスパードラゴンコントロール
7位 2-2-0 06P 緑白大変異
8位 2-2-0 06P 青赤アーティファクト
●シーガル桜田店「メタゲームブレイクダウン」
3 白青黒:エスパードラゴンコントロール
2 白黒赤:マルドゥミッドレンジ
2 青赤ソプター
1 白青赤:ジェスカイウィンズ
1 白黒緑:アブザンコントロール
1 青赤緑:ティムールコントロール
1 青黒赤:グリクシスコントロール
1 赤緑ドラゴン
1 緑白大変異
1 白単
1 黒単
山形からティムールの霊圧が、消えた。(ひとりいるけど)
みんな突然コントロール使い始めたんだけど、さすがにアブザンが少なすぎる。
環境終盤のなんでもアリな構築を、それぞれ楽しんだ今週のFNMでした。
●余談
「エスパードラゴンコントロール」に乗ったボブボブとこばゆいは初戦で当たって、結局、時間切れで引き分けだったらしい。なんだかWMCQが不安になってきたでござる。
エスパードラゴン七瀬式
2015年9月11日 Magic: The Gathering コメント (2)●暫定の最新デッキリスト
朝までひとりで検討した結果、以下のリストに落ち着きました。
《解消》の枚数を3枚に増量しました。これはコントロールマッチにおいて優位に立つための調整です。そのぶん《英雄の破滅》は1枚減らして3:3のバランスにしています。
《命運の核心》の代わりに《衰滅》を2枚ほど採用しました。これは手薄な4マナ域に収まるカードであり、後手番の巻き返しを強く意識したものです。《漂う死、シルムガル》とは元々相性の良いカードであり、《龍王オジュタイ》を4枚に増量したために巻き込んでも以前よりマシになりました。
やはり《思考囲い》は3枚に抑えています。強いカードなのですが、ライフの消費が激しいと辛い場面が多いです。
土地のバランスも少し調整を入れました。タップインでごたつく場面が多かったので、《啓蒙の神殿》を1枚減らして、《コイロスの洞窟》を1枚増やしました。これにより、《龍王オジュタイ》がより出しやすくなったのではないでしょうか。
●サイドボードプラン
対アブザンコントロール
《龍王オジュタイ》 2枚 ⇒ 《龍王シルムガル》 2枚
《胆汁病》 2枚 ⇒ 《否認》 2枚
《衰滅》 2枚 ⇒ 《危険な櫃》 1枚、《思考囲い》 1枚
《忌呪の発動》 2枚 ⇒ 《龍王の大権》 2枚
狙いは、《龍王シルムガル》でプレインズウォーカーを奪うこと。
後手でも 土地は27枚のまま。《龍王の大権》をスムーズに撃ちたい。
対ハンガーバックアブザン
《龍王オジュタイ》 4枚 ⇒ 《龍王シルムガル》 2枚、《龍王ドロモカ》 2枚
《解消》 3枚 ⇒ 《危険な櫃》 1枚、《忌呪の発動》 2枚
(後手のときに限り) 《溢れかえる岸辺》 1枚 ⇒ 《思考囲い》 1枚
狙いは、《衰滅》に巻き込まれて死んでしまうオジュタイをオールチェンジ。
《解消》は使いづらいので、すべて抜く。盤面に触れるカードを増やしたい。
対赤アグロ
《時を越えた探索》 1枚、《命運の核心》 1枚 ⇒ 《龍王ドロモカ》 2枚
《思考囲い》 3枚 ⇒ 《悲哀まみれ》 3枚
《解消》 1枚、《英雄の破滅》 1枚 ⇒ 《忌呪の発動》 2枚
《意思の激突》 2枚 ⇒ 《否認》 2枚
狙いは、ドラゴンの密度を上げて《忌呪の発動》を最大限に使うこと。
土地は27枚のままで、ドラゴンを迅速に場に出すことを意識する。
対エスパードラゴン同型
《胆汁病》 2枚 ⇒ 《否認》 2枚
《衰滅》 2枚 ⇒ 《龍王の大権》 2枚
《命運の核心》 1枚 ⇒ 《思考囲い》 1枚
《意思の激突》 2枚 ⇒ 《龍王ドロモカ》 2枚
ドロモカさん強いんじゃぁ~
●まだ迷っている枠
・ 《悪夢の織り手、アショク》
・ 《ヴリンの神童、ジェイス》
この2枚をサイドボードに取る必要性は、十分に検討する必要があるかと。カード自体の強さはもちろん認めるが、これらをデッキに入れる事で構築が大きく歪むのである。
サイドボードもまだ確定しておらず、悩みに悩んでいるところだが、メインボードはほぼ固まったので、そろそろ完成形は近い気がする。
朝までひとりで検討した結果、以下のリストに落ち着きました。
4 : 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2 : 《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》
6 creatures
4 : 《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
4 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
3 : 《思考囲い/Thoughtseize》
3 : 《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
3 : 《解消/Dissolve》
2 : 《衰滅/Languish》
2 : 《胆汁病/Bile Blight》
2 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
2 : 《意思の激突/Clash of Wills》
1 : 《命運の核心/Crux of Fate》
1 : 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
27 other spells
3 : 《島/Island》
2 : 《沼/Swamp》
3 : 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
3 : 《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
4 : 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4 : 《華やかな宮殿/Opulent Palace》
4 : 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 : 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2 : 《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》
1 : 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
27 lands
(サイドボード調整中)
3 : 《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
2 : 《否認/Negate》
2 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
2 : 《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》
2 : 《龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka》
2 : 《龍王の大権/Dragonlord’s Prerogative》
1 : 《危険な櫃/Perilous Vault》
1 : 《思考囲い/Thoughtseize》
15 sideboard cards
《解消》の枚数を3枚に増量しました。これはコントロールマッチにおいて優位に立つための調整です。そのぶん《英雄の破滅》は1枚減らして3:3のバランスにしています。
《命運の核心》の代わりに《衰滅》を2枚ほど採用しました。これは手薄な4マナ域に収まるカードであり、後手番の巻き返しを強く意識したものです。《漂う死、シルムガル》とは元々相性の良いカードであり、《龍王オジュタイ》を4枚に増量したために巻き込んでも以前よりマシになりました。
やはり《思考囲い》は3枚に抑えています。強いカードなのですが、ライフの消費が激しいと辛い場面が多いです。
土地のバランスも少し調整を入れました。タップインでごたつく場面が多かったので、《啓蒙の神殿》を1枚減らして、《コイロスの洞窟》を1枚増やしました。これにより、《龍王オジュタイ》がより出しやすくなったのではないでしょうか。
●サイドボードプラン
対アブザンコントロール
《龍王オジュタイ》 2枚 ⇒ 《龍王シルムガル》 2枚
《胆汁病》 2枚 ⇒ 《否認》 2枚
《衰滅》 2枚 ⇒ 《危険な櫃》 1枚、《思考囲い》 1枚
《忌呪の発動》 2枚 ⇒ 《龍王の大権》 2枚
狙いは、《龍王シルムガル》でプレインズウォーカーを奪うこと。
後手でも 土地は27枚のまま。《龍王の大権》をスムーズに撃ちたい。
対ハンガーバックアブザン
《龍王オジュタイ》 4枚 ⇒ 《龍王シルムガル》 2枚、《龍王ドロモカ》 2枚
《解消》 3枚 ⇒ 《危険な櫃》 1枚、《忌呪の発動》 2枚
(後手のときに限り) 《溢れかえる岸辺》 1枚 ⇒ 《思考囲い》 1枚
狙いは、《衰滅》に巻き込まれて死んでしまうオジュタイをオールチェンジ。
《解消》は使いづらいので、すべて抜く。盤面に触れるカードを増やしたい。
対赤アグロ
《時を越えた探索》 1枚、《命運の核心》 1枚 ⇒ 《龍王ドロモカ》 2枚
《思考囲い》 3枚 ⇒ 《悲哀まみれ》 3枚
《解消》 1枚、《英雄の破滅》 1枚 ⇒ 《忌呪の発動》 2枚
《意思の激突》 2枚 ⇒ 《否認》 2枚
狙いは、ドラゴンの密度を上げて《忌呪の発動》を最大限に使うこと。
土地は27枚のままで、ドラゴンを迅速に場に出すことを意識する。
対エスパードラゴン同型
《胆汁病》 2枚 ⇒ 《否認》 2枚
《衰滅》 2枚 ⇒ 《龍王の大権》 2枚
《命運の核心》 1枚 ⇒ 《思考囲い》 1枚
《意思の激突》 2枚 ⇒ 《龍王ドロモカ》 2枚
ドロモカさん強いんじゃぁ~
●まだ迷っている枠
・ 《悪夢の織り手、アショク》
・ 《ヴリンの神童、ジェイス》
この2枚をサイドボードに取る必要性は、十分に検討する必要があるかと。カード自体の強さはもちろん認めるが、これらをデッキに入れる事で構築が大きく歪むのである。
サイドボードもまだ確定しておらず、悩みに悩んでいるところだが、メインボードはほぼ固まったので、そろそろ完成形は近い気がする。
MTGデッキ構築を科学する@よくある確率の話
2015年9月10日 Magic: The Gatheringいきなり何ぞ?という感じですが、MTGに確率という概念を用いてデッキを構築しようというコーナーです。
例えば、何枚引いても強いカードは4枚いれるし、1枚引けば十分なのは3枚、どっちつかずなのは2枚、流れを変える可能性があるカードは1枚、とかいう感覚で構築している人は多いかと思います。それでいいと思いますし、自分も実際そっち派な人間です。
しかし本気でデッキを構築しているときこそ、確率云々というのにこだわってしまうのが七瀬という人間。中学生の頃、夏休みの自由研究な勢いで確率の計算していたのを覚えています。全くをもって、しょうもない中学生でした…。
●ちょっと例をあげてみましょう
デッキに入っている土地が24枚のとき、25枚のとき、26枚のとき、27枚のときで、初手の土地の枚数にどのような変化が起きるのでしょうか。
デッキ60枚、土地24枚の構成の時の初手7枚に、
土地が0枚の確率 : 2.16%
土地が1枚の確率 : 12.10%
土地が2枚の確率 : 26.94%
土地が3枚の確率 : 30.87%
土地が4枚の確率 : 19.64%
土地が5枚の確率 : 6.93%
土地が6枚の確率 : 1.25%
土地が7枚の確率 : 0.09%
デッキ60枚、土地25枚の構成の時の初手7枚に、
土地が0枚の確率 : 1.74%
土地が1枚の確率 : 10.51%
土地が2枚の確率 : 25.21%
土地が3枚の確率 : 31.18%
土地が4枚の確率 : 21.43%
土地が5枚の確率 : 8.19%
土地が6枚の確率 : 1.60%
土地が7枚の確率 : 0.12%
デッキ60枚、土地26枚の構成の時の初手7枚に、
土地が0枚の確率 : 1.39%
土地が1枚の確率 : 9.05%
土地が2枚の確率 : 23.41%
土地が3枚の確率 : 31.22%
土地が4枚の確率 : 23.16%
土地が5枚の確率 : 9.55%
土地が6枚の確率 : 2.02%
土地が7枚の確率 : 0.17%
デッキ60枚、土地27枚の構成の時の初手7枚に、
土地が0枚の確率 : 1.11%
土地が1枚の確率 : 7.74%
土地が2枚の確率 : 21.57%
土地が3枚の確率 : 30.99%
土地が4枚の確率 : 24.79%
土地が5枚の確率 : 11.03%
土地が6枚の確率 : 2.52%
土地が7枚の確率 : 0.23%
大雑把にこんな感じです。個人的にコントロールデッキを用いることが多いのですが、土地26枚というのは非常に美しいバランスであることが、数値から感じとってもらえたでしょうか?土地が3枚である確率を中心として、対称性があるのです。
ちなみに、カードゲームで理想的だと考えられる確率は、常に安定するのは3/4~4/5≒75~80%以上、期待できるのは3ゲーム中2ゲームでその動きが期待できる値、つまり2/3≒66.7%ぐらいだと個人的には考えています。
●確率を実際に応用していきましょう!
調整中の「エスパードラゴンコントロール」ですが、このデッキ調整に使えそうな確率データを、どんどん計算していきましょう。
ちなみに、
・ 占術により次のドローを操作することができる
・ フェッチランドを使用することで山札に残る土地の枚数が減る
・ 後半は《時を越えた探索》によるサーチが可能である
ため、実際は以下の計算上の確率よりも大抵は「良い確率」が得られることを前提で考えるべきだということも、先に書いておきます。
特にエスパードラゴン使いの方にとっては多少参考になるデータかと思いますので、一読していただけたら、感想もらえたら嬉しいです。もっとこういうデータとれよ!とかでも大丈夫です^^
★先手2ターン目
1ターン目にタップイン、2ターン目に打消構える流れにしたい。
①2マナ呪文を手札に握ることができる確率
デッキに4枚の場合、手札にある確率は、44.48%
デッキに5枚の場合、手札にある確率は、52.41%
デッキに6枚の場合、手札にある確率は、59.33%
デッキに7枚の場合、手札にある確率は、65.36%
デッキに8枚の場合、手札にある確率は、70.59% (推奨)
②マナバランス
青マナ土地が16枚の場合、2枚揃う確率は69.11%
青マナ土地が17枚の場合、2枚揃う確率は72.92%
青マナ土地が18枚の場合、2枚揃う確率は76.41%
青マナ土地が19枚の場合、2枚揃う確率は79.57% (推奨)
青マナ土地が20枚の場合、2枚揃う確率は82.42%
③1ターン目タップイン
デッキに08枚の場合、6536%
デッキに09枚の場合、70.02%
デッキに10枚の場合、74.14%
デッキに11枚の場合、77.76%
デッキに12枚の場合、80.94% (推奨)
デッキに13枚の場合、83.72%
デッキに14枚の場合、86.14%
④2ターン目アンタップインランド
デッキに04枚の場合、44.48%
デッキに05枚の場合、52.41%
デッキに06枚の場合、59.33%
デッキに07枚の場合、65.36%
デッキに08枚の場合、70.59% (青マナ推奨)
デッキに09枚の場合、75.11%
デッキに10枚の場合、79.02%
デッキに11枚の場合、82.37%
デッキに12枚の場合、85.25%
デッキに13枚の場合、87.71%
デッキに14枚の場合、89.80%
デッキに15枚の場合、91.58%
★先手3ターン目 (後手2ターン目)
①手札にドラゴンがいる確率
龍4枚の場合、48.75%
龍5枚の場合、56.99%
龍6枚の場合、64.03% (推奨)
②アショクでマウントを取りに行ける確率
アショク1枚の場合、15%
アショク2枚の場合、27.97%
アショク3枚の場合、39.14%
★先手4ターン目 (後手3ターン目)
①3枚の土地がおける確率
土地24枚の場合、85.59%
土地25枚の場合、88.05%
土地26枚の場合、90.19%
土地27枚の場合、92.03%
②4枚の土地がおける確率
土地24枚の場合、63.18%
土地25枚の場合、67.54%
土地26枚の場合、71.64%
土地27枚の場合、75.46% (推奨)
★先手5ターン目(後手4ターン目)
①4枚の土地がおける確率
土地24枚の場合、72.59%
土地25枚の場合、76.56%
土地26枚の場合、80.17%
土地27枚の場合、83.41%
②5枚の土地がおける確率
土地24枚の場合、46.70%
土地25枚の場合、51.74%
土地26枚の場合、56.70%
土地27枚の場合、61.54% (推奨)
③オジュタイのための白マナを出すことができる確率
白マナ源が04枚の場合、56.55%
白マナ源が05枚の場合、65.09%
白マナ源が06枚の場合、72.06%
白マナ源が07枚の場合、77.76%
白マナ源が08枚の場合、82.37%
白マナ源が09枚の場合、86.10%
白マナ源が10枚の場合、89.10%
④手札にオジュタイがいる確率
デッキに2枚の場合、33.56%
デッキに3枚の場合、46.16%
デッキに4枚の場合、56.55%
⑤手札にオジュタイが2枚以上いる確率
デッキに2枚の場合、3.11%
デッキに3枚の場合、8.38% (2枚7.88%、3枚0.48%)
デッキに4枚の場合、14.99% (2枚13.26%、3枚1.66%、4枚0.07%)
⑥オジュタイを場に出せる確率 (条件つき確率)
デッキに3枚で白マナ源が5枚の場合、30.05%
デッキに3枚で白マナ源が6枚の場合、33.26%
デッキに3枚で白マナ源が7枚の場合、35.89%
デッキに3枚で白マナ源が8枚の場合、38.02%
デッキに3枚で白マナ源が9枚の場合、39.74%
デッキに4枚で白マナ源が5枚の場合、36.81%
デッキに4枚で白マナ源が6枚の場合、40.75%
デッキに4枚で白マナ源が7枚の場合、43.97%
デッキに4枚で白マナ源が8枚の場合、46.58%
デッキに4枚で白マナ源が9枚の場合、48.69%
⑦《時を越えた探索》を使った時まだ引いてないドラゴンをみつける確率
山札に龍が4枚の場合、47.17%
山札に龍が5枚の場合、55.39%
山札に龍が6枚の場合、62.49%
⑧《時を越えた探索》を使った時に目的のカードにたどり着く確率
山札に4枚残っている場合、47.17%
山札に3枚残っている場合、37.69%
山札に2枚残っている場合、26.79%
山札に1枚残っている場合、14.29%
●以上のデータから読み取れること
先手の場合
2マナ呪文は7~8枚
土地27枚
青系アンタップインランドは7~8枚必要
後手の場合
2マナ呪文は6~7枚
土地26枚
青系アンタップインランドは6~7枚必要
であることなどがわかります。
オジュタイの枚数も3枚よりは4枚のほうが推奨されることは明白です。
デッキは先手条件で構築されるべきであり、2戦目以降はサイドボードでそれを調整することになります。それを考慮すれば、土地は27枚が推奨されることもわかりやすいです。
とりあえず、確率に基づいた調整の結果、レシピは以下のようになりました。
正直入れたいカードが多すぎて困ります。ここからは実際に回してみて、手になじむように調整するのが良いかと。まず明日のFNMは、この構成で行こうかと思います。
例えば、何枚引いても強いカードは4枚いれるし、1枚引けば十分なのは3枚、どっちつかずなのは2枚、流れを変える可能性があるカードは1枚、とかいう感覚で構築している人は多いかと思います。それでいいと思いますし、自分も実際そっち派な人間です。
しかし本気でデッキを構築しているときこそ、確率云々というのにこだわってしまうのが七瀬という人間。中学生の頃、夏休みの自由研究な勢いで確率の計算していたのを覚えています。全くをもって、しょうもない中学生でした…。
●ちょっと例をあげてみましょう
デッキに入っている土地が24枚のとき、25枚のとき、26枚のとき、27枚のときで、初手の土地の枚数にどのような変化が起きるのでしょうか。
デッキ60枚、土地24枚の構成の時の初手7枚に、
土地が0枚の確率 : 2.16%
土地が1枚の確率 : 12.10%
土地が2枚の確率 : 26.94%
土地が3枚の確率 : 30.87%
土地が4枚の確率 : 19.64%
土地が5枚の確率 : 6.93%
土地が6枚の確率 : 1.25%
土地が7枚の確率 : 0.09%
デッキ60枚、土地25枚の構成の時の初手7枚に、
土地が0枚の確率 : 1.74%
土地が1枚の確率 : 10.51%
土地が2枚の確率 : 25.21%
土地が3枚の確率 : 31.18%
土地が4枚の確率 : 21.43%
土地が5枚の確率 : 8.19%
土地が6枚の確率 : 1.60%
土地が7枚の確率 : 0.12%
デッキ60枚、土地26枚の構成の時の初手7枚に、
土地が0枚の確率 : 1.39%
土地が1枚の確率 : 9.05%
土地が2枚の確率 : 23.41%
土地が3枚の確率 : 31.22%
土地が4枚の確率 : 23.16%
土地が5枚の確率 : 9.55%
土地が6枚の確率 : 2.02%
土地が7枚の確率 : 0.17%
デッキ60枚、土地27枚の構成の時の初手7枚に、
土地が0枚の確率 : 1.11%
土地が1枚の確率 : 7.74%
土地が2枚の確率 : 21.57%
土地が3枚の確率 : 30.99%
土地が4枚の確率 : 24.79%
土地が5枚の確率 : 11.03%
土地が6枚の確率 : 2.52%
土地が7枚の確率 : 0.23%
大雑把にこんな感じです。個人的にコントロールデッキを用いることが多いのですが、土地26枚というのは非常に美しいバランスであることが、数値から感じとってもらえたでしょうか?土地が3枚である確率を中心として、対称性があるのです。
ちなみに、カードゲームで理想的だと考えられる確率は、常に安定するのは3/4~4/5≒75~80%以上、期待できるのは3ゲーム中2ゲームでその動きが期待できる値、つまり2/3≒66.7%ぐらいだと個人的には考えています。
●確率を実際に応用していきましょう!
調整中の「エスパードラゴンコントロール」ですが、このデッキ調整に使えそうな確率データを、どんどん計算していきましょう。
ちなみに、
・ 占術により次のドローを操作することができる
・ フェッチランドを使用することで山札に残る土地の枚数が減る
・ 後半は《時を越えた探索》によるサーチが可能である
ため、実際は以下の計算上の確率よりも大抵は「良い確率」が得られることを前提で考えるべきだということも、先に書いておきます。
特にエスパードラゴン使いの方にとっては多少参考になるデータかと思いますので、一読していただけたら、感想もらえたら嬉しいです。もっとこういうデータとれよ!とかでも大丈夫です^^
★先手2ターン目
1ターン目にタップイン、2ターン目に打消構える流れにしたい。
①2マナ呪文を手札に握ることができる確率
デッキに4枚の場合、手札にある確率は、44.48%
デッキに5枚の場合、手札にある確率は、52.41%
デッキに6枚の場合、手札にある確率は、59.33%
デッキに7枚の場合、手札にある確率は、65.36%
デッキに8枚の場合、手札にある確率は、70.59% (推奨)
②マナバランス
青マナ土地が16枚の場合、2枚揃う確率は69.11%
青マナ土地が17枚の場合、2枚揃う確率は72.92%
青マナ土地が18枚の場合、2枚揃う確率は76.41%
青マナ土地が19枚の場合、2枚揃う確率は79.57% (推奨)
青マナ土地が20枚の場合、2枚揃う確率は82.42%
③1ターン目タップイン
デッキに08枚の場合、6536%
デッキに09枚の場合、70.02%
デッキに10枚の場合、74.14%
デッキに11枚の場合、77.76%
デッキに12枚の場合、80.94% (推奨)
デッキに13枚の場合、83.72%
デッキに14枚の場合、86.14%
④2ターン目アンタップインランド
デッキに04枚の場合、44.48%
デッキに05枚の場合、52.41%
デッキに06枚の場合、59.33%
デッキに07枚の場合、65.36%
デッキに08枚の場合、70.59% (青マナ推奨)
デッキに09枚の場合、75.11%
デッキに10枚の場合、79.02%
デッキに11枚の場合、82.37%
デッキに12枚の場合、85.25%
デッキに13枚の場合、87.71%
デッキに14枚の場合、89.80%
デッキに15枚の場合、91.58%
★先手3ターン目 (後手2ターン目)
①手札にドラゴンがいる確率
龍4枚の場合、48.75%
龍5枚の場合、56.99%
龍6枚の場合、64.03% (推奨)
②アショクでマウントを取りに行ける確率
アショク1枚の場合、15%
アショク2枚の場合、27.97%
アショク3枚の場合、39.14%
★先手4ターン目 (後手3ターン目)
①3枚の土地がおける確率
土地24枚の場合、85.59%
土地25枚の場合、88.05%
土地26枚の場合、90.19%
土地27枚の場合、92.03%
②4枚の土地がおける確率
土地24枚の場合、63.18%
土地25枚の場合、67.54%
土地26枚の場合、71.64%
土地27枚の場合、75.46% (推奨)
★先手5ターン目(後手4ターン目)
①4枚の土地がおける確率
土地24枚の場合、72.59%
土地25枚の場合、76.56%
土地26枚の場合、80.17%
土地27枚の場合、83.41%
②5枚の土地がおける確率
土地24枚の場合、46.70%
土地25枚の場合、51.74%
土地26枚の場合、56.70%
土地27枚の場合、61.54% (推奨)
③オジュタイのための白マナを出すことができる確率
白マナ源が04枚の場合、56.55%
白マナ源が05枚の場合、65.09%
白マナ源が06枚の場合、72.06%
白マナ源が07枚の場合、77.76%
白マナ源が08枚の場合、82.37%
白マナ源が09枚の場合、86.10%
白マナ源が10枚の場合、89.10%
④手札にオジュタイがいる確率
デッキに2枚の場合、33.56%
デッキに3枚の場合、46.16%
デッキに4枚の場合、56.55%
⑤手札にオジュタイが2枚以上いる確率
デッキに2枚の場合、3.11%
デッキに3枚の場合、8.38% (2枚7.88%、3枚0.48%)
デッキに4枚の場合、14.99% (2枚13.26%、3枚1.66%、4枚0.07%)
⑥オジュタイを場に出せる確率 (条件つき確率)
デッキに3枚で白マナ源が5枚の場合、30.05%
デッキに3枚で白マナ源が6枚の場合、33.26%
デッキに3枚で白マナ源が7枚の場合、35.89%
デッキに3枚で白マナ源が8枚の場合、38.02%
デッキに3枚で白マナ源が9枚の場合、39.74%
デッキに4枚で白マナ源が5枚の場合、36.81%
デッキに4枚で白マナ源が6枚の場合、40.75%
デッキに4枚で白マナ源が7枚の場合、43.97%
デッキに4枚で白マナ源が8枚の場合、46.58%
デッキに4枚で白マナ源が9枚の場合、48.69%
⑦《時を越えた探索》を使った時まだ引いてないドラゴンをみつける確率
山札に龍が4枚の場合、47.17%
山札に龍が5枚の場合、55.39%
山札に龍が6枚の場合、62.49%
⑧《時を越えた探索》を使った時に目的のカードにたどり着く確率
山札に4枚残っている場合、47.17%
山札に3枚残っている場合、37.69%
山札に2枚残っている場合、26.79%
山札に1枚残っている場合、14.29%
●以上のデータから読み取れること
先手の場合
2マナ呪文は7~8枚
土地27枚
青系アンタップインランドは7~8枚必要
後手の場合
2マナ呪文は6~7枚
土地26枚
青系アンタップインランドは6~7枚必要
であることなどがわかります。
オジュタイの枚数も3枚よりは4枚のほうが推奨されることは明白です。
デッキは先手条件で構築されるべきであり、2戦目以降はサイドボードでそれを調整することになります。それを考慮すれば、土地は27枚が推奨されることもわかりやすいです。
とりあえず、確率に基づいた調整の結果、レシピは以下のようになりました。
4 : 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》 ⇒ 要検証
2 : 《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》
6 creatures
4 : 《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
3 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
3 : 《解消/Dissolve》
3 : 《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
3 : 《思考囲い/Thoughtseize》 ⇒ 後手なら増やしたい
2 : 《胆汁病/Bile Blight》 ⇒ バランスが難しい
2 : 《意思の激突/Clash of Wills》 ⇒ 先手なら増やしたい
2 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
2 : 《衰滅/Languish》 ⇒ 後手なら増やしたい
2 : 《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity》
1 : 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
27 other spells
3 : 《島/Island》
2 : 《沼/Swamp》
2 : 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
4 : 《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
4 : 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4 : 《華やかな宮殿/Opulent Palace》
4 : 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 : 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 ⇒ 後手1枚減らす
2 : 《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》
1 : 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
27 lands
正直入れたいカードが多すぎて困ります。ここからは実際に回してみて、手になじむように調整するのが良いかと。まず明日のFNMは、この構成で行こうかと思います。
WMCQ名古屋予選に向けて再調整を繰り返している「エスパードラゴンコントロール」。とりわけ、対アブザンコントロールを意識して調整したデッキリストは、現在こんな感じになってます。
●前回からの変更点とその理由
《胆汁病》 1枚減少 腐るマッチアップが多かったため。
《予期》 2枚減少 自然と抜けていった。
《忌呪の発動》1枚減少 対赤単はメインから諦めたため。
《命運の核心》2枚減少 1枚あれば十分と判断したため。
《精霊龍、ウギン》1枚減少 さすがに重すぎると判断したため。
《英雄の破滅》1枚増量 腐ることが少ないカードなので。
《意思の激突》2枚採用 2ターン目に構えるカードを増やすため。
《衰滅》 2枚採用 アショクからの流れを重視するため。
《悪夢の織り手、アショク》2枚採用 コントロール相手に優位を取るため。
《胆汁病》は、ジェスカイの2マナ枠やアブザンの《羊毛鬣のライオン》、《搭載歩行機械》のトークンなど幅広い対応力があるカードだが、《クルフィックスの狩猟者》などに対応できないなどの問題点もあり、3枚から2枚への減量を決めた。同じ2マナ枠として《予期》も抜けたため、2マナ枠のカードが3枚も減ってしまい、動きが更にもっさりしてしまったところで、《意思の激突》を2枚採用してみた。後手だと弱いカードだが、先手だと確かな強さを発揮するカードであり、追加の《シルムガルの嘲笑》という意味でも採用に値するだけのカードであると考える。
また、《悪夢の織り手、アショク》を採用したために、4ターン目の全体除去は非常に優秀であるため、2枚の《命運の核心》を《衰滅》に変更することにした。アショクという新たな勝ち筋が生まれたことにより、メインのウギンをはずすだけの理由ができたかと。
●メインボードマナ域分析
1マナ : 《思考囲い》 4枚
2マナ : 《シルムガルの嘲笑》 4枚、《胆汁病》 2枚
3マナ : 《英雄の破滅》 4枚、 《忌呪の発動》 2枚、《解消》 2枚、《アショク》 2枚
4マナ : 《衰滅》 2枚
5マナ : 《龍王オジュタイ》 3枚、《命運の核心》 1枚
6マナ : 《漂う死、シルムガル》 2枚
2~6マナ : 《時を越えた探索》 4枚、《意思の激突》 2枚
コントロールだし、特に意味は無いけど、マナカーブはこんな感じ。
1マナ 04枚 ****
2マナ 06枚 ******
3マナ 10枚 **********
4マナ 02枚 **
5マナ 04枚 ****
6マナ 02枚 **
こうしてみると、4マナ枠のカードの不在っぷりが顕著ではあります。まぁ、タップインすると3マナしか使えないので、さして問題はないのですが…。
とりあえずこの構成を基本に、微調整していこうと思ってはいます。
●水曜会にて
「エスパードラゴンコントロール」でスパーを重ねた感触を記しておきます。
vs アブザンコントロール (前回勝率35%) ⇒ やや改善
以前よりもかなりマッチアップ相性は改善されたが、まだ有利が取れている感じではない。メイン戦から有利な状態にしたいので、ここはもうちょっと調整が必要。
vs ハンガーバックアブザン (前回勝率65%) ⇒ 特に先手有利
特に先手を取ったときの勝率は安定している。アショクも十分に機能するため、分が悪くなった印象は特になかった。アブザン側に先手を取られ、2ターン目の《搭載歩行機械》からスタートされるとちょっと苦しいかもしれない。
vs ジェスカイウィンズ (前回勝率60%) ⇒ さらに有利に
以前としてエスパー側が有利。むしろ更に差が開いた気がする。アショクもかなり機能できている。但し、若干2マナ域のクリーチャーに触りにくくなっているのは注意しなくてはならないだろう。特にジェイスには手を焼く印象。
とりあえずこの3つのデッキの対策はしておいて損はない。メインデッキのリストの基本形は完成したと思うので、ここから枚数の微調整などを行っていきたい。
3 : 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2 : 《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》
5 creatures
4 : 《思考囲い/Thoughtseize》
4 : 《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
4 : 《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
4 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
2 : 《胆汁病/Bile Blight》
2 : 《意思の激突/Clash of Wills》
2 : 《解消/Dissolve》
2 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
2 : 《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
2 : 《衰滅/Languish》
1 : 《命運の核心/Crux of Fate》
29 other spells
3 : 《島/Island》
2 : 《沼/Swamp》
2 : 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
4 : 《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
4 : 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4 : 《華やかな宮殿/Opulent Palace》
4 : 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 : 《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》
1 : 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth 》
26 lands
●前回からの変更点とその理由
《胆汁病》 1枚減少 腐るマッチアップが多かったため。
《予期》 2枚減少 自然と抜けていった。
《忌呪の発動》1枚減少 対赤単はメインから諦めたため。
《命運の核心》2枚減少 1枚あれば十分と判断したため。
《精霊龍、ウギン》1枚減少 さすがに重すぎると判断したため。
《英雄の破滅》1枚増量 腐ることが少ないカードなので。
《意思の激突》2枚採用 2ターン目に構えるカードを増やすため。
《衰滅》 2枚採用 アショクからの流れを重視するため。
《悪夢の織り手、アショク》2枚採用 コントロール相手に優位を取るため。
《胆汁病》は、ジェスカイの2マナ枠やアブザンの《羊毛鬣のライオン》、《搭載歩行機械》のトークンなど幅広い対応力があるカードだが、《クルフィックスの狩猟者》などに対応できないなどの問題点もあり、3枚から2枚への減量を決めた。同じ2マナ枠として《予期》も抜けたため、2マナ枠のカードが3枚も減ってしまい、動きが更にもっさりしてしまったところで、《意思の激突》を2枚採用してみた。後手だと弱いカードだが、先手だと確かな強さを発揮するカードであり、追加の《シルムガルの嘲笑》という意味でも採用に値するだけのカードであると考える。
また、《悪夢の織り手、アショク》を採用したために、4ターン目の全体除去は非常に優秀であるため、2枚の《命運の核心》を《衰滅》に変更することにした。アショクという新たな勝ち筋が生まれたことにより、メインのウギンをはずすだけの理由ができたかと。
●メインボードマナ域分析
1マナ : 《思考囲い》 4枚
2マナ : 《シルムガルの嘲笑》 4枚、《胆汁病》 2枚
3マナ : 《英雄の破滅》 4枚、 《忌呪の発動》 2枚、《解消》 2枚、《アショク》 2枚
4マナ : 《衰滅》 2枚
5マナ : 《龍王オジュタイ》 3枚、《命運の核心》 1枚
6マナ : 《漂う死、シルムガル》 2枚
2~6マナ : 《時を越えた探索》 4枚、《意思の激突》 2枚
コントロールだし、特に意味は無いけど、マナカーブはこんな感じ。
1マナ 04枚 ****
2マナ 06枚 ******
3マナ 10枚 **********
4マナ 02枚 **
5マナ 04枚 ****
6マナ 02枚 **
こうしてみると、4マナ枠のカードの不在っぷりが顕著ではあります。まぁ、タップインすると3マナしか使えないので、さして問題はないのですが…。
とりあえずこの構成を基本に、微調整していこうと思ってはいます。
●水曜会にて
「エスパードラゴンコントロール」でスパーを重ねた感触を記しておきます。
vs アブザンコントロール (前回勝率35%) ⇒ やや改善
以前よりもかなりマッチアップ相性は改善されたが、まだ有利が取れている感じではない。メイン戦から有利な状態にしたいので、ここはもうちょっと調整が必要。
vs ハンガーバックアブザン (前回勝率65%) ⇒ 特に先手有利
特に先手を取ったときの勝率は安定している。アショクも十分に機能するため、分が悪くなった印象は特になかった。アブザン側に先手を取られ、2ターン目の《搭載歩行機械》からスタートされるとちょっと苦しいかもしれない。
vs ジェスカイウィンズ (前回勝率60%) ⇒ さらに有利に
以前としてエスパー側が有利。むしろ更に差が開いた気がする。アショクもかなり機能できている。但し、若干2マナ域のクリーチャーに触りにくくなっているのは注意しなくてはならないだろう。特にジェイスには手を焼く印象。
とりあえずこの3つのデッキの対策はしておいて損はない。メインデッキのリストの基本形は完成したと思うので、ここから枚数の微調整などを行っていきたい。
トレード希望 in 水曜会/FNM
2015年9月9日 Magic: The Gatheringたまにはこういう使い方をしてみてもいいのだろうか。
全て日本語版での募集です。
もしトレードできる方がいましたら、よろしくお願いします。
コメント欄、LINE、メールなどから連絡いただければ幸いです。
<トレード急募>
アタルカの命令 2枚
水辺の学舎、水面院 1枚
<ゆる募>
雷破の執政 4枚
溢れかえる岸辺 1枚
汚染された三角州 3枚
嵐の息吹のドラゴン 2枚
コジレックの審問 1枚
<レンタル希望>
マナの合流点 4枚 (1~2週間ほど)
<放出できるカード>
カラデシュの火、チャンドラ 2枚
アクロスの英雄、キテオン 2枚
異端の癒し手、リリアナ 1枚
書かれざるものの視認 1枚
卓絶のナーセット 1枚
棲み家の防御者 2枚
囁きの森の精霊 2枚
時を越えた探索 3枚
龍王オジュタイ 2枚
血清の幻視(FNM) 3枚
新緑の地下墓地 1枚
湿地の干潟 1枚
全て日本語版での募集です。
もしトレードできる方がいましたら、よろしくお願いします。
コメント欄、LINE、メールなどから連絡いただければ幸いです。
<トレード急募>
<ゆる募>
雷破の執政 4枚
溢れかえる岸辺 1枚
汚染された三角州 3枚
嵐の息吹のドラゴン 2枚
コジレックの審問 1枚
<レンタル希望>
マナの合流点 4枚 (1~2週間ほど)
<放出できるカード>
カラデシュの火、チャンドラ 2枚
アクロスの英雄、キテオン 2枚
異端の癒し手、リリアナ 1枚
書かれざるものの視認 1枚
卓絶のナーセット 1枚
棲み家の防御者 2枚
囁きの森の精霊 2枚
時を越えた探索 3枚
龍王オジュタイ 2枚
血清の幻視(FNM) 3枚
新緑の地下墓地 1枚
湿地の干潟 1枚
●対戦のやり直し
アブザンコントロール vs エスパードラゴン
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ○-×M先手七瀬
後手こば ×-〇 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ○-×M先手こば
後手七瀬M×-○ 先手こば
先手こば ○-×M後手七瀬
先手こば ×-○M後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ○-×M後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
アブザンコントロール 13勝-7勝 エスパードラゴン
M印は、マリガンしたマッチを表しています。
●あれ、おかしいな…
前回はエスパードラゴンの8勝、アブザンコントロールの2勝、という圧倒的な相性差で決着したマッチ。数枚のカードを入れ替えただけで、立場が逆転してしまいました。
練習マッチ数が不足していたのは間違いないですが、それにしてもこの相性差は、プレイしていてもはっきりと感じられるほどに、逆転していました。
…いや、真面目に検証したんだよ?!許してよ!!
「エスパードラゴンコントロール」を使う最大の理由のつもりでいたアブザンとの相性の良さが完全に否定された今、我々に課せられた使命はひとつ。
「アブザンコントロールに勝てる調整をせよ!」です。
●アブザンコントロールに強いカードを考えよう
真っ先に思いつくのが、《悪夢の織り手、アショク》。同型への圧倒的な強さももちろんのこと、遅いデッキ全般に非常に強いプレインズウォーカー。呪禁もちのドラゴン相手に腐った火力や《英雄の破滅》が全部向かってしまうのが欠点ではありますが、それにしてもクリーチャー除去が腐るのは確かなので、メインデッキ採用の価値は高いかと。
そして《ヴリンの神童、ジェイス》。こちらは除去が抜かれたであろうサイドボード後に採用されるカードですが、これで《英雄の破滅》などを使い回す動きは実に強力です。
そして、プレインズウォーカーとクリーチャーの両者に同時に対応できる《危険な櫃》は、やはり対アブザン戦では重要なカードです。
あとは、《ジェイスの創意》などのドローカードは特に有利をつけやすいカードです。青黒コントロールの時によく採用していたカードなのですが、アドバンテージ差を大きく埋めることができるカードです。パーミッション対策の《龍王の大権》がサイドボードに採用されているので、ひとまずこちらでも良いでしょう。
●アショクさん、少し回してみたけれど
調整をする前に、とりあえず雑にアショクを3枚入れた構成でアブザンコントロールと5本ほどやってみたのですが、さすがにアショクが強く、勝ち越すことはできました。
果たして3枚も取る必要があるのかどうか、そしてそれによってバランスは崩れてはいないか、色々と考える余地は多いです。
●「エスパードラゴンコントロール」のカード再評価
・ 土地26枚
おそらく、27枚のほうが安定するのでしょう。使っていて何となくそう感じます。しかし土地は26枚でどうにかする、と心に決めたんや。
・ 《龍王オジュタイ》 3枚維持
《衰滅》で死ぬ。《太陽の勇者、エルズペス》で死ぬ。腐りまくった《英雄の破滅》で死ぬ。ついでに《アブザンの魔除け》でも死ぬ。とにかく死ぬ未来しか見えない俺たちのアイドル・オジュタイちゃんですが、勝てたマッチでは、ぬるっとそれらをくぐり抜けて殴っていることが多いです。エスパードラゴンの根幹をなすカードなので、最低3枚の採用は問題ないでしょう。
・ 《漂う死、シルムガル》 2枚維持
対エルズペス最強生物という評価に変化はありません。一度出てしまえば対応するカードは非常に少なく、アブザンに強いのも間違いありません。その他、ジェスカイに対しても強いカードなので、2枚残しておいても問題ないでしょう。
・ 《思考囲い》 《シルムガルの嘲笑》 《時を越えた探索》 4枚ずつ維持
エスパードラゴンの主軸呪文は減らす必要はありません。唯一、《思考囲い》だけ4積みは怪しいところですが、アブザンコントロール戦のことを考えると、減らす必要はないでしょう。
ここから、残り17枚の枠を調整していきます。
・ 《悪夢の織り手、アショク》 3枚採用
サイドボードカードをメインから採用するのは、非常に恐ろしいです。しかし、対アブザンコントロールおよび同型対決を優位に進めることができる数少ないカードであり、WMCQでは、ジェスカイとアブザンが多数を占めるだろう、という予想です。ハサミと赤単が減った環境ならば、メインに取られても良いカードだと思っています。そして実はこのアショクさん、ハンガーバックアブザン相手でも強いカードです。《搭載歩行機械》は非常に立ち上がりの遅いカードであり、アショクを倒しにいくには若干、役不足なところがあります。そしてそっちに気を取られているうちに、プレイヤーのライフを守りながら態勢を整えることができます。
・ 《胆汁病》、《英雄の破滅》 2:4に変更
《胆汁病》を減らしたくはないのですが、対アブザンではサイドアウト第一候補のカードです。《英雄の破滅》は4枚採用したいシーンが非常に多かったカードですので、ここのバランスを変えてみましょう。
・ 《解消》、《忌呪の発動》 2枚ずつ採用
個人的には《雲散霧消》を推していたのですが、序盤の土地事故を少しでも改善するために《解消》に変更しました。《忌呪の発動》は2枚に。アグロ系に強いカードなのですが、《搭載歩行機械》との相性があまり良くないため、減らし気味に。
・ 《衰滅》 2枚採用
アショクからの流れを考えたときに強いであろう《衰滅》を採用してみましょう。できれば3枚取りたいかもしれないけど、ひとまず2枚。
・ 《危険な櫃》 0枚
アショクとの相性を考えて《危険な櫃》を1枚挿しするプランは考えておきたいです。お守りみたいな存在です。
・ 《精霊龍、ウギン》 0枚
出てしまえば逆転の芽をつくれる最強プレインズウォーカーは、デッキに1枚残しておくべきです。《精霊龍の安息地》で再利用できる点からも、重要なカードかと。しかしかなり重いカードなので、ひとまずサイドボードに下げてもいいかもしれません。
・ 《意思の激突》 2枚採用
上の2枚を押しのけて入れてみました。マナ域のバランスを取るための採用です。
ひとまず以上の構成を基本に、調整していきたいと思います。
アブザンコントロール vs エスパードラゴン
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ○-×M先手七瀬
後手こば ×-〇 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ○-×M先手こば
後手七瀬M×-○ 先手こば
先手こば ○-×M後手七瀬
先手こば ×-○M後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ○-×M後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
アブザンコントロール 13勝-7勝 エスパードラゴン
M印は、マリガンしたマッチを表しています。
●あれ、おかしいな…
前回はエスパードラゴンの8勝、アブザンコントロールの2勝、という圧倒的な相性差で決着したマッチ。数枚のカードを入れ替えただけで、立場が逆転してしまいました。
練習マッチ数が不足していたのは間違いないですが、それにしてもこの相性差は、プレイしていてもはっきりと感じられるほどに、逆転していました。
…いや、真面目に検証したんだよ?!許してよ!!
「エスパードラゴンコントロール」を使う最大の理由のつもりでいたアブザンとの相性の良さが完全に否定された今、我々に課せられた使命はひとつ。
「アブザンコントロールに勝てる調整をせよ!」です。
●アブザンコントロールに強いカードを考えよう
真っ先に思いつくのが、《悪夢の織り手、アショク》。同型への圧倒的な強さももちろんのこと、遅いデッキ全般に非常に強いプレインズウォーカー。呪禁もちのドラゴン相手に腐った火力や《英雄の破滅》が全部向かってしまうのが欠点ではありますが、それにしてもクリーチャー除去が腐るのは確かなので、メインデッキ採用の価値は高いかと。
そして《ヴリンの神童、ジェイス》。こちらは除去が抜かれたであろうサイドボード後に採用されるカードですが、これで《英雄の破滅》などを使い回す動きは実に強力です。
そして、プレインズウォーカーとクリーチャーの両者に同時に対応できる《危険な櫃》は、やはり対アブザン戦では重要なカードです。
あとは、《ジェイスの創意》などのドローカードは特に有利をつけやすいカードです。青黒コントロールの時によく採用していたカードなのですが、アドバンテージ差を大きく埋めることができるカードです。パーミッション対策の《龍王の大権》がサイドボードに採用されているので、ひとまずこちらでも良いでしょう。
●アショクさん、少し回してみたけれど
調整をする前に、とりあえず雑にアショクを3枚入れた構成でアブザンコントロールと5本ほどやってみたのですが、さすがにアショクが強く、勝ち越すことはできました。
果たして3枚も取る必要があるのかどうか、そしてそれによってバランスは崩れてはいないか、色々と考える余地は多いです。
●「エスパードラゴンコントロール」のカード再評価
・ 土地26枚
おそらく、27枚のほうが安定するのでしょう。使っていて何となくそう感じます。しかし土地は26枚でどうにかする、と心に決めたんや。
・ 《龍王オジュタイ》 3枚維持
《衰滅》で死ぬ。《太陽の勇者、エルズペス》で死ぬ。腐りまくった《英雄の破滅》で死ぬ。ついでに《アブザンの魔除け》でも死ぬ。とにかく死ぬ未来しか見えない俺たちのアイドル・オジュタイちゃんですが、勝てたマッチでは、ぬるっとそれらをくぐり抜けて殴っていることが多いです。エスパードラゴンの根幹をなすカードなので、最低3枚の採用は問題ないでしょう。
・ 《漂う死、シルムガル》 2枚維持
対エルズペス最強生物という評価に変化はありません。一度出てしまえば対応するカードは非常に少なく、アブザンに強いのも間違いありません。その他、ジェスカイに対しても強いカードなので、2枚残しておいても問題ないでしょう。
・ 《思考囲い》 《シルムガルの嘲笑》 《時を越えた探索》 4枚ずつ維持
エスパードラゴンの主軸呪文は減らす必要はありません。唯一、《思考囲い》だけ4積みは怪しいところですが、アブザンコントロール戦のことを考えると、減らす必要はないでしょう。
ここから、残り17枚の枠を調整していきます。
・ 《悪夢の織り手、アショク》 3枚採用
サイドボードカードをメインから採用するのは、非常に恐ろしいです。しかし、対アブザンコントロールおよび同型対決を優位に進めることができる数少ないカードであり、WMCQでは、ジェスカイとアブザンが多数を占めるだろう、という予想です。ハサミと赤単が減った環境ならば、メインに取られても良いカードだと思っています。そして実はこのアショクさん、ハンガーバックアブザン相手でも強いカードです。《搭載歩行機械》は非常に立ち上がりの遅いカードであり、アショクを倒しにいくには若干、役不足なところがあります。そしてそっちに気を取られているうちに、プレイヤーのライフを守りながら態勢を整えることができます。
・ 《胆汁病》、《英雄の破滅》 2:4に変更
《胆汁病》を減らしたくはないのですが、対アブザンではサイドアウト第一候補のカードです。《英雄の破滅》は4枚採用したいシーンが非常に多かったカードですので、ここのバランスを変えてみましょう。
・ 《解消》、《忌呪の発動》 2枚ずつ採用
個人的には《雲散霧消》を推していたのですが、序盤の土地事故を少しでも改善するために《解消》に変更しました。《忌呪の発動》は2枚に。アグロ系に強いカードなのですが、《搭載歩行機械》との相性があまり良くないため、減らし気味に。
・ 《衰滅》 2枚採用
アショクからの流れを考えたときに強いであろう《衰滅》を採用してみましょう。できれば3枚取りたいかもしれないけど、ひとまず2枚。
・ 《危険な櫃》 0枚
アショクとの相性を考えて《危険な櫃》を1枚挿しするプランは考えておきたいです。お守りみたいな存在です。
・ 《精霊龍、ウギン》 0枚
出てしまえば逆転の芽をつくれる最強プレインズウォーカーは、デッキに1枚残しておくべきです。《精霊龍の安息地》で再利用できる点からも、重要なカードかと。しかしかなり重いカードなので、ひとまずサイドボードに下げてもいいかもしれません。
・ 《意思の激突》 2枚採用
上の2枚を押しのけて入れてみました。マナ域のバランスを取るための採用です。
ひとまず以上の構成を基本に、調整していきたいと思います。
●やはり、アブザンコントロールは強いようだ
まぁ、今更ですが…。
前回、およそ10戦の対戦の結果として、エスパードラゴンにとって勝率が最も良かったと紹介した「アブザンコントロール」ですが、実際に大会で対戦した結果として、さすがにそう簡単にはいかないようです。
想定していたアブザンコントロールは、世界選手権で優勝したデッキリストです。
まずそこから見ていきましょう。
引用元:MTG公式HP世界選手権2015イベントカバレージ
http://coverage.mtg-jp.com/mtgwc15/decklist/015658/#
●リストの疑問点
何度見ても非常によくできたリストですが、その細かい調整により、いくつかの欠点が生じています。それにより、メインデッキのエスパードラゴンに対する勝率が大幅に下がってしまっていたように思えます。特に、《漂う死、シルムガル》に対する対抗手段に乏しい点が致命的です。一度場に出てしまうと、本当にどうしようもないのです。
《胆汁病》、《究極の価格》、《信者の沈黙》、《悲劇的な傲慢》の4枚はクリーチャーデッキにとても強い除去カードであり、これらを上手に散らして、《棲み家の防御者》で再利用するというのは、理想的な動きではあります。しかしそのような調整のデッキを相手に良い勝率を出せても、参考にはならないのも、たしか。
●リストの微調整
《棲み家の防御者》を、3枚⇒4枚に増量。《信者の沈黙》、《悲劇的な傲慢》の両カードを減らして、《精霊龍、ウギン》のメイン採用。
たった、これだけ。《胆汁病》、《究極の価格》も腐るのですが、まぁメインデッキなのでそれぐらいは残してもいいかな、と…。サイドボードではこの2枚が、《強迫》と《英雄の導師、アジャニ》に代わるのかと思われます。
さて、この結果として、どのような勝率に落ち着くのでしょうか。
まぁ、今更ですが…。
前回、およそ10戦の対戦の結果として、エスパードラゴンにとって勝率が最も良かったと紹介した「アブザンコントロール」ですが、実際に大会で対戦した結果として、さすがにそう簡単にはいかないようです。
想定していたアブザンコントロールは、世界選手権で優勝したデッキリストです。
まずそこから見ていきましょう。
3 《棲み家の防御者》
4 《クルフィックスの狩猟者》
2 《巨森の予見者、ニッサ》
4 《包囲サイ》
1 《黄金牙、タシグル》
-クリーチャー(14)-
4 《思考囲い》
1 《胆汁病》
1 《究極の価格》
4 《アブザンの魔除け》
3 《英雄の破滅》
2 《衰滅》
1 《信者の沈黙》
1 《悲劇的な傲慢》
3 《太陽の勇者、エルズペス》
-呪文(20)-
3 《森》
2 《平地》
4 《吹きさらしの荒野》
4 《砂草原の城塞》
2 《ラノワールの荒原》
4 《疾病の神殿》
2 《コイロスの洞窟》
4 《静寂の神殿》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
-土地(26)-
2 《羊毛鬣のライオン》
1 《霊気のほころび》
1 《強迫》
2 《異端の輝き》
1 《胆汁病》
1 《ドロモカの命令》
1 《究極の価格》
2 《悲哀まみれ》
1 《悲劇的な傲慢》
1 《真面目な訪問者、ソリン》
1 《英雄の導師、アジャニ》
1 《精霊龍、ウギン》
-サイドボード(15)-
引用元:MTG公式HP世界選手権2015イベントカバレージ
http://coverage.mtg-jp.com/mtgwc15/decklist/015658/#
●リストの疑問点
何度見ても非常によくできたリストですが、その細かい調整により、いくつかの欠点が生じています。それにより、メインデッキのエスパードラゴンに対する勝率が大幅に下がってしまっていたように思えます。特に、《漂う死、シルムガル》に対する対抗手段に乏しい点が致命的です。一度場に出てしまうと、本当にどうしようもないのです。
《胆汁病》、《究極の価格》、《信者の沈黙》、《悲劇的な傲慢》の4枚はクリーチャーデッキにとても強い除去カードであり、これらを上手に散らして、《棲み家の防御者》で再利用するというのは、理想的な動きではあります。しかしそのような調整のデッキを相手に良い勝率を出せても、参考にはならないのも、たしか。
●リストの微調整
《棲み家の防御者》を、3枚⇒4枚に増量。《信者の沈黙》、《悲劇的な傲慢》の両カードを減らして、《精霊龍、ウギン》のメイン採用。
たった、これだけ。《胆汁病》、《究極の価格》も腐るのですが、まぁメインデッキなのでそれぐらいは残してもいいかな、と…。サイドボードではこの2枚が、《強迫》と《英雄の導師、アジャニ》に代わるのかと思われます。
さて、この結果として、どのような勝率に落ち着くのでしょうか。
場所は山形県酒田市の港南コミュニティセンター。
フォーマットは「スタンダード」。ルール適用度は「競技」レベル。
参加者30名、スイスドロー5回戦+シングルエリミネーション3回戦。
優勝30packs、準優勝20packs、3-4位6packs、5-8位3packs、参加賞1pack
優勝者には、スペインのマドリードで行われるプロツアーの参加権をかけた地域予選への参加権が与えられます。
今回の使用デッキは「エスパードラゴンコントロール(七瀬型)」。ボブボブと完全にデッキリストをシェアしての参戦です。自由枠には、サイドから3枚目の《忌呪の発動》を移動し、空いた枠には《究極の価格》を採用してみました。
Y-Magicからは七瀬、ボブボブ、班長の3名が参加。
まずはベスト8目指して戦います!
●ゲームリプレイ
1回戦 : 白青:クロックパーミッション
1戦目から一番当たってはいけないデッキタイプに遭遇する。勘弁してください^^
1本目 : 《思考囲い》から覗いた相手の手札には、《ヴリンの神童、ジェイス》、《勇敢な姿勢》、《オジュタイの命令》、《搭載歩行機械》、《シルムガルの魔術師》、《層雲の踊り手》、《島》というカードたち。やべぇ、これはクロパじゃねーか!こちらの手札と相談して、ジェイスを落とす。その後、こちらの振るわない手札と対照的に、ガンガン攻めてくる相手。やりたいことやれずに負け。0-1
2本目 : サイドから《龍王ドロモカ》と《龍王の大権》を2枚ずつ。《悲哀まみれ》を3枚投入。これでだいぶマッチアップは改善した気がする。《思考囲い》で相手の《搭載歩行機械》を叩き落とすと、カウンターしかないことをいいことに、《龍王の大権》で4ドロー。更に《龍王ドロモカ》。これには相手もかなり良い反応をしてくれる。これでライフレースは完全にこちらに傾いた。1-1
3本目 : 《思考囲い》から覗いたのは、《意思の激突》、《オジュタイの命令》、《否認》2枚、《搭載歩行機械》、《シルムガルの魔術師》、《時を越えた探索》。ここでもやはり《搭載歩行機械》を落とさざるをえない。困ったことに、相手の引きも強く、《搭載歩行機械》を引き直される。その後、1枚ずつカードを刺し合って、こちらのライフが5まで低下したところで《漂う死、シルムガル》と《龍王オジュタイ》が並ぶ展開をつくりあげることに成功する。相手の場には、PWになった《歴戦の戦士、ギデオン》。ここで試合時間が終了し、エクストラターンに入る。相手のライフは21もあり、決着をつけるならオジュタイの5点とシルムガルの3点を、きっちり3発入れる必要がある。ここではオジュタイの引きに懸けて攻撃。ゴミがめくれる。相手もギデオンで攻撃し、こちらのライフが残り1に。そしてここで場に登場したのが《搭載歩行機械》。これにより、ドラゴンが殴るとトークンが出現し、オジュタイがブロックされてしまうという状況に。これで万事休す。相手の手札には瞬速のクリーチャーが控えており、引き分けに持ち込めたであろう試合を落とすことになってしまった。1-2
今になって思えば、この試合こそが今日のターニングポイントであり、やはり引き分けに持ち込んでおけば良かった、と後悔するのであった。盤面的にもこちらの圧倒的有利であり、あと少し試合時間があれば、というのも悔やまれる。こういうところ、しっかり学んで次に生かすのは大事だな、と思うしかない。
2回戦 : 青赤緑:ティムール中隊
相手の方は競技レベルの大会が初めてのようで、いろいろ不備があり、こっそりアドバイスする。逐一ジャッジを呼んでもいいんだけど(そういうプレイヤーもいるけど)、初めての競技レベル大会で警告ばっかりで、嫌な思い出になるのは、こちらとしてもいたたまれない。トラブルを未然に防ぐのも大事なことだと、七瀬は思うのでした。
1本目 : バイオゴリラこと《凶暴な拳刃》と《雷破の執政》の連打に成す術無し。0-1
2本目 : 丁寧に相手の動きに対処してから《龍王オジュタイ》。1-1
3本目 : 《忌呪の発動》が強くて何度もライフを戻しつつ、《龍王オジュタイ》。2-1
競技レベルの大会では、
簡易のライフカウンターなどを用いず、ペンとメモ帳を用意しましょう。
デッキケースの中には、75枚以外に余計なMTGのカードは入れないようにしましょう。
シャッフルの時はデッキを小分けに切るとカードを落としたりせずに済むかもしれない。
ドローの際は、2枚目のカードを見てしまわないようゆっくり丁寧に引くのがおすすめ。
などということを相手にお伝えして直してもらいました。別にアドバイスしたがりなわけではないのですが、ちょっとした事を気をつけてもらえれば、トラブルは防げるのです。
競技レベルの大会に出たことがない方は、同じくそのようなことに注意していただけるといいかな、と思います。
今日の大会が、楽しい思い出になってくれているといいのですが。
3回戦 : 白黒赤緑:4Cグッドスタッフ
1本目 : 相手のデッキは青以外の4色の強いクリーチャーと強いスペルを集めたグッドスタッフ。こちらが《思考囲い》で手札を確認すると、《はじける破滅》、《棲み家の防御者》、《稲妻の一撃》と土地2枚が明かされる。こちらのデッキは《はじける破滅》が最大の弱点であるので、気にせずに《はじける破滅》を落とす。しかし、3ターン目に相手はこちらの除去を一切恐れることなく《棲み家の防御者》。これにはしてやられた。さすがに除去を警戒して遅らせてくると思ったのだが…。まんまと《はじける破滅》を回収される。遅れてこちらも除去を引き、《棲み家の防御者》に対処する。《稲妻の一撃》を本体に撃たれ、残るライフは11。こちらが展開した《龍王オジュタイ》には当然《はじける破滅》でライフが残り9だが、オジュタイは手札にもう1枚いる。《魂火の大導師》を展開してきたところで、《忌呪の発動》。これでライフを戻し、オジュタイがゲームを決めた。1-0
2本目 : 《思考囲い》で相手の手札を確認すると、《はじける破滅》2枚、《稲妻の一撃》2枚、《先頭に立つ者、アナフェンザ》、《英雄の破滅》という内容。ここでは《はじける破滅》を減らしてこちらのドラゴンを通しやすくしたい。場に展開されたアナフェンザが4点のダメージをこちらに入れるが、これには遅れて《英雄の破滅》。《稲妻の一撃》と《はじける破滅》でこちらの残りライフが11⇒8⇒6まで落ち込むが、これには《忌呪の発動》。しかし再びライフが10⇒8⇒6まで落ち込んだところで、《龍王ドロモカ》。これに対処できなかった相手は、投了を宣言した。2-0
4回戦 : 赤緑:赤緑信心
1本目 : お互いにマリガンスタート。こちらの初手はオール土地という惨憺たるものである。相手の《死霧の猛禽》に対しては《雲散霧消》。更に《世界を食らう者、ポルクラノス》に対しても《雲散霧消》。相手に大きなクロックを立たせない展開を作ることはできたが、《爪鳴らしの神秘家》が2点ずつクロックを刻むとともに、こちらの残る手札が心もとない。こちらがドローカードを引けずにいると、更に《世界を食らう者、ポルクラノス》。こちらのライフを攻め立てて来る。《思考囲い》でライフが12⇒10になるが、手札の《囁き森の精霊》を落とすことに成功。攻撃により残るライフは4。ポルクラノスは除去することができたが、エルフが殴って残り3。そして次ターンに《歓楽者、ゼナゴス》が登場。こちらが場を盛り返す前に、ライフが0になった。0-1
2本目 : こちらは後手を選択。理由としては、練習の結果、そのほうが若干だが分が良かったからである。相手はマリガンスタート。第1ターンに《エルフの神秘家》から動いた相手に対して、こちらはタップインスタート。相手は《死霧の猛禽》でクロックを刻む動き。こちらは《思考囲い》。《世界を目覚めさせる者、ニッサ》、《クルフィックスの狩猟者》、《爪鳴らしの神秘家》という相手の手札が明かされる。ここで土地を置かれないためにも、《クルフィックスの狩猟者》を選択。次のターン、こちらのライフは17⇒14に。《死霧の猛禽》には《胆汁病》で対処し、相手はそこからマナを伸ばすことができない。《龍王オジュタイ》が着地したところで、ゲームが決した。1-1
3本目 : あちらが先手を選択したため、こちらは再び後手スタート。望むところだが、かなり難しい手札。《エルフの神秘家》からスタートした相手に対して、こちらは《思考囲い》。相手の手札は《死霧の猛禽》2枚、《世界を食らう者、ポルクラノス》、《爪鳴らしの神秘家》2枚という激しいもの。ここでは《死霧の猛禽》を選択。相手が展開するクリーチャーを、サイドインした《究極の価格》などで丁寧に除去していく。十分に耐えたところで、《命運の核心》。そして残る変異クリーチャーを《英雄の破滅》で対処し、《死霧の猛禽》が場に戻ることを許さない。《漂う死、シルムガル》を着地させ、3点ずつクロックを刻み、更に追加で《龍王オジュタイ》。《思考囲い》で相手の手札を確認すると、《ガイアの復讐者》と《世界を目覚めさせる者、ニッサ》。ここでニッサを落とすとほぼ安心。残るライフは7⇒5。2体のドラゴンで殴り、ゲームが決着した。2-1
ここまで終わって、3勝1敗の9ポイントで8位。次の対戦相手次第では、IDを選択することによってベスト8がほぼ手中、というところまで来ることができた!
5回戦 : 白黒緑:アブザンコントロール
相手の方が7ポイント。つまり、下当たり。つまり、握手するチャンスを逸する。
1本目 : 先手を取られ、更にこちらはダブルマリガンスタート。挙句、相手の《思考囲い》が3発飛んでくる。特に言うことはない。0-1
2本目 : 後手を選択。そしてやっぱり、こちらのマリガンスタート。更に相手の《思考囲い》が飛んでくる。辛さしかない。相手方は絶好調で、《巨森の予見者、ニッサ》、《包囲サイ》、《英雄の導師、アジャニ》、《太陽の勇者、エルズペス》と連打され、万事休す。思わぬプレインズウォーカーの連打に、《包囲サイ》に《英雄の破滅》は使ってしまったことを若干後悔する(しかし使わなければライフが持たない)。こちらにはまだ、場を盛り返すことができる強力なスイーパー《危険な櫃》というカードが2枚、山札に眠っている。《命運の核心》で場のクリーチャーを流したあと、《危険な櫃》を探しに、《龍王の大権》で4ドロー。更に《命運の核心》から《時を越えた探索》。しかしそれでも手札に櫃は来ない。《英雄の破滅》で《英雄の導師、アジャニ》に対処することは成功したものの、この時点で相手の手札はまだ7枚。こちらは4枚。2発目の《時を越えた探索》でようやく《危険な櫃》をサーチすることができたが、残るライフが4となっており、場には兵士トークンが3体。こちらのエンド前に《アブザンの魔除け》で+1/+1カウンターを乗せようとする動きに対して、これにはしょうがなく《シルムガルの嘲笑》。しかし、《精霊龍、ウギン》の3点火力が、とどめをさした。0-2
握手で終わりかと思っていたところの下当たり。かなり有利なマッチアップだったところにマリガンの嵐。何だかどうにも運が味方してくれない、寂しい終わり方となってしまった。くやしい!
●予選結果
3勝2敗で11位。予選1位は初戦で当たった白青クロックパーミッションの方。
Y-Magic勢は、他の二人は最終戦をそれぞれ握手し、ボブボブが3勝1敗1分で8位、班長が3勝1敗1分で6位に残り、3名で参加して2名がベスト8に残る、という上々の結果に。それだけに俺も残りたかったんや。
ちなみにボブボブの1敗は赤単相手に土地詰まりだったとのこと。まぁ、しょうがないよね。
●決勝SE&結果
予選8位通過のボブボブの「エスパードラゴンコントロール(七瀬型)」は初戦で予選1位の白青クロックパーミッションに当たって0-2で負け。これは当たり運が悪かったとしか言いようもなく、ついでに触れるなら、《龍王の大権》で土地4枚引いて、次のドローでも土地引いてるところがクライマックスだったんじゃないかな!
予選6位通過の班長の「ハンガーバックアブザン」は軽やかに2連勝して決勝進出。
決勝で白青クロックパーミッションとあたり、1本目は普通に勝つも、2戦目3戦目と、土地と手札が噛み合わず、残念な逆転負けでした。準優勝おめでとう!くやしいね!
結局、優勝は白青クロックパーミッションの方でした。おめでとうございます!
次やるときは負けませんよ!^^またよろしくお願いします。
対戦した皆さん、ジャッジの皆様、主催のまる五様、ありがとうございました。
フォーマットは「スタンダード」。ルール適用度は「競技」レベル。
参加者30名、スイスドロー5回戦+シングルエリミネーション3回戦。
優勝30packs、準優勝20packs、3-4位6packs、5-8位3packs、参加賞1pack
優勝者には、スペインのマドリードで行われるプロツアーの参加権をかけた地域予選への参加権が与えられます。
今回の使用デッキは「エスパードラゴンコントロール(七瀬型)」。ボブボブと完全にデッキリストをシェアしての参戦です。自由枠には、サイドから3枚目の《忌呪の発動》を移動し、空いた枠には《究極の価格》を採用してみました。
3 : 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2 : 《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》
5 creatures
4 : 《思考囲い/Thoughtseize》
4 : 《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
4 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
3 : 《胆汁病/Bile Blight》
3 : 《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
3 : 《命運の核心/Crux of Fate》
3 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
2 : 《予期/Anticipate》
2 : 《雲散霧消/Dissipate》
1 : 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
28 other spells
3 : 《島/Island》
2 : 《沼/Swamp》
2 : 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
4 : 《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
4 : 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4 : 《華やかな宮殿/Opulent Palace》
4 : 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 : 《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》
1 : 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth 》
26 lands
3 : 《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
2 : 《否認/Negate》
1 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
1 : 《究極の価格/Ultimate Price》
2 : 《龍王の大権/Dragonlord’s Prerogative》
2 : 《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
2 : 《龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka》
2 : 《危険な櫃/Perilous Vault》
15 sideboard cards
Y-Magicからは七瀬、ボブボブ、班長の3名が参加。
まずはベスト8目指して戦います!
●ゲームリプレイ
1回戦 : 白青:クロックパーミッション
1戦目から一番当たってはいけないデッキタイプに遭遇する。勘弁してください^^
1本目 : 《思考囲い》から覗いた相手の手札には、《ヴリンの神童、ジェイス》、《勇敢な姿勢》、《オジュタイの命令》、《搭載歩行機械》、《シルムガルの魔術師》、《層雲の踊り手》、《島》というカードたち。やべぇ、これはクロパじゃねーか!こちらの手札と相談して、ジェイスを落とす。その後、こちらの振るわない手札と対照的に、ガンガン攻めてくる相手。やりたいことやれずに負け。0-1
2本目 : サイドから《龍王ドロモカ》と《龍王の大権》を2枚ずつ。《悲哀まみれ》を3枚投入。これでだいぶマッチアップは改善した気がする。《思考囲い》で相手の《搭載歩行機械》を叩き落とすと、カウンターしかないことをいいことに、《龍王の大権》で4ドロー。更に《龍王ドロモカ》。これには相手もかなり良い反応をしてくれる。これでライフレースは完全にこちらに傾いた。1-1
3本目 : 《思考囲い》から覗いたのは、《意思の激突》、《オジュタイの命令》、《否認》2枚、《搭載歩行機械》、《シルムガルの魔術師》、《時を越えた探索》。ここでもやはり《搭載歩行機械》を落とさざるをえない。困ったことに、相手の引きも強く、《搭載歩行機械》を引き直される。その後、1枚ずつカードを刺し合って、こちらのライフが5まで低下したところで《漂う死、シルムガル》と《龍王オジュタイ》が並ぶ展開をつくりあげることに成功する。相手の場には、PWになった《歴戦の戦士、ギデオン》。ここで試合時間が終了し、エクストラターンに入る。相手のライフは21もあり、決着をつけるならオジュタイの5点とシルムガルの3点を、きっちり3発入れる必要がある。ここではオジュタイの引きに懸けて攻撃。ゴミがめくれる。相手もギデオンで攻撃し、こちらのライフが残り1に。そしてここで場に登場したのが《搭載歩行機械》。これにより、ドラゴンが殴るとトークンが出現し、オジュタイがブロックされてしまうという状況に。これで万事休す。相手の手札には瞬速のクリーチャーが控えており、引き分けに持ち込めたであろう試合を落とすことになってしまった。1-2
今になって思えば、この試合こそが今日のターニングポイントであり、やはり引き分けに持ち込んでおけば良かった、と後悔するのであった。盤面的にもこちらの圧倒的有利であり、あと少し試合時間があれば、というのも悔やまれる。こういうところ、しっかり学んで次に生かすのは大事だな、と思うしかない。
2回戦 : 青赤緑:ティムール中隊
相手の方は競技レベルの大会が初めてのようで、いろいろ不備があり、こっそりアドバイスする。逐一ジャッジを呼んでもいいんだけど(そういうプレイヤーもいるけど)、初めての競技レベル大会で警告ばっかりで、嫌な思い出になるのは、こちらとしてもいたたまれない。トラブルを未然に防ぐのも大事なことだと、七瀬は思うのでした。
1本目 : バイオゴリラこと《凶暴な拳刃》と《雷破の執政》の連打に成す術無し。0-1
2本目 : 丁寧に相手の動きに対処してから《龍王オジュタイ》。1-1
3本目 : 《忌呪の発動》が強くて何度もライフを戻しつつ、《龍王オジュタイ》。2-1
競技レベルの大会では、
簡易のライフカウンターなどを用いず、ペンとメモ帳を用意しましょう。
デッキケースの中には、75枚以外に余計なMTGのカードは入れないようにしましょう。
シャッフルの時はデッキを小分けに切るとカードを落としたりせずに済むかもしれない。
ドローの際は、2枚目のカードを見てしまわないようゆっくり丁寧に引くのがおすすめ。
などということを相手にお伝えして直してもらいました。別にアドバイスしたがりなわけではないのですが、ちょっとした事を気をつけてもらえれば、トラブルは防げるのです。
競技レベルの大会に出たことがない方は、同じくそのようなことに注意していただけるといいかな、と思います。
今日の大会が、楽しい思い出になってくれているといいのですが。
3回戦 : 白黒赤緑:4Cグッドスタッフ
1本目 : 相手のデッキは青以外の4色の強いクリーチャーと強いスペルを集めたグッドスタッフ。こちらが《思考囲い》で手札を確認すると、《はじける破滅》、《棲み家の防御者》、《稲妻の一撃》と土地2枚が明かされる。こちらのデッキは《はじける破滅》が最大の弱点であるので、気にせずに《はじける破滅》を落とす。しかし、3ターン目に相手はこちらの除去を一切恐れることなく《棲み家の防御者》。これにはしてやられた。さすがに除去を警戒して遅らせてくると思ったのだが…。まんまと《はじける破滅》を回収される。遅れてこちらも除去を引き、《棲み家の防御者》に対処する。《稲妻の一撃》を本体に撃たれ、残るライフは11。こちらが展開した《龍王オジュタイ》には当然《はじける破滅》でライフが残り9だが、オジュタイは手札にもう1枚いる。《魂火の大導師》を展開してきたところで、《忌呪の発動》。これでライフを戻し、オジュタイがゲームを決めた。1-0
2本目 : 《思考囲い》で相手の手札を確認すると、《はじける破滅》2枚、《稲妻の一撃》2枚、《先頭に立つ者、アナフェンザ》、《英雄の破滅》という内容。ここでは《はじける破滅》を減らしてこちらのドラゴンを通しやすくしたい。場に展開されたアナフェンザが4点のダメージをこちらに入れるが、これには遅れて《英雄の破滅》。《稲妻の一撃》と《はじける破滅》でこちらの残りライフが11⇒8⇒6まで落ち込むが、これには《忌呪の発動》。しかし再びライフが10⇒8⇒6まで落ち込んだところで、《龍王ドロモカ》。これに対処できなかった相手は、投了を宣言した。2-0
4回戦 : 赤緑:赤緑信心
1本目 : お互いにマリガンスタート。こちらの初手はオール土地という惨憺たるものである。相手の《死霧の猛禽》に対しては《雲散霧消》。更に《世界を食らう者、ポルクラノス》に対しても《雲散霧消》。相手に大きなクロックを立たせない展開を作ることはできたが、《爪鳴らしの神秘家》が2点ずつクロックを刻むとともに、こちらの残る手札が心もとない。こちらがドローカードを引けずにいると、更に《世界を食らう者、ポルクラノス》。こちらのライフを攻め立てて来る。《思考囲い》でライフが12⇒10になるが、手札の《囁き森の精霊》を落とすことに成功。攻撃により残るライフは4。ポルクラノスは除去することができたが、エルフが殴って残り3。そして次ターンに《歓楽者、ゼナゴス》が登場。こちらが場を盛り返す前に、ライフが0になった。0-1
2本目 : こちらは後手を選択。理由としては、練習の結果、そのほうが若干だが分が良かったからである。相手はマリガンスタート。第1ターンに《エルフの神秘家》から動いた相手に対して、こちらはタップインスタート。相手は《死霧の猛禽》でクロックを刻む動き。こちらは《思考囲い》。《世界を目覚めさせる者、ニッサ》、《クルフィックスの狩猟者》、《爪鳴らしの神秘家》という相手の手札が明かされる。ここで土地を置かれないためにも、《クルフィックスの狩猟者》を選択。次のターン、こちらのライフは17⇒14に。《死霧の猛禽》には《胆汁病》で対処し、相手はそこからマナを伸ばすことができない。《龍王オジュタイ》が着地したところで、ゲームが決した。1-1
3本目 : あちらが先手を選択したため、こちらは再び後手スタート。望むところだが、かなり難しい手札。《エルフの神秘家》からスタートした相手に対して、こちらは《思考囲い》。相手の手札は《死霧の猛禽》2枚、《世界を食らう者、ポルクラノス》、《爪鳴らしの神秘家》2枚という激しいもの。ここでは《死霧の猛禽》を選択。相手が展開するクリーチャーを、サイドインした《究極の価格》などで丁寧に除去していく。十分に耐えたところで、《命運の核心》。そして残る変異クリーチャーを《英雄の破滅》で対処し、《死霧の猛禽》が場に戻ることを許さない。《漂う死、シルムガル》を着地させ、3点ずつクロックを刻み、更に追加で《龍王オジュタイ》。《思考囲い》で相手の手札を確認すると、《ガイアの復讐者》と《世界を目覚めさせる者、ニッサ》。ここでニッサを落とすとほぼ安心。残るライフは7⇒5。2体のドラゴンで殴り、ゲームが決着した。2-1
ここまで終わって、3勝1敗の9ポイントで8位。次の対戦相手次第では、IDを選択することによってベスト8がほぼ手中、というところまで来ることができた!
5回戦 : 白黒緑:アブザンコントロール
相手の方が7ポイント。つまり、下当たり。つまり、握手するチャンスを逸する。
1本目 : 先手を取られ、更にこちらはダブルマリガンスタート。挙句、相手の《思考囲い》が3発飛んでくる。特に言うことはない。0-1
2本目 : 後手を選択。そしてやっぱり、こちらのマリガンスタート。更に相手の《思考囲い》が飛んでくる。辛さしかない。相手方は絶好調で、《巨森の予見者、ニッサ》、《包囲サイ》、《英雄の導師、アジャニ》、《太陽の勇者、エルズペス》と連打され、万事休す。思わぬプレインズウォーカーの連打に、《包囲サイ》に《英雄の破滅》は使ってしまったことを若干後悔する(しかし使わなければライフが持たない)。こちらにはまだ、場を盛り返すことができる強力なスイーパー《危険な櫃》というカードが2枚、山札に眠っている。《命運の核心》で場のクリーチャーを流したあと、《危険な櫃》を探しに、《龍王の大権》で4ドロー。更に《命運の核心》から《時を越えた探索》。しかしそれでも手札に櫃は来ない。《英雄の破滅》で《英雄の導師、アジャニ》に対処することは成功したものの、この時点で相手の手札はまだ7枚。こちらは4枚。2発目の《時を越えた探索》でようやく《危険な櫃》をサーチすることができたが、残るライフが4となっており、場には兵士トークンが3体。こちらのエンド前に《アブザンの魔除け》で+1/+1カウンターを乗せようとする動きに対して、これにはしょうがなく《シルムガルの嘲笑》。しかし、《精霊龍、ウギン》の3点火力が、とどめをさした。0-2
握手で終わりかと思っていたところの下当たり。かなり有利なマッチアップだったところにマリガンの嵐。何だかどうにも運が味方してくれない、寂しい終わり方となってしまった。くやしい!
●予選結果
3勝2敗で11位。予選1位は初戦で当たった白青クロックパーミッションの方。
Y-Magic勢は、他の二人は最終戦をそれぞれ握手し、ボブボブが3勝1敗1分で8位、班長が3勝1敗1分で6位に残り、3名で参加して2名がベスト8に残る、という上々の結果に。それだけに俺も残りたかったんや。
ちなみにボブボブの1敗は赤単相手に土地詰まりだったとのこと。まぁ、しょうがないよね。
●決勝SE&結果
予選8位通過のボブボブの「エスパードラゴンコントロール(七瀬型)」は初戦で予選1位の白青クロックパーミッションに当たって0-2で負け。これは当たり運が悪かったとしか言いようもなく、ついでに触れるなら、《龍王の大権》で土地4枚引いて、次のドローでも土地引いてるところがクライマックスだったんじゃないかな!
予選6位通過の班長の「ハンガーバックアブザン」は軽やかに2連勝して決勝進出。
決勝で白青クロックパーミッションとあたり、1本目は普通に勝つも、2戦目3戦目と、土地と手札が噛み合わず、残念な逆転負けでした。準優勝おめでとう!くやしいね!
結局、優勝は白青クロックパーミッションの方でした。おめでとうございます!
次やるときは負けませんよ!^^またよろしくお願いします。
対戦した皆さん、ジャッジの皆様、主催のまる五様、ありがとうございました。
七瀬、酒田へ行く。
2015年9月5日 Magic: The Gathering●ひとり旅リプレイ
現在の活動拠点である山形市から、高速バスに揺られること約2時間。2500円ほどの運賃を支払って到着したのは、隣町の鶴岡。時間によって、酒田まで直通で行ってくれないのである。そして、東京へ行くよりも高い。
そこから歩いて鶴岡駅に到着すると、しばらくして赤くてレトロな電車がやってきた。これに乗り込み、辺りに田んぼの広がる線路を走ることおよそ40分、酒田駅に到着。
そこから10分歩いて、今回のイベントの主催である「まる五文具店」さんにご挨拶。
その足で、宿泊先である旅館にチェックイン。そして更に10分歩いて港南コミセンへ。
「港南コミュニティセンター」は、酒田のMTGイベントの開催場所となっている。
今回の旅の目的は、認定ジャッジ試験、およびPPTQ出場である。
ここで、「あれ?お前ジャッジじゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんが、七瀬は遠い昔にそういう経験があるだけで、しばらくご隠居していた身なのです。しかもあの資格って、半年ぐらい活動していないと無効になるんやで。
心機一転、イチからジャッジ試験を受けることで今の環境に相応しい認定ジャッジになるべく、いざトライ、というわけです。
集まった10数名の方が後ろで楽しそうにフリープレイをする中、筆記試験および面接を受けまして、
無事合格することができました!
今月から、七瀬もL1認定ジャッジとして活動できるようになると思いますので、よろしくお願いします。
その後、宿の近くの飲み屋に入り、知らないおっちゃんと魚食いながら日本酒で晩酌。
その後、即就寝。朝起きてから温泉にでも浸かろう。
…まぁ、たまにひとり旅もいいもんだ。(適当)
現在の活動拠点である山形市から、高速バスに揺られること約2時間。2500円ほどの運賃を支払って到着したのは、隣町の鶴岡。時間によって、酒田まで直通で行ってくれないのである。そして、東京へ行くよりも高い。
そこから歩いて鶴岡駅に到着すると、しばらくして赤くてレトロな電車がやってきた。これに乗り込み、辺りに田んぼの広がる線路を走ることおよそ40分、酒田駅に到着。
そこから10分歩いて、今回のイベントの主催である「まる五文具店」さんにご挨拶。
その足で、宿泊先である旅館にチェックイン。そして更に10分歩いて港南コミセンへ。
「港南コミュニティセンター」は、酒田のMTGイベントの開催場所となっている。
今回の旅の目的は、認定ジャッジ試験、およびPPTQ出場である。
ここで、「あれ?お前ジャッジじゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんが、七瀬は遠い昔にそういう経験があるだけで、しばらくご隠居していた身なのです。しかもあの資格って、半年ぐらい活動していないと無効になるんやで。
心機一転、イチからジャッジ試験を受けることで今の環境に相応しい認定ジャッジになるべく、いざトライ、というわけです。
集まった10数名の方が後ろで楽しそうにフリープレイをする中、筆記試験および面接を受けまして、
無事合格することができました!
今月から、七瀬もL1認定ジャッジとして活動できるようになると思いますので、よろしくお願いします。
その後、宿の近くの飲み屋に入り、知らないおっちゃんと魚食いながら日本酒で晩酌。
その後、即就寝。朝起きてから温泉にでも浸かろう。
…まぁ、たまにひとり旅もいいもんだ。(適当)
8月のFNM賞品《血清の幻視》が終了し、さぞかし人数が減ると思われた9月1回目。
16名集まり、ちょうど良い人数!(むしろ4回戦としてはベストに近い!)
今月からTENDO八文字屋さんでもFNMが始まったそうで、よりプレイヤーが参加しやすくなりましたね。そちらの参加者は7名だったそうなので、ぜひ8名以上の参加が望まれます。みんな参加しよう!
本日持ち込んだのは、昨日の日記で力説していた「エスパーコントロール」の、タッチドロモカをしていないバージョン。空いたサイドボードに《ヴリンの神童、ジェイス》を採用したタイプを持ち込んでみました。
ついでに自由枠には、とりあえず《沼》をぶち込んでおきました。
ボブボブくんが使うのは昨日の日記で力説していた七瀬型(タッチドロモカ型)。さて、どちらに軍配があがるでしょう?
●ゲームリプレイ
1回戦 白青黒+緑:エスパードラゴン (ボブボブ)
1回戦でいきなりかよ!
1本目 : こちらが後手なので、積極的にしかけていく。というのも、後手から1ドローをしていくので、手札が1枚多く、また先手側よりもライブラリーが1枚減るため、仕掛けていくのが正解なのだ。《思考囲い》や《龍王オジュタイ》で積極的に仕掛けていくが、なかなか打開策が見つからない。そのままゲームは進み、ライブラリーアウトで決着がついてしまった。残りのライブラリー10枚はすべて土地である。0-1
2本目 : サイドボードから追加した《ヴリンの神童、ジェイス》が先陣を切り、瞬く間に変身。相手の土地がストップしてる間に着々とプラスを積み上げた。1-1
3本目 : 《ヴリンの神童ジェイス》と《悪夢の織り手、アショク》を捌き合うゲームに決着をつけたのは《龍王ドロモカ》。着地すると一方的に《時を越えた探索》で手札を補充してくる上に、《思考囲い》がこちらの最後の除去を落としてくる。更には《悪夢の織り手、アショク》が余裕の着地で、ゲームは完全に終了した。1-2
七瀬が築き上げた対同型対策カード、《龍王ドロモカ》。その強さを身をもって体験することになり、嬉しい気持ちと悔しい気持ちが入り交ざった非常に複雑な感情である。
2回戦 赤緑:赤緑ビートダウン (Iさん)
1、2本目 : 地主、ここに極まれり。1-1
3本目 : 《思考囲い》2枚の手札をキープ。トップから3枚目がやってきて、2ターン目に2枚、次ターンに3枚目を叩きつけると、マリガンしていた相手の手札は土地を残してすっからかんになる。しかしトップからやってきたのは《死霧の猛禽》。厄介だなぁ、と悩んでいると、次のターンにやってきたのは《狩猟の統率者、スーラク》。圧倒を華麗に達成して無情にも残りライフ16の七瀬をひき殺していくのであった。1-2
2連敗。なんだこれは…。
3回戦 青赤緑:ティムール
1本目 : 《龍王オジュタイ》が4回殴って勝ち。1-0
2本目 : 相手がサイドインした《スフィンクスの後見》が炸裂。1-1
3本目 : 《スフィンクスの後見》が再度登場するも《龍王オジュタイ》が4回殴って勝ち。2-1
4回戦 赤緑:赤緑ドラゴン
1本目 : 丁寧にカウンターをあてつつ、《思考囲い》を使ってキーカードを落とす。《死霧の猛禽》には《雲散霧消》が非常に有効である。弾切れのところに《龍王オジュタイ》が着地し、ゲームが決着する。1-0
2本目 : 1戦目とほぼ同様の展開になる。2-0
●結果
4-0 エスパードラゴンコントロール (ボブボブ)
3-1 始マルドゥ (Gガンナーさん)
3-1 緑単信心
3-1 アブザンコントロール (T・Mさん)
優勝は、決勝で苦手のマルドゥ相手に見事にストレート勝ちした、
ボブボブの「エスパードラゴンコントロール(タッチドロモカ型)」。
4戦全勝という素晴らしい成績でした。おめでとう!
七瀬はそれとほぼ同じデッキを使い2-2の9位。やっぱりドロモカ入れよう、ドロモカ。
《オジュタイの語り部》はもらえませんでした!残念!誰かトレードしてくれ!
●メタゲームブレイクダウン
調査するの忘れてました^^覚えてる範囲で書くとこんな感じ。
3 青赤緑:ティムール
3 赤緑:グルール(ビートダウン1、ドラゴン1、信心1)
2 白黒青:エスパードラゴン
2 白黒赤:マルドゥミッドレンジ
1 白黒緑:アブザンコントロール
1 白青赤:ジェスカイ
1 黒緑:エルフ
1 緑:緑単信心
2 その他(七瀬の見落としです!)
シーガル桜田店、それはティムール魔境の地。
16名集まり、ちょうど良い人数!(むしろ4回戦としてはベストに近い!)
今月からTENDO八文字屋さんでもFNMが始まったそうで、よりプレイヤーが参加しやすくなりましたね。そちらの参加者は7名だったそうなので、ぜひ8名以上の参加が望まれます。みんな参加しよう!
本日持ち込んだのは、昨日の日記で力説していた「エスパーコントロール」の、タッチドロモカをしていないバージョン。空いたサイドボードに《ヴリンの神童、ジェイス》を採用したタイプを持ち込んでみました。
ついでに自由枠には、とりあえず《沼》をぶち込んでおきました。
ボブボブくんが使うのは昨日の日記で力説していた七瀬型(タッチドロモカ型)。さて、どちらに軍配があがるでしょう?
●ゲームリプレイ
1回戦 白青黒+緑:エスパードラゴン (ボブボブ)
1回戦でいきなりかよ!
1本目 : こちらが後手なので、積極的にしかけていく。というのも、後手から1ドローをしていくので、手札が1枚多く、また先手側よりもライブラリーが1枚減るため、仕掛けていくのが正解なのだ。《思考囲い》や《龍王オジュタイ》で積極的に仕掛けていくが、なかなか打開策が見つからない。そのままゲームは進み、ライブラリーアウトで決着がついてしまった。残りのライブラリー10枚はすべて土地である。0-1
2本目 : サイドボードから追加した《ヴリンの神童、ジェイス》が先陣を切り、瞬く間に変身。相手の土地がストップしてる間に着々とプラスを積み上げた。1-1
3本目 : 《ヴリンの神童ジェイス》と《悪夢の織り手、アショク》を捌き合うゲームに決着をつけたのは《龍王ドロモカ》。着地すると一方的に《時を越えた探索》で手札を補充してくる上に、《思考囲い》がこちらの最後の除去を落としてくる。更には《悪夢の織り手、アショク》が余裕の着地で、ゲームは完全に終了した。1-2
七瀬が築き上げた対同型対策カード、《龍王ドロモカ》。その強さを身をもって体験することになり、嬉しい気持ちと悔しい気持ちが入り交ざった非常に複雑な感情である。
2回戦 赤緑:赤緑ビートダウン (Iさん)
1、2本目 : 地主、ここに極まれり。1-1
3本目 : 《思考囲い》2枚の手札をキープ。トップから3枚目がやってきて、2ターン目に2枚、次ターンに3枚目を叩きつけると、マリガンしていた相手の手札は土地を残してすっからかんになる。しかしトップからやってきたのは《死霧の猛禽》。厄介だなぁ、と悩んでいると、次のターンにやってきたのは《狩猟の統率者、スーラク》。圧倒を華麗に達成して無情にも残りライフ16の七瀬をひき殺していくのであった。1-2
2連敗。なんだこれは…。
3回戦 青赤緑:ティムール
1本目 : 《龍王オジュタイ》が4回殴って勝ち。1-0
2本目 : 相手がサイドインした《スフィンクスの後見》が炸裂。1-1
3本目 : 《スフィンクスの後見》が再度登場するも《龍王オジュタイ》が4回殴って勝ち。2-1
4回戦 赤緑:赤緑ドラゴン
1本目 : 丁寧にカウンターをあてつつ、《思考囲い》を使ってキーカードを落とす。《死霧の猛禽》には《雲散霧消》が非常に有効である。弾切れのところに《龍王オジュタイ》が着地し、ゲームが決着する。1-0
2本目 : 1戦目とほぼ同様の展開になる。2-0
●結果
4-0 エスパードラゴンコントロール (ボブボブ)
3-1 始マルドゥ (Gガンナーさん)
3-1 緑単信心
3-1 アブザンコントロール (T・Mさん)
優勝は、決勝で苦手のマルドゥ相手に見事にストレート勝ちした、
ボブボブの「エスパードラゴンコントロール(タッチドロモカ型)」。
4戦全勝という素晴らしい成績でした。おめでとう!
七瀬はそれとほぼ同じデッキを使い2-2の9位。やっぱりドロモカ入れよう、ドロモカ。
《オジュタイの語り部》はもらえませんでした!残念!誰かトレードしてくれ!
●メタゲームブレイクダウン
調査するの忘れてました^^覚えてる範囲で書くとこんな感じ。
3 青赤緑:ティムール
3 赤緑:グルール(ビートダウン1、ドラゴン1、信心1)
2 白黒青:エスパードラゴン
2 白黒赤:マルドゥミッドレンジ
1 白黒緑:アブザンコントロール
1 白青赤:ジェスカイ
1 黒緑:エルフ
1 緑:緑単信心
2 その他(七瀬の見落としです!)
シーガル桜田店、それはティムール魔境の地。
●なんかアクセス数が増えてるんだけれど…
放課後まじっく倶楽部
http://www.houkago-magic.jpn.org/
というサイトに見つかってしまったようです。
もしこれをきっかけに雑記帳という名の日記を見てくださる方がいらっしゃいましたら、何卒よろしくお願いします。
●デッキ選択
先週の土曜日はGPT神戸のスゥルタイコントロールで3勝1敗1分、SE1没
先週の日曜日はPPTQ#2のジェスカイウィンズで4勝2敗
この結果を受けて、WMCQに持ち込むデッキを選択するために、色々なデッキをひたすら回していたわけなのですが、
どうやら今、エスパードラゴンが強いらしい
という結論に落ち着きました。メインデッキの対戦成績(勝率)は、
80%:対 アブザンコントロール
70%:対 赤緑信心
65%:対 ハンガーバックアブザン
60%:対 ジェスカイウィンズ
60%:対 スゥルタイコントロール
35%:対 赤アグロ
という感じに。主要どころに大きく勝ち越せるのは重要なことです。
現在のレシピはこんな感じです。
これは七瀬が今シーズン当初、約2か月にわたってずっと使っていたデッキリスト、ほとんどそのままです。
タッチドロモカは、してもしなくてもデッキの安定性にはさして影響せず、同型と赤アグロに対するサイド後のマッチアップが劇的に良くなる、という七瀬オリジナルの調整です。別に居ても居なくてもいい気がしますが。
変更点は、《龍王シルムガル》を《漂う死、シルムガル》に変更しています。これはアブザンやジェスカイ、《搭載歩行機械》に劇的に効くカードだからです。そして、1枚自由枠をとっています。これが土地だったり、除去だったり、カウンターだったり、アショク先生だったりするわけです。現在、悩んでいて決まっていない枠です。
エスパードラゴンは強いデッキで、7月の成績も11勝2敗とかなり勝てていました。
オリジン参入後、《ヴリンの神童、ジェイス》は強いんだよ!というのを証明するために、スゥルタイコントロールやらジェスカイウィンズやらを使っていたここ最近の七瀬なのですが、結局のところ《龍王オジュタイ》は真に強かったわけです。そんなわけで、
「おかえり、オジュタイ。」
●エスパードラゴンの長所
デッキの根幹をなす3種類の強力なカードを4枚ずつ積むことができています。
最強の手札破壊呪文《思考囲い》
現代の対抗呪文こと《シルムガルの嘲笑》
最強クラスのドロー呪文《時を越えた探索》
これに加えて、スタンダード最強生物である《龍王オジュタイ》による完全な制圧力が加わり、非常に高いデッキパワーを実現しています。
これらがエスパードラゴンというデッキを組む上での基礎になっているわけです。
そして、《胆汁病》、《英雄の破滅》、《忌呪の発動》、《命運の核心》という豊富な除去呪文がこのデッキを支えてくれています。
また、エスパードラゴンコントロールのレシピを見ていただければわかると思いますが、まず呪禁もちのクリーチャーしか入っていません。つまり、《マグマのしぶき》や《灼熱の血》、《究極の価格》、《胆汁病》といった除去カードを完全に腐らせることができます。
●エスパードラゴンの弱点
以上だけ見ると非常に強力なデッキですが、もちろんのこと弱点も多いです。
赤アグロのような高速デッキにはメイン戦で勝つことは至難の業です。特に《思考囲い》が足をひっぱります。サイドボード後に2本勝つことを考えなければなりません。
呪禁に関係のない最強除去である《はじける破滅》を積むことができるマルドゥにも相性が悪いです。《悪夢の織り手、アショク》プランもあまり有効ではなく、抜本的な対策ができていません。
そしてアブザン大変異の主軸として活躍していた《死霧の猛禽》は接死をもっており特に苦手なカードです。そのために《雲散霧消》を採用していたほどです。
あとは、《悪夢の織り手、アショク》をメインに据えるような純正の青黒コントロールには相性が悪いです。
環境的にこれらのデッキが鳴りを潜めており、今こそエスパードラゴンコントロールがほぼ全てのデッキに対して有利を取れるタイミングなのは、間違いないでしょう。いわゆる「メタゲームに合っているデッキ」ということです。
●今後検討すべきこと
自由枠をどうするか、本当に難しいところです。これはマッチを重ねることで決めていく枠になると思います。よくわからなければ、27枚目の土地でいいかと思います。
そして七瀬のオリジナル要素である《龍王ドロモカ》が本当に必要なのか、それとも外すか、ここの判断もあります。個人的には気に入っているのですが、私のリストを見て全員共通してツッコミを入れるところではあります。
そして、《悪夢の織り手、アショク》について、増量を検討する必要があります。それほどにコントロールマッチでのアショク先生は鬼畜ということです。
よく、《ヴリンの神童、ジェイス》がサイドボードにとられていますが、これも本当に実用レベルか、もう少し検討する必要があります。
まずは、酒田で行われるPPTQ#2にて、ボブボブにこれで結果を出していただきましょう。七瀬は、ジャッジのお手伝いをしてきます。
放課後まじっく倶楽部
http://www.houkago-magic.jpn.org/
というサイトに見つかってしまったようです。
もしこれをきっかけに雑記帳という名の日記を見てくださる方がいらっしゃいましたら、何卒よろしくお願いします。
●デッキ選択
先週の土曜日はGPT神戸のスゥルタイコントロールで3勝1敗1分、SE1没
先週の日曜日はPPTQ#2のジェスカイウィンズで4勝2敗
この結果を受けて、WMCQに持ち込むデッキを選択するために、色々なデッキをひたすら回していたわけなのですが、
どうやら今、エスパードラゴンが強いらしい
という結論に落ち着きました。メインデッキの対戦成績(勝率)は、
80%:対 アブザンコントロール
70%:対 赤緑信心
65%:対 ハンガーバックアブザン
60%:対 ジェスカイウィンズ
60%:対 スゥルタイコントロール
35%:対 赤アグロ
という感じに。主要どころに大きく勝ち越せるのは重要なことです。
現在のレシピはこんな感じです。
3 : 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2 : 《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》
5 creatures
4 : 《思考囲い/Thoughtseize》
2 : 《予期/Anticipate》
4 : 《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
3 : 《胆汁病/Bile Blight》
2 : 《雲散霧消/Dissipate》 または 《解消/Dissolve》
3 : 《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
2 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
3 : 《命運の核心/Crux of Fate》
4 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
1 : 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
28 other spells
1 : 自由枠
1 free card
3 : 《島/Island》
2 : 《沼/Swamp》
2 : 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
4 : 《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
4 : 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4 : 《華やかな宮殿/Opulent Palace》
4 : 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 : 《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》
1 : 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth 》
26 lands
3 : 《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
2 : 《否認/Negate》
2 : 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
2 : 《龍王の大権/Dragonlord’s Prerogative》
2 : 《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
2 : 《龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka》
2 : 《危険な櫃/Perilous Vault》
15 sideboard cards
これは七瀬が今シーズン当初、約2か月にわたってずっと使っていたデッキリスト、ほとんどそのままです。
タッチドロモカは、してもしなくてもデッキの安定性にはさして影響せず、同型と赤アグロに対するサイド後のマッチアップが劇的に良くなる、という七瀬オリジナルの調整です。別に居ても居なくてもいい気がしますが。
変更点は、《龍王シルムガル》を《漂う死、シルムガル》に変更しています。これはアブザンやジェスカイ、《搭載歩行機械》に劇的に効くカードだからです。そして、1枚自由枠をとっています。これが土地だったり、除去だったり、カウンターだったり、アショク先生だったりするわけです。現在、悩んでいて決まっていない枠です。
エスパードラゴンは強いデッキで、7月の成績も11勝2敗とかなり勝てていました。
オリジン参入後、《ヴリンの神童、ジェイス》は強いんだよ!というのを証明するために、スゥルタイコントロールやらジェスカイウィンズやらを使っていたここ最近の七瀬なのですが、結局のところ《龍王オジュタイ》は真に強かったわけです。そんなわけで、
「おかえり、オジュタイ。」
●エスパードラゴンの長所
デッキの根幹をなす3種類の強力なカードを4枚ずつ積むことができています。
最強の手札破壊呪文《思考囲い》
現代の対抗呪文こと《シルムガルの嘲笑》
最強クラスのドロー呪文《時を越えた探索》
これに加えて、スタンダード最強生物である《龍王オジュタイ》による完全な制圧力が加わり、非常に高いデッキパワーを実現しています。
これらがエスパードラゴンというデッキを組む上での基礎になっているわけです。
そして、《胆汁病》、《英雄の破滅》、《忌呪の発動》、《命運の核心》という豊富な除去呪文がこのデッキを支えてくれています。
また、エスパードラゴンコントロールのレシピを見ていただければわかると思いますが、まず呪禁もちのクリーチャーしか入っていません。つまり、《マグマのしぶき》や《灼熱の血》、《究極の価格》、《胆汁病》といった除去カードを完全に腐らせることができます。
●エスパードラゴンの弱点
以上だけ見ると非常に強力なデッキですが、もちろんのこと弱点も多いです。
赤アグロのような高速デッキにはメイン戦で勝つことは至難の業です。特に《思考囲い》が足をひっぱります。サイドボード後に2本勝つことを考えなければなりません。
呪禁に関係のない最強除去である《はじける破滅》を積むことができるマルドゥにも相性が悪いです。《悪夢の織り手、アショク》プランもあまり有効ではなく、抜本的な対策ができていません。
そしてアブザン大変異の主軸として活躍していた《死霧の猛禽》は接死をもっており特に苦手なカードです。そのために《雲散霧消》を採用していたほどです。
あとは、《悪夢の織り手、アショク》をメインに据えるような純正の青黒コントロールには相性が悪いです。
環境的にこれらのデッキが鳴りを潜めており、今こそエスパードラゴンコントロールがほぼ全てのデッキに対して有利を取れるタイミングなのは、間違いないでしょう。いわゆる「メタゲームに合っているデッキ」ということです。
●今後検討すべきこと
自由枠をどうするか、本当に難しいところです。これはマッチを重ねることで決めていく枠になると思います。よくわからなければ、27枚目の土地でいいかと思います。
そして七瀬のオリジナル要素である《龍王ドロモカ》が本当に必要なのか、それとも外すか、ここの判断もあります。個人的には気に入っているのですが、私のリストを見て全員共通してツッコミを入れるところではあります。
そして、《悪夢の織り手、アショク》について、増量を検討する必要があります。それほどにコントロールマッチでのアショク先生は鬼畜ということです。
よく、《ヴリンの神童、ジェイス》がサイドボードにとられていますが、これも本当に実用レベルか、もう少し検討する必要があります。
まずは、酒田で行われるPPTQ#2にて、ボブボブにこれで結果を出していただきましょう。七瀬は、ジャッジのお手伝いをしてきます。
スタンダードデッキ徹底検証②今週の水曜会
2015年9月2日 Magic: The Gatheringエスパードラゴンコントロールを中心に調整をしていく中で、水曜会では、
・ 対同型の練習
・ 対アブザンコントロール
をテーマに練習を行いました。
用意したのはこの間の世界選手権で優勝したアブザンコントロールそのまんま。
●練習
エスパードラゴン(七瀬型) vs エスパードラゴン(通常型)
メインほぼ互角(構成ほとんど同じだし)、サイド後は七瀬型のタッチドロモカが優勢ではあった。この《龍王ドロモカ》のためだけにゲインランドをトライランドにするかどうか、怪しいところではあるものの、面白要素としては十分実用的ではある。
とりあえず《悪夢の織り手、アショク》を置くだけのイージーウィンが多発してしまっているので、アショク増量を考えるのはもちろんのこと、何かしら対策も考えなければならないと思う。
アブザンコントロール vs エスパードラゴン
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-〇 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
アブザンコントロール 2勝-8勝 エスパードラゴン
●感想
え、なにこれ、アブザン勝ち目ないんだけど…。
まず《漂う死、シルムガル》が着地した時点でゲームがほぼ決する。
サイドボードを覗いてみても、《漂う死、シルムガル》をケアしたカードは全く取られておらず、まぁ取ったとしても《対立の終結》ぐらいなものである。
●今後の方針
黒赤ドラゴンとマルドゥ相手に練習をしたいところ。
・ 対同型の練習
・ 対アブザンコントロール
をテーマに練習を行いました。
用意したのはこの間の世界選手権で優勝したアブザンコントロールそのまんま。
●練習
エスパードラゴン(七瀬型) vs エスパードラゴン(通常型)
メインほぼ互角(構成ほとんど同じだし)、サイド後は七瀬型のタッチドロモカが優勢ではあった。この《龍王ドロモカ》のためだけにゲインランドをトライランドにするかどうか、怪しいところではあるものの、面白要素としては十分実用的ではある。
とりあえず《悪夢の織り手、アショク》を置くだけのイージーウィンが多発してしまっているので、アショク増量を考えるのはもちろんのこと、何かしら対策も考えなければならないと思う。
アブザンコントロール vs エスパードラゴン
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-〇 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
アブザンコントロール 2勝-8勝 エスパードラゴン
●感想
え、なにこれ、アブザン勝ち目ないんだけど…。
まず《漂う死、シルムガル》が着地した時点でゲームがほぼ決する。
サイドボードを覗いてみても、《漂う死、シルムガル》をケアしたカードは全く取られておらず、まぁ取ったとしても《対立の終結》ぐらいなものである。
●今後の方針
黒赤ドラゴンとマルドゥ相手に練習をしたいところ。
ワールドマジックカップ名古屋予選に、こばゆいと共に参加することにしました。最初で最後のチャレンジになるかもしれませんが、個人的には最も自信のあるフォーマットである「スタンダード」でどこまで通用するのか、Y-Magicを代表して戦ってみたいと思っています。
この日記をご覧の方のなかで、同じくWMCQに参加する予定の方は、ぜひリンクしていただけると幸いです。
●練習
月曜日と火曜日、こばゆいとひたすらメインデッキの対戦相性を見るためにデッキを回していた。あわせて100戦ほどメインデッキでの対戦を行って、デッキの動きや注意点だけでなく、実際のマッチアップ相性などをしっかりと叩き込む必要がある。
用意したデッキは以下。
・ ハンガーバックアブザン
・ ジェスカイウィンズ
・ エスパードラゴン
・ 赤アグロ
・ 赤緑信心
・ スゥルタイコントロール
●ルール
・ マリガンは7枚⇒7枚⇒6枚⇒6枚⇒5枚…というように行う。
・ 先手5本、後手5本を行い、交代してもう5本ずつ、計20本対戦を行う。
・ 致命的なプレイミスをしてしまった場合は「待った!」あり
●成績
以下に、対戦デッキと先手後手、プレイヤーとその勝敗を記す。
ハンガーバックアブザン vs ジェスカイウィンズ
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-〇 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-〇 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-〇 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば 〇-× 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
ハンガーバックアブザン 13勝-7勝 ジェスカイウィンズ
ハンガーバックアブザン vs エスパードラゴン
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-〇 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
ハンガーバックアブザン 7勝-13勝 エスパードラゴン
エスパードラゴン vs ジェスカイウィンズ
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
エスパードラゴン 12勝-8勝 ジェスカイ
エスパードラゴン vs 赤アグロ
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
エスパードラゴン 7勝-13勝 赤アグロ
エスパードラゴン vs 赤緑信心
先手こば ○-× 後手T氏
先手こば ×-○ 後手T氏
先手こば ○-× 後手T氏
先手こば ×-○ 後手T氏
先手こば ○-× 後手T氏
後手こば ○-× 先手T氏
後手こば ×-○ 先手T氏
後手こば ○-× 先手T氏
後手こば ○-× 先手T氏
後手こば ○-× 先手T氏
エスパードラゴン 7勝-3勝 赤緑信心
エスパードラゴン vs スゥルタイコン
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
エスパードラゴン 7勝-5勝 スゥルタイコン
●感想
まずアブザンアグロvsジェスカイの構図ですが、若干ジェスカイが有利だと思っていたのが全くの嘘でした。基本的にアブザン側が有利にゲームを進めており、ジェスカイは苦戦を強いられています。
次にエスパードラゴンvsアブザンアグロに関しては、エスパードラゴンが終始優勢に試合を運んでいました。やっぱりこのデッキ、強いわ。
そしてエスパードラゴンvsジェスカイに関しては、先手を取ったジェスカイを《思考囲い》で骨抜きにするというパターンでエスパードラゴンが非常に優秀なパフォーマンスを見せてくれました。ジェスカイは終始辛い戦いばかりで、ジェスカイ好きの二人はこの現実を受け止められないほどの衝撃を受けて、若干凹んでいました。
このあたりから気を取り直して、「エスパードラゴンコントロール」を有力デッキとして対戦のメインにしているので、その統計が多くなっています。
エスパードラゴンvs赤アグロはさすがに赤アグロが取っていますが、エスパードラゴンが先手を取ったときの食い下がりは見事で、圧倒的に不利なマッチとも言えませんでした。個人的にはサイドボード後は滅多に負けたことがないので、調整次第ではマッチアップの不利を覆すこともできるでしょう。
エスパードラゴンvs赤緑信心は当初の予想通りのマッチアップで、エスパードラゴン側が有利に試合を進められますが、ひとつのミスで試合が決まってしまうのは赤緑信心側のデッキパワーの高さを物語っています。非常に練習が必要なマッチアップだと感じました。
エスパードラゴンvsスゥルタイコンは、スゥルタイ側が《ヴリンの神童、ジェイス》が置けるかどうか、《時を越えた探索》で何を引っ張ってこれるか、でゲームが決していた印象です。エスパー側のほうがやや有利かなと感じました。
●これからの課題
まず、大本命であるアブザンコントロールを用意する予定です。もしここに有利が取れるなら現スタンダード環境のメイン最強のデッキは「エスパードラゴンコントロール」ということになります。有利が取れなければ、取れるように調整するまでです。
つまり今回、大会にアブザンコントロールを持ち込むことはしないつもりです。
そしてエスパードラゴンが最も苦手とするデッキであろう、マルドゥないし黒赤ドラゴンを用意して、どれだけの相性差が出るか検討するべきです。
また、青赤ソプターやアブザン星座のようなデッキにどれだけ対処できるか、検討の必要があるでしょう。
この日記をご覧の方のなかで、同じくWMCQに参加する予定の方は、ぜひリンクしていただけると幸いです。
●練習
月曜日と火曜日、こばゆいとひたすらメインデッキの対戦相性を見るためにデッキを回していた。あわせて100戦ほどメインデッキでの対戦を行って、デッキの動きや注意点だけでなく、実際のマッチアップ相性などをしっかりと叩き込む必要がある。
用意したデッキは以下。
・ ハンガーバックアブザン
・ ジェスカイウィンズ
・ エスパードラゴン
・ 赤アグロ
・ 赤緑信心
・ スゥルタイコントロール
●ルール
・ マリガンは7枚⇒7枚⇒6枚⇒6枚⇒5枚…というように行う。
・ 先手5本、後手5本を行い、交代してもう5本ずつ、計20本対戦を行う。
・ 致命的なプレイミスをしてしまった場合は「待った!」あり
●成績
以下に、対戦デッキと先手後手、プレイヤーとその勝敗を記す。
ハンガーバックアブザン vs ジェスカイウィンズ
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-〇 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-〇 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-〇 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば 〇-× 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
ハンガーバックアブザン 13勝-7勝 ジェスカイウィンズ
ハンガーバックアブザン vs エスパードラゴン
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-〇 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
ハンガーバックアブザン 7勝-13勝 エスパードラゴン
エスパードラゴン vs ジェスカイウィンズ
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
エスパードラゴン 12勝-8勝 ジェスカイ
エスパードラゴン vs 赤アグロ
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ×-○ 先手七瀬
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
エスパードラゴン 7勝-13勝 赤アグロ
エスパードラゴン vs 赤緑信心
先手こば ○-× 後手T氏
先手こば ×-○ 後手T氏
先手こば ○-× 後手T氏
先手こば ×-○ 後手T氏
先手こば ○-× 後手T氏
後手こば ○-× 先手T氏
後手こば ×-○ 先手T氏
後手こば ○-× 先手T氏
後手こば ○-× 先手T氏
後手こば ○-× 先手T氏
エスパードラゴン 7勝-3勝 赤緑信心
エスパードラゴン vs スゥルタイコン
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手こば ○-× 先手七瀬
後手七瀬 ×-○ 先手こば
後手七瀬 ○-× 先手こば
後手七瀬 ×-○ 先手こば
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ○-× 後手七瀬
先手こば ×-○ 後手七瀬
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ×-○ 後手こば
先手七瀬 ○-× 後手こば
エスパードラゴン 7勝-5勝 スゥルタイコン
●感想
まずアブザンアグロvsジェスカイの構図ですが、若干ジェスカイが有利だと思っていたのが全くの嘘でした。基本的にアブザン側が有利にゲームを進めており、ジェスカイは苦戦を強いられています。
次にエスパードラゴンvsアブザンアグロに関しては、エスパードラゴンが終始優勢に試合を運んでいました。やっぱりこのデッキ、強いわ。
そしてエスパードラゴンvsジェスカイに関しては、先手を取ったジェスカイを《思考囲い》で骨抜きにするというパターンでエスパードラゴンが非常に優秀なパフォーマンスを見せてくれました。ジェスカイは終始辛い戦いばかりで、ジェスカイ好きの二人はこの現実を受け止められないほどの衝撃を受けて、若干凹んでいました。
このあたりから気を取り直して、「エスパードラゴンコントロール」を有力デッキとして対戦のメインにしているので、その統計が多くなっています。
エスパードラゴンvs赤アグロはさすがに赤アグロが取っていますが、エスパードラゴンが先手を取ったときの食い下がりは見事で、圧倒的に不利なマッチとも言えませんでした。個人的にはサイドボード後は滅多に負けたことがないので、調整次第ではマッチアップの不利を覆すこともできるでしょう。
エスパードラゴンvs赤緑信心は当初の予想通りのマッチアップで、エスパードラゴン側が有利に試合を進められますが、ひとつのミスで試合が決まってしまうのは赤緑信心側のデッキパワーの高さを物語っています。非常に練習が必要なマッチアップだと感じました。
エスパードラゴンvsスゥルタイコンは、スゥルタイ側が《ヴリンの神童、ジェイス》が置けるかどうか、《時を越えた探索》で何を引っ張ってこれるか、でゲームが決していた印象です。エスパー側のほうがやや有利かなと感じました。
●これからの課題
まず、大本命であるアブザンコントロールを用意する予定です。もしここに有利が取れるなら現スタンダード環境のメイン最強のデッキは「エスパードラゴンコントロール」ということになります。有利が取れなければ、取れるように調整するまでです。
つまり今回、大会にアブザンコントロールを持ち込むことはしないつもりです。
そしてエスパードラゴンが最も苦手とするデッキであろう、マルドゥないし黒赤ドラゴンを用意して、どれだけの相性差が出るか検討するべきです。
また、青赤ソプターやアブザン星座のようなデッキにどれだけ対処できるか、検討の必要があるでしょう。
8月の記事まとめ
2015年8月31日 Magic: The Gathering今月は毎日なんやかんや記事を書いていましたが、まとめて見てくださる方のために、アーカイブとして一覧を作成しました。
気になる項目だけ見ていただければ幸いです。
◇スタンダード 今月の成績:26勝7敗1分(+4ID&1トス)
●スゥルタイコントロール 11勝3敗1分(+1ID&1トス)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508020426547488/ シーガル桜田店FNM反省
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508080900129413/ シーガル桜田店FNM結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508110725422943/ マジックオリジンゲームデー①
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508180937339797/ プロプレイヤーのスゥルタイコン
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509020753021552/ GPT神戸 at シングルスター
●ジェスカイウィンズ 9勝3敗(+2ID)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508110946593303/ マジックオリジンゲームデー②
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508152123283974/ シーガル桜田店FNM結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509020839551797/ PPTQ2016 #2 スタンダード
●ハンガーバックアブザン 6勝1敗(+1ID)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508210652428596/ ① 搭載歩行機械
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508221511312779/ ② シーガル桜田店FNM
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508241437329869/ ③ デッキ調整案 & 私信
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509020321562300/ シーガル桜田店FNM結果
●赤アグロ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508261630477287/ 赤アグロについてあれこれ ① 雑談
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508281652115629/ 赤アグロについてあれこれ ② 構築
●オリジナルデッキ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508071841082337/ オリジナル:白信心タッチ青
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508130619459225/ オリジナル:青信心タッチ緑
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508190819173409/ オリジナル:黒単信心
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508190814468227/ オリジナル:赤単信心
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508190813504095/ オリジナル:パクトアグロ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508121320144828/ オリジナル:青黒ソプター
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508130724512465/ オリジナル:赤白英雄の刃
●メタゲーム
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508021121419857/ プロツアー『マジック・オリジン』
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508041838537377/ メタゲームを制する①
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508071837231696/ メタゲームを制する②
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508180755229680/ メタゲームを制する③ 現スタンダード環境の基本的考え
●シーガル桜田店FNMまとめ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508080900129413/ シーガル桜田店FNM結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508152123283974/ シーガル桜田店FNM結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508221511312779/ シーガル桜田店FNM結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509020321562300/ シーガル桜田店FNM結果
◇モダン 今月の成績:5勝1敗
●エスパーメンター 5勝1敗
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508111037114748/ TENDO八文字屋モダン結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508241620074687/ TENDO八文字屋モダン結果
◇カジュアル
●スタンダードEDH
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508071841389494/ スタンダードEDHという遊び
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508250629194692/ スタンダードEDHのススメ
気になる項目だけ見ていただければ幸いです。
◇スタンダード 今月の成績:26勝7敗1分(+4ID&1トス)
●スゥルタイコントロール 11勝3敗1分(+1ID&1トス)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508020426547488/ シーガル桜田店FNM反省
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508080900129413/ シーガル桜田店FNM結果
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http://infiniteblue.diarynote.jp/201508180937339797/ プロプレイヤーのスゥルタイコン
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509020753021552/ GPT神戸 at シングルスター
●ジェスカイウィンズ 9勝3敗(+2ID)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508110946593303/ マジックオリジンゲームデー②
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508152123283974/ シーガル桜田店FNM結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509020839551797/ PPTQ2016 #2 スタンダード
●ハンガーバックアブザン 6勝1敗(+1ID)
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508210652428596/ ① 搭載歩行機械
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508221511312779/ ② シーガル桜田店FNM
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508241437329869/ ③ デッキ調整案 & 私信
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509020321562300/ シーガル桜田店FNM結果
●赤アグロ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508261630477287/ 赤アグロについてあれこれ ① 雑談
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508281652115629/ 赤アグロについてあれこれ ② 構築
●オリジナルデッキ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508071841082337/ オリジナル:白信心タッチ青
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508130619459225/ オリジナル:青信心タッチ緑
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508190819173409/ オリジナル:黒単信心
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508190814468227/ オリジナル:赤単信心
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508190813504095/ オリジナル:パクトアグロ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508121320144828/ オリジナル:青黒ソプター
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508130724512465/ オリジナル:赤白英雄の刃
●メタゲーム
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508021121419857/ プロツアー『マジック・オリジン』
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508041838537377/ メタゲームを制する①
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508071837231696/ メタゲームを制する②
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508180755229680/ メタゲームを制する③ 現スタンダード環境の基本的考え
●シーガル桜田店FNMまとめ
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508080900129413/ シーガル桜田店FNM結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508152123283974/ シーガル桜田店FNM結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508221511312779/ シーガル桜田店FNM結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201509020321562300/ シーガル桜田店FNM結果
◇モダン 今月の成績:5勝1敗
●エスパーメンター 5勝1敗
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508111037114748/ TENDO八文字屋モダン結果
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508241620074687/ TENDO八文字屋モダン結果
◇カジュアル
●スタンダードEDH
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508071841389494/ スタンダードEDHという遊び
http://infiniteblue.diarynote.jp/201508250629194692/ スタンダードEDHのススメ
連日のマジック三昧の極めつけとして、またもやってきましたPPTQ。今回はスタンダードということで、モダンよりは得意とするフォーマット。とにかくベスト8を目指して頑張っていきましょう!
参加者は48名、スイスドロー6回戦+SE3回戦です。
Y-MagicからはA・Sさん、こばゆい、ボブボブと七瀬の4名が参加しました。
七瀬の使用デッキは「ジェスカイウィンズ」。ここのところ結果を出し始めている、人気急上昇のデッキです。
●ジェスカイウィンズ (再調整版)
調整ポイントとしては、デッキとしての丸さを意識してみました。そう言いつつ、実はよくわかっていません^^
FNMで3勝1分、ゲームデーで2勝1敗1IDとまずまず好調なデッキで、どこまでいけるでしょうか?!
●ゲームリプレイ
残念ながらもうゲームの内容ほとんど覚えてないんだ。疲れてるんだ、ごめんね。
1回戦 : 赤緑ドラゴン
1本目 : ドラゴンに食われました。0-1
2本目 : ドラゴンに食われました。0-2
2回戦 : 青赤生ける伝承
1本目 : 相手が事故気味な間に削り切る。1-0
2本目 : 赤マナがいつまでも出ない間に好き勝手される。1-1
3本目 : 《神々の憤怒》3発食らって地主になってる間に好き勝手される。1-2
2連敗。PPTQ終了のお知らせ。
3回戦 : 青信心中隊
1本目 : あ、このデッキ知ってる。この前俺も調整したやつだ。1-0
2本目 : あれ、このデッキの《岸砕きの精霊》ってこんなに強いっけ?1-1
3本目 : 死闘を繰り広げるが、ライフが1残って際どく勝利。2-1
4回戦 : スゥルタイコントロール (TAP-MOXさん)
1本目 : お互いのライフが1まで削れる好ゲームを何とか制、される。0-1
2本目 : 事故気味の相手にビートダウン。1-1
3本目 : 土地事故により、最後はあっけなく結末…。2-1
5回戦 : 緑白《硬化した鱗》
1本目 : 《カマキリの乗り手》が元気に跳び回る。1-0
2本目 : 《悲劇的な傲慢》で場を流し、《太陽の勇者、エルズペス》で場を構築していくが、鷹匠に飛ばれては仕方がない。1-1
3本目 : 《ナイレアの弓》を《存在の破棄》で対処して、《悲劇的な傲慢》で場を流し、《太陽の勇者、エルズペス》で場を構築。今度こそ決まった。2-1
6回戦 : アブザンアグロ
1本目 : 再三《カマキリの乗り手》を走らせるが、そのたびに処理され、際どいライフレースになる。怪物化した《羊毛鬣のライオン》が止まらないが、《嵐の息吹のドラゴン》がそこに待ったをかけた。1-0
2本目 : ライオン3兄弟が襲い掛かる!1-1
3本目 : 際どいライフレースになるが、《嵐の息吹のドラゴン》が連続で空を駆ける。2-1
●結果
4勝2敗で15位。同ポイント内でオポ最下位。
もらったオリジンのブースターからリリアナ出たヒャッホイ!
●感想
なんだかジェスカイつらい。
ゲーム詳細思い出したら追記します。
参加者は48名、スイスドロー6回戦+SE3回戦です。
Y-MagicからはA・Sさん、こばゆい、ボブボブと七瀬の4名が参加しました。
七瀬の使用デッキは「ジェスカイウィンズ」。ここのところ結果を出し始めている、人気急上昇のデッキです。
●ジェスカイウィンズ (再調整版)
4 : 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
4 : 《魂火の大導師/Soulfire Grand Master》
4 : 《カマキリの乗り手/Mantis Rider》
3 : 《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
2 : 《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
17 creatures
2 : 《マグマのしぶき/Magma Spray》
3 : 《稲妻の一撃/Lightning Strike》
2 : 《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
2 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2 : 《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm》
3 : 《オジュタイの命令/Ojutai’s Command》
2 : 《かき立てる炎/Stoke the Flames》
2 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
18 other spells
2 : 《平地/Plains》
2 : 《島/Island》
2 : 《山/Mountain》
3 : 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3 : 《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
3 : 《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
3 : 《凱旋の神殿/Temple of Triumph》
3 : 《天啓の神殿/Temple of Epiphany》
4 : 《神秘の僧院/Mystic Monastery》
25 lands
3 : 《層雲の踊り手/Stratus Dancer》
2 : 《存在の破棄/Revoke Existence》
2 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 : 《焙り焼き/Roast》
2 : 《神々の憤怒/Anger of the Gods》
1 : 《宝船の巡航/Treasure Cruise》
2 : 《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》
2 : 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
15 sideboard cards
調整ポイントとしては、デッキとしての丸さを意識してみました。そう言いつつ、実はよくわかっていません^^
FNMで3勝1分、ゲームデーで2勝1敗1IDとまずまず好調なデッキで、どこまでいけるでしょうか?!
●ゲームリプレイ
残念ながらもうゲームの内容ほとんど覚えてないんだ。疲れてるんだ、ごめんね。
1回戦 : 赤緑ドラゴン
1本目 : ドラゴンに食われました。0-1
2本目 : ドラゴンに食われました。0-2
2回戦 : 青赤生ける伝承
1本目 : 相手が事故気味な間に削り切る。1-0
2本目 : 赤マナがいつまでも出ない間に好き勝手される。1-1
3本目 : 《神々の憤怒》3発食らって地主になってる間に好き勝手される。1-2
2連敗。PPTQ終了のお知らせ。
3回戦 : 青信心中隊
1本目 : あ、このデッキ知ってる。この前俺も調整したやつだ。1-0
2本目 : あれ、このデッキの《岸砕きの精霊》ってこんなに強いっけ?1-1
3本目 : 死闘を繰り広げるが、ライフが1残って際どく勝利。2-1
4回戦 : スゥルタイコントロール (TAP-MOXさん)
1本目 : お互いのライフが1まで削れる好ゲームを何とか制、される。0-1
2本目 : 事故気味の相手にビートダウン。1-1
3本目 : 土地事故により、最後はあっけなく結末…。2-1
5回戦 : 緑白《硬化した鱗》
1本目 : 《カマキリの乗り手》が元気に跳び回る。1-0
2本目 : 《悲劇的な傲慢》で場を流し、《太陽の勇者、エルズペス》で場を構築していくが、鷹匠に飛ばれては仕方がない。1-1
3本目 : 《ナイレアの弓》を《存在の破棄》で対処して、《悲劇的な傲慢》で場を流し、《太陽の勇者、エルズペス》で場を構築。今度こそ決まった。2-1
6回戦 : アブザンアグロ
1本目 : 再三《カマキリの乗り手》を走らせるが、そのたびに処理され、際どいライフレースになる。怪物化した《羊毛鬣のライオン》が止まらないが、《嵐の息吹のドラゴン》がそこに待ったをかけた。1-0
2本目 : ライオン3兄弟が襲い掛かる!1-1
3本目 : 際どいライフレースになるが、《嵐の息吹のドラゴン》が連続で空を駆ける。2-1
●結果
4勝2敗で15位。同ポイント内でオポ最下位。
もらったオリジンのブースターからリリアナ出たヒャッホイ!
●感想
なんだかジェスカイつらい。
ゲーム詳細思い出したら追記します。
決して広いとは言えない仙台のシングルスターのデュエルスペースに、26名の参加者が集まりました。熱気ムンムン、楽しみです!
七瀬とボブボブはA・Sさんに同乗、TAYAさんに同乗してこばゆい、aretiさんが参加。
山形からの遠征組は以上の6名です。
今まで調整してきたエスパードラゴン、スゥルタイコントロール、ジェスカイウィンズ、アブザンアグロの4つのデッキを用意できたので、今日は何で出ようか…と悩んでいたところ、こばゆいに適当に聞いてみたら「スゥルタイ」との答え。自分がイマイチ使い切れなかったから、という理由らしい。クッ…、まぁMっ気たっぷりなデッキですからね…。
●スゥルタイコントロール (最新版)
ということで、8月のFNMで3勝1敗、オリジンゲームデーで5勝1敗1IDで準優勝したスゥルタイコントロールを今回も乗りこなしてみせましょう!(自信ニキ)
目標はベスト8に残ること。
特別強いデッキというわけではないので、高望みはしません。
●ゲームリプレイ
1回戦 青赤ソプター
1本目 : 「うわ、ハサミだ!」と思ったら《爆片破》3発。0-1
2本目 : 《思考囲い》で《幽霊火の刃》を抜いて、ペースを握らせない展開を作ろうと努力する。生物を処理し切ると相手はバーンプランに変更するが、ここからサイドインしまくった《部族養い》を連打。最終的には《黄金牙、タシグル》がライフを詰めた。1-1
3本目 : 先攻の相手にサイドインした《霊気のほころび》が突き刺さる。一番強いハサミを潰されたものの、相手は《幽霊火の刃》を《羽ばたき飛行機械》に装備して殴るプラン。《思考囲い》で見た手札には、《極上の炎技》と《かき立てる炎》、《爆片破》。ここで《爆片破》を落とし、ライフは残り12。見えていた火力を2発撃ち込まれて残り4まで削られるが、《黄金牙、タシグル》からの《部族養い》でライフを大きく戻す。これが決定打となった。2-1
2回戦 アタルカレッド
1本目 : 《樹木茂る山麓》から《鋳造所通りの住人》。これはアタルカレッドに違いない。《軍族童の突発》で4/1になった住人がこちらに襲い掛かる。丁寧に除去を重ねながら粘りの姿勢で、残るライフは4というところでメインに1枚挿した《部族養い》が命を助ける。《マナの合流点》で削れていたライフを最終的に《黄金牙、タシグル》が削り切った。1-0
2本目 : 《大歓楽の幻霊》によるワンサイドゲーム。1-1
3本目 : 序盤の動きが芳しくない相手を尻目に、《部族養い》を雑にプレイしていく。15まで削ったライフを初期値に戻し、再び12まで削ったライフを初期値に戻し、ここでギブアップ。2-1
3回戦 ジェスカイウィンズ
1本目 : 《カマキリの乗り手》でビートダウンを開始する相手に対して、こちらは初動が芳しくない。遅れ気味に対処していくがかなり厳しい展開で、ライフを5まで削られたところで獰猛込の《部族養い》。メインから投入されたこのカードはかなり仕事をしてくれる。しかし、《嵐の息吹のドラゴン》などで攻める手を止めない相手に、最終的には降参するしかなかった。0-1
2本目 : 《カマキリの乗り手》が元気良く殴ってくるが、《部族養い》を多くサイドインしすぎて除去を引けない。《太陽の勇者、エルズペス》まで登場してはライフを維持することができなかった。0-2
ジェスカイとのマッチアップを改善しなければスゥルタイに未来はない。サイドボードの調整のやり直しが必要に感じた。
4回戦 アブザン星座
デッキチェックに20分も取られる。ここの卓、ここから長いぜ?
1本目 : 最初からアブザン星座とわかる動きに、こちらも身が引き締まる。なぜならばこのマッチアップ、勝敗を分けるカードは《精霊龍、ウギン》。こちらの唯一といっていい価値筋である。《クルフィックスの狩猟者》が早速仕事をし始めて、アドバンテージを着実に稼いでくる。こちらは2点ずつライフを失いながらも、《思考囲い》とカウンターで冷静に対処。こちらのジェイスなどは《払拭の光》で対処され、淡々と削られ、残るライフは8。ここで《黄金牙、タシグル》からの《部族養い》でライフを18まで戻す。本当にこのメインボードの《部族養い》には何度助けられたかわからない。再びライフは2点ずつ削られていくが、対処するカードはどんどん減っていき、かなり厳しい。《アンデッドの大臣、シディシ》を濫用して山札から《精霊龍、ウギン》をサーチ。続くターンで召喚すると、完全にゲームを決めてくれた。1-0
2本目 : 《脳蛆》でこちらの手札をチェックした相手が小さく唸る。サイドボードから投入した《自然に帰れ》だ。これを《棲み家の防御者》で使いまわすと渋い顔。しかしこちらのライフは1~2点ずつ削れていくのに対して、《クルフィックスの狩猟者》が問答無用でひたすらアドバンテージを稼いでいく。どうやれば交互に土地が出てくるんだ。更に《クルフィックスの洞察力》が3~4枚のカードを手札に供給してくるので、こちらも厳しい。減らない相手のライフに対して、《アンデッドの大臣、シディシ》でサーチをかける。《精霊龍、ウギン》が墓地に落ちているので《棲み家の防御者》を手札に入れて回収するのが強いかと思ったが、一気に勝負をかけたいのでここは《スゥルタイの魔除け》で相手の《見えざるものの熟達》を割る。しかし去り際で予示したカードから出現したのはなんと《苦悶の神、ファリカ》。ここの選択ミスが響いて、耐え続けた結果むなしく敗北。1-1
3本目 : 残り時間3分という中でスタート。こちらは《サテュロスの道探し》からの《黄金牙、タシグル》という高速ビートダウンのプランにすべてをかけるが、無情にも《払拭の光》。続く《アンデッドの大臣、シディシ》も対処され、エクストラターン。そのまま引き分けとなった。1-1-1
これで2勝1敗1分となり7ポイント、次のラウンドに勝利すればベスト8に残れるという状況になった。
5回戦 アブザンアグロ (A・Sさん)
こちらが7ポイントで、A・Sさんが6ポイント。目が無いわけでもないので、とりあえずガチることに。ここらへんの対戦経過の記憶が曖昧なので簡潔に。
1本目 : 《衰滅》が相手のクリーチャー群を一掃してから《黄金牙、タシグル》がビートダウン。しかしそう簡単にもいかず、際どく競り合い、残りライフ4-1という局面までいくがなんとか勝利。1-0
2本目 : 《責め苦の伝令》を中心とした一方的なビートダウンに押され続け、特に何事もなく敗北。1-1
3本目 : かなりの接戦となるが、《黄金牙、タシグル》が戦線を必死に支え続け、際どく勝利。2-1
3勝1敗1分の5位で予選通過。ベスト8のSEに残りました!オポがかなり高かったのが印象的です。
SE1回戦 アブザンコントロール
1本目 : こちらはマリガンスタートで後手。不利な出足となる。こちらは《ヴリンの神童、ジェイス》を展開し、変身するところまで漕ぎつけると、相手はこれに対応する《英雄の破滅》を引けない。奥義まで到達して試合を決めにいく。対する相手は《クルフィックスの狩猟者》で徐々に回復しアドバンテージを稼ぐが、勝負をかけた《竜王ドロモカ》を《頂点捕食者、ガラク》で食い取り、ライフを12から19まで戻したところで投了を宣言。1-0
2本目 : 《思考囲い》で手札をボロボロにされ、クリーチャーが止まらないの!1-1
3本目 : 《思考囲い》で手札をボロボロにされ、《時を越えた探索》を引けずにヤキモキしていると、《巨森の予見者、ニッサ》が着地。この対処を間違えて、手札の唯一の有効札である《英雄の破滅》を使ってしまう。相手の場にはまだフェッチが残っており、これで完全にゲームセット。投了しようかなと考えていると、ジャッジから対戦相手に声がかかる。フェッチランドを切った際のライフ1点ペイのメモの取り忘れということで、警告を取るというのだ。詳細は下に補足する。対戦相手としては不意に水を差された感じになってしまったが、こちらの負け。1-2
●結果
七瀬は1没、こばゆいが2没でした。
●ルールについて
まずはじめに断っておきますが、以下は裁定に対する不満や抗議の意思表示をしたいわけではなく、発生した問題に対して、プレイヤーおよびジャッジがそれぞれ正しくルールを理解し、より楽しくマジックをするための教訓として書き残すものです。
この日は「ゲーム上の誤り」による警告が非常に多く出ていました。実際にあった例に対して、プレイヤーはどのようにすれば良かったのか、ジャッジの裁定は正しかったのか、七瀬なりに説明を入れておきたいと思います。もし、その説明が間違っている場合はコメントにてアドバイスいただければと思います。以下は、あくまで私の個人的な意見とさせてください。
★ケース①
対戦相手の《クルフィックスの狩猟者》を対戦相手のターンエンド時に除去したが、相手の山札の(すでに見えていた)1番上のカードを公開したままこちらのターンに入った、という状態に対して、ゲームを傍らで見ていたジャッジが「GPE-その他一般のゲームルール抵触行為」として対戦相手に警告を出し、その後こちらにも「GPE-違反の見逃し」ということで警告を出した。
これは正しい裁定でしょうか?
《クルフィックスの狩猟者》は強力なクリーチャーであるとともに、非常に多くのミスを発生させる問題児です。以下に、生じやすい問題をまとめておきます。
1、公開忘れ
そのターン中に気づいて修復すれば、大きな問題はありません。
しかし公開を忘れたままターンが進んでしまった場合、《クルフィックスの狩猟者》のコントローラーには「GPE-その他一般のゲームルール抵触行為」という罰則が、その対戦相手には「GPE-違反の見逃し」という罰則が、それぞれ科せられます。
公開を忘れたままカードを引いてしまった場合、「GPE-その他一般のゲームルール抵触行為」が科せられ、そのカードが対戦相手からでも区別できる(手札がゼロ枚だった、等)場合は、確認した上で、追加措置としてそれを公開することになります。手札に入れてしまったもしくは山札をシャッフルしてしまったなど、対戦相手から見て区別できない状態になった場合(つまり、対戦相手が適正さを確認する機会が得られなかった場合)は、懲罰が格上げされることになります。「ゲームの敗北」を意味します。
2、公開したまま
そのターン中に気づいて修復すれば、大きな問題はありません。
しかし公開したままターンが進んでしまった場合、《クルフィックスの狩猟者》のコントローラーには「GPE-その他一般のゲームルール抵触行為」という罰則が、その対戦相手には「GPE-違反の見逃し」という罰則が、それぞれ科せられます。
3、余計に公開した
既に《クルフィックスの狩猟者》が場にいないのに、新たにライブラリートップを公開してしまった場合は、「GPE-過剰なカードを見た」により、まずコントローラーに警告が与えられます。対戦相手がそれを見過ごしたままターンが進行してしまった場合は、「GPE-違反の見逃し」が対戦相手に科せられます。
詳しくはこちらの原文をご覧ください。
http://blogs.magicjudges.org/rulestips/2014/10/tournament-tuesday-common-courser-of-kruphix-mistakes/
今回のケースは、ジャッジの裁定はルール上は、正しかったといえるでしょう。対戦相手がルールを正しく処理しているかについてもしっかり見ておかなければなりません。
しかし、ジャッジによる過度なゲームへの介入は推奨されないのも確かです。
今回のケースは、あと何秒かすればお互いにすぐに気づくことであり、ゲームの進行を考えても特に問題がない状態であったからです。その意味では、やりすぎな判断にも思えます。
ルールの教育上、警告を出す必要があるとジャッジが判断したなら、適切な判断です。
★ケース②
Aさんがフェッチランドを切った際の1点のライフロスを手元のメモに記録しないまま対戦相手のBさんのターンへ進行したので、ジャッジはAさんに警告を出した。同じく、ライフの変化を正しく記録しなかったとして、対戦相手のBさんへの警告も検討した。
これは正しい裁定でしょうか?
http://mtg-jp.com/rules/docs/JPN_MTR.html#
このことからわかるように、プレイヤーがお互いにコミュニケーションをとりながら、お互いのライフ総量を管理する、というのがあるべき姿です。
例えばAさんがフェッチランドの1点ペイを宣言せず記録もせずに、一方的に黙っていた場合、そのままゲームが進行した場合は〔故意の違反-詐欺行為〕が科せられる場合があります。Aさんにとって黙っていることがライフ1点分有利に働くからです。
しかし対戦相手のBさんから指摘があった場合に、速やかに正しいライフ総量に訂正することでこの罰則は適用されないこともあります。
マジック:ザ・ギャザリング違反処置指針(2015/07/17発効)の一般理念には、以下のようなものがあります。
よって、この違反を見つけた段階で即座にジャッジが介入すべきではなく、次にライフ総量のチェックが行われた際に、
・ 食い違いが生じて、速やかに正しいライフ総量に訂正されるか
・ 食い違いが生じて、ジャッジを呼ぶか
・ それともお互いに気づかない状態でゲームが進行するか
以上のいずれに進むか、ゲームの様子を見る必要があります。
チェックの際に速やかに訂正された場合は問題ありませんが、その後も間違ったライフ総量のままゲームが進行してしまった場合には〔故意の違反-詐欺行為〕の罰則を科すべきでしょう。
特に今回の件では、Bさんが「お互いにコミュニケーションを取りながら正しくライフ管理ができていたので、問題ない」と主張し、尚且つBさんが正しい記録をとっていたならば、ジャッジはそれ以上、この件に介入する必要はありません。仮にBさんが正しくライフ管理をしていなかった場合でも、Bさんにも警告を出そうというのは、間違いです。
●おわりに
プレイヤーは人間であり、ルール上のミスを犯すことがあります。ここに悪意がない限り、ジャッジは「警告」を出すことでルール上の教育を行い、以後同様の間違いが起こらないよう努めるべきです。それはルール適用度が「競技」であるから、非常に細かい内容の場合もあります。警告を受けた場合、プレイヤーは自分の誤りを認識し、教訓として以後のプレイで気をつけていけばよいのです。
そしてジャッジも人間であり、裁定上のミスを犯すことがあります。間違った場合、ジャッジは自分の誤りを認識し、プレイヤーに謝罪し、手遅れになっていなければ修復することができます。ジャッジがゲームに介入することで進行を阻害することは決して推奨されることではありませんが、ジャッジは時としてゲームの進行を一時的に止めてでも、正しいルール、紳士的行為について、プレイヤーに示さなければなりません。
私もジャッジを担当する身として、その判断に責任を感じることもありますし、実際に裁定を出すのはとても緊張するものです。そのルールは正しかったのか、あの裁定は正しかったのか、この問題はどうやって解決すればよいのか、日々考えています。あとで間違っていたと思ったときは、とても凹みます。だからこそ、今回気になった点をこうして文章として残し、自分の考えを示させていただきました。
プレイヤーの皆さんにはそういうジャッジの気持ちを汲み取ってほしいですし、ジャッジの皆さんにはそういう責任感をもって大会を支えてあげてほしいです。
七瀬とボブボブはA・Sさんに同乗、TAYAさんに同乗してこばゆい、aretiさんが参加。
山形からの遠征組は以上の6名です。
今まで調整してきたエスパードラゴン、スゥルタイコントロール、ジェスカイウィンズ、アブザンアグロの4つのデッキを用意できたので、今日は何で出ようか…と悩んでいたところ、こばゆいに適当に聞いてみたら「スゥルタイ」との答え。自分がイマイチ使い切れなかったから、という理由らしい。クッ…、まぁMっ気たっぷりなデッキですからね…。
●スゥルタイコントロール (最新版)
3 : 《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
3 : 《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
3 : 《棲み家の防御者/Den Protector》
2 : 《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
1 : 《アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier》
12 creatures
2 : 《思考囲い/Thoughtseize》
3 : 《胆汁病/Bile Blight》
1 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 : 《部族養い/Feed the Clan》
2 : 《解消/Dissolve》
3 : 《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
2 : 《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》
3 : 《衰滅/Languish》
4 : 《時を越えた探索/Dig Through Time》
1 : 《頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator》
1 : 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
23 other spells
2 : 《島/Island》
2 : 《沼/Swamp》
4 : 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 : 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
2 : 《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4 : 《華やかな宮殿/Opulent Palace》
3 : 《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
3 : 《疾病の神殿/Temple of Malady》
2 : 《神秘の神殿/Temple of Mystery》
1 : 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
25 lands
3 : 《部族養い/Feed the Clan》
2 : 《否認/Negate》
1 : 《思考囲い/Thoughtseize》
1 : 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 : 《護法の宝珠/Orbs of Warding》
1 : 《自然に帰れ/Back to Nature》
1 : 《霊気のほころび/Unravel the AEther》
1 : 《悪性の疫病/Virulent Plague》
2 : 《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》
2 : 《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
15 sideboard cards
ということで、8月のFNMで3勝1敗、オリジンゲームデーで5勝1敗1IDで準優勝したスゥルタイコントロールを今回も乗りこなしてみせましょう!(自信ニキ)
目標はベスト8に残ること。
特別強いデッキというわけではないので、高望みはしません。
●ゲームリプレイ
1回戦 青赤ソプター
1本目 : 「うわ、ハサミだ!」と思ったら《爆片破》3発。0-1
2本目 : 《思考囲い》で《幽霊火の刃》を抜いて、ペースを握らせない展開を作ろうと努力する。生物を処理し切ると相手はバーンプランに変更するが、ここからサイドインしまくった《部族養い》を連打。最終的には《黄金牙、タシグル》がライフを詰めた。1-1
3本目 : 先攻の相手にサイドインした《霊気のほころび》が突き刺さる。一番強いハサミを潰されたものの、相手は《幽霊火の刃》を《羽ばたき飛行機械》に装備して殴るプラン。《思考囲い》で見た手札には、《極上の炎技》と《かき立てる炎》、《爆片破》。ここで《爆片破》を落とし、ライフは残り12。見えていた火力を2発撃ち込まれて残り4まで削られるが、《黄金牙、タシグル》からの《部族養い》でライフを大きく戻す。これが決定打となった。2-1
2回戦 アタルカレッド
1本目 : 《樹木茂る山麓》から《鋳造所通りの住人》。これはアタルカレッドに違いない。《軍族童の突発》で4/1になった住人がこちらに襲い掛かる。丁寧に除去を重ねながら粘りの姿勢で、残るライフは4というところでメインに1枚挿した《部族養い》が命を助ける。《マナの合流点》で削れていたライフを最終的に《黄金牙、タシグル》が削り切った。1-0
2本目 : 《大歓楽の幻霊》によるワンサイドゲーム。1-1
3本目 : 序盤の動きが芳しくない相手を尻目に、《部族養い》を雑にプレイしていく。15まで削ったライフを初期値に戻し、再び12まで削ったライフを初期値に戻し、ここでギブアップ。2-1
3回戦 ジェスカイウィンズ
1本目 : 《カマキリの乗り手》でビートダウンを開始する相手に対して、こちらは初動が芳しくない。遅れ気味に対処していくがかなり厳しい展開で、ライフを5まで削られたところで獰猛込の《部族養い》。メインから投入されたこのカードはかなり仕事をしてくれる。しかし、《嵐の息吹のドラゴン》などで攻める手を止めない相手に、最終的には降参するしかなかった。0-1
2本目 : 《カマキリの乗り手》が元気良く殴ってくるが、《部族養い》を多くサイドインしすぎて除去を引けない。《太陽の勇者、エルズペス》まで登場してはライフを維持することができなかった。0-2
ジェスカイとのマッチアップを改善しなければスゥルタイに未来はない。サイドボードの調整のやり直しが必要に感じた。
4回戦 アブザン星座
デッキチェックに20分も取られる。ここの卓、ここから長いぜ?
1本目 : 最初からアブザン星座とわかる動きに、こちらも身が引き締まる。なぜならばこのマッチアップ、勝敗を分けるカードは《精霊龍、ウギン》。こちらの唯一といっていい価値筋である。《クルフィックスの狩猟者》が早速仕事をし始めて、アドバンテージを着実に稼いでくる。こちらは2点ずつライフを失いながらも、《思考囲い》とカウンターで冷静に対処。こちらのジェイスなどは《払拭の光》で対処され、淡々と削られ、残るライフは8。ここで《黄金牙、タシグル》からの《部族養い》でライフを18まで戻す。本当にこのメインボードの《部族養い》には何度助けられたかわからない。再びライフは2点ずつ削られていくが、対処するカードはどんどん減っていき、かなり厳しい。《アンデッドの大臣、シディシ》を濫用して山札から《精霊龍、ウギン》をサーチ。続くターンで召喚すると、完全にゲームを決めてくれた。1-0
2本目 : 《脳蛆》でこちらの手札をチェックした相手が小さく唸る。サイドボードから投入した《自然に帰れ》だ。これを《棲み家の防御者》で使いまわすと渋い顔。しかしこちらのライフは1~2点ずつ削れていくのに対して、《クルフィックスの狩猟者》が問答無用でひたすらアドバンテージを稼いでいく。どうやれば交互に土地が出てくるんだ。更に《クルフィックスの洞察力》が3~4枚のカードを手札に供給してくるので、こちらも厳しい。減らない相手のライフに対して、《アンデッドの大臣、シディシ》でサーチをかける。《精霊龍、ウギン》が墓地に落ちているので《棲み家の防御者》を手札に入れて回収するのが強いかと思ったが、一気に勝負をかけたいのでここは《スゥルタイの魔除け》で相手の《見えざるものの熟達》を割る。しかし去り際で予示したカードから出現したのはなんと《苦悶の神、ファリカ》。ここの選択ミスが響いて、耐え続けた結果むなしく敗北。1-1
3本目 : 残り時間3分という中でスタート。こちらは《サテュロスの道探し》からの《黄金牙、タシグル》という高速ビートダウンのプランにすべてをかけるが、無情にも《払拭の光》。続く《アンデッドの大臣、シディシ》も対処され、エクストラターン。そのまま引き分けとなった。1-1-1
これで2勝1敗1分となり7ポイント、次のラウンドに勝利すればベスト8に残れるという状況になった。
5回戦 アブザンアグロ (A・Sさん)
こちらが7ポイントで、A・Sさんが6ポイント。目が無いわけでもないので、とりあえずガチることに。ここらへんの対戦経過の記憶が曖昧なので簡潔に。
1本目 : 《衰滅》が相手のクリーチャー群を一掃してから《黄金牙、タシグル》がビートダウン。しかしそう簡単にもいかず、際どく競り合い、残りライフ4-1という局面までいくがなんとか勝利。1-0
2本目 : 《責め苦の伝令》を中心とした一方的なビートダウンに押され続け、特に何事もなく敗北。1-1
3本目 : かなりの接戦となるが、《黄金牙、タシグル》が戦線を必死に支え続け、際どく勝利。2-1
3勝1敗1分の5位で予選通過。ベスト8のSEに残りました!オポがかなり高かったのが印象的です。
SE1回戦 アブザンコントロール
1本目 : こちらはマリガンスタートで後手。不利な出足となる。こちらは《ヴリンの神童、ジェイス》を展開し、変身するところまで漕ぎつけると、相手はこれに対応する《英雄の破滅》を引けない。奥義まで到達して試合を決めにいく。対する相手は《クルフィックスの狩猟者》で徐々に回復しアドバンテージを稼ぐが、勝負をかけた《竜王ドロモカ》を《頂点捕食者、ガラク》で食い取り、ライフを12から19まで戻したところで投了を宣言。1-0
2本目 : 《思考囲い》で手札をボロボロにされ、クリーチャーが止まらないの!1-1
3本目 : 《思考囲い》で手札をボロボロにされ、《時を越えた探索》を引けずにヤキモキしていると、《巨森の予見者、ニッサ》が着地。この対処を間違えて、手札の唯一の有効札である《英雄の破滅》を使ってしまう。相手の場にはまだフェッチが残っており、これで完全にゲームセット。投了しようかなと考えていると、ジャッジから対戦相手に声がかかる。フェッチランドを切った際のライフ1点ペイのメモの取り忘れということで、警告を取るというのだ。詳細は下に補足する。対戦相手としては不意に水を差された感じになってしまったが、こちらの負け。1-2
●結果
七瀬は1没、こばゆいが2没でした。
●ルールについて
まずはじめに断っておきますが、以下は裁定に対する不満や抗議の意思表示をしたいわけではなく、発生した問題に対して、プレイヤーおよびジャッジがそれぞれ正しくルールを理解し、より楽しくマジックをするための教訓として書き残すものです。
この日は「ゲーム上の誤り」による警告が非常に多く出ていました。実際にあった例に対して、プレイヤーはどのようにすれば良かったのか、ジャッジの裁定は正しかったのか、七瀬なりに説明を入れておきたいと思います。もし、その説明が間違っている場合はコメントにてアドバイスいただければと思います。以下は、あくまで私の個人的な意見とさせてください。
★ケース①
対戦相手の《クルフィックスの狩猟者》を対戦相手のターンエンド時に除去したが、相手の山札の(すでに見えていた)1番上のカードを公開したままこちらのターンに入った、という状態に対して、ゲームを傍らで見ていたジャッジが「GPE-その他一般のゲームルール抵触行為」として対戦相手に警告を出し、その後こちらにも「GPE-違反の見逃し」ということで警告を出した。
これは正しい裁定でしょうか?
《クルフィックスの狩猟者》は強力なクリーチャーであるとともに、非常に多くのミスを発生させる問題児です。以下に、生じやすい問題をまとめておきます。
1、公開忘れ
そのターン中に気づいて修復すれば、大きな問題はありません。
しかし公開を忘れたままターンが進んでしまった場合、《クルフィックスの狩猟者》のコントローラーには「GPE-その他一般のゲームルール抵触行為」という罰則が、その対戦相手には「GPE-違反の見逃し」という罰則が、それぞれ科せられます。
公開を忘れたままカードを引いてしまった場合、「GPE-その他一般のゲームルール抵触行為」が科せられ、そのカードが対戦相手からでも区別できる(手札がゼロ枚だった、等)場合は、確認した上で、追加措置としてそれを公開することになります。手札に入れてしまったもしくは山札をシャッフルしてしまったなど、対戦相手から見て区別できない状態になった場合(つまり、対戦相手が適正さを確認する機会が得られなかった場合)は、懲罰が格上げされることになります。「ゲームの敗北」を意味します。
2、公開したまま
そのターン中に気づいて修復すれば、大きな問題はありません。
しかし公開したままターンが進んでしまった場合、《クルフィックスの狩猟者》のコントローラーには「GPE-その他一般のゲームルール抵触行為」という罰則が、その対戦相手には「GPE-違反の見逃し」という罰則が、それぞれ科せられます。
3、余計に公開した
既に《クルフィックスの狩猟者》が場にいないのに、新たにライブラリートップを公開してしまった場合は、「GPE-過剰なカードを見た」により、まずコントローラーに警告が与えられます。対戦相手がそれを見過ごしたままターンが進行してしまった場合は、「GPE-違反の見逃し」が対戦相手に科せられます。
詳しくはこちらの原文をご覧ください。
http://blogs.magicjudges.org/rulestips/2014/10/tournament-tuesday-common-courser-of-kruphix-mistakes/
今回のケースは、ジャッジの裁定はルール上は、正しかったといえるでしょう。対戦相手がルールを正しく処理しているかについてもしっかり見ておかなければなりません。
しかし、ジャッジによる過度なゲームへの介入は推奨されないのも確かです。
今回のケースは、あと何秒かすればお互いにすぐに気づくことであり、ゲームの進行を考えても特に問題がない状態であったからです。その意味では、やりすぎな判断にも思えます。
ルールの教育上、警告を出す必要があるとジャッジが判断したなら、適切な判断です。
★ケース②
Aさんがフェッチランドを切った際の1点のライフロスを手元のメモに記録しないまま対戦相手のBさんのターンへ進行したので、ジャッジはAさんに警告を出した。同じく、ライフの変化を正しく記録しなかったとして、対戦相手のBさんへの警告も検討した。
これは正しい裁定でしょうか?
マッチの開始時に、各プレイヤーは自分のライフ総量を記録する手段を示さなければならない。その手段は、マッチ中に両プレイヤーが確認できるものでなければならない。マッチに参加している全てのプレイヤーが同意する場合、記録方法を共有してもよい。
プレイヤーのライフ総量が変化した場合、そのプレイヤーは口頭で新しいライフ総量を宣言すべきである。
記録されているライフ総量、あるいは宣言されたライフ総量に食い違いがあった場合、その食い違いに気づいた時点で指摘することが求められる。そうしなかった場合、〔故意の違反 ― 詐欺行為〕の対象となり得る。
http://mtg-jp.com/rules/docs/JPN_MTR.html#
このことからわかるように、プレイヤーがお互いにコミュニケーションをとりながら、お互いのライフ総量を管理する、というのがあるべき姿です。
例えばAさんがフェッチランドの1点ペイを宣言せず記録もせずに、一方的に黙っていた場合、そのままゲームが進行した場合は〔故意の違反-詐欺行為〕が科せられる場合があります。Aさんにとって黙っていることがライフ1点分有利に働くからです。
しかし対戦相手のBさんから指摘があった場合に、速やかに正しいライフ総量に訂正することでこの罰則は適用されないこともあります。
マジック:ザ・ギャザリング違反処置指針(2015/07/17発効)の一般理念には、以下のようなものがあります。
小さなルール違反がプレイヤー両者の同意の下で即座に処理された場合、ジャッジが介入する必要はない。プレイヤーの行動が両プレイヤーにとって明確であっても、外部の観戦者を混乱させうるようなものであった場合、ジャッジはプレイヤーに状況を明確にするように要請することが推奨されるが、その際に違反として扱ったり懲罰を科す必要はない。このどちらの場合にも、ジャッジはゲームが正常に進むようにするべきである。重大なルール違反に関しては、まずどの違反が適用されるかを判断し、その後それぞれの指示に従って処理すること。
よって、この違反を見つけた段階で即座にジャッジが介入すべきではなく、次にライフ総量のチェックが行われた際に、
・ 食い違いが生じて、速やかに正しいライフ総量に訂正されるか
・ 食い違いが生じて、ジャッジを呼ぶか
・ それともお互いに気づかない状態でゲームが進行するか
以上のいずれに進むか、ゲームの様子を見る必要があります。
チェックの際に速やかに訂正された場合は問題ありませんが、その後も間違ったライフ総量のままゲームが進行してしまった場合には〔故意の違反-詐欺行為〕の罰則を科すべきでしょう。
特に今回の件では、Bさんが「お互いにコミュニケーションを取りながら正しくライフ管理ができていたので、問題ない」と主張し、尚且つBさんが正しい記録をとっていたならば、ジャッジはそれ以上、この件に介入する必要はありません。仮にBさんが正しくライフ管理をしていなかった場合でも、Bさんにも警告を出そうというのは、間違いです。
●おわりに
プレイヤーは人間であり、ルール上のミスを犯すことがあります。ここに悪意がない限り、ジャッジは「警告」を出すことでルール上の教育を行い、以後同様の間違いが起こらないよう努めるべきです。それはルール適用度が「競技」であるから、非常に細かい内容の場合もあります。警告を受けた場合、プレイヤーは自分の誤りを認識し、教訓として以後のプレイで気をつけていけばよいのです。
そしてジャッジも人間であり、裁定上のミスを犯すことがあります。間違った場合、ジャッジは自分の誤りを認識し、プレイヤーに謝罪し、手遅れになっていなければ修復することができます。ジャッジがゲームに介入することで進行を阻害することは決して推奨されることではありませんが、ジャッジは時としてゲームの進行を一時的に止めてでも、正しいルール、紳士的行為について、プレイヤーに示さなければなりません。
私もジャッジを担当する身として、その判断に責任を感じることもありますし、実際に裁定を出すのはとても緊張するものです。そのルールは正しかったのか、あの裁定は正しかったのか、この問題はどうやって解決すればよいのか、日々考えています。あとで間違っていたと思ったときは、とても凹みます。だからこそ、今回気になった点をこうして文章として残し、自分の考えを示させていただきました。
プレイヤーの皆さんにはそういうジャッジの気持ちを汲み取ってほしいですし、ジャッジの皆さんにはそういう責任感をもって大会を支えてあげてほしいです。
シーガル桜田店FNM結果:アブザンアグロ
2015年8月28日 Magic: The Gathering日記更新が遅くなりました。週末は忙しかったんや。
さて、8月最後のフライデーナイトマジック。
プロモ《血清の幻視》を入手できる最後のチャンスに、28名もの参加者が集まりました!
本日持ち込んだデッキはアブザンアグロの調整版。先週は1敗してしまったので、今日こそ勝ち切りたい!レシピは以下の通りです。
●Hangarback Abzan
デッキの調整内容としては、火力に強い《ドロモカの命令》と現環境最強クラスの万能カードである《アブザンの魔除け》を4枚ずつ採用し、小回りのきく除去に加えて万能札の《思考囲い》をメインボードから2枚ほど採用するというもの。特に赤いデッキ相手には非常に強い構成になっており、ジェスカイなどを意識した構成になっています。
●ゲームリプレイ
1回戦 ジェスカイドラゴンコントロール (Fさん)
1本目 : 《羊毛鬣のライオン》、《搭載歩行機械》、《先頭に立つ者、アナフェンザ》が次々に着地。《龍詞の咆哮》でライオンが焼かれるが、次々に展開した動物たちのビートダウンで押し切った。1-0
2本目 : 《思考囲い》で見えた手札が、《シルムガルの嘲笑》2枚、《軽蔑的な一撃》2枚、《存在の破棄》、《対立の終結》だが、土地の色バランスから白が出ない。《搭載歩行機械》の対策カードである《存在の破棄》を落とすと、そのままビートダウン。2-0
2回戦 マルドゥミッドレンジ
1本目 : 《僧院の速槍》からテンポ良く攻める相手を前にこちらもクリーチャーを展開しライフレースを挑むが、《魂火の大導師》から《焙り焼き》や《かき立てる炎》を使われ、こちらの生物を処理されるとともに、苦労して13まで削ったライフを22まで大きく戻される。めげずに《包囲サイ》を展開することでライフを11-21から14-18に縮めるが、《軍族の解体者》で再びライフを25まで返される。除去を引き当てようやく落ち着いた盤面。大きくついたライフ差だが、圧倒的劣勢のライフレースの勝敗を決定つけたのは大空を自由に舞う《風番いのロック》の双璧であった。1-0
2本目 : 《思考囲い》で覗いた手札には《僧院の速槍》、《かき立てる炎》、《焙り焼き》などがあるが、残念なことに対戦相手の土地は赤マナを生み出すことができない。こちらが展開した《羊毛鬣のライオン》と《先頭に立つ者、アナフェンザ》を前に、程なく投了を宣言することになった。2-0
3回戦 英雄的赤アグロ (aretiさん)
1本目 : 《搭載歩行機械》や《羊毛鬣のライオン》で盤面を固めるこちらの動きに対して、《満月の呼び声》のトランプルが激しくライフを攻めてくる。一時はライフ残り7まで詰められるが、《包囲サイ》を連打して勝利を手にした。1-0
2本目 : 《アクロスの十字軍》に《タイタンの力》で攻撃。20⇒15。更に次のターンには《満月の呼び声》をつける強い動きでこちらのライフは15⇒6まで追い込まれる。《アブザンの魔除け》で対処はするが、次のターンの攻撃で6⇒2に。4ターン目は悩んだが構えて、《槌手》をつけたトークンには《英雄の破滅》で対処し、残るライフは1。返しの5ターン目で《先頭に立つ者、アナフェンザ》を出し、続けざまにサイドインした《部族養い》で10点ゲイン。これで勝負は決した。2-0
4回戦 アブザンアグロ (A・Sさん)
3勝は3名で、現時点で1位だったのでID。フリープレイではボコられました^^
●結果
3勝1分の2位で終了。
●感想
話題の搭載歩行機械入りアブザンアグロを選択した2人が難なく無敗でフィニッシュ。
アブザンとかいうデッキ、ちょっと強すぎないか?
●余談
こばゆいはジェスカイをゴチャゴチャ調整して、4勝で優勝。おめでとう。
ボブボブはジェスカイを七瀬から借りて、1分2敗から最後にbye。おめでとう。
●メタゲームブレイクダウン
4 赤:赤アグロ (赤単1、アタルカレッド1、赤白1、ゴブリン1)
4 白黒緑:アブザン (アグロ2、コントロール1、ラリー1)
4 白黒赤:マルドゥ
3 白青赤:ジェスカイ (ウィンズ2、コントロール1)
3 赤緑:グルール (ドラゴン2、信心1)
2 青赤緑:ティムール
2 白青黒:エスパー
2 白:白信心
1 白青緑:バント
1 白緑:硬化した鱗
1 黒緑:エルフ
1 青:青信心ハサミ
相変わらずアブザンと赤アグロは人気のアーキタイプ。
先週と比べてジェスカイとマルドゥが激増。スゥルタイとジャンドはどっかいきました。
●今月のFNMまとめ
第1週 : 3勝1敗 3位 スゥルタイコン 《血清の幻視》 GET!
第2週 : 3勝1ID 2位 ジェスカイウィンズ 《血清の幻視》 GET!
第3週 : 3勝1敗 6位 アブザンアグロ
第4週 : 3勝1ID 2位 アブザンアグロ 《血清の幻視》 GET!
12勝2敗2分という成績でした。
エスパードラゴンで駆け抜けた6月の11勝2敗という成績に近い、好成績を収めることができました!
来月は《オジュタイの語り部》の争奪戦。参加人数も落ち着くことでしょう^^
さて、8月最後のフライデーナイトマジック。
プロモ《血清の幻視》を入手できる最後のチャンスに、28名もの参加者が集まりました!
本日持ち込んだデッキはアブザンアグロの調整版。先週は1敗してしまったので、今日こそ勝ち切りたい!レシピは以下の通りです。
●Hangarback Abzan
2 : 《始まりの木の管理人/Warden of the First Tree》
4 : 《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
4 : 《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》
4 : 《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》
4 : 《包囲サイ/Siege Rhino》
2 : 《風番いのロック/Wingmate Roc》
20 creatures
4 : 《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》
4 : 《アブザンの魔除け/Abzan Charm》
2 : 《思考囲い/Thoughtseize》
2 : 《究極の価格/Ultimate Price》
2 : 《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
2 : 《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》
16 other spells
2 : 《森/Forest》
2 : 《平地/Plains》
4 : 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3 : 《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
3 : 《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
4 : 《砂草原の城塞/Sandsteppe Citadel》
3 : 《疾病の神殿/Temple of Malady》
2 : 《静寂の神殿/Temple of Silence》
1 : 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
24 lands
1 : 《アラシンの僧侶/Arashin Cleric》
1 : 《異端の輝き/Glare of Heresy》
1 : 《正義のうねり/Surge of Righteousness》
1 : 《名誉の報賞/Honor’s Reward》
1 : 《究極の価格/Ultimate Price》
1 : 《部族養い/Feed the Clan》
1 : 《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
2 : 《責め苦の伝令/Herald of Torment》
2 : 《思考囲い/Thoughtseize》
2 : 《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》
2 : 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
15 sideboard cards
デッキの調整内容としては、火力に強い《ドロモカの命令》と現環境最強クラスの万能カードである《アブザンの魔除け》を4枚ずつ採用し、小回りのきく除去に加えて万能札の《思考囲い》をメインボードから2枚ほど採用するというもの。特に赤いデッキ相手には非常に強い構成になっており、ジェスカイなどを意識した構成になっています。
●ゲームリプレイ
1回戦 ジェスカイドラゴンコントロール (Fさん)
1本目 : 《羊毛鬣のライオン》、《搭載歩行機械》、《先頭に立つ者、アナフェンザ》が次々に着地。《龍詞の咆哮》でライオンが焼かれるが、次々に展開した動物たちのビートダウンで押し切った。1-0
2本目 : 《思考囲い》で見えた手札が、《シルムガルの嘲笑》2枚、《軽蔑的な一撃》2枚、《存在の破棄》、《対立の終結》だが、土地の色バランスから白が出ない。《搭載歩行機械》の対策カードである《存在の破棄》を落とすと、そのままビートダウン。2-0
2回戦 マルドゥミッドレンジ
1本目 : 《僧院の速槍》からテンポ良く攻める相手を前にこちらもクリーチャーを展開しライフレースを挑むが、《魂火の大導師》から《焙り焼き》や《かき立てる炎》を使われ、こちらの生物を処理されるとともに、苦労して13まで削ったライフを22まで大きく戻される。めげずに《包囲サイ》を展開することでライフを11-21から14-18に縮めるが、《軍族の解体者》で再びライフを25まで返される。除去を引き当てようやく落ち着いた盤面。大きくついたライフ差だが、圧倒的劣勢のライフレースの勝敗を決定つけたのは大空を自由に舞う《風番いのロック》の双璧であった。1-0
2本目 : 《思考囲い》で覗いた手札には《僧院の速槍》、《かき立てる炎》、《焙り焼き》などがあるが、残念なことに対戦相手の土地は赤マナを生み出すことができない。こちらが展開した《羊毛鬣のライオン》と《先頭に立つ者、アナフェンザ》を前に、程なく投了を宣言することになった。2-0
3回戦 英雄的赤アグロ (aretiさん)
1本目 : 《搭載歩行機械》や《羊毛鬣のライオン》で盤面を固めるこちらの動きに対して、《満月の呼び声》のトランプルが激しくライフを攻めてくる。一時はライフ残り7まで詰められるが、《包囲サイ》を連打して勝利を手にした。1-0
2本目 : 《アクロスの十字軍》に《タイタンの力》で攻撃。20⇒15。更に次のターンには《満月の呼び声》をつける強い動きでこちらのライフは15⇒6まで追い込まれる。《アブザンの魔除け》で対処はするが、次のターンの攻撃で6⇒2に。4ターン目は悩んだが構えて、《槌手》をつけたトークンには《英雄の破滅》で対処し、残るライフは1。返しの5ターン目で《先頭に立つ者、アナフェンザ》を出し、続けざまにサイドインした《部族養い》で10点ゲイン。これで勝負は決した。2-0
4回戦 アブザンアグロ (A・Sさん)
3勝は3名で、現時点で1位だったのでID。フリープレイではボコられました^^
●結果
3勝1分の2位で終了。
●感想
話題の搭載歩行機械入りアブザンアグロを選択した2人が難なく無敗でフィニッシュ。
アブザンとかいうデッキ、ちょっと強すぎないか?
●余談
こばゆいはジェスカイをゴチャゴチャ調整して、4勝で優勝。おめでとう。
ボブボブはジェスカイを七瀬から借りて、1分2敗から最後にbye。おめでとう。
●メタゲームブレイクダウン
4 赤:赤アグロ (赤単1、アタルカレッド1、赤白1、ゴブリン1)
4 白黒緑:アブザン (アグロ2、コントロール1、ラリー1)
4 白黒赤:マルドゥ
3 白青赤:ジェスカイ (ウィンズ2、コントロール1)
3 赤緑:グルール (ドラゴン2、信心1)
2 青赤緑:ティムール
2 白青黒:エスパー
2 白:白信心
1 白青緑:バント
1 白緑:硬化した鱗
1 黒緑:エルフ
1 青:青信心ハサミ
相変わらずアブザンと赤アグロは人気のアーキタイプ。
先週と比べてジェスカイとマルドゥが激増。スゥルタイとジャンドはどっかいきました。
●今月のFNMまとめ
第1週 : 3勝1敗 3位 スゥルタイコン 《血清の幻視》 GET!
第2週 : 3勝1ID 2位 ジェスカイウィンズ 《血清の幻視》 GET!
第3週 : 3勝1敗 6位 アブザンアグロ
第4週 : 3勝1ID 2位 アブザンアグロ 《血清の幻視》 GET!
12勝2敗2分という成績でした。
エスパードラゴンで駆け抜けた6月の11勝2敗という成績に近い、好成績を収めることができました!
来月は《オジュタイの語り部》の争奪戦。参加人数も落ち着くことでしょう^^
赤アグロについてあれこれ ② 構築編
2015年8月27日 Magic: The Gathering コメント (2)●なぜ赤アグロの活躍が減ったのか?
「ジェスカイウィンズ」と「アブザンアグロ」の活躍が、まず理由として挙げられます。
前者は《魂火の大導師》と《オジュタイの命令》というライフ回復手段が強力であり、細かい火力による捌きも強く、メイン戦から勝ちを拾える構成になっています。
後者は元々サイズで勝る上、火力の天敵《ドロモカの命令》や、絆魂お化け《真面目な訪問者、ソリン》といったカードに、みんな大好き《包囲サイ》まで、ライフ回復手段が極めて豊富です。
そして緑系のデッキのサイドボードに《部族養い》というキチガイカードがあるため、赤アグロのサイド後の勝率が著しく悪くなっているのです。
《搭載歩行機械》という流行最前線、嫌がらせのようなブロッカーの存在も、赤アグロの地上の攻撃を著しく阻害します。
いま赤アグロを輝かせるためには、これらの問題を解決しながら、ジェスカイやアブザンといった3色のカードパワーと勝負しなければなりません。
●カードプールを確認する
さて、構築の前に、現環境において、強いと思われる赤いカードをマナコスト別にざっと列挙していきましょう。
・ クリーチャー
<話題枠>
《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
<1マナ>
《激情のゴブリン/Frenzied Goblin》
《鐘突きのズルゴ/Zurgo Bellstriker》
《稲妻の狂戦士/Lightning Berserker》
《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
《火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr》
《ゴブリンの栄光追い/Goblin Glory Chaser》
《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen》
<2マナ>
《サテュロスの火踊り/Satyr Firedancer》
《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
《ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep》
<3マナ>
《飛行機械技師/Thopter Engineer》
《瘡蓋族の狂戦士/Scab-Clan Berserker》
《炎跡のフェニックス/Flamewake Phoenix》
《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
《カラデシュの火、チャンドラ/Chandra, Fire of Kaladesh》
<4マナ>
《雷破の執政/Thunderbreak Regent》
《ゴブリンの踵裂き/Goblin Heelcutter》
《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》
《ピア・ナラーとキラン・ナラー/Pia and Kiran Nalaar》
<5マナ>
《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
・ その他の呪文
<1マナ>
《乱撃斬/Wild Slash》
《焦熱の衝動/Fiery Impulse》
《引き裂く流弾/Rending Volley》
《マグマのしぶき/Magma Spray》
<2マナ>
《焙り焼き/Roast》
《爆片破/Shrapnel Blast》
《灼熱の血/Searing Blood》
《稲妻の一撃/Lightning Strike》
《洗い流す砂/Scouring Sands》
《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》
<3マナ>
《弧状の稲妻/Arc Lightning》
《極上の炎技/Exquisite Firecraft》
《神々の憤怒/Anger of the Gods》
《力による操縦/Harness by Force》
《軍族童の突発/Hordeling Outburst》
<4マナ>
《前哨地の包囲/Outpost Siege》
《かき立てる炎/Stoke the Flames》
《宿命的火災/Fated Conflagration》
《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
<5マナ>
《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker》
●主力となるカード選び
《僧院の速槍》はモダン以下の環境でも赤バーンなどの主力として活躍目覚ましいクリーチャーです。スタンダードでもその強さは変わらず、不動の1マナ枠として必要不可欠な存在でしょう。
《鐘突きのズルゴ》は伝説のクリーチャーであることがネックですが、それでも1マナ2/2というハイスペックです。2~3枚の採用は自然な感じがします。
《大歓楽の幻霊》はモダン以下の環境でも猛威を振るう危険なクリーチャー。ライフを削るという点では高性能であり、少なくともサイドボードには採用されるべきカードです。メインボードからの採用は、《ドロモカの命令》の存在を考えると若干慎重にならざるをえません。メタゲーム次第、といったところでしょうか。
《ケラル砦の修道院長》は難しいカード。2ターン目に出すクリーチャーとしては若干物足りない感じで、しかし本当は3ターン目以降に出したいクリーチャーです。そしてマナカーブを考える上でこれほどに難しい存在はいないと思われます。
《ゴブリンの熟練扇動者》はやはり強力な1枚です。単独でゲームを決める力をもっており、場を一掃されたあとに出すと、相手としても対処に困る存在です。デッキに噛み合えば3マナ枠としては文句のない1枚でしょう。
《灼熱の血》は現環境に非常にマッチしている1枚です。現在のスタンダード環境から考えると、メインから積むべきでしょう。ただし、《マグマのしぶき》などを腐らせないようにするために、採用は慎重になる必要があります。
《稲妻の一撃》は標準火力として必要なカードです。特にアブザンアグロの《羊毛鬣のライオン》と、ジェスカイの《カマキリの乗り手》に対処できる火力は必須といえます。
《極上の炎技》はソーサリーであるところがネックですが着実な4点火力であり、《かき立てる炎》は言わずとしれた召集火力です。いずれも強力な1枚ではあるので、採用に値するかとは思います。
●問題点を解決できるカード
《魂火の大導師》と《オジュタイの命令》に対するわかりやすい解答としては、《マグマのしぶき》が有力です。本体火力ではないものの、《オジュタイの命令》のスペックを大きく落とすことができるカードです。《搭載歩行機械》にも有効なカードですので、メイン採用も検討に値するでしょう。
《ドロモカの命令》に対処できるカードというのは実に少ないものです。場にクリーチャーを残さないか、先に撃たせる展開を作れれば良いかと。
《包囲サイ》にはサイドインで《焙り焼き》が明確な解答になりますが、メイン戦では《ゴブリンの踵裂き》などで上手にこなすしかないでしょう。
《真面目な訪問者、ソリン》は、仕事をさせない展開をつくるしかないかと。
《部族養い》に関しては、対処できるカードが赤ではほとんどありません。
●マルチカラーも考える
解決できていない問題点をどうにかするため、白羽の矢が立ったカードが《アタルカの命令》。デッキコンセプトに非常にマッチしている1枚で、特にライフ回復を妨害する手段に乏しいスタンダードでは貴重な存在だといえます。
《破壊的な享楽》は適切なエンチャント対策カードです。エンチャント対策はどうしても取っておきたいので、《アタルカの命令》とあわせて赤タッチ緑にするのが赤アグロとしては理想形でしょう。
●問題点
《アタルカの命令》との相性を考えるあまり、トークンを横に並べる意識が強すぎるため、《衰滅》1枚で対処されやすいです。それまでに決着がつけばよいのですが。
●スライ (原案)
一般的に言う「アタルカレッド」とほぼ同じ構成になったような気がしますが、現環境には非常に合っているデッキデザインだとは思います。サイドボードはかなり適当になってしまいましたが。
次回は、調整を繰り返してより実戦レベルのレシピに仕上げていきましょう。
「ジェスカイウィンズ」と「アブザンアグロ」の活躍が、まず理由として挙げられます。
前者は《魂火の大導師》と《オジュタイの命令》というライフ回復手段が強力であり、細かい火力による捌きも強く、メイン戦から勝ちを拾える構成になっています。
後者は元々サイズで勝る上、火力の天敵《ドロモカの命令》や、絆魂お化け《真面目な訪問者、ソリン》といったカードに、みんな大好き《包囲サイ》まで、ライフ回復手段が極めて豊富です。
そして緑系のデッキのサイドボードに《部族養い》というキチガイカードがあるため、赤アグロのサイド後の勝率が著しく悪くなっているのです。
《搭載歩行機械》という流行最前線、嫌がらせのようなブロッカーの存在も、赤アグロの地上の攻撃を著しく阻害します。
いま赤アグロを輝かせるためには、これらの問題を解決しながら、ジェスカイやアブザンといった3色のカードパワーと勝負しなければなりません。
●カードプールを確認する
さて、構築の前に、現環境において、強いと思われる赤いカードをマナコスト別にざっと列挙していきましょう。
・ クリーチャー
<話題枠>
《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
<1マナ>
《激情のゴブリン/Frenzied Goblin》
《鐘突きのズルゴ/Zurgo Bellstriker》
《稲妻の狂戦士/Lightning Berserker》
《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
《火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr》
《ゴブリンの栄光追い/Goblin Glory Chaser》
《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen》
<2マナ>
《サテュロスの火踊り/Satyr Firedancer》
《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
《ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep》
<3マナ>
《飛行機械技師/Thopter Engineer》
《瘡蓋族の狂戦士/Scab-Clan Berserker》
《炎跡のフェニックス/Flamewake Phoenix》
《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
《カラデシュの火、チャンドラ/Chandra, Fire of Kaladesh》
<4マナ>
《雷破の執政/Thunderbreak Regent》
《ゴブリンの踵裂き/Goblin Heelcutter》
《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》
《ピア・ナラーとキラン・ナラー/Pia and Kiran Nalaar》
<5マナ>
《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
・ その他の呪文
<1マナ>
《乱撃斬/Wild Slash》
《焦熱の衝動/Fiery Impulse》
《引き裂く流弾/Rending Volley》
《マグマのしぶき/Magma Spray》
<2マナ>
《焙り焼き/Roast》
《爆片破/Shrapnel Blast》
《灼熱の血/Searing Blood》
《稲妻の一撃/Lightning Strike》
《洗い流す砂/Scouring Sands》
《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》
<3マナ>
《弧状の稲妻/Arc Lightning》
《極上の炎技/Exquisite Firecraft》
《神々の憤怒/Anger of the Gods》
《力による操縦/Harness by Force》
《軍族童の突発/Hordeling Outburst》
<4マナ>
《前哨地の包囲/Outpost Siege》
《かき立てる炎/Stoke the Flames》
《宿命的火災/Fated Conflagration》
《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
<5マナ>
《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker》
●主力となるカード選び
《僧院の速槍》はモダン以下の環境でも赤バーンなどの主力として活躍目覚ましいクリーチャーです。スタンダードでもその強さは変わらず、不動の1マナ枠として必要不可欠な存在でしょう。
《鐘突きのズルゴ》は伝説のクリーチャーであることがネックですが、それでも1マナ2/2というハイスペックです。2~3枚の採用は自然な感じがします。
《大歓楽の幻霊》はモダン以下の環境でも猛威を振るう危険なクリーチャー。ライフを削るという点では高性能であり、少なくともサイドボードには採用されるべきカードです。メインボードからの採用は、《ドロモカの命令》の存在を考えると若干慎重にならざるをえません。メタゲーム次第、といったところでしょうか。
《ケラル砦の修道院長》は難しいカード。2ターン目に出すクリーチャーとしては若干物足りない感じで、しかし本当は3ターン目以降に出したいクリーチャーです。そしてマナカーブを考える上でこれほどに難しい存在はいないと思われます。
《ゴブリンの熟練扇動者》はやはり強力な1枚です。単独でゲームを決める力をもっており、場を一掃されたあとに出すと、相手としても対処に困る存在です。デッキに噛み合えば3マナ枠としては文句のない1枚でしょう。
《灼熱の血》は現環境に非常にマッチしている1枚です。現在のスタンダード環境から考えると、メインから積むべきでしょう。ただし、《マグマのしぶき》などを腐らせないようにするために、採用は慎重になる必要があります。
《稲妻の一撃》は標準火力として必要なカードです。特にアブザンアグロの《羊毛鬣のライオン》と、ジェスカイの《カマキリの乗り手》に対処できる火力は必須といえます。
《極上の炎技》はソーサリーであるところがネックですが着実な4点火力であり、《かき立てる炎》は言わずとしれた召集火力です。いずれも強力な1枚ではあるので、採用に値するかとは思います。
●問題点を解決できるカード
《魂火の大導師》と《オジュタイの命令》に対するわかりやすい解答としては、《マグマのしぶき》が有力です。本体火力ではないものの、《オジュタイの命令》のスペックを大きく落とすことができるカードです。《搭載歩行機械》にも有効なカードですので、メイン採用も検討に値するでしょう。
《ドロモカの命令》に対処できるカードというのは実に少ないものです。場にクリーチャーを残さないか、先に撃たせる展開を作れれば良いかと。
《包囲サイ》にはサイドインで《焙り焼き》が明確な解答になりますが、メイン戦では《ゴブリンの踵裂き》などで上手にこなすしかないでしょう。
《真面目な訪問者、ソリン》は、仕事をさせない展開をつくるしかないかと。
《部族養い》に関しては、対処できるカードが赤ではほとんどありません。
●マルチカラーも考える
解決できていない問題点をどうにかするため、白羽の矢が立ったカードが《アタルカの命令》。デッキコンセプトに非常にマッチしている1枚で、特にライフ回復を妨害する手段に乏しいスタンダードでは貴重な存在だといえます。
《破壊的な享楽》は適切なエンチャント対策カードです。エンチャント対策はどうしても取っておきたいので、《アタルカの命令》とあわせて赤タッチ緑にするのが赤アグロとしては理想形でしょう。
●問題点
《アタルカの命令》との相性を考えるあまり、トークンを横に並べる意識が強すぎるため、《衰滅》1枚で対処されやすいです。それまでに決着がつけばよいのですが。
●スライ (原案)
4 : 《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen》
4 : 《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
3 : 《稲妻の狂戦士/Lightning Berserker》
2 : 《鐘突きのズルゴ/Zurgo Bellstriker》
4 : 《ケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keep》
17 creatures
4 :《マグマのしぶき/Magma Spray》
4 : 《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》
4 : 《稲妻の一撃/Lightning Strike》
4 : 《アタルカの命令/Atarka’s Command》
4 : 《軍族童の突発/Hordeling Outburst》
3 : 《かき立てる炎/Stoke the Flames》
23 other spells
9 : 《山/Mountain》
1 : 《森/Forest》
4 : 《樹木茂る山麓》
4 : 《マナの合流点》
2 : 《奔放の神殿》
20 lands
4 : 《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
2 : 《灼熱の血/Searing Blood》
2 : 《焙り焼き/Roast》
2 : 《引き裂く流弾/Rending Volley》
2 : 《破壊的な享楽/Destructive Revelry》
3 : 《ゴブリンの踵裂き/Goblin Heelcutter》
15 sideboard cards
一般的に言う「アタルカレッド」とほぼ同じ構成になったような気がしますが、現環境には非常に合っているデッキデザインだとは思います。サイドボードはかなり適当になってしまいましたが。
次回は、調整を繰り返してより実戦レベルのレシピに仕上げていきましょう。
水曜会とシーガル桜田店
2015年8月26日 Magic: The Gathering今週の水曜会には、所属メンバーが3名、非所属メンバーが2名参加してくださいました。
そしてせっかくなのでサークル参加していただくことに。メンバーも自分含めて15名と膨れ上がってきましたので、改めて活動内容や方針についてまとめさせていただきます。
●活動方針
今はスタンダードシーズンですので、その練習をじっくり行うのが正しいスタイル。
PPTQやGPTといった大会から始まり、実際にプロツアーやグランプリでしっかりと結果を残すことを目標として活動しています。
気持ちの良いプレイスタイルと、貪欲に勝利を目指す意志は統一しておきたいかなと。
もちろん、仕事などで忙しくなかなかMTGがプレイできない人のための場としても活用してもらって構わないのですが、常にチャンスさえあれば大きな大会に積極的に参加していくスタンスで活動していただけると、幸いです。
サークルに関しては、来る者拒まず、去る者追わず。加入脱退に関してはあまり気にせず、楽しくやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
●直近の大会
プロツアー予備予選2016 #2 (スタンダード)
08/30(日) 10:00~ アメニティドリーム仙台店 定員50名 参加費2,000円
09/06(日) 09:45~ 港南学区コミュニティ防災センター 定員32名 参加費2500円
http://geyser.diarynote.jp/201508260011301792/
ワールド・マジック・カップ2015予選
09/05(土)-06(日) 東京予選 (モダン) 晴れる屋 定員 400名 参加費 6,000円
09/19(土)-20(日) 名古屋予選 (スタン) ポートメッセなごや 定員 409名 参加費 6,000円
参加できそうな大会がありましたら、積極的に参加しましょう!
●山形:シーガル桜田店について
おめでたいことに、このたび店舗レベルがコアからアドバンスに上がったとのこと!
おめでとうございます!
アドバンスになると、こんな特典があります。
ゲームデーの2回目の開催権
フライデー・ナイト・マジックの2回目の開催権
プレリリース・トーナメントの2回目の開催権
グランプリ・トライアルの開催権
特にGPTが開催できるようになったというのは、素晴らしいことです。
よりマジックが盛んになるといいですねb
そしてせっかくなのでサークル参加していただくことに。メンバーも自分含めて15名と膨れ上がってきましたので、改めて活動内容や方針についてまとめさせていただきます。
●活動方針
今はスタンダードシーズンですので、その練習をじっくり行うのが正しいスタイル。
PPTQやGPTといった大会から始まり、実際にプロツアーやグランプリでしっかりと結果を残すことを目標として活動しています。
気持ちの良いプレイスタイルと、貪欲に勝利を目指す意志は統一しておきたいかなと。
もちろん、仕事などで忙しくなかなかMTGがプレイできない人のための場としても活用してもらって構わないのですが、常にチャンスさえあれば大きな大会に積極的に参加していくスタンスで活動していただけると、幸いです。
サークルに関しては、来る者拒まず、去る者追わず。加入脱退に関してはあまり気にせず、楽しくやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
●直近の大会
プロツアー予備予選2016 #2 (スタンダード)
08/30(日) 10:00~ アメニティドリーム仙台店 定員50名 参加費2,000円
09/06(日) 09:45~ 港南学区コミュニティ防災センター 定員32名 参加費2500円
http://geyser.diarynote.jp/201508260011301792/
ワールド・マジック・カップ2015予選
09/05(土)-06(日) 東京予選 (モダン) 晴れる屋 定員 400名 参加費 6,000円
09/19(土)-20(日) 名古屋予選 (スタン) ポートメッセなごや 定員 409名 参加費 6,000円
参加できそうな大会がありましたら、積極的に参加しましょう!
●山形:シーガル桜田店について
おめでたいことに、このたび店舗レベルがコアからアドバンスに上がったとのこと!
おめでとうございます!
アドバンスになると、こんな特典があります。
ゲームデーの2回目の開催権
フライデー・ナイト・マジックの2回目の開催権
プレリリース・トーナメントの2回目の開催権
グランプリ・トライアルの開催権
特にGPTが開催できるようになったというのは、素晴らしいことです。
よりマジックが盛んになるといいですねb